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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代・60代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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AI株は買わない50代の高配当株3社|NTT・ショーボンド・三菱商事の配当と取得単価

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AI株は買わない50代の高配当株3社 1億円への道
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私はAIや半導体を主役にした会社を持っていません。そのかわりに持っているのは、通信のNTT、橋を直すショーボンドホールディングス、物を運ぶ三菱商事(と伊藤忠商事)です。取得単価に対する配当利回りは、NTTが約3.7%、ショーボンドが約3.7%、三菱商事が約5.2%。この記事では、AIがあってもなくても明日も必要な3社を、保有株数・取得単価・配当まで全部お見せします。私の保有状況の紹介であり、推奨ではありません。

筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。本記事の数字は2026年11月5日時点のものです。投資の判断はご自身でお願いいたします。

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AIや半導体を主役にした会社を、私は持っていません

今、AIと半導体の会社の株が大人気です。日経平均が上がった日のニュースを見ると、たいてい主役はAI関連の会社です。周りの方からも「かおるさん、AIの会社は持ってないの?」と聞かれます。

正直に書くと、私はAIや半導体を主役にした会社を持っていません。理由はひとつだけです。私は40代の終わりに投資を始めてから、ずっと「その会社が何で稼いでいるか、自分の言葉で説明できるか」で投資先を決めてきました。AIの会社は、私には説明できないのです。

そのかわりに私が持っているのは、携帯電話、橋や道路、そして毎日食べている物や着ている物を運ぶ会社です。AIがあってもなくても、明日も必要な会社です。AI株に乗り遅れたと焦っている方、それでも自分には向かないと感じている方に、「乗らない」という選び方もあると知っていただけたらうれしいです。

AI・半導体の会社に投資しない3つの理由

「持たないのが正解」という話ではありません。「私には向いていない」という話です。

理由1 何で稼いでいるか、私には説明できない

私の投資は、ウォーレン・バフェットのやり方の真似です。良い会社を割安なときに買って、長く持つ。決算を自分で見る。そして、わからないものは買わない。

AIの会社の決算書を開いても、どの事業がこの先10年お金を生み続けるのか、私には読めませんでした。読めないものを持つと、下がったときに「なぜ下がったのか」もわかりません。それが一番怖いことです。

理由2 1日で大きく動く会社は、長く持つ私には付き合えない

AI関連の会社は、短い期間で売り買いする方がとても多く、1日で10%近く動くことも珍しくありません。私は「種銭は労働、成長は企業、老後は配当」と決めて、10年20年と持つつもりで買っています。毎日の値動きに心を揺さぶられる会社は、私の生活に合いませんでした。

理由3 私が欲しいのは値上がりではなく、配当という約束

私は50代です。老後は、株を売らずに配当で暮らすつもりです。AIの会社の多くは配当がほとんどありません。会社が育つことには期待できても、「今年も配当を出します」という約束がない会社は、私の老後の計画には入れられませんでした。

そこで私が選んだのが、AIがあってもなくても暮らしに必要な会社です。電話はつながらないと困る。橋が壊れたら困る。食べ物や石油が届かないと困る。こういう会社なら、暴落が来ても「それでも必要だから」と私は持ち続けられます。

1社目 通信:NTT(9432)

1社目は、NTT(日本電信電話)です。

何で稼いでいる会社か

一言でいうと、日本中の電話線と光回線の「土管」を持っている会社です。私たちがスマホを使っても、会社がインターネットを使っても、どこかでNTTの設備を通ります。AIが流行れば流行るほど、データの通り道はもっと必要になります。AIの会社が儲かっても損をしても、通り道の使用料はNTTに入る。これが、私がNTTを「AIがなくても必要な会社」と呼ぶ理由です。

私の口座では

2026年11月5日時点で10,696株を持っています。取得単価は146円、株価は165円です。NTTは2023年に1株を25株に分割したので、今は100株なら2万円弱で買えます。私のように少しずつ買い増す人間には、本当にありがたい会社です。

項目 数字(2026年11月5日時点)
保有株数 10,696株
取得単価 146円
株価 165円
今期の配当予想(2027年3月期) 年5.4円(前期5.3円から増配)
取得単価に対する配当利回り 約3.7%
年間配当(税引前・概算) 約5万8,000円

配当の見方

今期の年間配当は0.1円増の5.4円に増配する方針です。0.1円と聞くと小さく感じますが、分割前の数字に戻すと2.5円の増配です。NTTは分割後も毎年少しずつ増やし続けていて、2024年3月期5.1円、2025年3月期5.2円、2026年3月期5.3円と階段のように上がっています。私はこの「少しずつでも減らさない」姿勢を一番見ています。

気をつけている点

今期は最終利益が5.5%減る見通しで、今の株価に対する配当利回りは3%台前半と、以前ほど割安ではありません。だから私は今の株価では買い増しをしていません。持っている分を、配当を受け取りながら持ち続けているだけです。

大事なのは、NTTが潰れる心配を私がしていないことです。暴落が来ても、電話はつながらないと困る。だから持ち続けられる。それが、私にとっての安心です。

2社目 インフラ補修:ショーボンドホールディングス(1414)

2社目は、ショーボンドホールディングスです。聞いたことがない方も多いと思いますが、毎日渡っている橋を、この会社が直しているかもしれません。

何で稼いでいる会社か

橋・道路・トンネルの補修と補強に特化した会社で、橋のメンテナンスでは国内トップです。主なお客さんは東日本・中日本・西日本の高速道路会社と国土交通省。新しい橋を建てる会社ではなく、「古くなった橋を長持ちさせる」会社です。

日本の橋やトンネルは、高度成長期に一気に作られ、これからどんどん寿命を迎えます。人口が減っても、橋は直さないと渡れません。AIにできる仕事ではありません。私はこの会社を「日本の大事なインフラ企業」だと思って持っています。

私の口座では

901株、取得単価1,251円、株価は1,288円です。2026年1月に1株を4株に分割したので、以前より買いやすくなりました。

項目 数字(2026年11月5日時点)
保有株数 901株
取得単価 1,251円
株価 1,288円
今期の配当予想(2027年6月期) 年46.5円(実質1.6%増配)
取得単価に対する配当利回り 約3.7%
年間配当(税引前・概算) 約4万2,000円
自己資本比率 82.3%

決算で私が見たところ

2026年6月期の経常利益は前の期比1.6%増の214億円。今期も216億円を見込み、9期連続の過去最高益、15期連続の増益になる見通しです。派手さはありませんが、毎年少しずつ確実に増えています。自己資本比率は82.3%で、借金に頼らず自分のお金で仕事をしている会社です。私の基準は自己資本比率40%以上なので、2倍以上の余裕があります。

気をつけている点

売上は前期比1.7%減で、高速道路会社や自治体からの工事の受注が少し弱かった年でした。それでも利益が増えたのは、利益率の高い仕事を選んでいるからです。私は「売上より、本業の稼ぐ力が落ちていないか」を見るようにしています。

取得単価と今の株価がほとんど同じなので、私はこの会社を今も「高くない」と見ています。今の株価に対する配当利回りも3%台半ばで、私の基準の3%を超えています。

3社目 商社:三菱商事(8058)と伊藤忠商事(8001)

3社目は、三菱商事です。ウォーレン・バフェットが日本の5大商社に投資したことは、ご存じの方も多いと思います。私は、それを知って真似をしました。有名投資家への相乗りと言われれば、その通りです。ただ、真似をする前に「何で稼いでいる会社か」を自分で確かめました。

何で稼いでいる会社か

石油やガス、鉄鉱石、食料、自動車。日本に無いものを海外から持ってきて、日本で作ったものを海外へ売る会社です。コンビニのローソンも三菱商事のグループです。AIのサーバーを動かすにも電気がいる。電気を作るにも燃料がいる。その燃料を運んでいるのが商社です。AIがどうなっても、物が動く限り商社の仕事はなくならないと私は考えています。

私の口座では

三菱商事は649株、取得単価2,384円。株価は5,274円で、取得単価の2倍以上になっています。伊藤忠商事も一緒に持っています。

項目 三菱商事(8058) 伊藤忠商事(8001)
保有株数 649株 1,207株
取得単価 2,384円 1,432円
株価(2026年11月5日時点) 5,274円 2,396円(2026年1月の1株→5株分割後)
今期の配当予想(2027年3月期) 年125円(前期110円) 年44円以上(前期42円)
取得単価に対する配当利回り 約5.2% 約3.1%
今の株価に対する配当利回り 約2.4% 約1.8%
年間配当(税引前・概算) 約8万1,000円 約5万3,000円

配当の見方

三菱商事は2016年度に累進配当を導入してから、分割後の数字で年27円から今期予想の125円まで配当を引き上げてきました。累進配当というのは「配当を減らさず、維持か増配しかしない」という会社の約束です。今期は前期の110円から15円の増配です。私が買った2,384円に対して、この125円は利回り5.2%になります。長く持つと、配当が後から育ってくる。これがウォーレン・バフェットの言う「良い会社を長く持つ」の意味だと、私は身をもって知りました。

伊藤忠も同じです。今期の経営計画で累進配当を明確にし、1株44円以上。自社株買いも3,000億円以上と、株主に返す姿勢がはっきりしています。連続増配は10期です。

正直に言うと、今は割安ではありません

今の株価で買うと、三菱商事の配当利回りは2%台、伊藤忠は1%台後半です。私の基準の3%には届きません。だから私は、まとまった買い増しはしていません。

10月15日の朝に、2株だけ買いました

ひとつだけ実績を書いておきます。10月15日の朝、AIと半導体の会社の株が急落して、日経平均が大きく下げた日がありました。多くの人がAI株の値動きに釘付けになっていた朝に、私は三菱商事を単元未満株で2株だけ、成行で買いました。同じ朝に三井住友フィナンシャルグループ3株、三井住友トラスト6株、三菱HCキャピタル7株、日本特殊陶業3株も買っています。

「割安ではないけれど、納得できる範囲まで下がった」。それが私の判断でした。AI株が騒がしい日は、関係のない会社まで一緒に売られます。私はそういう日を待って、少しずつ買っています。2株なんて、と笑われるかもしれません。それでも、私の投資はずっとこの積み重ねです。

50代の私が会社選びで大切にしている3つの視点

3社に共通していることをまとめます。私が50代になってから、会社を選ぶときに大切にしている3つの視点です。

1 安定:AIがなくても、明日も必要か

電話、橋、燃料と食料。流行りで売れている物ではなく、無いと困る物を扱っている会社かどうか。暴落が来ても「それでも必要」と自分に言えるかどうか。言えない会社は、暴落の夜に眠れなくなるので持ちません。

2 割安:取得単価に対して、納得できる値段か

私の基準は、配当利回り3%以上、PBR2倍以下、自己資本比率40%以上です。この3社でいうと、ショーボンドは今も基準の中、NTTと商社は株価が上がって基準から外れています。だから買い増しは焦らず、AI株が騒がしい日に関係のない会社まで売られたときだけ、少しずつ買っています。

3 配当:減らさない約束があるか

NTTの毎年の小さな増配、商社の累進配当。「今年も出します」という会社の姿勢を、私は決算で毎回確かめています。老後は株を売らずに、この配当で暮らすつもりだからです。

私の口座全体では、日本の高配当企業79社と米国ETFに分散していて、1社は全体の3%までと決めています。この3社も、どれかが減配しても生活が揺らがない大きさしか持っていません。「この3社が正解」ではなく、「必要な会社を、たくさんの会社に分けて、長く持つ」。これが私のやり方です。

まとめ:AIの会社を持たない私が選んだ「必要不可欠な会社」

この記事では、AIや半導体を主役にした会社を持たない私が、実際に持っている「必要不可欠な会社」を3社紹介しました。通信のNTT、橋を直すショーボンド、物を運ぶ三菱商事と伊藤忠です。

会社 保有株数 取得単価に対する配当利回り 年間配当(税引前・概算)
NTT(9432) 10,696株 約3.7% 約5万8,000円
ショーボンドHD(1414) 901株 約3.7% 約4万2,000円
三菱商事(8058) 649株 約5.2% 約8万1,000円
伊藤忠商事(8001) 1,207株 約3.1% 約5万3,000円

AIや半導体を否定しているわけではありません。AIで日本の会社が育つなら、それは素晴らしいことです。ただ私は、自分に理解できるものを選ぶという原則を、これからも続けるつもりです。50代から始める投資は、派手さより、無理なく続けられることのほうがずっと大事だと私は思っています。

AI株を持っていなくても、私は焦らないことにしました。今日も自分の会社たちの配当を待っています。繰り返しになりますが、私の保有状況の紹介であり推奨ではありません。数字は2026年11月5日時点の私の口座と各社の発表によるもので、今後変わります。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
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