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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代・60代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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複利効果とは?計算式と72の法則、単利との違いを実例で解説

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こんにちは、バフェットかおるです。「複利効果とは何か」を、私が理解している言葉で整理してみます。

先に結論を書きます。複利効果とは「ふえたお金が、さらにお金をふやしてくれる」しくみです。計算式は「元本×(1+利回り)の年数乗」で、元本が2倍になるまでの年数は72÷利回り(%)でざっくり出せます。そして複利をいちばん弱めてしまうのは、途中で売って買い直すことでした。

私は良い会社を割安なときに買って長く持つ、というウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。買ったら売らないと決めているのは、この複利のしくみを自分の側に置いておきたいからです。

※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年6月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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複利効果とは:雪だるまがふくらんでいくしくみ

100円を持っていて、1年で10円ふえる貯金があるとします。

  • 1年目が終わると、100円が110円になる
  • 2年目は、この「110円ぜんぶ」がふえるもとになるので、10円ではなく11円ふえて121円になる
  • 3年目は、121円がもとになって、もっとふえる

最初の100円だけでなく、「ふえた分の10円や11円」もいっしょになってお金をふやしてくれる。これが複利効果です。

雪だるまに似ています。小さな雪のかたまりを雪の上でころがすと、まわりの雪がくっついてだんだん大きくなる。大きくなればなるほど、一回ころがすだけでくっつく雪の量もふえていきます。お金も同じで、ふえたらふえるほど、ふえるスピードが速くなる。最初はゆっくりですが、時間がたつほどグングン大きくなっていきます。

複利の計算式:元本×(1+利回り)の年数乗

複利の計算式はひとつだけ覚えれば足ります。

将来のお金 = 元本 ×(1+利回り)年数

さきほどの100円・年10%なら、3年後は100×1.1×1.1×1.1=133円。電卓では「100×1.1=」を3回押すだけです。100万円を年5%と年7%で置いた場合を並べると、こうなります。

期間 年5%で回った場合 年7%で回った場合
10年 約163万円 約197万円
20年 約265万円 約387万円
30年 約432万円 約761万円

利回りの差はたった2%なのに、30年後の差は約330万円。最初の10年はほとんど差がつかないのに、後半で開いていく。ここが複利のいちばん意地の悪いところで、同時にいちばんありがたいところだと私は思っています。

単利と複利の違い:50年で差はどれくらいか

単利は「最初の元本だけ」がふえるもとになる計算、複利は「ふえた分もふえるもとになる」計算です。100万円を年5%で置いた場合を比べます。

期間 単利(元本だけが5%) 複利(ふえた分も5%)
10年 150万円 約163万円
20年 200万円 約265万円
30年 250万円 約432万円

10年では13万円の差ですが、30年では182万円の差になります。複利は時間を味方にしないと効かない、というより、時間そのものが複利の燃料だということだと受け止めています。

72の法則:お金が2倍になる年数を暗算する

「複利で2倍になるまで何年かかるか」を暗算する目安が72の法則です。

2倍になるまでの年数 ≒ 72 ÷ 利回り(%)

  • 年3%なら 72÷3=約24年
  • 年5%なら 72÷5=約14年
  • 年7%なら 72÷7=約10年
  • 年10%なら 72÷10=約7年

逆向きにも使えます。「20年で2倍にしたい」なら 72÷20=3.6%、つまり年3.6%くらいで回ればいい、という見当がつきます。私はこの数字を、期待しすぎないための物差しとして使っています。

実例:10年持ち続けただけで7倍になった会社

複利は配当だけの話ではなく、会社そのものが育っていく力にも当てはまります。

たとえば伊藤忠商事に100万円を入れて、10年で株価が7倍になったとします。何もせずにずっと持ち続けていただけなら、100万円が700万円になっている計算です。追加でお金を入れたわけでもなく、ただ持っていただけでこれだけ増えたことになります。

これは私の保有状況と考え方の紹介であり、特定の会社の購入を推奨するものではありません。過去にこうなったという話は、これからもそうなるという保証ではない、というのが私の前提です。

売ったり買ったりすると複利が弱まる3つの理由

ここで「売ったり買ったり」をくり返すと、この育つ力が弱まってしまうことがあります。理由は3つあると考えています。

①途中で売ると、その先の値上がりに乗れない

たとえば2020年あたりの500円くらいのときに「もうけが出たから売ろう」と売ってしまったら、そのあと1,750円まで上がる、いちばんおいしい部分をまるごと逃すことになります。雪だるまでいうと、大きくなる前に転がすのをやめてしまうようなものです。

②売るたびに税金がかかる

日本では利益のおよそ2割が税金として引かれます。売って利益を確定するたびに、増えるもとになるお金が目減りします。本当なら次もそのお金が働いてくれるはずなのに、税金で先に持っていかれてしまう、ということです。

③思いどおりの値段で買い直せるとは限らない

売ったあと「もっと下がってから買い直そう」と思っても、下がってくれるとは限りません。値動きは上がったり下がったりしながら、全体としては右肩上がりに進むことがあります。タイミングを当て続けるのはプロでもむずかしく、いったん降りると、上がっていく電車に乗りそこねることが多いと感じています。

配当金を受け取り続ける流れも、複利の一部

ひんぱんに売り買いしていると、配当を受け取り続ける流れもとぎれてしまいます。

逆に言えば、いちばん強いのは「良い会社を選んで、あとはどっしり持ち続けること」でした。追加でお金を足さなくても、会社そのものが成長して株価が上がり、配当も入ってきて、その配当がまた働いてくれる。手を動かさないことが、いちばん複利の力を活かす方法になるというのが、私にはおもしろいところです。

「アインシュタインが複利を八番目の不思議と呼んだ」は本当か

複利の話でとてもよく引かれるのは、アインシュタインが複利を「世界の八番目の不思議(the eighth wonder of the world)」と呼んだ、という逸話です。「複利は世界の八番目の不思議である。これを理解する者はこれによって稼ぎ、理解しない者はこれを払う」という形で紹介されます。複利を味方につける人はお金を増やし、知らない人は借金などで逆に取られてしまう、という意味です。

ただ、調べてみると話はちがうようです。

  • 専門の検証では、アインシュタインやロスチャイルド男爵、ロックフェラーがこの言葉を使ったという確かな根拠は見つかっていないとされています
  • この言葉がアインシュタインに結びつけられたのは生前ではなく、亡くなって数十年たってから初めて印刷物に登場したという指摘もあります
  • 「八番目の不思議」という言い回し自体ももっと古く、複利をそう呼んだのは1925年のある銀行の広告で、誰の言葉という記載もありませんでした。もともとは広告のうたい文句だった可能性が高いと言われています

複利という考え方自体は、古代バビロニアやメソポタミアの時代からあった、とても古い金融の知恵で、特定の天才が発明したものではありません。アインシュタインの名前がくっついたのは「天才が言ったことにすると説得力が増す」という後付けだろう、と私は受け止めています。

まとめ:複利効果の要点

  • 複利効果は「ふえたお金が、さらにお金をふやす」しくみ。計算式は 元本×(1+利回り)年数
  • 2倍になる年数の目安は72÷利回り(%)。年5%なら約14年
  • 単利との差は10年では小さく、30年で大きく開く。時間が燃料
  • 売買をくり返すと、値上がりの取り逃し・税金・買い直せないリスクで複利が弱まる
  • 「アインシュタインの言葉」という出典は確認されていない

私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。

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50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

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当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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