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2026年8月19日、日経平均は前日比2,134円安と大きく下げ、前日と合わせた2日間でおよそ3,900円下がりました。この日いちばん重かったのは、日経平均よりTOPIXです。これまで持ちこたえてくれていた、高配当・バリュー株の味方のTOPIXが、3.09%安と大きく崩れました。
私の資産もこの日はしっかり減りました。それでも、私が投資している会社の稼ぐ力がなくなったから下がったのではない、と考えています。この記事では、この日の下げの理由と、私が下げた日に売らない理由を整理します。
※この記事は私の見方の記録であり、特定の会社への投資をすすめるものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。株価・指数は2026年8月19日時点の報道にもとづく数字です。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。
企業の中身は、悪くなっていなかった
この時期に発表された上場企業の4〜6月期決算は、AI関連などが好調で、純利益が過去最高を更新したと報じられていました。値上げが通り、売上に対する利益の割合も高くなっています。人件費を上げられるだけの体力が、企業の側にあるということです。
会社の中身は悪くない。下がっているのは株価のほうだ、と私は受け止めました。
下げた理由は、ほとんどが日本の外から来た
- 世界中で金利が上がった:米国の10年債利回りが19か月ぶりの高水準となり、フランスやイギリスも上昇。日本の10年国債利回りも2.896%まで上がりました。金利の上昇は、株にとっていちばんの逆風です
- 金利上昇で「期待」が縮んだ:金利が上がると、将来のお金の価値が今より安く見積もられます。何年も先に大きく稼ぐはずとされるAI・半導体関連ほど、期待の計算がしぼみます。業績が悪くなったのではなく、計算の前提が変わったということです
- 米国の半導体株安が引き金:前日の米国市場で、サンディスクが約9%、フィラデルフィア半導体指数が約5%下がりました。その流れで、日本でもキオクシアが一時12%を超えて下がるなど、半導体・電線・AI関連が大きく売られました
- 中東情勢と原油高:コストと物価が上がり、企業にも家計にも重しになります
- スタグフレーションへの心配:物価は上がるのに景気は止まる、という投資家がいちばん嫌う組み合わせが、また意識されました
- 円高方向への動き:ドル円は159円台前半と、前日より少し円高になりました。輸出の多い会社には小さな逆風です
そしてTOPIXまで売られたのは、特定の会社が悪いのではなく、日本株全体から一時的にお金が引き揚げられたサインだと私は読みました。1週間半ほどかけて積み上げた上昇分が、この日一日で消えた形です。
夜の取引では、もう買い戻しが入っていた
この日の夜の先物取引では、日経平均の終値より900円ほど高い水準で取引されていました。昼に大きく下げ、夜には戻している。下げは日本の取引時間の中だけの出来事だったようにも見えます。
下げた日に慌てて売ることが、50代の私がいちばんやってはいけないことだと考えています。株価の大きな動きは一日で変わることがあり、会社の稼ぐ力は一日では変わらないからです。
全面安の日にも、上がった会社があった
この日のような全面安でも、上がった会社がありました。「AIに仕事を奪われる」と見られて売られていたのに、実際にはAIを使ったサービスの需要が増えていると評価された会社です。
相場の中では、「AIに奪われる側」から「AIで稼ぐ側」へ、お金の置き場所が移り始めているのかもしれません。お金は消えたのではなく、動いただけ。私はこの日の相場を、そう見ています。
まとめ:下がったのは株価、落ちていないのは稼ぐ力
- 8月19日は日経平均2,134円安、TOPIX3.09%安の全面安
- 理由の多くは、金利上昇、米国の半導体株安、原油高など、日本の外から来たもの
- 企業の4〜6月期決算は最高益で、稼ぐ力は落ちていなかった
私は、株価の数字より会社の中身を見ることにしています。ウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買い、長く持つ。こういう日こそ、そのやり方を思い出すようにしています。
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