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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代・60代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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会社四季報の読み方|エミン・ユルマズの日経平均30万円予測と私が見る3つの数字

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結論から書きます。私が会社四季報を開くのは、上がりそうな会社を探すためではなく、買おうとしている会社に「買わない理由がないか」を確かめるためです。見る順番は決めていて、自己資本比率、営業キャッシュフロー、配当の履歴の3つを先に見ます。エコノミストのエミン・ユルマズさんが書いていた読み方を参考にしながら、自分の基準に置き換えて使っている、という記録です。

私は投資助言・代理業の登録を受けていません。この記事は私が公表資料を読んで考えた記録で、特定の会社の売買を勧めるものではありません。記事中の数字は2026年10月時点で確認できたものです。

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エミン・ユルマズさんの「2050年に30万円」を、私はどう受け取ったか

エコノミストのエミン・ユルマズさんは、日経平均が2050年には30万円に達するという長期の見通しを示しています(2026年10月時点で確認できた報道より)。理由として挙げられているのは、日本が金融の中継地としての役割を取り戻すこと、半導体のような技術の供給網が日本に戻ってくること、そして物価が上がる局面に入ったこと、といった流れです。

私はこの数字を当てにしていません。20年先の指数がいくらになるかは、私には分かりません。ただ、長い目で日本の会社が育つ方向に置いておく、という姿勢そのものは、私がウォーレン・バフェットのやり方を真似している部分と重なります。良い企業を割安なときに買って、長く持つ。そのために決算を自分で見る。四季報はその入口として使っています。

彼の本で紹介されていた四季報の見方のうち、私が今も続けているところだけを以下に書きます。

私が四季報で最初に見る3つの数字

1. 自己資本比率

会社の総資産のうち、返さなくていいお金がどれだけあるかの割合です。高いほど借入に頼らずに回っている会社だと読めます。目安として40%以上という言い方をよく見かけますし、エミンさんは70%以上が良いと書いていました。

私は50%以上を自分の線にしています。70%で切ってしまうと、設備にお金がかかる業種がほとんど残らなくなって、私の持ち株の中心になっている地味な会社が全部こぼれてしまうからです。

2. 営業キャッシュフロー

本業で現金をいくら稼いだかの数字です。利益が出ていても、ここがマイナスなら、売掛金が膨らんでいるか在庫が増えているかのどちらかだと見ています。私は利益よりこちらを先に見ます。3期分を並べて、利益と同じ方向に動いているかを確かめます。

3. 配当の履歴

四季報には過去の1株当たり配当と、会社の配当方針が載っています。私が見るのは利回りの高さより、減配した年があるかどうかです。利回りは株価が下がれば勝手に上がるので、高いこと自体は何の保証にもなりません。減配の履歴は、その会社が苦しいときにどう振る舞うかの記録だと思っています。

見出しコメントと、業種のかたまりで読む

四季報の各社の欄には、取材をもとにした短い見出しコメントが付いています。「上向く」「一転減益」のような言葉で、取材した人がどう見ているかが分かります。私はこれを答えとしては読まず、業績欄の数字と食い違っていないかの確認に使っています。

それと、四季報は業種ごとに並んでいます。気になる会社を見つけたら、その前後の数十社をまとめて読みます。同じ業種の会社が揃って増収なのか、1社だけなのか。これが分かるだけで、その会社の数字が業界の追い風によるものなのか、その会社自身の力によるものなのかが見分けやすくなります。

任天堂の公表資料で、同じ順番に確かめてみた

手順の例として、誰でも資料が取れる会社を一つ開いてみます。任天堂(7974)です。私はこの会社を保有しておらず、読み方を試す題材として選んだだけで、売買を勧める意図はありません。

2026年3月期の決算短信によると、売上高は2兆3130億円、営業利益は3601億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4240億円、自己資本比率は77.6%、1株当たりの年間配当金は219円でした。一つ前の2025年3月期は売上高1兆1649億円、営業利益2825億円、年間配当金120円ですから、新しいゲーム機の立ち上がりで数字が大きく動いた期だと読めます。

自己資本比率77.6%は、私の50%という線を大きく超えています。有利子負債もほとんど抱えていません。ここまでで「財務でつまずく会社ではない」とは確かめられます。

では買うのか、と言われると、私は手が出ません。1本のゲーム機の売れ方で売上が倍近く動く会社の5年後を、私は見通せないからです。わからないものは買わない、というところで止めています。四季報で分かるのは財務の形までで、その先は自分が理解できる商売かどうかの判断になります。

四季報だけでは決まらないこと

PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)の欄も載っていますが、私はここを最後に見ます。倍率が低い会社には低いだけの理由があることが多く、割安かどうかは倍率だけでは決まりません。

結局、四季報は候補を絞る網で、最後は有価証券報告書を開くことになります。私の場合は、四季報で3つの数字を確かめて残った会社について、有報の「事業の内容」と過去5年の配当を自分で追う、という順番にしています。

まとめ

私が四季報でやっているのは、自己資本比率、営業キャッシュフロー、配当の履歴の3つを先に見て、中身を説明できない会社を候補から外すことです。エミン・ユルマズさんの長期の見通しは参考として読みましたが、数字そのものを当てにはしていません。指数がいくらになるかではなく、自分が中身を説明できる会社を、割安なときに少しずつ買っていく。そこだけは変えずにいようと思っています。

この記事は私の記録で、特定の会社の売買を勧めるものではありません。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

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