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こんにちは、バフェットかおるです。今日は、私の口座の中身を全部お見せします。
先に結論を書きます。2026年9月時点で、保有資産は1億6,560万円、持っている会社とETFは85。年間の配当金は税引き前で551万円です。特別な取引をしたわけではありません。元JALの客室乗務員で、投資を始めたのは2018年、48歳のとき。今もデパ地下でパートをしています。
やったことは2段階だけです。最初はS&P500のインデックス投資で資産を増やし、1億円になったところで全部を高配当株投資に切り替えた。それだけです。ウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買って、長く持つ。決算は自分で読む。わからないものは買わない。その3つを守ってきました。
この記事では、551万円がどの会社から来ているのか、2,000万円がどうやって1.6億円になったのか、そして私が今も続けている3つのことを、順番に書いていきます。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。ここに出てくる会社はすべて「私が保有している」という記録であって、おすすめではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年9月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
保有資産1億6,560万円の内訳と、含み益をあてにしない理由
管理シートの数字は、こうなっています。
- 保有資産額:1億6,560万7,929円
- 買った金額(購入額):1億1,866万8,627円
- 含み益:+4,693万9,302円(+39.55%)
ここで正直に言っておきたいことがあります。この含み益は「今日の人々の感情」のようなもので、上がったり下がったりします。中東ショックのときは一気に減りましたし、またいつ減るか誰にもわかりません。私はこの数字に一喜一憂しないと決めました。
私が見ているのは、こちらの数字です。
- 年間配当金(税引き前):551万4,788円
- 買値に対する配当利回り:4.65%
月にならすと、税引き前で約46万円。ここから税金が引かれますが、それでも1株も売らずにこの現金が入ってきます。株価が下がった月も、です。
この4.65%は今の株価に対してではなく、私が買った値段に対しての利回りです。安いときに買えた会社が、そのあと育ってくれた分だけ、この数字は上がっていきます。
配当金トップ30の内訳|上位4つはすべて米国ETFでした
- 1位:AGG(米国の債券ETF)45万2,832円
- 2位:SPYD(米国の高配当株ETF)39万9,602円
- 3位:HDV(米国の高配当株ETF)29万7,600円
- 4位:VT(全世界株ETF)15万552円
- 5位:日本曹達(化学)12万8,000円
- 6位:あいホールディングス(卸売業)11万5,000円
- 7位:第一ライフグループ(保険業)9万4,340円
- 8位:積水ハウス(建設業)9万2,075円
- 9位:日本電技(建設業)8万9,600円
- 10位:東証REIT指数連動型ETF(1343)8万9,434円
- 11位:サンゲツ(卸売業)8万8,040円
- 12位:IDEC(電気機器)8万7,360円
- 13位:日東富士製粉(食料品)8万500円
- 14位:日本特殊陶業(ガラス・土石製品)7万7,900円
- 15位:三井住友フィナンシャルグループ(銀行業)7万6,773円
- 16位:東ソー(化学)7万6,600円
- 17位:ブリヂストン(ゴム製品)7万3,320円
- 18位:モリ工業(鉄鋼)7万2,864円
- 19位:オカムラ(その他製品)7万2,488円
- 20位:MS&ADインシュアランスグループHD(保険業)7万2,160円
- 21位:ジャックス(その他金融業)7万1,800円
- 22位:ステップ(サービス業)7万1,200円
- 23位:三菱商事(卸売業)7万510円
- 24位:オリックス(その他金融業)6万8,684円
- 25位:三井住友トラストグループ(銀行業)6万8,080円
- 26位:武田薬品工業(医薬品)6万5,800円
- 27位:アサンテ(サービス業)6万4,604円
- 28位:ニホンフラッシュ(その他製品)6万2,892円
- 29位:日経平均高配当株50指数ETF(1489)6万2,510円
- 30位:住友精化(化学)6万2,260円
上位が米国ETFになったのは、市場の成長に乗せてもらったからです
理由はシンプルで、この数年、米国の市場が大きく育ったからだと私は受け止めています。
これらのETFを買っていた頃は、1ドル100円の時代でした。そこからアメリカの市場が成長を続け、さらに円安も進みました。会社の成長と円安の両方が重なって、円で受け取る配当が、買った頃には想像もしていなかった大きさに育ってくれたんです。私が上手だったのではなく、アメリカという市場の成長に早めに乗せてもらった。それがこの順位の正体です。
21位のジャックスと、23位の三菱商事
面白いと思ったことが2つあります。1つは、先日IRに電話したジャックスが21位で、年7万1,800円の配当をくれていること。もう1つは、23位に三菱商事がいることです。ウォーレン・バフェットが買ったことで有名になった商社ですが、私の中では23位。投資した金額が違うので当然ではあるのですが、有名な会社が上位とは限らない、ということだと受け止めています。
上位にいるのは、ニュースに出ない地味な会社です
上位なのに、あまり有名ではない会社があります。日本曹達、日本電技、モリ工業。ニュースにもほとんど出てきません。
でもこの地味な会社たちには共通点があります。財務が固くて、配当をコツコツ出し続けていること。私は会社を選ぶとき、知名度ではなく、有価証券報告書の数字(配当利回り、PBR、自己資本比率、流動比率など)を自分の基準で確認しています。
AIや半導体のように派手ではないけれど、毎年ちゃんと配当をくれる「働き者」を、ETFも含めて85。85人のチームを作ったようなイメージです。そして1位のAGGでも、551万円のうちの1割に届きません。つまり特定のエースに頼っていない。どれか1社が減配しても致命傷にならない形にしています。
2,000万円が1.6億円になるまで|48歳からの2段階
私は48歳まで、投資をしたことがありませんでした。JALで30年働き、2010年の経営破綻を経験しました。両親が持っていたJAL株、数百万円がほぼゼロになるのも見ました。だから最初は、株はギャンブルのようなものだと思っていました。
そして両親は、リーマンショックで老後資産のほとんどを失いました。子供たちの顔色を見ながら老後を過ごす姿を見て、娘としてこの状況をどうにかしたい、最後くらい親孝行をして自分が後悔したくない、と思いました。
第1段階:2018年〜2022年、インデックス投資で2,000万円から1億円へ
2018年、48歳。手元にあったのは、30年間のへそくり2,000万円でした。独身時代の貯金と、JALの退職金500万円も入っています。
これをS&P500に連動するインデックス投資に入れて、そこから毎月、パート代からコツコツ追加投資を続けました。安く買って高く売るようなことは、一度もしていません。
そして2022年、資産は1億円に到達しました。4年で5倍です。これは私の実力だけではなく、追い風が3つ重なった結果だと思っています。
- S&P500そのものの成長(コロナ後の市場の急回復)
- 円安(始めた頃は1ドル100円。それが162円まで進みました)
- 毎月の追加投資を止めなかったこと
運の要素は確かにあります。でも、あのとき始めていなければ、この追い風は一円も受け取れませんでした。だから私は、始めるのに遅いということはない、と思っています。
第2段階:2022年〜、高配当株に切り替えて1億円から1.6億円へ
1億円になったところで、私は全部を高配当株投資に切り替えました。「増やすフェーズ」から「受け取るフェーズ」へ変えたのです。きっかけは病気で余命宣告を受けたことでしたが、全然死にそうにないので、切り替えて良かったと思っています。ここからの4年で、資産は1.6億円になりました。
増えた約6,000万円の中身は、こうです。
- 商社・銀行・保険といった会社が力強く育ったこと
- 受け取った配当を一円も使わず、全部また会社に入れ直したこと(毎年500万円近くを追加投資できているのが一番大きいです)
- 労働と副収入。YouTubeの収益が月約10万円、ブログとアフィリエイトが数万円、パート代、そして生活費の削減で作ったお金です
つまり私は今も、労働でお金を作って、配当でお金を作って、その両方をまた会社に入れているだけです。仕組みとしては、それだけです。
最初から85あったわけでもありません。1社ずつ、有価証券報告書を複数年にわたって読んで、バフェットコードで分析して、わからないことは企業のIRに電話して、少しずつ買い足して、この形になりました。
金額は再現できなくても、仕組みは同じです
この金額を再現できるかと言われると、私自身、もう一度やる体力があるかわかりません。スタートの2,000万円、退職金、配当金、そして相場と為替の追い風。全部が揃った結果です。
でも仕組みは金額に関係なく同じだと思っています。100万円を利回り4%で持てば年4万円。1,000万円なら年40万円。金額は違っても、売らずに配当を受け取り続ける形はまったく同じです。私の551万円は、その仕組みを、投資を始めてから8年、高配当株に切り替えてから4年続けた結果でしかありません。
50代60代で老後の資産形成に不安があって、もう遅いかもしれないと感じている方へ。私が48歳で始めたときも、まったく同じことを思っていましたし、遅い年齢だと言われてもいました。
私が今も続けている3つのこと
1つめ:自分の数字を知ること
資産がいくらで、どこの銀行にいくら入っていて、口座はいくつあるのか。全部の合計はいくらなのか。そして年金生活に入ったとき、毎月いくら足りないのか。これから年間いくらの配当を受け取りたいのか。
私はまず、ここを書き出すところから始めました。持っている会社が増えて管理が大変になってからは、自分で作った管理シートを使っています。
2つめ:分散を徹底すること
1社に集中しないこと。セクターの分散と会社の分散が、私のリスクを小さくしてくれています。そのうえで、性格の違う会社を組み合わせています。
| タイプ | 例 | 私の受け止め方 |
| 景気に敏感な会社 | 商社、銀行など | 景気が良いときに利益が大きく伸びる。そのぶん悪いときは利益が減る |
| ディフェンシブな会社 | 食品、インフラなど | 景気が悪くても利益があまり変わらない。成長はゆっくりだが暴落に強い |
この見分け方は、有価証券報告書と、過去の暴落をどう乗り越えたかを見るとわかってきます。リーマンショックやコロナショックのとき、その会社の株価と配当がどうだったか。私が中心に見ているのは「本業でちゃんと稼いでいるか」「借金は多くないか」の2つです。
3つめ:投資の目的をはっきりさせること
増えたら嬉しいな、という漠然とした気持ちではなく、何歳までにいくら必要なのか。私はここを決めたことで、その日からの行動が変わりました。
2018年に決めた目標は1億円でした。スタートは2,000万円。5倍です。正直、気が遠くなるような道のりに見えました。
でも目標が決まると、やることが見えてきます。私はまず、手数料の高い貯蓄型の生命保険を解約しました。スマホは格安スマホに切り替えました。家の急な修繕に火災保険を使えることを知り、保険を見直しました。そしてパートも始めました。目標から逆算して、出ていくお金を止めて、入ってくるお金を増やしていきました。
私の両親は、対面の証券会社にすすめられるまま、手数料の高い、中身のよくわからない商品に投資してしまいました。だから私は、手数料の低いネット証券で口座を開いて、自分で選んで始めました。振り返れば、これが人生を変えるきっかけでした。
今は、経済的な余裕が心の余裕になりました。夫婦関係は穏やかになり、親孝行も自分なりの形でできています。投資が変えてくれたのは、資産の額だけではありませんでした。
まとめ
- 年間配当551万円(税引き前)の中身は、ETFを含む85への分散。上位は米国ETFで、日本の会社は地味な働き者ばかりです
- 道のりは2段階。2018年〜2022年はインデックス投資で2,000万円から1億円へ。2022年からは高配当株と配当の再投資で1億円から1.6億円へ
- 含み益(+39.55%)は人々の感情で動くもの。私が見ているのは、配当という現金の流れです
- 金額の再現は人それぞれ。でも「売らずに受け取り続ける仕組み」は、100万円からでも同じです
繰り返しますが、この記事に出てきた会社はすべて私の保有状況の紹介であって、推奨ではありません。投資のご判断は、ご自身の目的とご自身の責任でお願いします。
私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。50代から始めても、60代、70代で「あのとき始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。
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85のうち、多いものは数百株、少ないものは1株です。こういう持ち方ができているのは、どちらの口座も1株(単元未満株)から買えるからでした。地味な会社を少しずつ集めていく私のやり方は、手数料の低いネット証券でなければ続かなかったと思います。
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