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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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50代の私が高配当株4社を調べた記録|上組・積水ハウス・野村不動産HD・オカムラ

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高配当株4社を調べた記録のアイキャッチ 1億円への道
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2026年10月15日、日経平均株価は1日で3,318円34銭下がりました。過去3番目の下げ幅です。きっかけは、アメリカでAI向けの設備にお金を使ってきたコアウィーブという会社の、借金への不安でした。このとき私は、画面の数字を見て怖がる時間を、会社の中身を調べる時間に変えようと決めました。そして2026年10月19日(月)に株価が下がっていたら、上組・積水ハウス・野村不動産ホールディングス・オカムラの4社への投資を検討しようと考えました。この記事は、その4社と、値段を見ながら候補に入れた3社について、何で稼いでいる会社なのか、私が何を確認してから決めるのかを書いた記録です。

この記事は、私の保有状況・検討状況の紹介であり、推奨ではありません。

筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。本記事は2026年10月時点のものです。投資の判断は、ご自身で各社の開示資料を確認のうえ行ってください。

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2026年10月15日、日経平均は3,318円下がりました

この日の日経平均株価の終値は6万4,425円95銭。前日より3,318円34銭、4.90%の下落でした。6日続けての下落で、取引中には一時3,600円を超えて下げる場面もありました。

下げ幅としては、2024年8月5日の4,451円安、1987年10月20日の3,836円安に次ぐ、過去3番目の大きさでした。TOPIXも3,999.34まで下げ、前日より97.44ポイント、2.38%の下落です。

ただ、中身を見ると下がり方には偏りがありました。アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループの3社だけで、日経平均を合計2,100円以上押し下げたと報じられています。AIや半導体に近い会社から、強く売られた日でした。

きっかけになったコアウィーブという会社

コアウィーブは、AIを動かすための高性能なコンピューターを用意して、その計算能力を企業に使ってもらう会社です。日本経済新聞はこの下落を「コアウィーブ・ショック」と呼びました。

この会社が不安視されたのは、設備を増やすために多額の借金を使ってきたからです。2026年6月末の貸借対照表に載っている債務は約351億ドル、さらにオペレーティングリース負債が約163億ドルありました。

借金で設備を増やすと、売上を伸ばすだけでは足りません。機械を動かす費用に加えて、利息を払い、借りたお金も返す必要があります。2026年4月から6月の決算では、売上高は約25億7,500万ドル。一方で支払利息は約6億4,000万ドルで、前年同期の約2億6,700万ドルから2倍以上に増えていました。

そして2032年に満期が来る、表面利率9.625%の社債の流通利回りが、一時16%ほどまで跳ね上がりました。社債の利回りが上がるのは、お金を貸す側が「返ってこないかもしれない」と考え始めたときです。市場が見ていたのは「AIが便利かどうか」ではなく、「先に使ったお金を回収できるのか」でした。

株価が下がったことと、会社が稼げなくなったことは別

ここで私が立ち止まったのは、こういう問いです。アメリカのAI企業が借金を返せるか心配されている。そのニュースで日本の会社の株が売られたとき、日本の港で荷物を運ぶ仕事や、賃貸住宅を管理する仕事、働く場所を整える仕事まで、同じだけ価値がなくなったのでしょうか。

私は、ここを分けて考えたいと思いました。株価が下がったことと、その会社が稼げなくなったことは、同じではありません。

もちろん、無関係でもありません。AIへの設備投資が減れば半導体の注文も減る、という連想は働きます。投資家が持ち株全体を減らそうとすれば、直接の取引関係がない会社にも売りは広がります。だから私は、株価の画面を見た次に、その会社の決算を見ることにしています。

ウォーレン・バフェットの「会社の一部を買う」という見方

私の投資は、ウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良い企業を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない。この3つです。

株価の上下だけを見ると、下落は怖く見えます。でも、その会社が何を売り、どんなお客様からお金を受け取り、これからも利益を出せるのかを見ると、確認することが変わってきます。

良い会社でも、高すぎる値段で買えば、良い投資になるとは限りません。反対に、安くなっただけで、良い会社になるわけでもありません。事業の中身と、買う値段。この両方を見るということです。

私が高配当株を見るときも、入口は配当利回りですが、その先にある事業を知りたいと思っています。その配当は、何で稼いだお金から出ているのか。借金や設備投資の負担を考えても、続けていけそうなのか。ウォーレン・バフェットがこの記事の会社を推奨している、という話ではありません。企業の価値と値段を分けて見る考え方を、私自身の判断に生かしたいということです。

高配当株の仕組み|安く買えると受け取る割合は上がります

高配当株では、配当の予想が同じなら、買う株価が安くなるほど、投じたお金に対して受け取る配当の割合が上がります。

例えば、年間配当100円の会社の株を2,500円で買えば、利回りは4%。2,000円で買えれば5%です。これは仕組みを説明するための例で、実際の数字ではありません。

ただ、利回りが高い会社から順番に買うわけではありません。あとで書く東計電算のように、画面に出ている利回りだけでは分からない事情がある会社もあります。

私が中心に考えた4社|上組・積水ハウス・野村不動産ホールディングス・オカムラ

以下は、2026年10月19日(月)に株価が下がっていたら投資を検討しようと考えた4社です。いずれも検討している段階で、この記事を書いた時点で私が保有している会社ではありません。

会社 証券コード 年間配当予想 参考株価 参考利回り
上組 9364 205円 4,843円 約4.23%
積水ハウス 1928 145円 3,390円 約4.28%
野村不動産ホールディングス 3231 44円 862円 約5.10%
オカムラ 7994 105円 2,242円 約4.68%

参考株価は2026年10月16日の終値、配当は各社の会社予想です。数字の出どころについては、後ろの章であらためて書きます。

上組(9364)|港で荷物を動かす仕事

港で荷物を積み降ろしし、倉庫で保管し、目的地まで運ぶ会社です。日本と世界の物の流れを支えています。スーパーに並ぶ商品も、工場が使う原材料も、必要な場所まで運ばれなければ使えません。AIへの不安が広がった日に、港で荷物を動かす必要までその日に消えるわけではありません。私は、こうした実際の仕事が見える会社に注目しています。

株主還元では、連結配当性向70%を目安にする方針が示されています。ただ、物流は景気の影響を受けます。直近の四半期は売上が増えていても、人件費などの増加で営業利益は減っていました。荷物の量と、運ぶための費用。この両方を確認しながら、買う値段を考えたい会社だと思いました。

積水ハウス(1928)|建てた後の仕事がある

住宅会社というと、家を一軒建てて売る仕事を思い浮かべます。でも積水ハウスには、シャーメゾンなどの賃貸住宅の管理や、リフォームの仕事もあります。これまで建ててきた住宅が、その後の仕事にもつながっています。

2026年7月までの中間決算では、賃貸管理とリフォームを合わせた営業利益が、前年同期より13.3%増えていました。家は建てたら終わりではありません。住む人が変わっても管理は必要ですし、年数がたてば修繕やリフォームも必要になります。その積み重ねに注目しています。

第7次中期経営計画では、年間145円を配当の下限とする方針も示されています。一方で、海外事業の利益は大きく減っていました。国内の継続的な仕事と、海外住宅市場の動きは、分けて見る必要があると考えています。

野村不動産ホールディングス(3231)|複数の稼ぎ方を持っている

「プラウド」のマンションでご存じの方もいると思います。住宅を販売するだけでなく、オフィスなどの賃貸、建物の管理、仲介、不動産の運用も手掛けています。建てて売る収益と、賃貸や管理などから得る収益。複数の仕事を持っているところが、私の見るポイントです。

会社は、自己資本を基準にした配当の下限も設けています。利益だけでなく、株主への還元をどんな基準で考えているのかが見えるところです。

ただし、積水ハウスと野村不動産は違う会社ですが、どちらも住宅や金利の影響を受けます。名前の違う会社を2社買うだけでなく、同じようなリスクに偏っていないかも見ておきたいと考えました。

オカムラ(7994)|働く場所を整える仕事

オフィスの椅子や机で知っている方も多いと思います。でも、仕事はそれだけではありません。店舗の設備や、物流を効率よく動かすための設備も手掛けています。椅子を一つ売るだけでなく、働く場所全体をどう使いやすくするかを提案する。ここが、会社を見るうえでのポイントです。

働きやすいオフィス、買い物をしやすいお店、物を効率よく動かせる物流の現場。こうした需要を支える会社として、あらためて見ておきたいと思いました。

新しい中期経営計画では、期間中の累進配当と、配当性向40%以上が掲げられています。累進配当というのは、配当を維持するか、増やしていく方針のことです。もちろん、企業がオフィスの更新や設備投資を控えれば影響を受けます。そのため、受注や本業の利益を確認しながら、買うタイミングを考えたい一社だと整理しました。

値段を見ながら候補に入れた3社|東計電算・日本特殊陶業・竹本容器

ここからは、中心の4社とは分けて、値段を見ながら候補に入れた3社です。こちらも検討段階で、保有しているわけではありません。

東計電算(4746)|利回りの中身を確認したい会社

企業の仕事を動かすシステムを作り、その後の運用まで支える会社です。システムは作って終わりではなく、日々、きちんと動かし続ける必要があります。2026年上期の営業利益は、前年同期より12.3%増えていました。本業のこの動きに注目しています。

ただし、画面に出ている予想配当利回りは5.57%と高く見えました。ここは中身を確認したいところです。この期は、保有する株式の売却益を踏まえて、配当を大きく増やす予定になっていました。本業が稼いだ利益と、持っていた株を売って得た一時的な利益は、分けて考えます。

さらに、2026年10月に株式分割をしています。年間配当を分割後の基準にそろえると119.125円ですが、今から買って、過去の中間配当まで受け取れるわけではありません。この期に残る期末配当の会社予想は97.50円です。私は、画面の5%台だけがほしいのではありません。来年以降も続く、本業の稼ぐ力を見たいと考えました。

日本特殊陶業(5334)|もう一段下がったときの候補

エンジンの点火に使うスパークプラグや、センサーが主力です。新車向けだけでなく、すでに走っている車の部品を交換する需要もあります。新車の販売だけを見るのではなく、世界で使われている車を維持する仕事も見る。そこに、長年の技術と販売網が生きていると考えています。

この会社については、もう一段株価が下がったときの候補、という位置づけで考えました。長期では、電気自動車への移行をどう乗り越えるかを見ます。また、半導体関連の事業もあるので、AI投資と完全に無関係ではありません。成長のためにどこへお金を使うのかも、確認していきたい会社です。

竹本容器(4248)|久しぶりに見ておきたい会社

化粧品や食品などの容器を作る会社です。お店で手に取る商品の、中身を入れる入れ物ですね。豊富な容器の型を持ち、お客様の商品に合う容器を届ける。商品づくりを裏側から支える、身近でイメージしやすい仕事です。

年間配当予想は38円、2026年10月16日の終値878円で計算すると、参考利回りは約4.33%でした。原材料の値上がりを販売価格に反映できるか、設備投資をした後にどれだけ現金が残るか。ここを見ながら、候補として確認しておきたいと思いました。

数字の出どころについて、正直に書いておきます

この記事に出てくる株価と参考利回りは、下書きを作った2026年10月16日の終値をもとにした参考値です。各社の年間配当予想や配当方針は、各社自身の開示に基づくものとして書いています。

ただし、記事にまとめ直した時点で、私はこれらの数字を一つひとつ再確認できたわけではありません。株価情報を調べようとしたページのいくつかは読み込めず、別のページには古い時点の数字が表示されていました。つまり、個別の参考利回りについて、出どころを最後まで確かめられなかったものがあります。

そのため、ここに書いた数字は目安として読んでいただき、実際の判断の前には、必ず各社のIR資料と、ご自身が使っている証券会社の画面で最新の数字をご確認ください。配当の予想は会社が見直すことがあります。累進配当や下限配当も会社の方針で、将来の支払いを保証するものではありません。

買う前に私が確認すると決めたこと

この7社を、2026年10月19日(月)に全部買うと決めたわけではありません。株価と会社の状況を見て判断します。

確認すると決めたのは3つです。1つ目は、その配当が本業で稼いだお金から出ているか。2つ目は、借金や設備投資の負担を考えても続けられそうか。3つ目は、同じようなリスクに自分の投資が偏っていないか。

市場が怖がっているときに、自分も怖がるだけで終わるのか。それとも、会社の中身を調べる時間にするのか。私は、老後の暮らしを支える配当収入につながるように、企業を選んでいきたいと思っています。

株価が下がったときに私がほしいのは、「すぐ上がる」という約束ではありません。この会社は、何でお金を稼いでいるのか。これからも稼げるのか。その理由を、自分の言葉で説明できることです。もし株価が下がっても、事業の価値がそれほど変わっていないのであれば、それは私にとって、買う値段を考え直す機会になります。

あらためて書きますが、この記事は私の保有状況・検討状況の紹介であり、推奨ではありません。配当や株価を保証するものでもありません。最終的な判断は、ご自身の状況に合わせて行ってください。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

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