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この記事は、2025年2月19日から2025年4月3日までの1か月半で、私の高配当株の口座がどう変わったかの記録です。結論から書きます。この期間、私は下がった日に少しずつ買い増しました。その結果、持っている会社は74社から79社に増え、年間の配当金(税引き前)は約340万円から約390万円に、50万円ほど増えました。相場が荒れていた時期ですが、配当金のほうは増えていた、という記録です。なお、これは私の保有状況の紹介であり、推奨ではありません。同じことをすれば同じ結果になるとは限りません。
筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。以下は私自身の保有状況と、私が実際にどう決めたかの記録です。本記事は2026年10月時点のものです。数字や制度は変わりますので、投資のご判断はご自身の責任でお願いいたします。
この記事は2025年4月時点の記録です
もとのタイトルは「過去1ヶ月半(2025/2/19 → 2025/4/3)のデータからわかる」という書き方でした。自分で読み返しても、何の記事か分からないタイトルでした。中身は私の高配当株の口座の記録ですので、そう分かるタイトルに直しました。
数字はすべて2025年2月19日と2025年4月3日の時点のものです。今の数字ではありません。記事の日付も変えていません。その後どうなったかは、下のほうに2026年10月時点の追記としてまとめました。
1か月半で、何がどう変わったか
まず数字を並べます。私の口座の、この2つの日付の比較です。
| 項目 | 2025年2月19日 | 2025年4月3日 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 保有資産額 | 100,484,733円 | 106,988,421円 | +6,503,688円(+6.47%) |
| 評価益 | +12,385,933円 | +13,684,621円 | +1,298,688円 |
| 年間配当(税引き前) | 3,408,390円 | 3,907,470円 | +499,080円(+14.6%) |
| 配当利回り | 3.87% | 4.19% | +0.32pt |
| 持っている会社の数 | 74社 | 79社 | +5社 |
この表で私が一番うれしかったのは、配当利回りが3.87%から4.19%に上がっている行です。利回りが上がったのは、私が良い買い物をしたからというより、株価が下がったからです。同じ配当金を出す会社を、前より安く買えたということになります。
年間の配当金が50万円増えた理由
1か月半で年間の配当金が約50万円増えた、と書くと急に増えたように見えますが、やったことは単純です。
1つめは、下がった日に買い増したことです。買う金額を増やしたのではなく、買う日を選んだだけです。私は毎月決まった日に買うのではなく、下がった日に1株ずつ買い足していく形にしています。この1か月半は下がる日が多かったので、買う機会が多かった、ということになります。
2つめは、配当利回りが高くなった会社を選んで買ったことです。株価が下がると、同じ配当金でも利回りの数字は上がります。前から見ていた会社の利回りが上がっていたので、そこを足しました。
3つめは、増配です。これは私がしたことではなく、会社がしたことです。日本の会社は配当を増やす流れが続いていて、持っているだけでも年間の配当金が増えることがあります。50万円のうち、どこまでが私の買い増しでどこまでが増配なのかは、正直なところ正確に分けられていません。
ひとつ気をつけている点を書きます。利回りが高いというだけで買うと、あとで減配される会社をつかむことがあります。私は利回りの数字を見る前に、売上と利益が伸びているかを必ず見るようにしています。順番を間違えると、高い利回りが一時的なものだったと後で分かります。
持っている会社を74社から79社に増やしました
この期間に5社増えました。私が会社の数を増やすのは、1社に何かあったときの影響を小さくするためです。
79社というと多すぎるように見えると思います。私もそう思います。ただ、1社あたりの金額は大きくありません。1株から買える仕組みを使って、気になった会社をまず1株だけ買い、決算を見ながら増やしていくやり方をしてきた結果です。
多くなりすぎた反省もあります。79社の決算を全部きちんと読むのは、私には無理でした。今は金額の大きい上位の20社ほどを重点的に見て、残りは配当と大きな発表だけ追う、という形にしています。会社の数を増やすなら、見る仕組みも一緒に決めておいたほうがよかったと思っています。
業種の偏りがどう変わったか
買い増しの結果、資産全体に占める業種の割合も変わりました。主なものを並べます。
| 区分 | 2025年2月19日 | 2025年4月3日 |
|---|---|---|
| 米国のETF | 28.3% | 25.6% |
| サービス業 | 13.3% | 12.0% |
| 情報通信 | 6.1% | 5.4% |
| 化学 | 6.3% | 6.9% |
割合が下がっている区分は、売ったからではありません。ほかを買い足した分だけ、全体に対する比率が下がったということです。私は売っていません。
私がここで気にしているのは、ひとつの区分が全体の3割を超えないようにすることだけです。米国のETFが28.3%になっていたので、この1か月半は日本の会社のほうを足しました。きっちりした計算があるわけではなく、3割を超えると自分が落ち着かなくなる、という自分の感覚で決めた線です。
米国のETFの動き
私は米国のETFも持っています。この期間の評価額の動きを書いておきます。
| 銘柄 | 2025年2月19日 | 2025年4月3日 | 増減 |
|---|---|---|---|
| AGG(米国の債券のETF) | 371,184円 | 382,151円 | +10,967円 |
| SPYD | 303,800円 | 310,000円 | +6,200円 |
| HDV | 205,500円 | 205,920円 | +420円 |
日本株が下がっていた時期に、債券のETFが増えているのが分かります。株と債券は値段が動く理由が違うので、同じ時期に同じ方向へ動かないことがあります。私が債券のETFを少し持っているのは、全体の値動きをなだらかにするためです。
念のため書いておきます。これは私が持っているものの紹介で、これらを買うことをおすすめするものではありません。金額も私の口座の中では小さい部分です。
買い増すときに私が見ている基準
下がった日に何でも買うわけではありません。当時の記事にも書いていた、私の基準を残しておきます。
1つめ。株価が20%以上下がっている会社から探します。全体が下がっている日は、業績と関係なく売られる会社が出てきます。そこを見ます。
2つめ。ROE(自己資本利益率)が8%以上あるかを見ます。預かっているお金に対してどれだけ利益を出しているかの数字です。私はここを「商売の効率」として見ています。
3つめ。自己資本比率が50%以上あるかを見ます。借金に頼りすぎていないかの目安です。不景気が来たときに、借金の多い会社は配当を止めることがあります。私は配当を目的にしているので、ここを重く見ています。
4つめ。業種が偏らないかを見ます。良い会社が見つかっても、同じ業種がすでに多ければ見送ります。
この基準は私が自分で決めたもので、正解というわけではありません。数字はどれも、会社が出している決算の資料や無料で見られる業績のまとめサイトで確認できます。私はウォーレン・バフェットのような目利きを持っていませんので、自分で確かめられる数字だけを基準にしました。
「暴落は必ず戻る」とは、私には書けません
ここは、当時の書き方を直しておきたい部分です。
もとの記事で私は「暴落は一時的で、長期では必ず上昇する市場が味方」「買い増しと分散と長期保有こそ最強の戦略」と書いていました。今読むと、これは言い過ぎでした。必ず戻るとは誰にも分かりませんし、最強の戦略というものもないと思います。
また、当時の記事には「2015年から2025年の10年で日経平均株価は約2.2倍、米国のS&P500は約2.5倍になった」という表を載せていました。今回あらためて出どころをたどろうとしたのですが、どの日付を起点と終点にした数字なのかを確かめられませんでした。起点の取り方で大きく変わる数字ですので、この表は削除しました。
私が書けるのはここまでです。過去には下がったあとに戻った時期がありました。ただ、次も同じになるかは分かりません。ですので私は「戻ると分かっているから買う」のではなく、「配当金が入ってくる会社を、安く買えるときに買っておく」という形にしています。戻らなかったとしても配当金は受け取れる、という考え方です。もちろん、会社の業績が悪くなれば配当も減ります。
その後どうなったか|2026年10月時点の追記
この記事を書いた翌週、相場はさらに大きく下げました。2025年4月2日(アメリカ時間)にアメリカが「相互関税」を発表し、2025年4月7日の日経平均株価は前の週末より2,644円下がって3万1,136円で取引を終えています。この記事の日付である4月3日の時点では、まだここまでは下がっていませんでした。
そのあと、2025年4月9日にアメリカが相互関税の上乗せ分を多くの国に対して90日間停止すると表明し、株価は急に反発しました。2025年7月には日本との合意が発表され、報じられた関税の税率は15%でした。日経平均株価は2025年のうちに過去の最高値を更新し、2025年11月には5万円台で売買される日もありました。
私がこの1か月半でしていた買い増しは、結果として安い時期に買えていたことになります。ただ、これは運の部分が大きいと思っています。私は4月7日にさらに大きく下がることを知りませんでした。もしあのあと2年下がり続けていたら、同じやり方でも評価額はしばらく戻らなかったはずです。
私がこのやり方を続けているのは、当たったからではありません。いつ下がるか分からないので、下がった日に少しずつ買うしかない、と考えているからです。一度にまとめて買うと、買った日が高値だったときに取り返しがつきません。
この記事に書いた資産額や配当金の数字は2025年2月から4月時点のもので、今の数字ではありません。
私が続けるために決めている3つのこと
最後に、この記録を続けるために決めていることを書きます。
1つめ。買ったら売らない、と先に決めておくことです。下がってから考えると、必ず怖さのほうが勝ちます。
2つめ。評価額ではなく、年間の配当金の金額を記録することです。評価額は毎日動きますが、配当金は会社が稼いだ利益から出てきます。私が生活で頼りにしているのは後者です。
3つめ。生活費は株に入れないことです。数か月分の生活費を現金で分けて置いています。これがあると、下がった日に売らずに済みます。
ここまでが本文です。もう一度書いておきます。これは私の保有状況の紹介であり、特定の会社や商品の推奨ではありません。数字は2025年2月から4月時点のもので、追記部分は2026年10月時点で確認できた範囲です。同じやり方をしても同じ結果になるとは限りませんので、ご判断はご自身でお願いいたします。
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下がった日に1株ずつ買い足していくやり方は、1株から買える口座がないとできません。私がこの記録のあいだ実際に使っていた2つの口座を、参考までに書いておきます。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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