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先に結論を書きます。「金(ゴールド)が急落、株は史上最高値」という、教科書と真逆の相場が起きています。それでも私は、保有している会社を一社も売りませんでした。こういう相場でいちばん損をしやすいのは、慌てて資産を動かしたときだと考えているからです。
片方の画面では「金がマイナス30%」、もう片方では「S&P500が史上最高値」。どちらが正解なのかと不安になります。ただ、金・全世界株やS&P500・高配当株は、優劣で並べるものではなく、役割が違うものだと私は整理しています。
この記事では、①いま金と株で何が起きているのか、②50代60代の老後資金として3つをどう位置づけているか、③相場が荒れた日に私が実際にやっていること、の3点に絞って書きます。数字は2026年9月時点で私が確認したものです。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年9月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
金(ゴールド)に何が起きたのか
金は前年、1年間で6割以上も上がるという歴史的な上昇をしました。「有事の金」と言われ、中東情勢の緊張もあって、資金が金に集まりました。
ところが今年に入って一転して下落しています。1月末には、たった1日で時価総額が数百兆円規模で吹き飛ぶような下げがありました。その後も上がったり下がったりの乱高下が続いています。
「有事なら金は上がるのでは」と思っていたので、私も最初は戸惑いました。調べてみると、理由はひとつではありませんでした。
金が下がった3つの理由
- 上がりすぎていたこと|短期間で急騰したものは、利益確定の売りで急落しやすい。山高ければ谷深し、です。
- 金利|中東情勢で原油が高くなるとインフレの心配が出てきます。インフレを抑えるために金利が上がると、利息を生まない金は相対的に不利になります。
- 換金売り|ほかの資産で損が出たとき、含み益のある金を売って穴を埋める動きが出ます。
つまり「有事の金」も万能ではない、というのが私の受け止めです。金そのものが悪いのではなく、金にも苦手な局面があるということだと理解しました。
全世界株やS&P500は「時間を味方にできる人」向け
全世界株(オルカン)やS&P500の強みは、広く分散されていて、長期の成長を丸ごと受け取れることです。現役世代の資産形成には本当に優れた仕組みだと思っています。
ただ、50代60代にとっての注意点は、取り崩す時期が目の前にあることです。使うときには売る必要があるという点は変わりません。
60歳で始めて70歳で暴落が来たら、下がった値段で売ることになります。回復を待てる時間が、若い人より短い。これがデメリットだと私は考えています。悪い商品という意味ではなく、時間を味方につけられる人に向いた形だ、という整理です。
高配当株の強みと弱み
高配当株は、私が実際にやっている方法です。強みは、売らずに現金が入ってくることでした。
配当金は、減配がなければ株価が下がっても入ってきます。実際、この春の中東ショックで私の含み益は大きく減りましたが、配当収入は変わりませんでした。株価が半値になっても狼狽売りの誘惑に負けずにすんだのは、この一点が大きかったです。
弱みもあります。減配リスクです。会社の業績が悪くなれば配当は減らされます。だから私は1社に集中せず、30社以上に分けて持つようにしています。
私は、良い企業を割安なときに買って長く持つという、ウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。決算は自分で見る、わからないものは買わない。この2つだけは崩さないようにしています。
金・インデックス・高配当株は「役割」が違う
「結局どれがいいのか」と考えたくなりますが、私が行き着いた答えは、どれか1つを当てることではありませんでした。暴落が来ても恐れずに持ち続けられるかどうかのほうが大事だと考えています。
| 資産 | 強み | 気をつけていること |
|---|---|---|
| 金(ゴールド) | 株と別の動きをしやすい | 利息を生まない。急騰の後は急落もある |
| 全世界株・S&P500 | 分散が効き、長期の成長を取れる | 使うときは売る。取り崩し期の暴落に弱い |
| 高配当株 | 売らずに現金が入ってくる | 減配がある。1社集中は避ける |
たとえば今年、老後資金を「金だけ」に入れていた場合はマイナス30%です。「株だけ」の場合は最高値で気分は良くても、次の暴落で慌ててしまう可能性があります。
金が下がって株が上がる。株が下がって金が上がる。別々の動きをするものを組み合わせておけば、どちらが来ても全部やられることはない。今回の「金急落と株最高値」は、分散の意味がそのまま見えた出来事だと私は受け止めました。
相場が荒れた日に私がやっている3つのこと
資本主義のもとで、企業の価値は暴落と回復を繰り返しながら育ってきました。そのことを踏まえて、長く、分散して持つ。私はそう決めています。
恐怖や興奮で動くのではなく、自分の投資の目的をはっきりさせておくこと。それが個人投資家にできる数少ない武器だと思っています。ですから、相場が荒れた日にやるのは売り買いではなく、次の3つだけです。
- 保有している会社の決算と配当方針を確認する
- 気になる点があれば、その会社のIRに電話して直接聞く
- 不要な売買を繰り返さない
まとめ
- 金の急落は「上がりすぎ・金利・換金売り」が重なったもの。「有事の金」も万能ではないと私は受け止めました。
- 金、全世界株やS&P500、高配当株は、優劣ではなく役割が違います。
- そして一番大事だと思っているのは、こういう相場で慌てて資産を動かしたときに損をしやすいということです。
50代から始めても、60代70代で「あのとき始めてよかった」と思える日が来ると、私は考えています。
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50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。YouTubeチャンネルはこちらです → https://www.youtube.com/@buffettkaoru
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金が急落しても株が最高値でも、私がやっていたのは1株ずつ買い増すことだけでした。相場が荒れた日にまとまった資金を一度に動かさずにすんだのは、どちらの口座も単元未満株に対応していて、無理のない金額で分けて買えたからです。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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