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2026年2月5日に、五大商社とメガバンクの2026年3月期第3四半期(2025年4月〜12月期)の決算が出そろいました。結論から書きます。この四半期で私が確かめたかったのは、利益が増えた理由が「会社が育ったから」なのか「金利や為替や資源価格が動いたから」なのか、その切り分けだけでした。銀行は金利、商社は為替と資源という外の環境に、思っていた以上に素直に反応していました。
※私は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。この記事は私個人の記録で、特定の会社や金融商品の購入を勧めるものではありません。記事中の数字は2026年10月時点で確認できたものです。最終的な判断はご自身でお願いします。
会社の名前を出しますが、私が調べた内容の紹介であり、推奨ではありません。保有の有無についても、この記事では触れていません。
この記事から外したもの、直したもの
以前のこの記事には、五大商社5社の9ヶ月累計純利益と配当を並べた表が入っていました。ただ、三菱商事の欄が「約7,500〜8,000億円規模」という幅のある書き方になっていました。会社の四半期開示は幅では出ません。自分で出どころをたどれなかったので、表そのものを外しました。
もう一つ、「下がったら買い」「絶好の買い場を確実にモノにしましょう」「サブ口座を持つことを強くおすすめします」という書き方もしていました。これは個別の会社を推奨する形になっていますし、私は投資助言の登録を受けていません。全部外しました。
文中に「私がメインで使っている[証券会社名]」という、名前が埋まっていない箇所も残っていました。書きかけのまま公開していたことになります。申し訳ありません。これも直しました。
銀行の利益が増えた理由は、ほぼ一つでした
メガバンクの利益を押し上げたのは、貸出金利と預金金利の差(利ざや)の広がりです。日本銀行が政策金利を上げていく局面では、貸出の金利は比較的早く上がり、預金の金利は遅れて上がります。その差が、しばらくの間だけ銀行の手元に残ります。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、この期も9ヶ月累計で1.8兆円規模の純利益を出し、2026年3月期の通期では最終利益が初めて2兆円台に乗りました(2026年10月時点で確認)。数字そのものは立派です。
ただ私は、ここで一度立ち止まりました。利ざやが広がったのは、銀行が何か新しいことを始めたからではありません。日本銀行が金利を上げたからです。金利が下がる局面になれば、同じ理屈で逆に動きます。
商社は「資源が落ちて、非資源が支えた」四半期でした
五大商社は、石炭やLNGといった資源の価格が落ち着いたことで資源部門が減益になりました。そのぶんを、食品や小売、機械、電力といった非資源の事業が埋めた形です。伊藤忠商事のコンビニ事業のように、景気に左右されにくい商売を抱えている会社は、下がり方が小さく見えました。
それと、海外の子会社の利益が円に換算されるときに、円安が利益をかさ上げしています。これは会社が育ったのとは別の話なので、私は切り分けて見ます。
伊藤忠商事については、2026年1月1日付で1株を5株にする株式分割が行われています(2026年10月時点で確認)。1株あたりの金額が5分の1になるので、少ない金額でも買いやすくなりました。配当の金額も分割に合わせて計算し直されているので、過去の配当額と単純に比べないよう気をつけています。
ウォーレン・バフェットが商社を持っていること自体は、私の買う理由になりません
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。けれど真似しているのはやり方で、買っている会社そのものではありません。
彼が持っているから下がらない、という話を以前この記事に書いていました。読み返して、これは根拠がないと思いました。誰が持っているかではなく、その会社が5年後も同じ商売で稼げているかを自分で確かめる。それがやり方を真似するということだと、今は考えています。
外の環境で増えた利益と、会社が稼いだ利益を分ける手順
私がやっているのは、難しいことではありません。決算短信を開いて、こう数えるだけです。
- 銀行なら、資金利益(利ざやの分)と手数料などの非金利収益を分けて、どちらが伸びたか
- 商社なら、資源部門と非資源部門を分けて、どちらが伸びたか
- どちらの場合も、会社が「為替の影響」と書いている分は増益から引いてみる
引き算した後も残っている増益が、私にとっての「会社が育った分」です。残りが小さければ、その会社はまだ私にはわかりません。わからないものは買わない、で止めます。
自社株買いの発表を、私は配当と同じ扱いにしていません
この四半期も、自社株買いの枠を広げる発表がありました。株数が減るので1株あたりの利益は増えますし、株主に返している形ではあります。
ただ、私の生活費に入ってくるのは配当です。自社株買いは株価を通してしか手元に来ません。私は配当で暮らす前提で考えているので、両方を同じ重みでは見ないことにしています。
50代の私が、この決算を見てやったこと
結局やったのは、ノートに3行書いたことだけです。銀行の増益は金利、商社の増益は為替と非資源、どちらも外の環境次第。それだけ書いて、その日は何も売り買いしませんでした。
50代から始めた投資なので、残りの時間は若い人ほど長くありません。だからこそ、1回の決算で急いで動かないようにしています。
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もう一度書いておきます。この記事は私が何を調べ、どう考えたかの記録で、特定の会社を推奨するものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。
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商社や銀行のような大きな会社は、1単元だと数十万円になることがあります。私は1株から買える口座で、気になった会社を少しだけ持って、次の四半期の決算を自分のこととして読むようにしています。そのほうが数字が頭に残りました。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

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