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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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投資額は「余ったお金」では決まらない|手取り2割を先取りする決め方と、月5万円の30年後

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こんにちは、バフェットかおるです。元JALの国際線客室乗務員として約30年働き、48歳から投資を始めました。

「毎月いくら投資に回せばいいですか」は、いちばん多くいただく質問です。答えを一言で言うと、投資額は余ったお金では決まりません。最初に決めるものです。この記事では、手取りからの決め方、決める順番、そして続けた場合に何年後にいくらになるのかを、具体的な数字で見ていきます。

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  1. ―― 手取り25万円・30万円の具体的な決め方と、月5万円が9,154万円になる話
  2. 結論を先に
  3. 第1章 投資額の決め方には、3つの流派がある
    1. A. 伝統的なやり方
    2. ① 余ったら投資する
    3. ② 手取りの2割を貯める(家計の黄金比)
    4. ③ 財形貯蓄・社内預金(天引きの元祖)
    5. B. 現在の一般的なやり方
    6. ④ 先取り投資(自動積立)
    7. ⑤ 手取りの1〜2割ルール
    8. ⑥ 費目別の家計比率(家計の黄金比)
    9. C. ネット上でよく見る「賢い」やり方
    10. ⑦ 50:30:20ルール
    11. ⑧ 4分割法(口座を分ける)
    12. ⑨ 昇給分・臨時収入は全額投資に回す
    13. ⑩ 目標額から逆算する
    14. ⑪ 多めに設定して、苦しければ下げる
    15. 一言でまとめると
  4. 第2章 投資額を決める、5つのステップ
  5. 第3章 手取り25万円のケース
    1. 標準プラン(投資 月5万円 = 手取りの20%)
    2. 攻めプラン(投資 月7.5万円 = 手取りの30%)
  6. 第4章 手取り30万円のケース
    1. 標準プラン(投資 月6万円 = 手取りの20%)
    2. 攻めプラン(投資 月10万円 = 手取りの33%)
  7. 第5章 その積み立てが、何年後にいくらになるのか
    1. 計算の前提
    2. 月5万円を積み立てた場合
    3. 月10万円を積み立てた場合
    4. いちばん驚くのは、ここです
    5. NISAの枠との関係(重要)
    6. 出口の話:その資産は、毎月いくらを生むのか
  8. 第6章 50代・60代の方へ
  9. まとめ
  10. 先取りを仕組みにするために
  11. 免責事項

―― 手取り25万円・30万円の具体的な決め方と、月5万円が9,154万円になる話


結論を先に

投資額は、家計の最後に決めるものではありません。最初に決めるものです。

  • 目安は 手取りの2割
  • 手取り25万円 → 月5万円
  • 手取り30万円 → 月6万円(生活費を絞れば10万円も可能)

そして、その月5万円を年9%で運用できた場合。

経過年数 積み立てた元本 評価額 増えた分
10年 600万円 968万円 +368万円
20年 1,200万円 3,339万円 +2,139万円
30年 1,800万円 9,154万円 +7,354万円

元本1,800万円が、9,154万円。増えた分だけで7,354万円です。

なぜこうなるのか、そして毎月の5万円をどこから捻出するのか。順番に見ていきます。


第1章 投資額の決め方には、3つの流派がある

A. 伝統的なやり方

① 余ったら投資する

いちばん昔からある方法で、いちばん成果が出ない方法です。

手取り - 生活費 = 投資額

この式の問題は、右辺が毎月変わることではありません。ほぼ確実にゼロになることです。 人間の支出は、使えるお金の額まで自然に膨らみます。「余ったら」の余りは、まず生まれません。

② 手取りの2割を貯める(家計の黄金比)

昭和の家計指南書から続く定番です。手取り25万円なら5万円、30万円なら6万円。 根拠は素朴ですが、数十年にわたって多くの家庭で機能してきたという実績があります。今も出発点として優秀です。

③ 財形貯蓄・社内預金(天引きの元祖)

給与から自動的に差し引かれ、手元に来る前に別の場所へ行く。 金利の面では今の時代に合いませんが、「見えないお金は使えない」という仕組みの本質は、そのまま現代の自動積立に受け継がれています。


B. 現在の一般的なやり方

④ 先取り投資(自動積立)

上の①をひっくり返した式です。

手取り - 投資額 = 生活費

給料日か、その翌日に自動で引き落とす。残ったお金で暮らす。 現在の主流であり、事実上これが正解とされている方法です。意志の力を使わずに済むことが最大の利点です。

⑤ 手取りの1〜2割ルール

初心者は1割から、慣れたら2割へ。 続かない金額は正解ではないという考え方に立っています。3か月続けてみて苦しくなければ、少し上げる。

⑥ 費目別の家計比率(家計の黄金比)

手取りに対する各費目の理想比率を決めて、そこに収める方法です。

費目 目安
住居費 25%以下
食費 15%前後
水道光熱費 6%前後
通信費 3〜5%
保険料 3〜5%
貯蓄・投資 18〜20%

家計の「どこが太っているか」が一目で分かるのが利点です。


C. ネット上でよく見る「賢い」やり方

⑦ 50:30:20ルール

アメリカ発の考え方で、手取りを3つに割ります。

  • 50% … 必要なもの(住居・食費・光熱費・保険)
  • 30% … 欲しいもの(趣味・外食・旅行)
  • 20% … 貯蓄と投資

費目を細かく分けずに済むので、家計簿が続かない人と相性がいい方法です。 ただし日本の住居費事情では、50%枠が窮屈になりがちです。

⑧ 4分割法(口座を分ける)

前回お話しした考え方です。

  1. 生活口座 … 毎月の生活費
  2. 突発支出口座 … 生活費の2割
  3. 生活防衛資金 … 生活費の6か月〜2年分
  4. 投資資金 … 当面使わないお金

投資額を決める前に、2と3を確保する。 これが崩れると、相場が下がった局面で投資資産を売る羽目になります。

⑨ 昇給分・臨時収入は全額投資に回す

生活水準を上げないまま、増えた分だけを投資に振り向ける方法です。 今の生活を一切変えずに投資額を増やせるのが強みで、行動経済学の分野で効果が確認されている手法でもあります。

⑩ 目標額から逆算する

「65歳までに2,000万円」から必要な毎月の額を割り出す方法です。 数字ははっきりしますが、逆算した金額が現実離れしていると、初日で心が折れます。現実の家計と必ず突き合わせてください。

⑪ 多めに設定して、苦しければ下げる

まず手取りの3割で設定し、3か月試して苦しければ2割に落とす。 自分の限界を実測できる方法ですが、下げること自体を失敗だと思わない人だけが使えるやり方です。


一言でまとめると

流派 中身 向いている人
余ったら投資 使えない 誰にも勧められない
手取りの2割 シンプルで実績あり 全員の出発点
先取り自動積立 意志が要らない 全員
50:30:20 ざっくり3分割 家計簿が続かない人
4分割法 口座を性格別に分ける 突発支出で失敗した人
昇給分を全額 生活を変えずに増やせる 現役世代
目標から逆算 数字が明確 期限が決まっている人

「先取り」×「手取りの2割」×「4分割で守る」。 この3つの組み合わせが、いちばん失敗しにくい形です。


第2章 投資額を決める、5つのステップ

順番が命です。この順で決めてください。

ステップ1:手取りを確定する 額面ではなく、口座に振り込まれる金額。ボーナスは別で考えます。

ステップ2:生活費を確定する 固定費(住居・通信・保険・光熱費)+変動費(食費・日用品)。

ステップ3:突発支出の枠を先に抜く 生活費の2割。家電の故障も冠婚葬祭も、ここから出します。

ステップ4:生活防衛資金があるか確認する 生活費の6か月分がまだ無い人は、投資より先にここを埋めます。 これが無いまま投資を始めると、いちばん下がっている時に売ることになります。

ステップ5:残りから投資額を決める 手取りの2割を目標に。届かなければ1割から始めて構いません。


第3章 手取り25万円のケース

標準プラン(投資 月5万円 = 手取りの20%)

項目 金額
住居費 6.0万円
水道光熱費 1.5万円
通信費 0.7万円
保険料 0.5万円
食費 4.0万円
日用品 0.8万円
交通・車 1.0万円
交際・趣味・その他 2.0万円
生活費 小計 16.5万円
突発支出の枠(生活費の2割) 3.3万円
投資 5.0万円
予備 0.2万円
合計 25.0万円

攻めプラン(投資 月7.5万円 = 手取りの30%)

生活費を14.5万円まで絞り込んだ場合です。

項目 金額
生活費 14.5万円
突発支出の枠 2.9万円
投資 7.5万円
合計 24.9万円

住居費を5.5万円以下に抑えられているか、実家住まいか、住居費の負担が軽い人向けです。 無理に3割を狙う必要はありません。 続かない金額は、結局ゼロと同じです。


第4章 手取り30万円のケース

標準プラン(投資 月6万円 = 手取りの20%)

項目 金額
住居費 7.0万円
水道光熱費 1.8万円
通信費 0.8万円
保険料 0.8万円
食費 5.0万円
日用品 1.0万円
交通・車 1.5万円
交際・趣味・その他 2.0万円
生活費 小計 19.9万円
突発支出の枠(生活費の2割) 4.0万円
投資 6.0万円
予備 0.1万円
合計 30.0万円

攻めプラン(投資 月10万円 = 手取りの33%)

項目 金額
生活費 16.7万円
突発支出の枠 3.3万円
投資 10.0万円
合計 30.0万円

生活費16.7万円は、かなりの節約水準です。 現実的には、共働きで生活費を分担している家庭、住宅ローンを完済した家庭、社宅住まいの家庭でないと厳しい数字です。

一方で、ボーナスがある人なら別の道があります。 月6万円+ボーナスから年48万円(夏冬で24万円ずつ)を投資に回せば、年間120万円=実質月10万円に届きます。


第5章 その積み立てが、何年後にいくらになるのか

ここからが本題です。

計算の前提

  • 年利 9%(複利・毎月積立・毎月末に運用)
  • 運用益への課税は考えないもの(NISAの非課税枠で運用できた前提)
  • 手数料・信託報酬は考慮せず
  • 為替の変動も考慮せず

※ これはあくまで「年9%で運用できたと仮定した場合の計算」です。将来の利回りを約束するものではありません。

月5万円を積み立てた場合

経過年数 積立元本 評価額 増えた分 元本の何倍
10年 600万円 968万円 +368万円 1.6倍
15年 900万円 1,892万円 +992万円 2.1倍
20年 1,200万円 3,339万円 +2,139万円 2.8倍
30年 1,800万円 9,154万円 +7,354万円 5.1倍
40年 2,400万円 2億3,407万円 +2億1,007万円 9.8倍

月10万円を積み立てた場合

経過年数 積立元本 評価額 増えた分 元本の何倍
10年 1,200万円 1,935万円 +735万円 1.6倍
15年 1,800万円 3,784万円 +1,984万円 2.1倍
20年 2,400万円 6,679万円 +4,279万円 2.8倍
30年 3,600万円 1億8,307万円 +1億4,707万円 5.1倍
40年 4,800万円 4億6,813万円 +4億2,013万円 9.8倍

いちばん驚くのは、ここです

月5万円の積み立てを、10年ごとに区切って見てください。

期間 その10年で増えた金額
1〜10年目 +968万円
11〜20年目 +2,372万円
21〜30年目 +5,814万円
31〜40年目 +1億4,253万円

毎月入れている金額は、40年間ずっと同じ5万円です。 それなのに、21年目から30年目までの10年間だけで5,814万円増えています。これは最初の20年で到達した3,339万円を、たった10年で上回る金額です。

複利とは、こういう形をしています。 最初の10年は退屈で、後半の10年で景色が変わる。

だからこそ、途中でやめた人は複利の本番を見ないまま終わります。 そして、始めるのが1年遅れると、失うのはいちばん価値の高い最後の1年なのです。


NISAの枠との関係(重要)

新NISAには枠の上限があります。

  • つみたて投資枠:年120万円(月10万円)
  • 成長投資枠:年240万円
  • 生涯の非課税保有限度額:1,800万円

つまり――

積立額 1,800万円の枠を使い切るまで
月5万円(年60万円) 30年
月10万円(年120万円) 15年

月5万円なら、ちょうど30年で枠を使い切る計算になります。上の表の「30年で9,154万円」は、NISAの設計とぴったり噛み合う数字です。

一方、月10万円で20年・30年と続ける場合、15年目で非課税枠を使い切ります。 それ以降は課税口座での運用となり、運用益に20.315%の税金がかかるため、実際の手取り額は表の数字より少なくなります。この点は正直にお伝えしておきます。


出口の話:その資産は、毎月いくらを生むのか

貯めた先に何があるのか。ここも見ておきましょう。

資産額 年4%で取り崩した場合 年3.75%の配当が出た場合
968万円 年39万円(月3.2万円) 年36万円
1,892万円 年76万円(月6.3万円) 年71万円
3,339万円 年134万円(月11.1万円) 年125万円
9,154万円 年366万円(月30.5万円 年343万円

9,154万円まで届けば、元本に手をつけずに月30万円という世界が見えてきます。 これは、多くの家庭にとって「生活費そのもの」の金額です。


第6章 50代・60代の方へ

ここまで読んで、こう思われたかもしれません。

「40年後なんて、自分にはない」

そのとおりです。40年の表は、お子さんやお孫さんに見せるための数字です。

ですが、10年ならあります。

  • 55歳から10年 → 65歳。月5万円で968万円
  • 60歳から10年 → 70歳。月5万円で968万円
  • 60歳から15年 → 75歳。月5万円で1,892万円

人生100年と言われる時代に、60歳はまだ折り返しの少し先です。 そして何より、複利の最初の10年を今日始めるかどうかで、20年後・30年後の景色は変わります。

もう一つ、忘れてはいけないことがあります。 上の表がすべて成り立つ大前提は、**「途中で売らないこと」**です。

そのために必要なのが、前回お話しした突発支出の2割枠と、生活防衛資金です。 給湯器が壊れた月に投資資産を売らずに済むこと。相場が3割下がった年に、生活費のために売らずに済むこと。

投資額を決めるより先に、守りを決める。 遠回りに見えますが、これが9,154万円にたどり着くための、いちばん確実な道です。


まとめ

  1. 投資額は「余ったお金」ではなく、最初に決めて先取りする
  2. 目安は手取りの2割。手取り25万円なら月5万円、30万円なら月6万円
  3. 決める順番は、生活費 → 突発支出の2割 → 生活防衛資金 → 投資
  4. 年9%で運用できた場合、月5万円は30年で9,154万円
  5. 増える金額の大半は後半の10年に生まれる。だから続けることがすべて
  6. 続けるために必要なのは、根性ではなく売らずに済む家計の設計

先取りを仕組みにするために

先取り投資は、意志ではなく仕組みで続けるものです。給料日の翌日に自動で引き落とされる設定にしてしまえば、あとは残ったお金で暮らすだけになります。そのためには、生活口座とは別に投資用のネット証券口座を用意しておくのがいちばん簡単です。口座を作ったら、二段階認証の設定と、ログインは公式アプリか自分で保存したブックマークから、の2点は必ず徹底してください。

まだ証券口座をお持ちでない方は、「どこで口座を作るか」が将来の資産額を大きく左右します。 数ある証券会社の中でも、圧倒的な支持を集めているのがSBI証券と楽天証券です。 動画の概要欄に、公式のリンクを載せていますのでそこから申し込みができます。 SBI証券 は、日本の個別株や米国株をやるなら手数料も安くて最強です。 楽天証券は、画面が見やすくて初心者に優しいですし、楽天ポイントで投資ができるのも嬉しいです。 私はYouTubeで毎日夜9時からライブ配信をしています。 この動画が役にたったよという人はチャンネル登録といいねボタンをよろしくお願いします。

免責事項

本記事は家計管理および資産形成の一般的な考え方を解説したものであり、特定の金融商品・銘柄・投資手法を推奨するものではなく、投資助言を目的とするものでもありません。

記載のシミュレーションは「年利9%で運用できた場合」という仮定に基づく計算であり、将来の運用成果を保証・約束するものではありません。実際の運用では、価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク等により元本を割り込む可能性があります。また、手数料・信託報酬・税金は考慮していません。

税制や非課税制度の内容は改正される場合があります。最新の情報は金融庁・国税庁等の公的機関の発表をご確認ください。

最終的な投資判断は、ご自身の責任と判断において行ってください。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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