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半導体に関わる会社を調べようとして、私がまず困ったのは「半導体の会社」とひとまとめに呼ばれているものの中身が、まったく別の商売の集まりだったことです。結論として私がやったのは、業界全体の統計と、一社ずつの決算資料を分けて見ることでした。この記事は、相場の見通しを言うものではなく、私がどの資料のどこを開いて確かめているかの記録です。
当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の会社や金融商品の売買を推奨するものではありません。本文の数字は2026年10月時点で私が確認した範囲のもので、その後に変わることがあります。最終的な判断はご自身でお願いいたします。
「半導体の会社」という呼び方では、何の商売か分からなかった
調べていくうちに、半導体に関わる会社は役割ごとにきれいに分かれているのだと分かりました。設計だけをする会社、受託で製造する会社、製造装置をつくる会社、ウエハーや薬液などの材料をつくる会社、検査や後工程を担う会社、そして装置や材料を売る商社。それぞれ売り先も景気の受け方も違います。
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。わからないものは買わない、という一点でいうと、自分がどの役割の会社を見ているのかが言えない状態では、まだ買う段階ではないと考えました。
業界全体の動きは、業界団体が出している統計で見ています
市場が伸びているという話は、記事によって数字がまるで違いました。そこで私は、元になっている統計を自分で開くことにしました。
世界の半導体の市場規模と見通しは、WSTS(世界半導体市場統計)が公表しているものがよく引用されています。日本の半導体製造装置の受注や販売の統計は日本半導体製造装置協会が月ごとに出しています。国内の輸出入の動きは財務省の貿易統計で品目別に見られます。国の政策としてどういう方向を向いているかは、経済産業省が公開している半導体・デジタル産業に関する戦略の資料に書かれています。
私がこれらを見るときに気をつけているのは、見通しの数字は発表された時点のものだということです。更新されれば前の数字は古くなります。ですので私は、いつ公表された資料かを必ず控えてから使うようにしました。
一社ずつは有価証券報告書のセグメント情報で見ています
半導体に関わっている会社でも、売上のうち半導体向けがどれくらいなのかは会社によって大きく違います。ここを確かめないまま「半導体の会社」として同じ扱いにすると、あとで話が合わなくなります。
私が開くのは有価証券報告書の事業の内容と、セグメント情報です。報告セグメントごとの売上高と営業利益、それに地域別の情報が載っているので、どこで稼いでいる会社なのかが自分で分かります。冒頭の「主要な経営指標等の推移」で複数年度の売上と利益を並べて見れば、業績が伸びてきたのか行き来しているのかも判断できます。
配当を期待して持つかどうかは、決算短信の「配当の状況」で確かめます
私は配当金を受け取りながら長く持つやり方を選んでいます。ですので、業績の振れ幅が大きい業種では、配当がどう決められているのかを先に確かめます。
決算短信の一枚目にある「配当の状況」の表には、中間と期末の1株当たり配当金、年間合計、配当金総額、配当性向、次の期の予想が並びます。業績連動で決める方針の会社か、下限を置いている会社かは、決算説明資料や中期経営計画の株主還元のページに書かれていることがあります。私は、その方針を自分の言葉で説明できるようになるまでは判断を保留することにしました。
景気の波があることを、どう受け止めたか
この業種には需要と在庫の波があると言われます。私にそれを予測する力はありません。ですから私は、波があるという前提で、良かった年の利益をそのまま将来に伸ばして考えないことだけを決めました。有価証券報告書の「事業等のリスク」には、会社自身が何を不安材料と考えているかが書かれています。そこを読むほうが、見通しの記事を読むより私には役に立ちました。
個別の会社を選びきれないときに私がしたこと
私は一社に絞る自信がなかった時期に、投資信託やETFでまとめて持つやり方も調べました。そのときに見るのは交付目論見書です。何を対象にした指数なのか、信託報酬がいくらなのか、何にどれくらい投資するのかが書いてあります。実際にかかった費用は運用報告書の1万口あたりの費用明細で確かめられます。つみたて投資枠で選べるものかどうかは、金融庁が公表している対象商品の一覧に載っているかで確認しました。
どれを選んだかは人によって変わると思いますので、ここでは商品名は書きません。
私が決めたこと
半導体に関わる会社については、自分がどの役割の会社を見ているのかを言えるようになるまで買わない、と決めました。そして上がるか下がるかの話は書かないことにしました。私が書けるのは、どの資料のどこを開けば自分で確かめられるか、までです。
この記事で直したところ
この記事はもともと、半導体に関係する十数社を取り上げて会社ごとの安定性や将来性を解説するという予告の一文だけがあり、本文が書かれていない状態で公開されていました。会社名を挙げた評価や、年を区切って相場の方向を言い切る内容は、私自身が裏を取れないため書きません。代わりに、業界団体や官公庁の統計と、各社の有価証券報告書・決算短信のどこを開けば自分で確かめられるかという形に組み直しました。タイトルからも年の断定と、上がる・要注意という言い方、読んだ方をあおる言葉も外しています。
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業界の統計を読んだあとに一社ずつの決算資料へ進むとき、口座の会社ごとのページからIR資料にたどれると手間が減ります。私は証券会社の画面を資料の入口として使っています。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
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・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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