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2026年1月に、私は高配当株として8つの会社に新しく投資しました。ショーボンドホールディングス、三菱HCキャピタル、三井住友トラストグループ、ブリヂストン、武田薬品工業、ヒューリック、野村不動産ホールディングス、オカムラの8社です。選んだときに共通して見ていたのは、日本で稼ぐ力があるか、そして私たちの生活の土台になっている仕事かどうかでした。この記事は、私がこの8社をどういう理由で選んだのかを書いたものです。はじめにお伝えしておきますが、以下は私自身の保有状況の紹介であり、買うことをおすすめするものではありません。
※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄を推奨するものではありません。記事に出てくる会社は私が実際に投資した会社ですが、あくまで私の保有状況の紹介であり、推奨ではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。記載の数字は2026年10月時点のものです。
- 8社を選ぶときに私が見ていた共通点
- 橋とトンネルの補修で稼ぐ会社 ショーボンドホールディングス(1414)
- お金とモノを貸して稼ぐ会社 三菱HCキャピタル(8593)と三井住友トラストグループ(8309)
- 世界で必要とされる商品を持つ会社 ブリヂストン(5108)と武田薬品工業(4502)
- 都市と働く場所を支える会社 ヒューリック(3003)、野村不動産ホールディングス(3231)、オカムラ(7994)
- 買った翌日に下がっても、私が慌てない理由
- 生活に必要なものを扱う会社を選んでいる意味
- 8社を足したあとに、自分のポートフォリオで確かめたこと
- 8社ぶんの配当の入金予定を、1社ずつ数えられるようにしておく【PR】
8社を選ぶときに私が見ていた共通点
私の投資のやり方は、ウォーレン・バフェットの真似です。自分が理解できる仕事をしている会社を、割安なときに買って長く持つ。決算は自分で見る。わからないものは買わない。この3つだけです。
そのうえで高配当株を選ぶときは、だいたいこの順番で確かめています。何で稼いでいるのかを自分の言葉で説明できるか。その仕事がこの先も必要とされ続けるか。配当を出し続けられる財務になっているか。そして、業種が今持っているものと重なりすぎないか。
今回の8社は、インフラの補修、リースと信託、世界で売れている商品、都市と働く場所、という4つのかたまりに分かれました。1社ずつ、選んだ理由を書いていきます。なお以下に出てくる財務の特徴は、私が決算資料を読んだときの印象です。具体的な利益率や自己資本比率、配当利回りといった数字は時間がたつと変わるため、この記事では書かずに、ご自身で最新のものを確かめていただく形にしています。
橋とトンネルの補修で稼ぐ会社 ショーボンドホールディングス(1414)
建設業の中でも、新しく作るのではなく「直す」ほうに特化している会社です。高度経済成長期に作られた橋やトンネルが一斉に古くなっていて、国土強靭化やインフラの老朽化対策は先延ばしにできない課題になっています。補修・補強の分野で先頭に立っている会社なので、仕事が途切れにくいだろうと私は考えました。
決算を読んでいて目を引いたのは、建設業としては営業利益率が高い水準にあることと、借り入れがほとんどなく自己資本の比率が高いことです。配当も長く増やしてきています。新設ではなく維持管理が仕事なので、景気の波で仕事の量が大きく振れにくいのも、長く持つ前提の私には合っています。
毎日渡っている橋や走っている高速道路が、崩れずに使えている。その裏側にこの会社の技術がある、という説明が自分で納得できたことが、投資した一番の理由です。
お金とモノを貸して稼ぐ会社 三菱HCキャピタル(8593)と三井住友トラストグループ(8309)
三菱HCキャピタルはリースの会社です。私がこの会社に惹かれたのは、配当を長く増やし続けてきた実績です。日本の上場企業の中でも連続増配の年数が長いほうで、株主に返す姿勢がはっきりしています。航空機、コンテナ、再生可能エネルギーなど、持っている資産が世界中に散らばっているので、一つの地域や一つの業種が悪くなっても全体が崩れにくい形になっています。
物流を支えるコンテナ、旅行で乗る飛行機、会社で使うパソコン。これらを「買う」から「借りる」に変えて経済を裏から支えている会社です。私がかつて乗っていた機体も、どこかのリース会社が持っていたものでした。そう考えると、仕事の中身がよくわかります。
三井住友トラストグループは、メガバンクとは違って信託に強みを持つ会社です。資産の管理や運用、資産承継や遺言信託といった仕事は、高齢化が進むこれからのほうが必要とされる分野だと私は見ています。預かっている資産の大きさを土台に、手数料で稼ぐ形ができているところも、景気の波に対して少し強いだろうと考えました。
ただ、この2社はどちらも景気に左右される側の会社です。景気が悪くなればリース需要も投資信託の残高も減ります。そこは承知のうえで、他の業種と組み合わせることで持っています。
世界で必要とされる商品を持つ会社 ブリヂストン(5108)と武田薬品工業(4502)
ブリヂストンは世界でトップクラスのタイヤメーカーです。電気自動車が増えても、車が地面を走るのであればタイヤは要ります。乗用車だけでなく、物流トラックや鉱山で使う大型車両のタイヤも作っています。世界の移動と物流の足元を支えている仕事だという説明が、私には素直に理解できました。
投資家として見て強いと思ったのは、原材料が値上がりしたときに値上げを通せるブランド力があることです。稼いだお金で自社株買いや増配をする余力もあります。もちろん自動車の生産台数に連動するので、景気が悪くなれば業績は落ちます。そこは景気敏感株として受け止めています。
武田薬品工業は、景気に関係なく必要とされる薬を作っている会社です。大きな買収をした分の借り入れが残っていますが、世界中で稼ぐ現金の流れが大きく、それが配当の原資になっています。がんの治療薬や消化器の病気の薬など、患者さんが待っている薬を届けている会社です。売上の多くを海外で稼いでいるので、円安の局面では円に換えたときの金額が増える構造でもあります。
借入が残っていることは弱点でもあります。新しい薬が出てこなかったり、特許が切れたりすれば、現金の流れは細くなります。私はそこを毎回の決算で確かめるつもりで持っています。
都市と働く場所を支える会社 ヒューリック(3003)、野村不動産ホールディングス(3231)、オカムラ(7994)
ヒューリックは、東京23区の駅の近くという場所にしぼって不動産を持っている会社です。古くなったビルを建て替えて価値を上げていく進め方が上手だと感じました。配当のほかに株主優待もあり、増配に向かう意欲も強い会社です。
野村不動産ホールディングスは、プラウドというマンションのブランドを持っています。住宅だけでなく物流施設やオフィスにも手を広げていて、自己資本をどれだけ効率よく使えているかを意識した経営をしています。
オカムラはオフィス家具で国内有数の会社です。働き方が変わってオフィスを作り直す需要を取り込んでいます。スーパーの陳列棚のような店舗用の什器でも高いシェアを持っていて、私たちが毎日買い物をしている売り場の裏側にいる会社でもあります。自己資本比率が高く、財務が健全なところも安心して見ていられます。
この3社はどれも不動産や設備投資の景気に左右されます。今回の買い付けでこのかたまりが重くなりすぎていないかは、あとで必ず確かめました。
買った翌日に下がっても、私が慌てない理由
買ったばかりの会社の株価が下がると、気分は良くありません。私も最初のころは落ち着きませんでした。今は、下がったときに自分が何を見ればいいのかを決めてあるので、だいぶ静かに見られるようになりました。
私が考えているのは、株価は人の気持ちで動くもので、会社の中身とは別に動くことがある、ということです。株価が下がっても、その会社が同じだけ利益を稼いでいるなら、1株あたりの利益は変わりません。むしろ株価が下がった分だけ、株価と利益の比率は下がり、配当利回りは上がります。工場も特許も手元の現金も、株価が下がったからといって減るわけではありません。
私の中のたとえは財布です。1,000円が入っている財布が800円で売られているなら、中身は1,000円のままです。だから、まず見るのは中身のほうで、値札のほうではありません。もちろん、中身のほうが本当に減っていることもあります。そのときは下がったことが正しかったということなので、私は持っている理由を考え直します。この見分けのために、買う前に確かめる項目を決めてから買うようにしています。
生活に必要なものを扱う会社を選んでいる意味
今回の8社を並べてみると、どれも「景気が悪くなってもゼロにはならない仕事」でした。
不景気だからといって、必要な薬を飲むのをやめる人はいません。不景気だからといって、古くなった橋を放っておくわけにもいきません。物流も止まりません。こういう仕事は、不況のときでも最低限の売上が立ちやすい。その分だけ、配当が止まる可能性が低いだろうと私は考えています。
とはいえ、業績も株価も必ず戻るとは言えません。会社が判断を間違えることもありますし、必要とされていた仕事が時代とともに変わることもあります。私は「戻るはずだ」と思って持つのではなく、「配当が続いているかどうか」を毎回確かめながら持つことにしています。
8社を足したあとに、自分のポートフォリオで確かめたこと
買い付けが終わったあとにやったのは2つだけです。
1つは、業種ごとの比率の計算です。今回は不動産と建設にあたる会社が4社入ったので、この分野が全体の中で重くなりすぎていないかを円グラフにして見ました。1つの業種に偏ると、その業種が悪くなったときに配当がまとめて減ります。それが一番こわいので、ここは毎回必ず見ます。
もう1つは、配当の管理表への記入です。この8社を足したことで、1年間に受け取る予定の配当がいくら増えたのかを書き込みました。これを続けていると、株価が下がった月でも「受け取る予定の金額は減っていない」ということが自分の目で確認できて、落ち着いていられます。
最後にもう一度お伝えしますが、この記事に書いた8社は私自身の保有状況の紹介であり、買うことをおすすめするものではありません。私が理解できて納得できた会社というだけで、読んでくださっている方にとって同じ意味を持つとは限りません。ご自身で決算資料を開いて、ご自身の言葉で説明できる会社を選んでいただくのが一番だと思っています。
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会社の数が増えてくると、どの月にいくら配当が入るのかが頭の中では追えなくなります。私は口座の画面でそれが1社ずつ見られるようにしてから、買い増しの判断がずいぶん楽になりました。私が使っている口座を参考までに置いておきます。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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