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「世間で出ている情報だけでは面白くない」というコメントをいただいて、私の全口座、約1億7,000万円を、オルカンに投資し続けていた場合と比べてみました。
先に結論を書きます。全体では、概算で4,000万〜5,000万円台の負けでした。でも日本の高配当株だけを切り出すと、税金を払いながらでも、ほぼ互角でした。そして負けの大きな原因は、たった1本、守りのつもりでいちばん多く買った債券ETFのAGGでした。
※この記事は私の保有状況と結果の紹介であり、特定の金融商品や会社への投資をすすめるものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は今の総額から逆算した概算で、2年以上前の取引記録は証券会社に照会中のため、確定値ではありません。内容は2026年9月時点のものです。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。
私の資金の出どころ
48歳のとき、30年の客室乗務員生活で貯めたへそくり2,000万円で、eMAXIS Slim S&P500への投資を始めました。それが約1億円になったところで売却し、税金約1,600万円を払って、残りの約8,400万円を日本の高配当株に移しました。
「なんてもったいないことを」と思われるかもしれません。1,600万円の税金は痛かったです。この判断が正しかったのかを、数字で答え合わせしたいと思いました。
全体の比較:概算で4,000万〜5,000万円台の負け
同じお金をインデックスに入れたままだった場合は約2億2,000万円。S&P500を売らずに持ち続けていた場合は約2億3,000万円という計算になりました。今の私の資産は約1億7,000万円なので、全体では4,000万〜5,000万円台の負けです。
都合のいい数字だけを出すつもりはないので、不利な数字もそのまま書いておきます。
日本の高配当株だけなら、ほぼ互角
日本株に移した種銭約8,400万円は、評価額が約1億2,900万円、これまでに受け取った配当が約1,300万円で、合わせて約69%増えました。
一度に買った人と比べるのは公平ではないので、同じように時間をかけて少しずつ買った場合と比べると、50%台から70%台前半の幅の中で、私の約69%は上のほうでした。税金1,600万円のハンデを払ったうえで、ほぼ同じか、少し上回っているという結果です。ただ、私の目標は互角ではなく、勝つことです。
互角にできた理由は、買値
税金のハンデを埋めたのは、買った値段だと考えています。たとえば取得単価は、三菱UFJフィナンシャル・グループが904円、三井住友フィナンシャルグループが1,746円、日本電技が443円です。悲観相場のときに決算を見て、「稼ぐ力は落ちていない」と確かめてから拾った値段です。
日本株の成績は66勝13敗で、負けている会社をすべて合わせると約138万円のマイナスです。全部が勝っているわけではありません。良い企業を割安なときに買って長く持つ、というウォーレン・バフェットのやり方を真似してきた結果だと受け止めています。
負けの大きな原因は、債券ETFのAGG
全体の負けの約4割、機会損失にして約2,100万円は、米国債券ETFのAGGでした。株が怖くて、守りのつもりでいちばん多く買ったものです。
同じ口座の中に答えがありました。全世界株式のVTは約59.9%のプラス、AGGは約9.0%のマイナスです。守りを厚くしたつもりが、結果としていちばん足を引っ張っていた。これが今回、私がいちばん学んだことです。債券が悪いという話ではなく、自分が何のために持っているのかを確かめずに多く持ちすぎたことが原因だと思っています。
それでも私が配当を選ぶ理由
オルカンは分配金を出さないので、持っているだけでは毎年の収入は0円です。私の日本株からは、年間およそ570万円の配当が入ります。配当は暴落の年にも振り込まれます。もちろん減配のリスクはゼロではありませんが、株価ほど激しくは動かない、というのが私の実感です。
基準価額を毎日見なくても眠れること。それが、私が配当を選んだ理由です。オルカンを否定するつもりはありません。オルカンと高配当株、どちらか一方ではなく、目的に合わせて両方を使い分けるのが私の答えです。
まとめ:1,600万円の入場料を払った実験の、途中経過
- 全体では、オルカンに入れたままより概算で4,000万〜5,000万円台の負け
- 日本の高配当株だけなら、税金を払ったうえでもほぼ互角
- 負けの大きな原因は、守りのつもりで多く持った債券ETFのAGG
2年以上前の記録が証券会社から届いたら、確定値でもう一度答え合わせをするつもりです。繰り返しになりますが、この記事は私の保有状況の紹介であり、ここに挙げた商品や会社への投資をすすめるものではありません。
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