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投資のプロと呼ばれるファンドマネージャーが運用するアクティブファンドの多くは、長い目で見ると、何もしないインデックスファンドに届いていません。私が48歳で投資を始めたときは、アクティブとインデックスの違いさえわからず、「アクティブのほうが強そう」と言葉の印象だけで考えていました。
結論から書くと、私は手数料が低く、市場全体に広く投資するインデックス投資から始めました。この記事では、2つの違い、プロが負けやすい理由、手数料の差がどれだけ大きくなるかを、計算とあわせて整理します。
※この記事は私の考えと計算例の紹介であり、特定の金融商品をすすめるものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。計算は一定の利回りを仮定した例で、将来の成績を約束するものではありません。内容は2026年10月時点のものです。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。
アクティブ投資とインデックス投資の違い
- アクティブ投資:ファンドマネージャーが、成長しそうな会社や割安な会社を選び、積極的に売買する投資信託。調べたり売買したりする分、手数料が高めです
- インデックス投資:S&P500や全世界株式のような指数に連動し、市場全体に広く投資する投資信託。特定の会社に賭けず、経済の成長に丸ごと乗る形で、手数料が安くすみます
たとえるなら、インデックス投資はバイキングで全部を少しずつ取るやり方です。アクティブ投資は、職人が「今日はこれがおいしい」と選んだものを、高いサービス料を払って食べるやり方に近いと私は思っています。
プロの約9割が、長期では指数に届かない
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが定期的に公表している調査(SPIVAレポート)では、米国の大型株に投資するアクティブファンドの約9割が、15年以上の長い期間でS&P500に届かなかったという結果が続いています。
理由はいくつかあると考えています。手数料が高い分、そのぶん成績が削られること。プロ同士が同じ市場で競い合うので、平均を上回り続けるのが難しいこと。そして、たまたま成績のよかった時期のあとに、平均に戻ってしまうことです。
ジョン・ボーグルの4つの基本戦略
インデックス投資の父と呼ばれ、バンガード・グループを創業したジョン・ボーグルは、著書の中で、個人が投資で成功するための基本を示しています。私はそれを次の4つに整理して覚えています。
- 広く分散したインデックスファンドに投資する
- 定期的に、少しずつ積み立てる
- むやみに売買しない
- 手数料の低い商品を選ぶ
市場と張り合うのではなく、市場全体の成長に身を任せ、時間を味方につける。オールを置いて大きな潮の流れに乗るようなものだと、私は受け止めています。
手数料の差は、30年でどれだけ大きくなるか
月3万円を30年間積み立て、手数料を引く前の利回りを年7%と仮定して計算しました。
| 年間の手数料 | 30年後の目安 |
|---|---|
| 0.1% | 約3,589万円 |
| 1.5% | 約2,741万円 |
差は約850万円です。月5万円なら、差は約1,400万円になります。「たった1〜2%」の手数料が、長い時間をかけると大きな差になることがわかります。
市場に居続けることの大切さ
株式市場では、大きく上がる日がいつ来るかを誰も当てられません。そして、上がる日の多くは、大きく下がった時期のすぐ近くに来ます。過去のデータでは、ほんの数日の上昇日を逃しただけで、長期のリターンが大きく下がることが示されています。だから私は、相場が荒れても売らずに市場に居続けることを大事にしています。
私がS&P500から始めた理由
私は旧NISAと特定口座で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資しました。全世界株式のインデックスでも、米国株の比率は約6割を占めています。48歳という、本来なら資産を取り崩し始めてもいい年齢から始めたので、米国の成長に寄せたいと考えました。親の世代が新興国への投資で大きく失敗したのを見ていたことも、制度や法律が整った市場を選んだ理由の一つです。
コロナの暴落でも買い足し続け、5年で2,000万円が約1億円になりました。S&P500が上がったことに加えて、円安も重なった結果で、同じ期間で同じ結果になるとは限りません。
まとめ:手数料の低いインデックスから、長く
- アクティブファンドの多くは、長期では指数に届いていない
- 手数料の差は、30年で数百万円から1,000万円以上の差になる
- 上がる日は当てられないので、市場に居続けることが大事
私は、わからないものは買わない、手数料を確かめる、長く持つ、という考え方で投資を続けています。インデックス投資で資産を増やしたあと、今は日本の高配当の会社に投資して、配当を受け取る形に移っています。
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私は手数料の低いインデックスファンドから投資を始め、今は日本の会社への投資で配当を受け取っています。積み立てや1株からの投資に使っているのは、次の2つの口座です。
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