バフェットかおるです。
今日は、私の証券口座に実際に振り込まれた最近の配当金の明細を、そのままお見せします。日付も、企業名も、金額も、一切隠しません。
なぜこれを見せるのか。それは、これが「株価がいくらになったか」とは関係なく、私の口座に**現金として振り込まれた、自力で稼いだお金**だからです。
今日のテーマはこれです。「一つの会社からでも、国の年金からでもなく、80社から少しずつ振り込まれる配当金で、老後の仕組みを作る。
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50代60代で、老後のお金が心配な方。一発逆転のAIや半導体に賭けるのが怖い方。今日の話は、まさにあなたのための話です。
現実の数字
画面の明細を、上から読み上げます。これは全部、2026年の3月から6月にかけて、実際に振り込まれた配当金です。
**3月〜4月分(画像1・2より):**
| 入金日 | 企業 | 金額 |
|—|—|—|
| 3/06 | あいホールディングス | 40,321円 |
| 3/10 | ショーボンドホールディングス | 11,567円 |
| 3/25 | ブリヂストン | 12,922円 |
| 3/25 | 竹本容器 | 23,810円 |
| 3/26 | 日本たばこ産業(JT) | 25,870円 |
| 3/26 | ヒューリック | 16,045円 |
| 3/27 | ジェイエイシーリクルートメント | 39,818円 |
| 3/27 | アルプス技研 | 15,798円 |
| 3/30 | キリンホールディングス | 14,742円 |
| 3/30 | CDS | 24,177円 |
| 3/30 | キヤノン | 4,782円 |
| 4/02 | プラネット | 18,758円 |
| 4/24 | 積水ハウス | 34,138円 |
| 5/11 | ステップ | 28,050円 |
**6月分(画像3より):**
| 入金日 | 企業 | 金額 |
|—|—|—|
| 6/01 | 丸紅 | 5,729円 |
| 6/01 | NTT | 22,401円 |
| 6/03 | オリックス | 21,859円 |
| 6/04 | 東ソー | 29,882円 |
| 6/04 | 野村不動産ホールディングス | 4,944円 |
| 6/04 | アイチコーポレーション | 23,906円 |
ここに、東証REITやNEXT FUNDSといったETFからの分配金、さらにPontaポイントの自動振替まで加わります。
**ここで気づいてほしいのです。** 一社あたりは、4,782円のキヤノンから、4万円のあいホールディングスまでバラバラです。でも、これが**何十社も束になって、ほぼ毎週のように振り込まれてくる**。これが分散の力です。
一社が減配しても、他の79社が支えてくれる。これがJAL破綻を社員として経験した私が、骨身にしみて学んだ「集中投資の怖さ」と「分散の安心」です。
「オワコン」と言われても強い企業があるのか
AIや半導体の派手な値上がりニュースに目を奪われていませんか?
冷静に考えてください。AIや半導体への一発逆転投資は、**世界中の人とAIが、莫大な資金で動かしている相手**との勝負です。動きは読めません。私たちが大金を投じて勝てる相手ではないのです。
私が選ぶのは逆です。世間から「もう成長しない」「オワコン」とバッシングを受けることすらある企業。でも、**生活に必要で、本業でしっかり稼ぎ、株主に約束した配当を守り続ける企業**です。
明細に出ている企業を、一社ずつ見ていきましょう。
ジャックス(8584) — クレジットの裏方
あなたが車のローンを組むとき、家電を分割払いで買うとき。その裏でお金を立て替えているのがジャックスです。オートローンが主力の、三菱UFJフィナンシャル・グループ系列の信販大手で、クレジットカードや信用保証を強化し、東南アジアにも進出しています。地味です。でも、人が物を買い続ける限り、必要とされ続ける裏方です。
日本たばこ産業 / JT(2914)
賛否のある事業です。でも数字を見てください。JTは2026年12月期の年間配当を前期比8円増の242円とし、これで2年連続の増配となります。株主への還元方針として、配当性向75%を目安に掲げるという、株主を強く意識した企業です。今回の入金は25,870円でした。
ヒューリック(3003) — 駅前の優良ビル
ここが今日いちばん「なるほど」と思ってほしい企業です。ヒューリックは東京23区の駅近・好立地の不動産を中心に賃貸するデベロッパー。そして驚くべきはその増配の継続力です。
ヒューリックは2013年12月期以降ずっと連続増配を続けており、年間配当は13年で実に24倍に増加しました。さらに直近では、2025年12月期に15期連続で過去最高益を更新する見通しで、配当も前期比5円増の67円へと増配する方針です。
景気が荒れても、都心の一等地のビルの家賃は安定して入ってくる。だから増配を続けられる。これが「景気に左右されにくい本業」の正体です。
ブリヂストン(5108)
言わずと知れた世界最大級のタイヤメーカー。車が走る限り、タイヤは必ずすり減って交換される。生活と物流に不可欠な消耗品ビジネスです。
キリンホールディングス(2503)
ビール、清涼飲料、そして医薬。私たちが知らないところで、毎日の食卓に入り込んでいる企業です。
積水ハウス(1928) / 野村不動産HD(3231)
人が住む家を作り続ける企業。今回の積水ハウスからの入金は34,138円でした。
オリックス(8591) / 丸紅(8002) / NTT(9432)
リース・金融のオリックス、資源から食料まで扱う総合商社の丸紅、そして日本の通信インフラそのものであるNTT。どれも、日本経済が動き続ける限り必要とされる土台です。
アイチコーポレーション(6345)
高所作業車のトップメーカー。電線の工事も、ビルのメンテナンスも、この会社の車がなければ進みません。今回29,882円(※東ソー分)と並んで、23,906円の入金がありました。
「老後の仕組み」
ここまでの話を、一つにまとめます。
– 一発逆転を狙わない。**読めない勝負には参加しない**。
– 生活に必要で、本業で稼ぐ、自己資本のしっかりした企業を選ぶ。
– リーマンショックやコロナショックでさえ配当を守り、むしろ増やし続けた企業に絞る。
– それを**一社ではなく、30社以上、私の場合は80社に分散する**。
すると、株価が上がろうが下がろうが関係なく、毎週のように現金が振り込まれてくる。**使わない時は再投資して雪だるまを大きくし、必要になったら使う。** 自分も働いて種銭を作りながら、お金にも働いてもらう。
これが、ゆっくり着実に、安心して老後を迎えるための仕組みです。
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