※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
ライブ配信のコメント欄にいただいた質問に、あらためて答え直した記事です。もとの記事は質問と答えをそのまま並べただけのもので、数字が古く、商品を推すような書き方も混ざっていました。そこで2026年10月時点で確かめられたことだけを残し、7つの質問に絞って組み直しました。答えは「私はこう考えて、こう決めました」という形にしてあります。質問をくださった方が特定できる書き方はしていません。
筆者は金融商品取引業のうち投資助言・代理業の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。本記事の数字は2026年10月時点で確認できたものです。航空会社の応募条件や運用は年によって変わりますので、最新の内容は各社の公式ページでご確認ください。
米国の高配当株と債券は、何が違うのですか
もとの質問は「高配当を得るには今は債券の方が良いですか」というものでした。どちらが良い時期かという答えは、私には書けません。投資助言・代理業の登録を受けていないからです。そのかわり、時期によって変わらない「何が違うのか」を書きます。
債券は、お金を貸す側になる約束です。決まった利息を受け取り、満期になれば額面が戻ってくる、という形が基本です。貸した先の国や会社が返せなくなれば、その約束は崩れます。会社がどれだけ成長しても、受け取る利息は増えません。
株は、会社の一部を持つことです。私は株を買うことを「企業に投資する」と考えています。会社が育てば配当が増えることもあり、業績が落ちれば減配や無配になることもあります。満期はなく、額面が戻ってくるという約束もありません。
値段の動く理由も違います。すでに発行された債券は、世の中の金利が上がると値段が下がり、金利が下がると値段が上がります。あとから出てくる新しい債券のほうが条件が良くなったり悪くなったりするので、古い債券の値段が調整されるからです。株の値段は、会社の稼ぐ力や相場の空気で動きます。
債券ETFは、債券そのものとは性質が違います。中身の債券は入れ替わっていくので、ETF自体に満期はありません。「満期まで持てば額面が戻る」という債券の安心感は、そのままは当てはまりません。ここは私がいちばん気をつけているところです。
私自身はウォーレン・バフェットのやり方を真似していて、良い会社を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない、という3つで決めています。債券は持っていません。持っていないものについて、こちらのほうが得だとは言えません。だから違いの整理までにしました。
米国の政策金利は、いまどのくらいですか
この記事には以前、「アメリカの政策金利は依然として高い水準(5%超)」「2025年に向けてFRBは利下げの可能性を示唆している」と書いてありました。どちらも、いまは当たっていません。
2026年9月15日から16日(現地時間)に開かれたFOMCで、FF金利の誘導目標レンジは0.25%引き上げられ、3.75〜4.00%になりました。約3年ぶりの利上げで、全会一致の決定だったと報じられています(大和アセットマネジメントのマーケットレターおよびOANDA証券のマーケットニュース、いずれも2026年9月17日)。
つまり金利は、下がると言われていた向きから上がる向きに変わり、水準も5%超から4%前後になりました。1年半でここまで動くものを前提に、買う時期を当てにいく書き方をしていたわけです。私はこの経験から、記事に時期の判断を書くのをやめました。
それから、もとの記事にあった「AGGの利回りは約4.5%前後」「LQDは約5%前後」という数字は、2026年10月時点の裏が取れなかったので外しました。分配金の利回りは日々変わりますし、運用会社の出す数字と証券会社の表示が違うこともあります。ご自分で見るときは、運用会社の公式ページで基準日つきの数字を確認するのが確実だと思います。
NISAの口座だと、配当や分配金の税金はどうなりますか
ここは制度の話なので、はっきり書けます。NISA以外の課税口座では、売却益や配当・分配金に約20%の税金がかかります。内訳は所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%で、合計20.315%です。NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は、売却益も配当も分配金も非課税になります(金融庁「新しいNISA」の説明資料)。
ただし同じ資料に、注意点も書かれています。NISA口座の損益は他の口座と損益通算ができず、損失を翌年以降に繰り越すこともできません。利益が出たときだけ有利に見える制度なので、私はここを忘れないようにしています。
なお、米国の株式やETFの場合、米国の側で引かれる税金の扱いは日本の非課税とは別の話になります。口座を開く会社の説明をご確認ください。私はこの部分の細かい取り扱いを自分で確認しきれていないので、数字は書きません。
いまの客室乗務員は派遣なのですか
いいえ、国内の大手2社では正社員です。私が働いていた時期とは変わりました。
日本航空は2015年12月15日に、2016年4月をもって客室乗務職の契約社員制度を廃止すると発表しました。在籍していた契約社員は正社員として雇用され、2016年4月以降に入社する人も正社員として採用されています。制度は1994年の導入以来、人材育成に役割を果たしてきたものの、雇用環境の変化や女性の活躍を進める社会情勢をふまえて廃止した、という説明でした(日本航空のプレスリリース)。
全日本空輸は2013年8月19日に、2014年度入社の客室乗務員から正社員採用に切り替えると発表しています。それまでは契約社員として入り、3年経った時点で正社員になるかを選ぶ仕組みでした(J-CASTニュースの2013年の報道)。
私が入ったころは、採用の条件も働き方もこれとは違いました。だから「私のころはこうだった」という話を、いまの応募条件として読まないでいただきたいと思っています。
八重歯があると国際線に乗れないと言われたのは、なぜですか
これは制度ではなく、当時の空気の話です。1990年代の日本では、この仕事は「花形」と呼ばれ、容姿がはっきり評価の対象になっていました。面接では笑顔と歯並びがよく話題になり、八重歯があると国際線には乗せられないと言われることが、珍しくありませんでした。基準は面接官によって違い、「あの人は通ったのに、なぜ自分は」と悩む人もたくさんいました。
矯正をしていても、乗務中に銀色の目立つ装置はだめで、透明なものか歯の裏側に付けるものでなければいけない、という話もありました。私も中途半端な矯正のまま、入社までにとにかく形にしなければ、という気持ちで過ごしていました。努力というより、基準に自分を合わせる作業でした。
いまは変わりました。多様性を尊重する考え方が広まって、見た目で評価される度合いは下がり、どんな仕事ができるか、さまざまな背景の人に対応できるかが見られるようになってきています。矯正装置が見えても問題にされないという話も聞きます。ただ、これは私が見聞きした範囲の話で、各社の採用基準を調べて書いたものではありません。
当時のことを思い返すと、理不尽だったと思う気持ちと、それでも頑張っていた自分を少し誇りに思う気持ちが、どちらもあります。
JALラビッツはその後どうなったのですか
日本航空の女子バスケットボールチームでした。1967年に結成され、1981年に「JALラビッツ」として本格的な活動を始めています。日本航空インターナショナルが2010年3月2日に出したリリースで、第12回Wリーグ(2010〜2011年)シーズンの終了をもって廃部となることが発表されました。理由は経営合理化策の一環で、「JALグループの早期再生に向けて全力を傾注するべく」と書かれています。
その後、2011年4月に「アルビレックスBBラビッツ」が発足しました。43年間活動してきたJALラビッツを引き継いで誕生したチームだと、同チームのプレスリリースに書かれています。
もとの記事には、引退した選手がその後どうしたかという話も書いてありましたが、公表された資料で確かめられなかったので外しました。
国内線は、何分前までに空港にいればいいのですか
もとの記事には締切の目安が並んでいましたが、出典が書かれていませんでした。日本航空の国内線について、2026年4月30日のAviation Wireの記事で確認できたのは次の3つです。
- 搭乗口には、出発時刻の10分前までに来る必要があります。
- 保安検査場の締切は、出発時刻の20分前です。
- 手荷物を預ける場合は、出発時刻の30分前までが目安とされています。
同じ記事には、ゴールデンウィークのような混み合う時期には、保安検査場を30分前までに通るよう求める案内が出ることも書かれていました。つまり繁忙期は、通常より早い締切になることがあります。
全日本空輸の締切時刻については、この記事では確認できませんでした。各社の公式ページでご確認ください。空港の混み方は曜日や時間帯でも変わるので、私は早めに着いて、ラウンジで決算の資料を読む時間にしています。
答えを出せなかった質問、この記事から外した質問
もとの記事には24個の見出しがありました。そのうち、いまの時点で裏が取れたものと、読み返して意味があると思えたものだけを残しました。外したものを隠さずに書いておきます。
- 特定のETFを名指しで推す書き方、買う時期を当てにいく書き方は、すべて外しました。私は投資助言・代理業の登録を受けていないので、何を買えばよいかは書けません。
- 客室乗務員の視力基準、寮に入る義務の有無、空港から40km圏内という条件――いまの公式な募集要項で確かめられなかったので外しました。応募条件は年によって変わります。
- 自社養成パイロットの応募資格と選考の流れ、定年の年齢――同じ理由で外しました。段階の数や検査の内容は、確認できた一次情報が見つかりませんでした。
- 男性の客室乗務員の人数、社内の表彰、業界の略語、昔の訓練の話、以遠権の路線など――公表された資料で裏が取れないものと、投資やお金の記事として読む価値が薄いものを外しました。実在する方への評価になりそうな話も外しています。
- 見出しだけで本文がなかった質問――もとの記事には、質問が置かれたまま答えがない見出しがいくつもありました。答えを書けないものは、見出しごと外しました。
在職中に社内で知ったことは書きません。私が書けるのは、公表されている資料で確かめられる範囲と、自分が感じたことまでです。
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