※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
先に結論を書きます。私がやめたのは、医療保険、がん保険、貯蓄型の生命保険、個人年金保険の4つです。残したのは、掛け捨ての定期保険、火災保険、自動車保険(対人・対物無制限)の3つでした。やめるときに大事だったのは順番です。先に解約してから次を探すと保障の空白ができるので、私は新しい保険の加入が決まってから古いほうを解約しました。そして、解約だけが選択肢ではなく「払済」や「減額」という道もありました。
※当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。この記事は私がやめた保険とその手順の記録で、解約をおすすめするものではありません。制度の数字は2026年10月時点のものです。必要な保障は加入状況や家族構成、働き方で変わります。解約や見直しの具体的な判断は、保険会社や代理店、公的な相談窓口に確認してください。
私がやめた保険と、残した保険
| 保険 | 私の判断 | そう決めた理由 |
|---|---|---|
| 医療保険 | やめた | 高額療養費の上限と、手元の現金でまわせると考えたから |
| がん保険 | やめた | 同じ理由。迷ったので最後に回した |
| 貯蓄型の生命保険 | やめた | 保障と運用が1本になっていて、中身を自分で分けられなかったから |
| 個人年金保険 | やめた | 増やす役目は保険から外すと決めたから |
| 掛け捨ての定期保険 | 残した | 公的保障で足りない分を、期間を区切って埋めるため |
| 火災保険 | 残した | 住めなくなったときに自分の貯金では戻せないから |
| 自動車保険(対人・対物無制限) | 残した | 相手への賠償は金額に上限がないから |
残した3つに共通していたのは、起きる確率は低いのに、起きたら自分の貯金では戻せない、という性質でした。私が外したほうは、起きても金額が読める範囲に収まるものでした。この線引きで考えると、私の場合はこの7つに整理できました。
なぜ公的保障で足りると判断したのか、その計算の順番は別の記事に分けて書いています。この記事は、実際にやめたときの手順の話です。
医療保険とがん保険をやめたときに、私が確かめた数字
医療保険をやめる前に、入院したら実際にいくら出ていくのかを調べました。高額療養費の上限と、上限の対象にならない費用の2つに分けて書き出しました。
2026年8月から適用されている70歳未満の表では、年収約370万円〜約770万円の区分で1か月の上限が85,800円+(総医療費−286,000円)×1%です。この区分なら、医療費が100万円かかっても自己負担は9万円台で止まります。
そのうえで、上限の対象にならない費用を足しました。差額ベッド代、入院中の食事代、先進医療の技術料、通院の交通費、家族が付き添うときの費用です。私はここが読めなくて怖かったのですが、差額ベッド代は請求されない場合が決まっていると知って、少し楽になりました。
がん保険は最後まで迷いました。がんは治療が長くなることがあるので、月の上限だけでは足りないのではないかと思ったからです。迷っているあいだに、2026年8月から年単位の上限ができました。この区分で年53万円です。多数回該当で4回目から上限が下がる仕組みもあります。長く続いたときの受け皿が公的な側にある、と確かめられたので、私はやめることにしました。
これは私の家計と、私の加入先での判断です。持病がある人や、自営業で働けなくなると収入が止まる人は、同じ計算をしても違う答えになると思います。
所得補償保険は、働き方で答えが変わりました
ここは元のこの記事を直したところです。元の記事には「所得補償保険は社会保険の傷病手当金・障害年金で対応可能」と書いていました。これは会社員の場合の話でした。
傷病手当金は、会社の健康保険(組合健保や協会けんぽ)の仕組みです。自営業やフリーランスが入る国民健康保険には、原則としてありません。会社員だった私には不要でしたが、自営業の人にとっては、働けなくなったときに収入が止まったままになります。一律に不要とは書けないので、書き直しました。
ペット保険についても、元の記事には「コスパが悪い」と書いていました。ペットには公的な医療保険がないので、医療費は全額自己負担です。貯金で備えるか保険で備えるかは、その家の現金の余裕によると思うので、言い切るのをやめました。
貯蓄型の生命保険をやめて、払った額と戻った額を自分で計算しました
私が入っていたのは、保障と運用が1本になった生命保険でした。やめるときに、それまで払った保険料の総額と、戻ってきた解約返戻金を並べて計算しました。はっきり差がありました。
その差が何に使われていたのかは、設計書を読んでも私には分けられませんでした。保障の部分の保険料と、運用に回った部分と、そこから引かれた費用が、ひとつの月額に溶けていたからです。元のこの記事には、この差額を「全部手数料だった」と書いていましたが、内訳を確かめられていないので、そう言い切るのはやめました。言えるのは「払った額と戻った額に差があった」という事実だけです。
元の記事には、海外の保険会社と日本の保険会社の収益率を比べた表も載せていました。出どころの資料を私のほうで確かめられず、比べ方の前提もわからなかったので、表ごと取り下げました。
私が自分で確かめられたのは、金融庁が外貨建ての保険など貯蓄性のある保険商品について、販売の仕組みや顧客への説明のあり方を繰り返し取り上げてきた、という事実です。金融庁のサイトに資料が公表されています。商品が悪いという話ではなく、売られ方のほうが問題として挙げられていた、という読み方を私はしています。
やめる前に確かめた5つのこと
私が順番を間違えそうになったところです。先に解約してしまうと戻れなくなります。
- 解約返戻金がいくらになるか。保険会社に電話すれば教えてもらえました。契約から何年目かで大きく変わります
- 解約返戻金に税金がかかるかどうか。払った保険料より戻る額が多い場合は課税の対象になることがあります。私は税務署に聞きました
- 次の保険に入れるかどうか。健康状態の告知が必要なので、持病や通院歴があると入れないことがあります。やめてから入れないと気づくのがいちばん危ないところでした
- 新しい保険の保障が始まる日。責任開始日を確かめて、その日より後に古いほうを解約しました
- 団体扱いや給与天引きになっていないか。会社経由の契約だと、手続きの窓口が保険会社ではないことがありました
3番と4番は特に大事でした。私は新しい掛け捨ての保険の責任開始日を確かめてから、古い保険の解約書類を出しました。1日でも空けると、その間に何かあっても出ません。
申し込んで間もない契約なら、クーリングオフで申込みを撤回できる場合があります。原則として、申込日か書面を受け取った日のいずれか遅い日から8日以内です。商品や契約の形によって扱いが違うので、自分の契約の約款で確かめてください。
解約のほかに「払済」と「減額」という道がありました
私が知らなかったのは、全部やめるか続けるかの2択ではない、ということでした。保険会社に聞いて教えてもらった選択肢です。
- 払済保険:これ以上保険料を払わずに、そこまでに積み立てた分で保障額を小さくして続ける形。保険料の支払いは止まりますが、契約は残ります
- 減額:保障額を小さくして、その分だけ保険料を下げる形。一部だけ解約するような扱いになります
- 延長保険:保障額はそのままで、期間を短くする形
ただし、この3つは商品によって使えるものと使えないものがありました。特約が外れることもありました。私は貯蓄型の1本は払済にして、もう1本は解約しました。解約返戻金が増える時期が近かったほうを払済にした、という理由です。
どれが選べるかは契約ごとに違うので、保険会社に「払済と減額と延長、この契約で選べるものはどれですか」と聞くのがいちばん早かったです。
引き留めで言われたこと
解約の電話をしたときに言われたことを、覚えている範囲で書いておきます。私を責めるような言い方はされませんでしたが、気持ちが揺れました。
- 「今やめると、ここまで払った分が戻りません」。これは本当のことなので、返戻金の額を自分で確かめてから判断しました
- 「同じ条件で入り直すことはもうできません」。これも本当でした。だから新しい保険の加入を先に決めておきました
- 「1日あたりにすると500円ですよ」。月額を日割りにして小さく見せる言い方です。私は月額と、残りの払込期間の総額に戻して見ることにしました
- 「受取人のお名前は誰でしたか」。家族の顔が浮かんで、いちばん効きました。ここで決めると気持ちで決めることになるので、私は電話を切って、紙に戻って考え直しました
元のこの記事には、こうした話を「営業マンの禁断トーク」として十数項目並べていました。ただ、あれは私が実際に言われたことではなく、どこかで見た内容が混ざっていたものでした。出どころを確かめられないので、私が自分で言われたことだけに絞りました。
私が決めたのは、その場で答えないということでした。電話でも訪問でも、一度切って、紙に書いた金額を見てから返事をする。これだけで気持ちで決めることがなくなりました。
やめてから、私が感じていること
保険料が月に数万円下がりました。その分は、毎月の積み立てに回しています。良い会社を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない。ウォーレン・バフェットのやり方を真似しているだけです。
不安が消えたわけではありません。ただ、不安の中身が「よくわからないもの」から「金額がわかっているもの」に変わりました。私にとってはそれが大きかったです。
私は50代で体を壊して退職しました。そのときに公的な保障のことを調べ直したのが、この整理のきっかけでした。やめる判断は人によって違って当然なので、具体的な判断は保険会社や、健康保険・年金の公的な窓口に確認してください。体調のことは自己判断せず、お医者さんに相談してください。
あわせて読みたい関連記事
- 本当に必要な保険とは|公的保障でどこまで足りるかを調べて私が残した3つ
- 50代の私が固定費を見直した節約の記録|保険・サブスク・新聞を減らした話
- 差額ベッド代が請求されない3つの場合|厚生労働省の通知で確かめた特別療養環境室料のルール
無料でお配りしているもの
高配当株で資産づくりを始めるなら、この4つが近道です。
- 【完全無料公開】高配当株・銘柄選びチェックリスト ― 会社選びの基準を1枚に整理しました。
- 【無料配布】高配当株ポートフォリオ管理シート ― 保有株と配当金を「見える化」して、続けられるようにするシートです。
- 【無料】高配当株 配当管理シート(CSV対応) ― SBI証券のCSVを読み込んで、配当金をまとめられるシートです。
- 私の保有している会社の一覧 ― 私が実際に持っている会社と、取得単価・評価損益を公開しています。
50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru
やめた保険の保険料だったぶんを、毎月の積み立てに回していくために【PR】
保険をやめて浮いたお金は、置き場所を決めておかないと使ってしまいます。私はやめた月のうちに、積み立てる先の口座を用意しました。使っているのは次の2つです。
※ここから先は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
▶ SBI証券の公式サイトを見る
・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る
※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。
この記事の話は、動画でもお話ししています。


コメント