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新しいNISAで毎月いくら積み立てている人が多いのか、私も気になって調べました。結論を先に書くと、月3万円は年36万円で、国税庁の令和6年分の調査にある平均給与478万円に対して約7.5%にあたります。収入の10%を目安にするなら月約4万円、収入の4分の1を目安にするなら月約10万円です。どれが正しいという話ではなく、自分がどの目安を選ぶかという話だと私は考えました。
私は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。この記事は私が公表資料を読んで考えた記録で、特定の商品の売買を勧めるものではありません。記事中の数字は2026年10月時点で公表されている資料にもとづきます。
月3万円は、平均的な給与に対してどれくらいなのか
国税庁が公表している「令和6年分 民間給与実態統計調査」では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円でした(男性587万円、女性333万円)。
月3万円を12か月続けると年36万円です。478万円に対して約7.5%になります。
私の世代、つまり50代だと、お金の話を友達や会社の人とすることはほとんどありません。だから、自分の積立額が多いのか少ないのかも、よくわからないままでした。
そこで私は、他の人と比べるのをやめて、公表されている数字と自分の手取りだけを並べてみることにしました。
収入の10%という目安はどこから来ているのか
収入の10%を貯蓄や投資に回す、という考え方は『バビロン大富豪の教え』で知られています。収入の一部を先に取り分けておき、残りで暮らすという順番の話です。
平均給与478万円の10%は年47.8万円で、月にすると約4万円です。月3万円なら7.5%なので、10%にはあと少し届きません。
私がこの考え方で助かったのは、金額ではなく順番の部分でした。余ったお金を投資に回すのではなく、先に取り分けてから残りで暮らす。これなら、月によって積立額が揺れません。
収入の4分の1という考え方
もっと厳しい目安として、収入の4分の1を先に取り分けるという方法があります。日本で初めて林学博士になった本多静六(1866〜1952)が実践した「四分の一天引き貯金」です。
本多静六は、収入の4分の1を必ず天引きで貯めると決め、それを続けました。1930年には所有していた山林を埼玉県に寄附しています(久喜市の広報資料より)。
平均給与478万円の4分の1は年約120万円で、月にすると約10万円です。これはNISAのつみたて投資枠の上限(年120万円、月10万円)とほぼ同じ金額になります。
私はここまでは回せませんでした。50代で、家のことや親のこともあるので、月10万円を先に抜くと暮らしが回らなくなります。だから私は、この目安は参考として見るだけにしました。
月10万円はつみたて投資枠の上限と同じ
NISAのつみたて投資枠は年120万円が上限です。12で割ると月10万円なので、毎月の上限まで使うと月10万円になります。
生涯の非課税保有限度額は1,800万円です。月10万円なら15年で埋まります。月3万円だと50年かかるので、50代の私には現実的ではありません。
私は、つみたて投資枠と成長投資枠をどう組み合わせるかを先に決めました。枠を全部使い切ることを目標にしないと決めたら、毎月の金額を無理に上げる理由もなくなりました。
利回りを何%で置くかで、答えは大きく変わる
積立の記事では「年率7%で計算すると」という前提をよく見ます。私はその7%の根拠を自分で示せなかったので、代わりに実際の数字を一つ探しました。
年金積立金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、2001年度に市場運用を始めてから2026年6月末までの収益率を、年率プラス4.95%と公表しています(2026年度第1四半期の速報値)。累積の収益額は221兆201億円です。
この4.95%が将来も続くという話ではありません。ただ、自分で説明できる数字としては、これが私の手元にあるいちばん確かなものでした。
仮に年4.95%で、毎月同じ額を積み立てたとして単純計算すると、次のようになります。
月3万円を20年:元本720万円に対して約1,226万円
月3万円を30年:元本1,080万円に対して約2,474万円
月10万円を15年:元本1,800万円に対して約2,662万円
これは前提を置いた単純計算で、将来の金額を約束するものではありません。下がった年には元本を割ることもあります。私はこの数字を「こうなる」ではなく「この順番で増えていく仕組みなのだ」という理解のために見ています。
私が自分の積立額を決めた順番
私が決めたのは次の順番です。
1つ目に、手取りから固定費を引いて、毎月必ず残る金額を出しました。2つ目に、そこから生活の予備費として半年分を別に取り分けました。3つ目に、残った中から、下がった月でも止めないで続けられる金額を決めました。
結果として私が選んだのは、平均給与の10%より少ない金額です。それでも、止めないで続けられる金額であることのほうが、私には大事でした。
ウォーレン・バフェットのやり方を真似したいと思ったとき、いちばん難しいのは金額ではなく、長く続けることだと感じています。
まとめ
月3万円は年36万円で、国税庁の令和6年分の調査にある平均給与478万円に対して約7.5%です。収入の10%を目安にするなら月約4万円、収入の4分の1なら月約10万円で、これはNISAのつみたて投資枠の上限と同じ金額になります。
将来いくらになるかは、利回りを何%で置くかで大きく変わります。私が自分で示せる数字は、GPIFが公表している2001年度以降の年率プラス4.95%(2026年6月末時点の速報値)だけでした。
私が決めたのは、金額の大きさではなく、下がった月でも止めないで続けられる金額にすることでした。この記事は私の考えの記録で、特定の商品の売買を勧めるものではありません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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