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先に結論を書きます。含み損が1500万円になっても、私は「あくまで持ち続ける」と決めています。株価の上下は、私の売買の判断材料にしていません。
理由は3つあって、売ると配当をもらう権利を失うこと、上がったところを正確に当てる自信がないこと、そして税金と手数料が積み上がることです。この記事では、いただいた質問への私の答えと、2720万円を失ったあとに自分が何を考えたのかを書いておきます。
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買って長く持つこと、決算を自分で見ることを続けています。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入や売却を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は記事執筆時点のもので変わります。出典を確認できない発言は引用していません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
この記事の内容は、YouTubeの動画でもお話ししています。
いただいた質問|上がったところで売って入れ替えないのですか
読者の方から、こういう質問をいただきました。含み損が1500万円くらいになっても、その3分の1くらいの配当があるから平気だと言えるのはすごいけれど、上がったところで売って利益を確保し、ほかの高配当の会社に入れ替えたり、配当が少なくなってもしばらくは利益確定で配当の代わりにしたりはしないのですか、という内容です。配当性向や業績が悪化しない限り持ち続けるということですか、とも聞かれました。
答えは「あくまで持ち続ける」です。ただ、理由を書かせてください。
私が売って入れ替えない3つの理由
上がったら売って利益を確定し、別の会社に入れ替えるという方法は、私にも筋が通って見えます。それでも私がやらない理由は3つです。
- 売ると配当をもらう権利を失うから|いま私が年間528万円(税引前)の配当を受け取れているのは、持ち続けてきたからでした。売った時点で、その会社が稼ぎ続けてくれるお金との縁が切れます。
- 「上がったところ」を正確に判断できる自信がないから|もう少し上がるかもしれない、まだ下がるかもしれない、という判断を毎回当てられる人は、私の周りにはいません。売買を繰り返すほど、自分の判断ミスが積み重なります。私は40代の終わりに投資を始めた素人ですし、AIが取引の多くを占める今の市場で判断の速さを競う気はありません。
- 税金と手数料が積み上がるから|特定口座では利益確定のたびに約20%の税金がかかります。配当で受け取り続けるほうが、長い目で見ると私には合っていました。
1億円に育っていたインデックス投資を一度に売却したときも、毎日株価が上がっている最中でした。明日売ればもっと上がるかもしれない、という気持ちとの戦いだったことを覚えています。
それでも私が手放すと決めている場面
絶対に売らない、という話ではありません。配当性向が続けられないほど悪化した場合、業績が構造的に落ちていると判断した場合は、私は手放します。
私の決め方は、会社の稼ぐ力と配当を続ける力が壊れていないかを見続けることです。株価が上がったか下がったかは、そこに入れていません。
利益確定して配当の代わりにするという方法も、私は否定しません。合う方もいると思います。ただ私の場合は、売らずに配当をもらい続ける形を一度作ってしまえば、あとは何も考えなくていい。その気持ちの楽さを大事にしています。
含み損1500万円でも私が慌てなかった理由
今回の含み損1500万円についても、私が落ち着いていられたのは、配当が500万円以上入ってきているという事実があったからです。
株価は毎日変わります。それでも三菱商事も伊藤忠も、日本という国がある限り稼ぎ続けてくれるのではないかと私は思っていて、だから持ち続けられています。これは私の見方で、そうなると決まっている話ではありません。
2720万円を失ったあとに私が考えたこと
私は過去に、自分の判断で2720万円を失いました。金額だけを見れば、当時はただ呆然としていました。
そのときに残ったのは、手法を増やすことではなく、自分がなぜ投資をするのかをはっきりさせておくことのほうが先だった、という反省でした。
失ったという事実と、そこから私が何を受け取ったかは別のことだと思っています。ここから先は、私の受け止め方の話です。
会社選びの前に「なぜ投資するのか」を決めた話
これまでにたくさんの質問をいただいてきました。どの会社を買えばいいですか、今から買っても遅くないですか、暴落が怖くて売ってしまいました、という内容が多かったです。
私が気づいたのは、会社選びの前に必要なことがあったということでした。それは「なぜ投資するのか」という軸を自分の中に置くことです。
私は元JAL客室乗務員として働きながら、年収400万円・退職金500万円から投資を始めました。それでもここまで来られたのは、やり方の工夫ではなく、なぜ投資するかを自分で決めて、財務の固い増配の会社をコツコツ持ち続けたからだと私は考えています。私の目的は老後資金です。
老後資金が目的なら、私に必要なのは値上がり益ではなく、毎年入ってくる配当でした。配当は、財務が固くて業績が安定している会社であれば、株価が下がっても振り込まれてきました。
配当が入り続ける仕組みが、生活の土台になった
投資を続けていると、資産の数字そのものが目的ではなくなっていきました。
配当が振り込まれるたびに感じるのは、増えたという興奮ではなく、ここまで来たんだな、という静かな安心です。
相場が下げても眠れる。明日の株価を気にしない。パートから帰ってきてスマホを開いても慌てない。それは資産が増えたからではなく、どんな相場でも配当が入り続ける形が自分の生活の土台になったからだと思っています。
老後にお金が尽きるかもしれないという不安から離れられること。それが私が投資を続けている理由です。到達した金額は、その安心のための過程にすぎないと受け止めています。
相場が読めない時期に、私がしていること
今の市場は私には読めません。中東情勢、関税、円安と、私が判断できないことばかりです。私の口座も、資産が大きく減った局面がありました。
それでも配当は増え続けています。株価は上下しても、稼ぐ力のある会社は配当を出し続けてくれた、というのが私の実感です。
下げている時期は、その会社を安く買える時期でもあると私は受け止めています。怖くて動けないという方も、売ってしまったという方も、それぞれのペースがあると思います。私は私のやり方を続けます。
まとめ|私が続けていること
投資にいちばん必要なのは、未来の自分のために今日も淡々と続けることだと、私は思っています。
下げても、生活が楽でなくても、相場が読めなくても。それでも続けられるかどうかだけが自分で決められる部分でした。
私はそれを、2720万円を失ったことで、ようやく自分の体で分かった気がしています。
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売らずに持ち続けると決めているので、私は買うときの手数料と、少額から買い増せるかどうかを気にしています。私が使っている次の2社は、どちらも単元未満株に対応していました。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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