※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
こんにちは、バフェットかおるです。先に結論を書きます。2026年5月1日の日経新聞で私が一番驚いたのは、連休中の薄商いを狙って政府・日銀が円買い介入に踏み切り、1ドルが数時間で155円台まで5円も動いたことでした。
もうひとつ目を引いたのは、米国のテック大手4社がAIとインフラに年116兆円を投じているという記事です。その巨大なお金が半導体・電力・建設・資材に流れ、商社がその調達の窓口になっている。私が商社を長く持っている理由が、この2本の記事につながって見えました。
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買って長く持つことだけを続けています。相場を当てるつもりはありませんが、持っている会社に何が起きているかは自分で読んでおきたいので、この日の朝刊と夕刊から15本を自分の言葉で整理しました。数字はすべて2026年5月1日時点の紙面のものです。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年5月1日時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
円買い介入で1ドルが5円急騰、一時155円台(夕刊1面)
連休中の「薄商い」のタイミングで、政府・日銀が円買い介入を実施しました。わずか数時間で1ドルが155円台まで急騰し、円安を見込んでいた投機筋が損失を被る展開になりました。
円高は輸出の会社や商社の株価を押し下げる一方、輸入コストが下がるため内需や生活必需品の会社には追い風になります。
私は為替を予想して買う量を決めないようにしています。それでも、国がここまで強く介入できるのだと知って、為替の前提を置きすぎた投資はしないでおこう、と改めて思いました。
米国のAI投資が日本の製造業と商社に回ってくる
日立・ファナックが2桁増益、源泉は米国のAI投資(朝刊1面)
日立とファナックが前期2桁増益を達成し、その原動力が米国のAI投資の波及効果だと報じられました。米国がAIに投資し、日本の精密機器や製造業が受注し、利益と配当が増える。この連鎖が1面に出ていました。
商社各社もAI関連の資源・インフラ案件に関わっています。私が持っている会社の決算を読むときも、「どこの需要で稼いでいるのか」を見る目が少し変わりました。
米テック4社のAI投資は年116兆円、メタは売上高の6割(朝刊3面)
米国のテック大手4社が合計で年間116兆円をAI・インフラに投資していることが明らかになりました。メタはその額が売上高の6割に達します。
この資金が半導体・データセンター・電力・建設・資材へ流れ込み、商社が調達の窓口になります。伊藤忠・三井物産・住友商事はいずれもデジタルインフラ関連の商権拡大を進めています。
私はAIの会社そのものは買っていません。中身を自分で説明できないからです。ただ、そのお金が流れ込む先にある会社なら、事業の形を自分で追えると思っています。
石油企業の好決算が相次ぎ、中東懸念で株高(朝刊9面)
原油価格の高止まりを受け、石油・エネルギー関連の会社の決算が軒並み好調で、株高が鮮明になっています。三井物産・住友商事・伊藤忠商事など資源ビジネスを手がける商社も、この恩恵を直接受ける立場です。
中東が不安定になると商社の資源部門が稼ぐ、という形になっています。地政学リスクを悪い話としてだけ見ずに、どの会社がどう影響を受けるのかを分けて考えるようにしたいと思いました。
ナフサ供給は「年越え継続」、企業には不安が残る(朝刊1面)
高市首相がナフサ(石油化学の原料)の供給について年越えでの継続確保を表明しましたが、企業側には不安が残りました。中東以外からの代替調達を進めるという内容です。
ナフサはプラスチック・化学繊維・医薬品原料など幅広い製品の素材です。私が持っている住友精化・東ソー・リケンテクノス・バルカーといった化学の会社にとっては、原料の調達コストがそのまま業績に出てきます。ここは次の決算で確かめたいところです。
法人向け電気代が5月に一段と上昇、東電は4月に1割(朝刊13面)
中東の海峡封鎖による燃料高騰の影響で、企業向けの電気代が5月からさらに値上がりします。東京電力はまず4月に1割上げました。
電気を大量に使う製造業・物流・データセンター事業者はコストが膨らみます。一方で電源開発(J-POWER、私の保有企業です)は電力の販売価格の上昇で収益が改善する側に回ります。
同じニュースでも「コストを払う会社」と「代金を受け取る会社」に分かれる。これは私が会社を選ぶときの手がかりになりました。
金利上昇が銀行と信託の収益を押し上げる
住宅ローンの固定型金利が上昇、三菱UFJ銀は10年3.15%(朝刊8面)
三菱UFJ銀行の10年固定住宅ローン金利が3.15%まで上昇し、固定型の上昇が続いています。
金利の上昇は銀行の利ざやを広げます。私が持っている三菱UFJ、三井住友FG、三井住友トラストの収益にも関わってきます。子世代の住宅購入の負担は重くなる一方で、親世代が持つ銀行の会社には配当のもとが増える。複雑な気持ちになる記事でした。
三井住友トラストの前期純利益が23%増(朝刊8面)
三井住友トラスト・ホールディングス(8309)の前期純利益が23%増と上振れしました。金利上昇局面での運用益の拡大と、信託銀行ならではの資産管理・相続関連ビジネスの好調が両輪になっています。
私の保有企業ですので、この決算はそのまま自分の配当に関わります。相続や資産管理の相談が増えていく流れは、しばらく続くのだろうと私は受け止めました。
FRBも欧州中銀も動けず、日本の長期金利は2.5%へ(朝刊2面)
原油高でインフレが収まらず、米FRBも欧州中央銀行も利下げに踏み切れない状況が続いています。その影響で日本の長期金利も2.5%まで上昇し、債券市場と株式市場の両方に影響が出ています。
金利が上がると、成長を見込んで買われていた会社は売られやすくなります。私が配当を払い続けている会社を選んでいるのは、相場が荒れても配当が入ってくるほうが自分の性格に合っているからでした。
相場・AI・エネルギー・消費で気になった記事
4月の日経平均は月間上昇幅が最大水準、過熱意識で値動き荒く(朝刊9面)
4月の日経平均は月間の上昇幅が過去最大水準を記録し、AI・半導体への買いが相場全体を押し上げました。ただし記事には「過熱意識」という言葉も添えられていて、値動きは荒くなっています。
上がっている月ほど、私は何もしないようにしています。配当は相場が上がっても下がっても入ってきますので、そこだけを頼りにしています。
テイラー・スウィフトが「声」の商標登録を出願(朝刊11面)
テイラー・スウィフトが自分の「声」そのものを商標として登録出願しました。AIが著名人の声を無断で複製して楽曲や広告を作る事例が増えており、それに対抗する法的な動きです。
AIで恩恵を受ける会社がある一方で、AIに奪われる側のリスクも現実になっている。投資の話としてだけでなく、時代の変わり目を感じた記事でした。
錦織圭選手が引退を表明
世界4位・全米オープン準優勝という実績を持つ錦織圭選手が、現役引退を表明しました。怪我と戦いながら何年もトップを維持した姿が思い出されます。続けることの難しさを、私は投資でも感じています。
サムスンの半導体利益が49倍、AI向けメモリーが逼迫(朝刊10面)
韓国サムスン電子の1〜3月期の半導体部門の利益が、前年比49倍となりました。AI向けの高性能メモリー(HBM)の需要の急増が、半導体業界全体の利益を一気に押し上げています。
日本の半導体関連・素材メーカーへの需要の波及も考えられます。韓国の決算が日本の株価に影響する、というつながりを49倍という数字が見せてくれました。
UAEがOPEC脱退を表明、産油国の結束が崩れる(朝刊11面)
中東の産油国UAEがOPEC(石油輸出国機構)からの脱退を表明し、産油国の結束が崩れ始めています。各国が協調よりも自国の事情を優先する流れが加速しています。
石油の時代の終わりが近いという長い流れを感じさせる一方で、エネルギーをどう分散して持つかを改めて考えさせられる記事でした。
4月の消費者心理が2カ月連続悪化、基調判断は「弱含み」(朝刊5面)
消費者心理が2カ月連続で悪化し、政府も景気の基調判断を「弱含み」に据え置きました。物価高・光熱費の上昇・金利上昇が家計を直撃し、外食・旅行・ファッションへの支出が手控えられています。
景気が悪くても使い続けられる生活必需品の会社は、業績が比べて安定しやすいとされます。私が日本たばこ産業やツムラ、キリンHDを持っているのも、そういう考え方からでした。
私の保有企業に関係した記事の一覧(2026年5月1日時点)
以下は私の保有状況の紹介です。推奨ではありません。この日の紙面で、自分が持っている会社に関係した記事を並べておきます。
| 会社 | 掲載面 | 内容と私の見方 |
|---|---|---|
| 三井住友トラスト(8309) | 朝刊8面 | 前期純利益23%増で上振れ。金利上昇と資産管理需要の拡大が両輪。 |
| 商船三井 | 朝刊13面 | 社長インタビューで「ホルムズ正常化は早くても7月」。封鎖の長期化で海運コストが高止まり。 |
| 伊藤忠商事・三井物産・住友商事 | 朝刊9面・3面 | 石油企業の好決算とAI投資116兆円の両方が追い風。資源とデジタルインフラの両面。 |
| 電源開発(9513) | 朝刊9面 | 人事欄に掲載。電気代値上げの受益者側として収益改善の見込み。 |
| 三菱UFJ(8306)・三井住友FG(8316) | 朝刊8面 | 住宅ローン金利3.15%への上昇が利ざや拡大につながる。 |
| NTT(9432)・KDDI(9433) | 夕刊2面 | データセンター整備で電源開発やJR東日本と協業。電力需要増への対応。 |
| キヤノン(7751) | 夕刊2面 | 「生成AI、企業の8割導入」。AI複合機・産業機器部門への需要増につながる可能性。 |
| 武田薬品工業(4502)・ツムラ(4540) | 朝刊2面 | 「がん治療のいま、高額化で患者負担重く」。医薬品業界全体の流れとして関連。 |
まとめ
- 政府・日銀の円買い介入で1ドルが数時間で5円動き、一時155円台(2026年5月1日時点)
- 米テック大手4社のAI・インフラ投資は年116兆円。日立・ファナックは前期2桁増益
- 日本の長期金利は2.5%へ上昇。三菱UFJ銀の10年固定住宅ローン金利は3.15%
- 三井住友トラストの前期純利益は23%増。サムスンの半導体利益は49倍
- UAEがOPEC脱退を表明。4月の消費者心理は2カ月連続で悪化
この日の紙面を読んで、私がしたことは何もありませんでした。為替も金利も自分では動かせませんので、持っている会社が稼ぎ続けられるかどうかだけを見ています。読んで、確かめて、持ち続ける。それを繰り返していこうと思っています。
あわせて読みたい関連記事
- 1ドル162円台の円安と資産の守り方|40年ぶり円安と量子コンピューターをどう見たか
- 日経平均2694円安は歴代5位の暴落|それでも私が売らずに持ち続けると決めた理由
- 上場企業6年連続最高益と米30年債5.1%|2026年5月17日の日経新聞まとめ15本
無料でお配りしているもの
高配当株で資産づくりを始めるなら、この4つが近道です。
- 【完全無料公開】高配当株・銘柄選びチェックリスト ― 会社選びの基準を1枚に整理しました。
- 【無料配布】高配当株ポートフォリオ管理シート ― 保有株と配当金を「見える化」して、続けられるようにするシートです。
- 【無料】高配当株 配当管理シート(CSV対応) ― SBI証券のCSVを読み込んで、配当金をまとめられるシートです。
- 私の保有している会社の一覧 ― 私が実際に持っている会社と、取得単価・評価損益を公開しています。
50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → バフェットかおるチャンネル
為替が5円動いた日に、私がしていたこと【PR】
※ここから先には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。証券会社の手数料やキャンペーン条件は変更される場合がありますので、必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
為替も金利も自分では動かせませんので、私がしているのは毎月すこしずつ買い足すことだけです。1株(単元未満株)から買える口座を使っているので、介入で相場が揺れた日も、慌てずに同じ金額を積むだけで済みました。
私が使っている:SBI証券
私自身がメインで使っている証券口座です。手数料の低さと取扱商品の豊富さが魅力で、コストを抑えられたぶん、長い年月をかけて資産をしっかり増やすことができました。どの会社にするかは、手数料や取扱商品を見比べてお決めください。
→ ▶ SBI証券の公式サイトを見る
楽天証券のNISA
NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
→ 楽天証券のNISAページを見る
※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


コメント