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1489(NF・日経高配当50 ETF)について、よく調べられているのは「分配金はいつか」「信託報酬はいくらか」「利回りはどれくらいか」の3つです。先に結論を書きます。
分配金は年4回。決算日は1月7日・4月7日・7月7日・10月7日です。信託報酬は年0.308%(税込)。分配金利回りは2.66%(2026年10月1日時点)、純資産総額は約5,455億円(2026年10月2日時点)です。いずれも運用会社の商品ページで公表されている数字を、私が2026年10月に確認したものです。
この記事は、私が調べたことと、私がこのETFをどう考えて今どうしているかの紹介です。買うことも買わないことも勧めていません。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年10月時点のもので、信託報酬以外は日々変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
1489の基本データ(2026年10月時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(愛称:NF・日経高配当50 ETF) |
| 連動する指数 | 日経平均高配当株50指数(トータルリターン) |
| 運用会社 | 野村アセットマネジメント |
| 信託報酬 | 年0.308%(税込) |
| 決算日 | 毎年1月・4月・7月・10月の各7日(年4回) |
| 分配金利回り | 2.66%(2026年10月1日時点) |
| 純資産総額 | 約5,455億円(2026年10月2日時点) |
| 売買単位 | 1口 |
| 設定日 | 2017年2月13日 |
| 受益権の分割 | 2024年1月19日を効力発生日として1口を30口に分割 |
日経平均株価の225社の中から配当利回りの高い50社を選び、利回りが高い会社ほど組入比率が大きくなる仕組みです。信託報酬以外の数字は日々動くので、最新の数字は運用会社の商品ページでご確認ください。
分配金はいつ?支払月を表にしました
検索でいちばん多いのはここだと思うので、一目で分かるように並べました。
| 回 | 決算日 | 分配金が支払われる時期の目安 | 金額の傾向 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 1月7日 | 2月上旬ごろ | 少ない |
| 第2回 | 4月7日 | 5月上旬ごろ | 多い |
| 第3回 | 7月7日 | 8月上旬ごろ | 少ない |
| 第4回 | 10月7日 | 11月上旬ごろ | 多い |
支払われるのは決算日からおよそ1か月後になります。実際の支払開始日は回ごとに決まるので、確定した日付は運用会社の分配金情報のページでご確認ください。
分配金を受け取るには、決算日の時点で保有している必要があります。株の売買は注文した日ではなく受け渡しの日で保有が決まるので、決算日ぎりぎりに買うと間に合わないことがあります。私は数日の余裕をみるようにしています。
分配金の額が回によって大きく違う理由
「減配したのでしょうか」というご質問をいただくことがありますが、1月と7月が少ないのは会社の業績が悪くなったからではありません。日本の会社は決算の時期が偏っているからです。
1口あたりの分配金(直近の実績)
- 2025年4月:40円(多い)
- 2025年7月:6円(少ない)
- 2025年10月:39円(多い)
- 2026年1月:8円(少ない)
なぜこうなるのか
- 3月決算と9月決算の会社が多い|日本の会社は3月決算が圧倒的に多く、中間配当は9月末に確定します。
- その配当が4月と10月の分配に集まる|ETFは、組み入れている会社の配当が確定した段階でそれを分配の原資として数えます。3月末と9月末に確定した分が、直後の4月と10月にまとめて出てきます。
- 1月と7月は配当を出す会社が少ない|12月決算や6月決算は少数派なので、集まってくる元の配当が少なくなります。
- 直前の回と比べてしまう|10月が39円で1月が8円だと、金額だけ見ると8割減ったように見えます。ここが一番勘違いしやすいところだと思います。
比べるなら、前の回ではなく去年の同じ月か、1年分の合計で見るのが実態に近いと私は思っています。実際、1月同士で比べると2025年1月の4円から2026年1月は8円になっています。
ETFの「分配金」と、会社の「配当金」は別の言葉
会社が自分で稼いだ利益から株主に払うものが「配当金」で、増やせば増配、減らせば減配です。
ETFは、中に入っている会社から集まった配当金を、費用を差し引いてそのまま配っているだけです。だから正確には「増配・減配」ではなく「分配金の増額・減額」になります。運用会社が意図して増やしたり減らしたりしているわけではありません。
ただ、日常の会話では分かりやすさを優先して「増配」「減配」と言われることも多いので、言葉が違うだけで中身は同じ話だと受け止めています。
過去5年の年間分配金(1口あたり・分割後に換算)
2024年1月に1口が30口に分割されているので、それ以前の数字も分割後の1口あたりに換算して並べています。
| 年 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 | 年間合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 3.50円 | 19.57円 | 3.33円 | 20.53円 | 46.93円 |
| 2022年 | 3.57円 | 30.60円 | 5.90円 | 31.33円 | 71.40円 |
| 2023年 | 4.83円 | 32.20円 | 3.47円 | 29.77円 | 70.27円 |
| 2024年 | 5.00円 | 30.00円 | 5.00円 | 38.00円 | 78.00円 |
| 2025年 | 4.00円 | 40.00円 | 6.00円 | 39.00円 | 89.00円 |
月ごとのデコボコは大きいのですが、1年分を足すと2021年の46.93円から2025年の89.00円へと、おおよそ1.9倍になっています(2023年は前年を少し下回っています)。
私はこれを、中に入っている会社が利益を出して株主への還元を増やしてきた結果だと受け止めています。ただし、これは過去の実績で、これからも同じように増えるという意味ではありません。
信託報酬とコストを私がどう見たか
信託報酬は年0.308%(税込)です。100万円を持っていて年に3,080円ほどになります。
米国の高配当ETFはこれよりかなり低い水準のものがあるので、それと並べると高く見えます。一方で、50社を自分で選んで買い、組入比率を見直し続ける手間を考えると、私はこの水準を不合理だとは思いませんでした。
なお、信託報酬のほかに売買のときの手数料や、運用の中でかかる費用もあります。実際にかかった費用は運用報告書に載るので、気になる方はそちらを見るのが確実です。
私が今このETFを買っていない理由
ここは私の事情の話です。おすすめしない、という意味ではありません。
1. 自分の買値に対する利回りで考えると、今の水準では私は動けない
私が大事にしているのは、今の株価に対する利回りではなく、自分が買った値段に対していくら入ってくるかです。安く買えていれば、その後に株価が上がっても自分の取り分の割合は変わりません。
1489の分配金利回りは2.66%(2026年10月1日時点)です。株価が上がった結果として利回りが下がっています。私が買い増すかどうかの判断基準では、この水準からは手が出ませんでした。利回りが戻る局面があれば、また考えます。
2. 私が持っている会社と中身が重なる
私はすでに日本の高配当の会社を約75社、個別に持っています。銀行や商社、保険の会社が含まれていて、1489の組入上位と重なります。
この状態で1489を買うと、同じ業種を二重に持つことになって、特定の業種に偏ってしまいます。私は自分のポートフォリオの偏りを増やしたくなかった、というだけの理由です。
逆に言えば、個別の会社の決算を自分で追うのが大変だと感じる方には、50社をまとめて1口で持てる形は合理的だと思います。そこは人によって違うところです。
買う前に私が気をつけておきたいと思うところ
- 分配金の額は回によって波があります|1月と7月は少なくなります。これは減配ではなく、日本の会社の決算時期が偏っているからです。
- 信託報酬がかかります|自分で会社を選んで持つ場合にはかからない費用です。
- 持っている会社が重なることがあります|すでに個別に高配当の会社を持っている方は、同じ会社を二重に持つことになります。
- 利回りは株価で動きます|株価が上がれば利回りは下がります。2026年10月1日時点では2.66%です。
- 値動きがあります|中身は株式なので、元本が保証されているものではありません。
まとめ
- 分配金は年4回、決算日は1月7日・4月7日・7月7日・10月7日。支払いはそのおよそ1か月後です。
- 信託報酬は年0.308%(税込)。
- 分配金利回りは2.66%(2026年10月1日時点)、純資産総額は約5,455億円(2026年10月2日時点)。
- 連動する指数は日経平均高配当株50指数(トータルリターン)。
- 1月と7月が少ないのは減配ではなく、決算時期の偏りによるものです。比べるなら去年の同じ月か、1年分の合計で。
- 私は今は買い増していません。自分の持っている会社と重なることと、今の利回り水準が理由で、どちらも私の事情です。
この記事は私が調べたことの紹介であり、購入を推奨するものではありません。最新の数字は運用会社の商品ページでご確認ください。出典を確認できない発言は引用していません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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