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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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【暴落に備える】安定相場のときに私がやらないと決めていること|株価が崩れるサインを当てにいかない理由

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相場が落ち着いていて、持っている会社の株価も含み益になっている。そんなときほど「もう大丈夫」「今年は安心」という気持ちが出てきます。私も同じです。でも、私が資産を減らしかけたのも、増やせたのも、どちらも「安定相場のあとに来た暴落」でした。

この記事では、過去の暴落でどのくらい下がったのか、安定相場のときに私がやらないと決めていること、そして「株価が崩れるサイン」を当てにいくのではなく、来ても暮らしが揺れないように備える私のやり方を書きます。

※本記事は私個人の考え方の紹介であり、相場の予測や特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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暴落は、何度も来ています

ブラックマンデー、ITバブル崩壊、リーマンショック、米中の貿易摩擦、コロナショック。過去には20%から60%といった大きな下落が何度も起きています。2020年3月、S&P500は34%下がりました。私が投資を始めて1年もたたないときです。

そして崩れ方が大きいほど、その後の戻りも強かった。コロナショックのあとの大幅な上昇がそうでした。世界株式は1900年から2024年までの125年間で、世界恐慌も戦争も石油危機もリーマンもコロナも越えて、物価上昇を差し引いても年平均約5.2%で育ってきました(UBS「Global Investment Returns Yearbook 2025」)。一直線ではなく、暴落して回復して、また暴落して、それでも会社が利益を増やした結果です。

だから私の前提はこうです。暴落は「来るかどうか」ではなく「いつ来るか」。そして、いつ来るかは私にはわかりません。

安定相場のときに、私がやらないと決めていること

①「上がり続ける」と思い込んで買い進めない

株価が安定して、まわりが安心して買い進める雰囲気になるときが、いちばん危ないと私は感じています。「もう安心だ」「今年は大丈夫だ」という感情で買い増すと、次の下落局面で買う余力がなくなります。私は悲観相場で決算を見て分けて買う、と決めているので、みんなが強気のときは、むしろ買うペースを落とします。

② 流行りのものに乗らない

AIや半導体のように、一日で何パーセントも動く分野には、短期で売買するトレーダーがたくさん入っています。株価が一日で大きく動くのは、会社が一日で変わったからではなく、その方たちが乗ったり降りたりしているからです。私は、その会社が今いくら稼いでいて、これから何で稼ぐのかを自分の言葉で説明できないものは買いません。これは「持たないことが正解」という話ではなく、私には向いていない、というだけです。わからないものを持つと、下がった日に理由が探せず、持ち続けられません。

③ 生活費に手をつけない

私は投資を始めるとき、まず生活費の1年分を貯金に残しました。何かあっても投資したお金を崩さなくていいようにです。今は、5年以内に使うお金は預金・MRF・個人向け国債の「生活の箱」に置き、10年以上使わないお金だけで企業に投資しています。暴落が来たとき、生活のために売る注文を出す自分を想像できなかったからです。

④ 1社に寄せない

1社は全体の3%まで。景気に敏感な会社と、そうでない会社を半々くらい。1つの業種は20%まで。私がこう決めているのは、勤めていたJALが2010年に倒産したのを社員として経験しているからです。大きくて有名で誰もつぶれないと思っていた会社でした。だから私は会社の名前ではなく、借金に頼りすぎていないかを決算で確かめ、間違えても暮らしが壊れないように分散で守っています。

崩れるサインを、私は当てにいきません

「株価が崩れるサイン」として、過熱した相場、20%以上の下落の継続、金利の急上昇などがよく挙げられます。知っておくことは大事だと思います。でも私は、サインを見て売り買いのタイミングを当てにいくことはしません。

理由は単純で、株価の底も天井も、後になってからしかわからないからです。プロにもわかりません。「落ち着いてから買おう」と待っていると、いちばん安く買える時期と、急反発の初期を逃します。しかもこの2つは同時に来ることが多い。いちばん怖いときが、いちばん安く買えるときです。

だから私が「サイン」の代わりに見ているのは、相場ではなく会社です。売上は伸びているか。自己資本比率は40%以上か。配当を減らしていないか。この3つが崩れていなければ、株価が下がった日は「良い会社を割安で買える日」になります。崩れていれば、株価に関係なく持ち方を考え直します。

2020年3月、私が買い続けられた理由

投資を始めて1年もしないうちにコロナが来て、S&P500は34%下がりました。世の中では「米国株は終わった」と言われていました。正直に言うと、私はそれが暴落だということさえよくわかっていなかったんです。

それでも買い続けられたのは、株価は暴落と回復を繰り返しながら長い目では育ってきた、というジェレミー・シーゲルの長期チャートを見ていたからです。人が暮らして物を買い続けるかぎり、会社は稼ぎ続ける。そう考えて、この月に500万円を追加で入れました。あとから振り返ると、私の資産が増えたいちばんの理由は、この下落局面で「何に投資しているかがわかっていたから買えた」ことでした。

ウォーレン・バフェットの真似で、私が持てているもの

私の投資はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良い企業を割安なときに買う。買ったら長く持つ。わからないものは買わない。バフェットが日本の5大商社を持ち続けているのも、事業が分散していて稼ぐ力が続いているか、株主への姿勢がどうか、を見ているからだと私は受け止めています。

そして相棒のチャーリー・マンガーの言葉。「ホームランを何本打つかより、ゲームから退場しないことのほうが重要」。100万円が50%減ると50万円で、元に戻すには100%の利益が必要です。暴落への備えとは、当てることではなく、退場しないことだと私は思っています。

まとめ|暴落への備えは、暴落が来る前にしかできない

  • 暴落は何度も来ている。20〜60%の下落は珍しくない。いつ来るかは私にはわからない
  • 安定相場でやらないこと:感情で買い進めない、流行りに乗らない、生活費に手をつけない、1社に寄せない
  • サインを当てにいかず、会社の売上・自己資本比率・配当を見る
  • 生活費の1年分と「生活の箱」を先に確保し、10年以上使わないお金だけで企業に投資する
  • 退場しなければ、複利と時間が味方になってくれる

相場が静かな今のうちに、暴落が来た日に自分が何をするかを決めておく。私にとっての備えは、それだけです。

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