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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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新NISAの年率30%は毎年続かない|3年の実績と50代の現実的な見方

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新NISAが始まってからの3年は、円建てで見ると大きく伸びた期間でした。ただ、年率30%という数字が毎年続く前提で計画を立てると、市場が少し下がっただけで計画が崩れます。私は年5%くらいの前提まで落として、まず1,000万円の塊をつくるところに置いています。この記事では、調査で確かめられたところと、確かめられなかったところを分けて書きます。

私は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。この記事は、公表されている調査の内容と、私がそれをどう受け取ったかを整理したものです。記事中の数字は2026年2月時点のもので、将来の利回りを約束するものではありません。出てくる指数やファンドは、私の保有と関心の紹介であり、推奨ではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。

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新NISAが始まってからの3年を、年ごとに分けて見る

「新NISAは年率30%」という言い方をときどき見かけますが、ずっと30%だったわけではありません。米国株の指数を円建てで見ると、2024年は株高と歴史的な円安が重なって、かなり大きく伸びた年でした。2025年も上がりましたが、2024年ほどの勢いはありませんでした。2026年は年明けから好調ですが、まだ2か月分の話です。年によって、月によってばらばらだというのが実際のところです。

この記事をまとめ直すにあたって、ひとつお詫びがあります。元の原稿には年ごとの騰落率を並べた表が2つ入っていましたが、同じ年の数字が表どうしで食い違っていて、私の側で出どころを確かめられませんでした。根拠として使えないので、具体的な%を並べた表は削除しました。あわせて、2,000万円を一括投資していたらいくらになっていたかという試算も、計算に誤りがあることが分かったため削除しています(この点は2026年2月27日のライブ配信でも訂正しました)。

年率30%が毎年続かないと私が考える理由

難しい話ではなくて、続くと仮定して掛け算してみると分かります。100万円が毎年30%で増え続けたとすると、10年後に約1,378万円、20年後に約1億9,000万円、30年後には約26億円になります。もしこれが本当に続くなら、世界中の人が働かずに大富豪になってしまいます。

長い期間で見た米国株指数の平均的な伸びは、ドル建てで年7〜10%程度とされています。ここから税金と物価上昇を引くと、人生の計画に使う数字としてはもっと控えめになります。私は年5%前後を前提に置いています。

そしてもうひとつ。30%増える年があるということは、30%減る年もあるということです。リーマンショックやコロナショックのときに実際に起きたことです。利回りの欄に30%と入れて計画を立ててしまうと、下がった年に自分の気持ちが持ちません。

新NISAを使っている人の運用成績|9割以上がプラスという調査結果

株式会社400Fが運営する家計診断・相談サービス「オカネコ」が2026年1月に発表した「新NISA3年目の利用実態調査」に、運用成績の分布が出ていました。

運用成績 割合
20%以上のプラス 44.9%
1%〜20%以下のプラス 45.3%
プラスの人の合計 90.2%
ほとんど変わらない 4.3%
マイナス 1.6%
分からない 3.9%

私がこの数字をどう受け取ったかというと、「始めた人が上手だった」という話ではなく、「始めた時期の相場がよかった」という話だと思っています。始めた直後に含み益というクッションができた人は、下がった局面でも手放しにくくなります。その違いは実力ではなく、たまたま市場に居た時期の違いです。

枠を埋めるスピードと、まだ使っていない人が挙げた理由

同じ調査では、生涯の1,800万円の枠を10〜15年かけて埋めるつもりだという人が37.6%で、いちばん多い層でした。つみたて投資枠の平均積立額は月6万円前後です。上限いっぱいまで入れている人だけでなく、自分の生活に合わせた金額でやっている人のほうが多い、というのが実態のようです。

一方、まだ使っていない人が挙げた理由はこうでした。

  • 投資初心者でリスクが怖い 32.5%
  • 投資に回せるお金がない 31.7%
  • 高値掴みが心配 14.3%

この3つのうち「回せるお金がない」は、気持ちの問題ではなくて家計の問題です。物価が上がっている時期に、生活を削って投資に回す話にはしたくありません。私が差を感じるのは金額の大きさよりも、市場に置いていた時間の長さのほうです。

新NISAの利用率は3人に1人ほど|年代別の傾向

日本全体での新NISAの利用率は、2026年時点でおよそ31〜35%とされています。年代別ではいちばん高いのが30代で、3割を超えています。ただ、この普及率の数字については、元の原稿に出どころが書かれておらず、私も特定できませんでした。おおよその目安として読んでいただければと思います。

年代 利用の傾向 多いやり方
20代 増えている。少額から積み立てる人が多い 全世界株や米国株の指数
30代 利用率がいちばん高い。教育資金と老後資金が目的 つみたて投資枠が中心
40代 成長投資枠も使う人が増える 指数と高配当株の組み合わせ
50代以上 退職金などまとまった資金を移している 配当や分配金を重く見る

私も50代なので、いちばん下の行の立場です。

制度として決まっていること、まだ決まっていないこと

話が混ざりやすいところなので、分けて書きます。

すでに成立して動いていること:新NISAは2024年1月に始まりました。つみたて投資枠が年120万円、成長投資枠が年240万円で、あわせて年360万円。生涯で非課税のまま置ける上限は1,800万円(うち成長投資枠として使えるのは1,200万円まで)です。売った分の枠は、翌年以降に復活します。ここは制度として決まっている部分です。

まだ決まっていないこと:将来の利回りがどうなるか、制度がこの先さらに広がるのかどうか。こちらは検討段階の話や、ただの予想です。私は計画の前提には入れていません。

なお、他の口座との損益通算や相続のときの扱いなど、税金の具体的なところは私には判断できません。ご自分の場合どうなるかは、税理士や税務署に相談していただくのが確実です。

私が1,000万円を区切りに置いている理由

以下は年5%で増えた場合の単純計算です。税金も手数料も考えていませんし、実際には上がる年と下がる年があります。それでも、元本の大きさで景色が変わることは伝わると思います。

元本 年5%なら1年で 月あたり
100万円 5万円 約4,000円
500万円 25万円 約2万円
1,000万円 50万円 約4万円
2,000万円 100万円 約8万円

毎月10万円を年5%で積んでいった場合の、同じ1,000万円を積み上げるのにかかる時間も計算してみました。0から1,000万円までが約7年、1,000万円から2,000万円までが約5年、2,000万円から3,000万円までが約4年です。同じ作業なのに、元本が大きくなるほど期間が短くなっていきます。

そして1,000万円まで育てば、追加の入金をやめたとしても、年5%で増えた場合は15年ほどで倍になる計算です。私が1,000万円を区切りに置いているのは、ここから先は自分の入金よりも元本の働きのほうが大きくなるからです。急いで1,800万円の枠を埋めることより、市場が大きく動く年に、いくら置いておけたかのほうが効いてくると考えています。

50代の私が出口について考えていること

若い世代と違って、50代から先は取り崩すまでの距離が短くなります。暴落で半分になったときに、戻るのを待てる年数が少ないということです。ここは年齢によって本当に事情が変わるところだと思います。

正直に書くと、私自身の考えはまだ整理できていません。買ったら売らない、配当金を信じて持ち続ける、と決めた部分がある一方で、大きく増えた年には少しだけ現金にして使ってもいいのではないか、と思う部分もあります。どちらが自分にとって正しいのか、まだ答えが出ていません。

決めているのは、自分の気持ちが保てる単純なルールを先に作っておく、ということだけです。これは私の場合の話で、他の方に合うとは限りません。ここに書いた保有や方針は私の記録であって、推奨ではありません。

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新NISAは月10万円まで入れられる枠ですが、この記事に書いたとおり、実際に多い金額は月6万円前後です。上限に合わせるのではなく、自分の家計に合わせた金額で始められる口座のほうが、続けやすいと私は思っています。1株から買える口座なら、最初の金額を小さくしておけます。

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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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