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フィンランドの航空会社フィンエアーは、2023年に機内での免税品の販売をやめました。ネット通販や空港の免税店が広がって、機内で買う人が減っていたことが大きな理由です。もう一つの背景として、2022年からロシアの上空を通れなくなり、ヘルシンキとアジアを最短で結ぶという強みが失われて、収益の立て直しを迫られていたことがあります。同じ2023年には、一部の長距離便でのサービスの見直しも発表していました。ここでは、この決断の背景と、日本の航空会社の動きを整理します。
当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。この記事は報道や公表資料をもとにした私の整理で、特定の会社や金融商品の推奨ではありません。記載の内容は2026年10月時点のものです。
機内で買う人が減っていた
機内の免税品販売は、かつては空の旅の楽しみの一つでした。でもいまは、ネットで何でも買え、空港にも大きな免税店があります。わざわざ機内で、限られた品ぞろえから選ぶ理由が薄れていました。
航空会社にとっても、売れる量が減れば、在庫を積んで運ぶ手間と費用のほうが目立つようになります。
ロシア上空が使えなくなった影響
フィンエアーは、ヘルシンキからロシアの上空を通ってアジアへ短い時間で飛べることを強みにしてきました。日本との間の便が多いのも、そのためです。
ところが2022年にロシアの上空を飛べなくなり、アジアへの便は大きく遠回りすることになりました。飛ぶ距離が延びれば、燃料も乗務員の時間も多く要ります。フィンエアーは収益を立て直すために、2023年4月から一部の長距離便のサービスの見直しも行っています。機内販売をやめたことも、こうした費用の見直しの一つとして報じられました。
機内販売をやめることで減るもの
- 商品を積まないぶん、機体が軽くなり、燃料の消費が減る
- 便ごとの在庫の管理や、積み下ろしの手間がなくなる
- 在庫を抱えるためのお金が要らなくなる
フィンエアーは以前から、機内誌や機内販売のカタログをなくして機体を軽くする取り組みも進めていました。一つひとつは小さな重さでも、全部の便で積み重なると、燃料の量に表れます。
失うものもある
一方で、機内販売の売上はなくなりますし、機内での買い物を楽しみにしていたお客さまにとっては、楽しみが一つ減ることになります。航空会社は、コストと旅の楽しさの間で、どこに線を引くかを選んでいます。
日本の航空会社はどうか
日本の航空会社も、紙のカタログを減らし、事前予約やデジタルでの販売を増やしてきました。JALは2026年3月に国内線の対面での機内販売を終え、デジタルでの販売に一本化しています。やり方は違っても、機内での販売を見直すという流れは同じ方向を向いているように見えます。
元の記事にあった日本の航空会社の今後についての予想は、想像の部分が多かったため外しました。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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