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結論から書きます。2026年3月16日、日経平均は大きく下がりました。私はこの日、ブリヂストンを30株、伊藤忠商事を30株買い増しました。相場が荒れた理由が企業の中身ではなく中東情勢と原油高だったので、私は「会社の値段が下がっただけ」と受け取ったからです。
株価が下がった日は、同じ金額でより多くの株数が買えます。配当をもとに「自分年金」を作っていく考え方だと、下がった日のほうが受け取れる配当を増やしやすい。だから私は、資金の範囲で買う側に回りました。
この記事に出てくる会社は、私が決算と配当の方針を見ている会社と、私の保有状況の紹介です。買うことをおすすめするものではありません。
この記事は公開情報をもとにした私自身の整理です。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。記事中のPBR・配当利回り・増配の期数は2026年3月16日時点で私が見ていた数字で、日々変わります。最新の数字は各社の開示や証券会社の画面でご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
なぜこの日に株価が下がったのか
この日、相場を揺らしていたのは地政学のリスクでした。中東情勢が緊迫し、原油の値段が上がったことで、世界的に物価が再び上がるのではないか、金利が下がらないのではないか、という警戒が強まりました。
こういう「有事」のときは、会社そのものの地力とは関係なく、市場全体からお金が引き上げられます。普段は手が出ないような会社の株価まで、つられて下がります。会社の中身は変わっていないのに値段だけが下がる。私はこれを、割安になった状態だと受け取りました。
ただし、下がったから必ず戻る、という話ではありません。地政学のリスクは長引くこともありますし、原油高が本当に企業の利益を削ることもあります。私は「戻るかどうか」を当てにいかず、「配当を出し続けてくれそうな会社かどうか」だけを見ることにしました。
この日に私が買い増した会社(保有状況の紹介です)
資金には限りがありましたが、私はこの日、次の2社を買い増しました。
- ブリヂストンを30株
- 伊藤忠商事を30株
どちらも、生活や産業の土台に近いところで商売をしている会社です。タイヤは走る車がある限り必要になり、総合商社は資源から食料まで幅広く扱っています。私は、景気が悪くなっても売上が消えにくいところを選ぶようにしています。
この2社とJ-REITのほかに、この日に割安だと感じた会社も見ていました。読者の方からいただいたKDDIについての質問も、あとの表の中で触れています。くり返しますが、これは私の保有状況の紹介であって、推奨ではありません。
私が割安かどうかを見ていた15社と、その日の数字
下の表は、この日に私が並べて見ていた15社です。PBR(株価が1株あたりの純資産の何倍か)と配当利回り、それに増配を続けてきた期数をまとめています。
増配の期数と利回りは、2026年3月16日時点の資料から拾ったものです。会社の発表や相場で変わりますので、最新の数字は各社の決算資料でご確認ください。また、この15社は私が見ていた対象の紹介であり、買うことをおすすめするものではありません。
| 銘柄名 | PBR | 配当利回り | 特徴・増配実績 |
| 東ソー | 0.91倍 | 4.26% | 生活に不可欠な素材インフラ。利回り4%超えの安定感。 |
| ブリヂストン | 1.15倍 | 3.8% | 5期連続増配中。圧倒的なキャッシュ創出力。 |
| 伊藤忠商事 | 2.35倍 | 2.07% | 実質累進配当を掲げる、景気に左右されにくい総合商社。 |
| 三菱商事 | 2.16倍 | 2.15% | 累進配当の代名詞。不況下でも減配しない安心感。 |
| 三菱UFJ FG | 1.42倍 | 2.83% | 金利上昇局面で収益拡大。累進的な配当方針。 |
| 三井住友トラストG | 1.06倍 | 3.48% | 4期以上連続増配中。受託資産拡大で収益安定。 |
| 三井住友FG | 1.28倍 | 3.11% | 5期連続増配予想。高い株主還元意欲。 |
| ショーボンドHD | 2.67倍 | 3.25% | インフラ補修の独壇場。18期連続増配という驚異の実績。 |
| キヤノン | 1.1倍 | 3.86% | 高い配当性向で、安定したCFを株主に還元。 |
| オリックス | 1.19倍 | 3.35% | 配当性向やDOEを意識した柔軟かつ強力な還元姿勢。 |
| 東京海上HD | 2.23倍 | 3.58% | 6期連続増配。景気後退に強い国内最大の損保。 |
| KDDI | 2.01倍 | 3.05% | 24期連続増配。解約されない「生活の生命線」。 |
| サンゲツ | 1.61倍 | 4.89% | 11期連続増配。リフォーム需要に支えられた安定収益。 |
| 野村不動産HD | 1.21倍 | 3.8% | 14期連続増配達成中。不動産セクターの優等生。 |
| 積水ハウス | 1.07倍 | 4.1% | 14期連続増配見通し。家がある限り稼ぎ続ける。 |
私がこの表で見ていたのは「増配を続けられる理由」
連続増配の期数は、過去の記録です。これからも続くという保証ではありません。それでも私が期数を見ているのは、長く増配を続けてきた会社は、増配を続けることを自分の約束として扱っていることが多いからです。
そのうえで私が確かめるのは、次の3つです。ウォーレン・バフェットのやり方を真似していて、決算は自分で開くことにしています。
- やめられない商売かどうか|通信、電力、素材、インフラの補修のように、景気が悪くても解約されにくいものです。
- 現金を稼げているかどうか|利益の数字だけでなく、実際に手元に入ってくる現金を見ます。配当は現金から出るものなので、ここが弱い会社の増配は続きません。
- 配当の方針を言葉にしているかどうか|累進配当(減配しない方針)やDOE(純資産に対する配当の割合)など、どういう考えで配当を決めているかを開示している会社は、こちらも見通しを立てやすくなります。
逆に、利回りだけが高い会社は、私は買わないことにしました。利回りは株価が下がれば自動的に上がります。下がった理由が「減配しそうだから」なら、利回りの数字は長く続きません。
下がった日に、配当という「自分年金」を増やす
株価が下がっているときは、同じ金額でより多くの株数を買えます。株数が増えれば、受け取る配当も増えます。私はこれを、自分で作る年金のようなものだと思って続けています。
公的年金とは違って、増える速さは自分が入れた金額と、会社が配当を増やしてくれるかどうかで決まります。だから私は、値段の上下よりも「配当を増やしてきた会社かどうか」を見ます。
この日は、使える資金がもう少なくて、買いたい分だけ買えませんでした。「もっと現金があれば」と思う日もあります。ただ、無理をして生活費まで入れると、次に下がった日に動けなくなります。私は、生活費に手をつけないという一点だけは守ることにしました。
まとめ:荒れた日にやったことと、やらなかったこと
この日に私がやったのは、資金の範囲で2社を買い増したこと。やらなかったのは、持っている株を売ること、そして下がった理由を当てにいくことです。
相場が荒れると、画面が赤く染まります。私も怖くないわけではありません。ただ、会社の中身が変わっていないのなら、下がった日は買う側に回れる日でもあります。その判断ができるように、私はふだんから決算を読んでおくようにしています。
この記事で名前を挙げた会社は、私が決算を見ている会社と保有状況の紹介であり、推奨ではありません。数字は2026年3月16日時点のものです。
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下がった日に何株か買い増せるかどうかは、口座がどうなっているかで決まります。私は1株(単元未満株)から買える口座を使って、動かす金額を小さくしたまま買い足せるようにしました。私が実際に使っているのは次の2つです。
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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
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本記事は公開情報にもとづく私自身の整理であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。記事中のPBR・配当利回り・連続増配の期数は2026年3月16日時点のもので、その後変わっています。連続増配の記録は過去の実績であり、将来の増配を保証するものではありません。企業の業績悪化により減配・無配となる可能性、株価が下落し元本を割り込む可能性があります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


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