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先に結論です。私は「いくらで買ったか」は口座管理の保有証券の一覧にある平均取得単価で、「いつ何株買い足したか」は取引の履歴(約定の照会)で、「今いくらになっているか」は同じ保有証券の一覧の評価額と評価損益で確かめています。この3つは別の画面に分かれていて、見ている数字の意味も違います。そこを混ぜると、自分がもうかっているのか損しているのかが分からなくなります。この記事は、私がその3つをどう分けて見ているかの記録です。
※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。記事中の画面の名前や手順は2025年10月時点で私が使っている環境のものです。画面の構成は変わることがあるため、最終的には各社の公式のヘルプでご確認ください。
「いくらで買ったか」を確かめるときに私が開く場所
私はまず、口座管理のページにある保有証券の一覧を開きます。会社の名前の横に、持っている株数と平均取得単価が並んでいます。この平均取得単価が、私が「いくらで買ったか」として見ている数字です。
注意しているのは、ここに出ているのが1回目に買った値段ではなく、買い足した分まで含めた平均だという点です。1000円で100株買って、そのあと1200円で100株買い足すと、表示は1100円あたりに動きます。最初に買った1000円という数字は、この画面からは消えます。だから「最初はいくらで買ったんだったか」を知りたいときは、この画面では足りません。
もうひとつ、自分の記憶と平均取得単価が合わないことがあります。株式分割があった会社や、手数料の扱いが関わる場合です。私はそういうときに慌てないよう、合わないことがあるものとして見るようにしました。はっきりさせたいときは、次に書く取引の履歴のほうに戻ります。
追加で買った分の履歴は、どこに残っているか
いつ、何株、いくらで買ったかという1回ごとの記録は、取引の履歴(約定の照会)のページにあります。私はここで期間を指定して、その会社の名前で絞り込みます。買い足した回数と、そのときの値段が1行ずつ出てくるので、平均取得単価がどう作られたのかがここで分かります。
気をつけているのは、さかのぼれる期間に限りがあることです。何年前まで見られるかは画面の仕様によるので、私は公式のヘルプで確かめるようにしています。そして、見られる期間を過ぎてしまうと、あとから自分で復元するのは手間です。そのために私は、後述する自分用の記録を別に残しています。
もうひとつ、NISAの口座で買った分と、課税される口座で買った分は、別の行として扱われます。同じ会社を両方の口座で持っていると、平均取得単価も別々に出ます。私はこれを一度混ぜて数えてしまい、持っている株数が合わなくなったことがありました。
「今いくらになっているか」は2つの数字に分けて見る
保有証券の一覧には、評価額と評価損益の2つが出ます。評価額は、今の株価に持っている株数をかけた金額です。評価損益は、そこから取得にかかった金額を引いた差額です。
私はこの2つを、用途を分けて使っています。評価額は「今この会社に自分のお金がいくら乗っているか」を見るために。評価損益は「売ったとしたらどうなるか」を見るために。私は買ったら売らないと決めているので、評価損益のほうは毎日は見ません。見ると、売る理由を探しはじめてしまうからです。
そして、どちらの数字も株価で動くので、会社が育ったかどうかとは必ずしも一致しません。私が会社が育ったと判断するのは、売上や利益や配当の実額が増えたときで、評価額が増えたときではありません。ここを分けるようにしてから、相場が荒れた週に慌てることが減りました。
画面の数字と、税金の手続きで使う数字は別物として扱う
画面に出ている評価損益は、その時点の見込みの数字です。税金の計算に使われるのは、実際に売ったときや配当を受け取ったときの金額で、こちらは年が明けてから届く書類に載ってきます。特定口座を使っている場合は、年間の取引をまとめた報告書が交付されます。
私は、画面の数字をそのまま税金の話に持ち込まないようにしています。損益通算や繰越控除のように、制度のほうで決まっているところは、私が自分で判断できる範囲を超えています。具体的な判断は、税理士や税務署に相談するのが確実です。私も迷ったときは、自分の記録を印刷して税務署の相談窓口に持っていきました。
配当金の履歴は、株価とは別のところで数える
私がいちばん見たいのは、受け取った配当金の合計です。これは評価額の画面には出てきません。入出金や配当金の履歴のページ、あるいは電子交付される配当金の計算書のほうに残っています。
私はここを1年分まとめて書き出して、会社ごとに足しています。株価が下がった年でも、配当の合計が前の年より増えていれば、私の持ち方としては進んでいる、と確認できます。逆に、株価が上がっていても配当の合計が減っていたら、その会社の決算を開き直します。
なお、配当として受け取った金額は、税金が引かれたあとの金額で入ってきます。計算書には引かれる前の金額も出ているので、私は引かれる前の金額のほうを記録に残しています。どちらで数えているかを自分で決めておかないと、去年との比較ができなくなります。
私が手元の記録を別に残している理由
証券会社の画面は便利ですが、さかのぼれる期間に限りがあり、画面の作りも変わります。私は50代で投資を始めたので、この記録を20年、30年と持っていくつもりです。その長さを、画面の履歴だけに預けるのは不安でした。
そこで、買った日、会社名、株数、1株あたりの値段、手数料、どの口座で買ったか。この6つだけを表に書き足しています。配当は受け取った日と引かれる前の金額を別の表に。項目を増やすとやめてしまうので、6つで止めました。
この手元の表があると、平均取得単価が自分の記憶と合わないときに、どこで合わなくなったのかを自分でたどれます。私はこれで、株式分割のあった会社の数字が合わない理由をようやく理解しました。
画面の名前が変わっていたときに私がすること
この記事に書いた画面の呼び方は、私が使っている時点のものです。実際には名前や並びが変わります。見つからないときは、その会社の公式のヘルプで「取得単価」「約定履歴」「配当金」といった言葉で検索しています。
私は一度、画面が変わったことに気づかず、古い場所を探して30分ほど無駄にしました。今は、見つからないと思ったらすぐ公式のヘルプに行くようにしています。ブログやまとめ記事の手順は、私のものも含めて、書かれた時点で止まっています。
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平均取得単価と約定履歴と配当の計算書が、どこにどう出てくるか。これは会社によって置き場所がかなり違います。私は書き出せるデータの形が自分の表に合うかどうかで口座を選んだので、そのあたりを見比べたい方の参考になればと思います。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
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