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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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【解説】バフェット爺さんの「現金39兆円」と「バフェット指数227%」の意味

この記事は約16分で読めます。
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  1. まず最新の状況をひとことで
  2. 【小学6年生でもわかる解説①】バークシャーって何?
  3. 「現金60兆円」ってどれくらいすごい?
  4. なぜ短期米国債なの?
    1. なぜ短期国債なのか?
  5. バフェット指数とは
    1. バフェット指数の計算式
    2. 目安
  6. バフェットは何を考えてる?
  7. 🔵 第1幕:ITバブル崩壊(1999〜2002年)
    1. 暴落前のバフェットの行動
    2. 暴落時に何をしたか
    3. 結果:3年で60%差をつけて勝利
  8. 🔴 第2幕:リーマンショック(2008年)
    1. 暴落前
    2. 暴落の瞬間(2008年9月)
    3. バフェットの伝説的ディール
    4. さらに2008年の総投入額
    5. 結果:いくら儲けたか
  9. 🟢 第3幕:コロナショック(2020年)
    1. 2020年初頭の現金残高
    2. コロナショックでの行動
    3. 「あれ? 買わないの?」
    4. でも実は「裏で大正解」をしていた
  10. 📊 3つの暴落での「現金比率」と「行動」一覧表
  11. なぜバフェットは「みんなが恐怖の時」に買えるのか?
    1. 理由①:常に「現金の弾薬庫」を持っている
    2. 理由②:「アメリカ国債」という最強の待機場所
    3. 理由③:「価値」が見えるから「価格」に騙されない
    4. 理由④:FRB(中央銀行)の動きを読む
  12. 💎 投資する勇気の根拠=「ものさし」
    1. ものさし①:現金(Cash is King)
    2. ものさし②:価値(Intrinsic Value)
    3. ものさし③:時間(Long-term Horizon)
  13. 「現金を持つこと」は、負けではなく”勇気”である
    1. 普通の人の誤解
    2. バフェットの真実
  14. 「準備」は、暴落の何年も前から始まっている
    1. 時系列で見ると衝撃
  15. 「みんなと同じ」では、みんなと同じ結果にしかならない
    1. 1999年のバフェット
    2. でも――
  16. 「自分の間違い」を素直に認められる人だけが、長く生き残る
    1. コロナ時のバフェット
  17. 「配当」は、暴落時の最強の精神安定剤
    1. バフェットの隠れた秘密
  18.  「待つ力」は、「動く力」より価値がある
    1. バフェットの言葉
    2. 衝撃の事実
  19. 「自分の生活」を守れる人だけが、投資で勝てる
    1. バフェットの絶対ルール
  20. 【今夜やること】
  21. 【今月やること】
  22. 【これから永遠にやること】

まず最新の状況をひとことで

2026年5月時点、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは、2026年3月31日時点で過去最高となる現金・現金同等物3,973億ドルを抱えています。日本円にして約60兆円。これは2025年末の約3,730億ドルからさらに増えた金額です。

そしてバフェット指数は約227%、バフェットさん自身がかつて「200%を超えたら火遊び(playing with fire)」と表現した水準を、いま大きく超えています。


【小学6年生でもわかる解説①】バークシャーって何?

「バークシャー・ハサウェイ、ウォーレン・バフェットおじいちゃんがやってる、世界一有名な”投資のプロ集団”なんです。

たとえるなら―― **巨大な貯金箱と、たくさんの会社をまとめて持ってる『お金持ち大家族』**みたいな会社。

保険会社、鉄道会社、電力会社、アップルの株、コカ・コーラの株……ぜーんぶ持ってる。日本でも五大商社(伊藤忠、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)の大株主ですよね。」


「現金60兆円」ってどれくらいすごい?

ここが今日の核心です。

3,973億ドル ≒ 約60兆円

これがどれくらいの規模かというと👇

比較対象 金額
バークシャーの現金 約60兆円
日本の国家予算(一般会計) 約115兆円
トヨタ自動車の時価総額 約50兆円
バンク・オブ・アメリカの時価総額 約56兆円

バークシャーの現金は、バフェットの長年の投資先であるバンク・オブ・アメリカ(時価総額3,700億ドル)、コカ・コーラ(3,360億ドル)、アメリカン・エキスプレス(2,170億ドル)といった会社の時価総額をも上回る規模です。

つまり、バフェットの財布の中身だけで、トヨタが丸ごと買えちゃうんです。


なぜ短期米国債なの?

質問にあった「現金で置いておくのもったいないから短期のアメリカ債券買ってる」――これ、まさに今もその通りなんです。

バークシャーの2026年3月31日時点のバランスシートを見ると、現金等のうち、満期3か月以内の米国短期国債(Tビル)が197億ドル含まれていると明記されています。実際にはこれ以外にも巨額の短期国債を保有しています。

なぜ短期国債なのか?

お年玉をもらった時

タンス預金にしておく → 利息ゼロ。もったいない。

株を買う  → 値下がりするかも。「今は高すぎる」と思ってる時は買いたくない。

短期国債を買う → アメリカ政府が『3か月後に利息つけて返すよ』って約束してくれる。今アメリカの短期金利は4%台だから、60兆円預けたら1年で2兆円以上の利息が入ってくる。

しかも『すぐ現金に戻せる』。安全で、利息ももらえて、いつでも株を買う準備ができてる。

これが、バフェットの『待ちの戦略』なんです。

バフェット指数とは

これが今日いちばん大事な話。

バフェット指数の計算式

「アメリカの株式市場の合計時価総額 ÷ アメリカのGDP(国の経済の大きさ)」

これを「市場が高いか安いかを測る、いちばんいい体温計」と呼んでいます。

目安

  • 75〜90% → 適正(買いどき)
  • 100% → ちょうどいい
  • 120%超 → 割高
  • 200%超 → 「火遊び(playing with fire)」by バフェット
  • 今 → 約227% 🔥🔥🔥

「日本の小学校で考えてみよう。

クラス全員の『お小遣い合計』が月1万円だとします(これがGDP=経済の大きさ)。

ところが、クラスで売ってる『カードゲームの値段の合計』が2万2,700円になった(これが株式市場の時価総額)。

……お小遣いの2.27倍の値段がついてる。

これっておかしくない? みんなのお小遣いじゃ買えない。

これが今のアメリカの株式市場の状態

バフェット指数は1972年4月以降の54年間で中央値が約97%。現在の223〜227%という水準は、過去の全記録の中でも最高水準に達しています。


バフェットは何を考えてる?

バフェットさんは最近のCNBCインタビューで「私がバークシャーを引き継いでから、株価は3回、50%以上下がった」と語り、2008年の金融危機やコロナショックのような『流動性が枯渇し、資産価格が本来価値から大きくかけ離れる瞬間』を待っていると示唆しました。

つまり

「今の市場はまだ高すぎる。 ちょっと下がったくらいじゃ、僕の基準で『安い』とは言えない。 だから60兆円の現金を握って、本物の暴落が来るまでじっと待つ。 その間は短期国債で利息もらっとくよ。」

2026年Q1、バークシャーは株式を81億ドル分、ネット売り越し。これで14四半期連続の売り越しとなり、CEOを引き継いだグレッグ・アベル氏も『焦らず、適切な価格で適切な案件を待つ』姿勢を継続しています。

「ここでわたしたち高配当株投資家にとって大事なのは――

**『現金を持っておく勇気』**です。

バフェットは60兆円持って、市場が安くなるのを待ってる。 わたしたちも、フルポジションじゃなくて、いざという時に買える現金を残しておく。

JAL破綻を経験したわたしだからこそ言えます。 暴落は必ず来ます。その時に動けるかどうかで、老後の配当収入が決まるんです

項目 数値 ソース
バークシャー現金(2026/3/31) 3,973億ドル(約60兆円) 10-Q
うち3か月以内のTビル 197億ドル明記 10-Q
株式売り越し(2026 Q1) 81億ドル 14四半期連続
バフェット指数(2026/5月初旬) 約223〜227% 複数ソース
GuruFocus版(GNP基準) 2.321倍(2026/5/7) GuruFocus
過去54年中央値 約97% Trendonify
バフェット自身の警戒水準 200%超=「火遊び」 TheStreet

🔵 第1幕:ITバブル崩壊(1999〜2002年)

暴落前のバフェットの行動

1999年、世界中がインターネット株(ヤフー、AOL、シスコなど)に熱狂していた時。バフェットはどうしてたか?

「私はテクノロジー株は買いません」と言って、ひたすら無視。

その結果、1999年、バークシャーは▲19.9%の損失。一方S&P500は+21%上昇。差し引き40%以上の負けでした。一件負けているように見えた。

1999年12月27日、バロンズ誌は「ワレン、何が悪いの?(What’s Wrong, Warren?)」という記事で「バフェットは魔法の力を失ったのかもしれない」と書いたほどです。

暴落時に何をしたか

2001年のITバブル崩壊のピーク時、バークシャーは680億ドルの現金を保有。当時の同社時価総額の半分以上に相当していました。

そして暴落後、**「ブリック(レンガ)、カーペット、断熱材、塗料」**といった超アナログな会社を買い漁ったのです。

結果:3年で60%差をつけて勝利

2000〜2002年の3年間で、S&P500は▲37.6%の損失。一方バークシャーは+29.7%のプラス。3年累計で60%以上の差をつけて勝利しました。

「みなさん、運動会の徒競走を想像してください。 ピストルが鳴ってみんなダッシュ! でも爺さんだけ、スタートラインで動かないんです。

周りは『何やってんの!?』『遅れちゃうよ!』って笑う。 でもバフェットは知ってた。みんなが走ってる先に、大きな落とし穴があるって。

案の定、みんな落とし穴に落ちて転倒。 その時、爺さんはようやく走り出して、悠々とゴール。

これがITバブルでバフェットがやったことなんです。


🔴 第2幕:リーマンショック(2008年)

ここがバフェット史上最大級の名場面です。

暴落前

2007年末、米国住宅バブルが弾けかけていた時、バークシャーは470億ドルの現金を保有していました。2008年に入る時点では約440億ドルの現金。

暴落の瞬間(2008年9月)

2008年9月15日、リーマン・ブラザーズが破綻。世界中のお金が凍りつき、株価は連日大暴落。

そんな中――2008年9月23日、リーマン破綻からわずか8日後。

バフェットの伝説的ディール

2008年9月23日、ゴールドマン・サックスが銀行持ち株会社になった2日後、バフェットは50億ドルの優先株を購入。年10%の配当付き、さらに115ドルで普通株50億ドル分を買える新株予約権(ワラント)も取得。

【条件のすごさ】

  • 50億ドルの優先株 → 毎年5億ドル(年10%)の配当が入ってくる
  • ワラント付き → 株価が上がったら追加で50億ドル分を115ドルで買える権利
  • ゴールドマンの経営陣には「自分たちの株を売るな」と縛りもかけた

2008年、バフェットはリグレー、ゴールドマン・サックス、GEに対して合計145億ドルの債券投資を実行。「これらは高い利回りを持ち、それ自体で十分満足できる投資だが、3つの購入すべてで、ボーナスとして相当な株式参加権も取得した」と年次報告書で説明しています。

さらに2008年の総投入額

「ほとんどの投資家がパニックに陥ったり、強制売却を強いられた中、バフェットは200億ドル以上を投じた」――バーリントン・ノーザン鉄道、コノコフィリップス、US バンコープへの増資も実行。

結果:いくら儲けたか

ゴールドマンの取引だけで👇

  • 2011年、ゴールドマン・サックスが優先株を償還。バークシャーは37億ドルの利益を獲得
  • 2013年、ワラントを行使して20億ドル相当のキャッシュと1,320万株のゴールドマン株式を取得
  • 配当だけで毎日**140万ドル(約2億円)**入ってきた

1つのディールで合計60億ドル超(約9,000億円)の利益。

「リーマンショックの時、銀行はみんなお金がなくて困ってた。 ゴールドマン・サックスっていう超有名な銀行がバフェットに泣きついた。

『バフェットさん、お願い! 50億ドル貸してください!』

バフェットは答えた。 『いいよ。でも条件は――  ① 毎年10%の利息(普通の銀行預金の100倍)  ② 君たちの株を将来安く買える権利もちょうだい  ③ 君たち経営陣は自分の株売っちゃダメね』

困ってる銀行は『はい!!』って言うしかなかった。 これがみんなが恐怖でパニックの時にだけできる神取引です。」


🟢 第3幕:コロナショック(2020年)

ここはバフェットも「正解」と「失敗」の両方があった、リアルな話です。

2020年初頭の現金残高

コロナ前、バークシャーは約1,280億ドルの現金を保有。

コロナショックでの行動

2020年5月の株主総会でバフェットが発表したこと:

バフェットはバークシャーが保有していた航空会社(アメリカン、デルタ、サウスウエスト、ユナイテッド)の株式すべてを売却。「私はあのビジネスについて間違っていた」と認めた。

そして

「137億ドルの現金を持っているが、投資する魅力的なものが見つからない。30億、40億、50億ドルでも投資する用意はあるが、まだ何も見ていない」

「あれ? 買わないの?」

コロナ底値の3月、ほとんど買わなかったんです。

理由は、FRBが超高速で利下げ&量的緩和を発動したため、株価がV字回復してしまい、「安い」と思える期間が短すぎたから。

でも実は「裏で大正解」をしていた

それがアップル株の保有継続です。

バークシャーのアップル株保有額は、2020年3月の市場底値から+400億ドル(約6兆円)の含み益を獲得。アップル株はバークシャーのポートフォリオの40%を占め、コロナ危機で保険・エネルギー部門が打撃を受ける中、会社全体を支える柱となった。

つまり―― 新規で買えなかった代わりに、既に持ってたアップルが大化けしたんです。

「コロナの時 バフェットは『航空会社はもうダメだ』ってバッサリ売った。 『間違ってた。ごめん』って素直に認めた。

そして『現金13兆円あるけど、買うものない』って言って、買わなかった。

でも、奇跡が起きた。 既に持ってたアップル株が、コロナ後に大化けして**+6兆円**儲けたんです。

教訓:『良い会社を持ち続けることも、新規で買うのと同じくらい大事』」


📊 3つの暴落での「現金比率」と「行動」一覧表

暴落 直前の現金 直前現金/時価総額 暴落時の行動 主な利益
ITバブル(2000-02) 680億ドル(2001年) 時価総額の50%超 レンガ・塗料・カーペット会社買収 3年でS&P500に60%差
リーマン(2008) 440億ドル(2008年初) 時価総額の約25% GS・GE・リグレーに145億ドル投入 GSだけで約60億ドル利益
コロナ(2020) 1,280億ドル 時価総額の約25% 航空株売却。新規購入は控えめ アップル含み益+400億ドル
現在(2026/3) 3,973億ドル 時価総額の約36% 14四半期連続売り越し これから…

なぜバフェットは「みんなが恐怖の時」に買えるのか?

理由①:常に「現金の弾薬庫」を持っている

“Cash is to a business as oxygen is to an individual.” (現金は、個人にとっての酸素のようなもの)

2008年の年次報告書でバフェットは「私はみなさん、格付け会社、そして自分自身に、バークシャーを常に十分な現金で運営することを誓った。明日の義務を果たすために他人の親切に頼ることは決してしたくない」と書いています。

理由②:「アメリカ国債」という最強の待機場所

バークシャーの巨額な現金は、紙幣や銀行預金ではなく、米国短期国債(Tビル)として保有されている。これにより銀行取り付け騒ぎのリスクが排除される。

つまり

  • 銀行が潰れても影響なし
  • 利息(4%台)がつく
  • いつでも即座に現金化できる

理由③:「価値」が見えるから「価格」に騙されない

判断軸:

普通の人 バフェット
価格」が下がった→怖い、売る 価値」より「価格」が下→安い、買う
みんなが買ってるから買う みんなが売ってるから買う
短期の値動きを見る 10年後の利益を見る

「会社が10年後にいくら稼ぐか」だけ。

ゴールドマン・サックスを買った2008年9月、誰もが「もう銀行は終わりだ」と言っていた。でも爺さんは、「10年後にゴールドマンが消えてる確率」と「現在の株価」を比べて、「これは買い」と判断したんです。

理由④:FRB(中央銀行)の動きを読む

バフェットは金融危機調査委員会で、ゴールドマン・サックスへの投資は「FRB議長のバーナンキと当時の財務長官ポールソンが、経済を安定させるために何でもするという賭けだった」と証言しています。

つまり

「アメリカ政府は経済を絶対に潰さない。 だから今この瞬間が底値。」


💎 投資する勇気の根拠=「ものさし」

ものさし①:現金(Cash is King)

→ いつでも動ける現金を持つ

ものさし②:価値(Intrinsic Value)

→ 会社の本当の価値を計算する力

ものさし③:時間(Long-term Horizon)

→ 10年、20年単位で考える忍耐力

**バフェットは『暴落の前から、現金を貯めていた』**んです。

ITバブルの前も、リーマンの前も、コロナの前も、そして今、2026年も。 いつも『嵐が来る前に、傘とお弁当を準備してる』んです。

わたしたち高配当株投資家にとって大事なのは

✅ フルポジションにしない(爺さんでも現金36%)

✅ 配当を再投資して、いつでも買える資金を持つ

✅ 暴落しても配当が出続ける会社を選ぶ

✅ 暴落時こそ安い高配当株を仕込む

『現金を持つ勇気』が、暴落で資産を増やす唯一の道です。

項目 数値 出典
1999年バークシャー成績 ▲19.9% Rutgers
2000-2002年S&P500 ▲37.6% Rutgers
2000-2002年バークシャー +29.7% Rutgers
2001年現金 680億ドル British Brief
2008年初現金 440億ドル Validea
2008年GS投資 50億ドル優先株(年10%) Goldman Sachs
2008年GS含むTotal 145億ドル Berkshire年次報告
2008年Total投資 200億ドル超 MarketWatch
GS取引利益(償還) 37億ドル Yahoo Finance
GSワラント利益 20億ドル相当 ValueWalk
2020年5月時点現金 1,370億ドル Berkshire AGM
2020年航空株売却 全株 Berkshire AGM
Apple含み益(2020/3〜) +400億ドル CNBC
2026/3現金 3,973億ドル 10-Q

「現金を持つこと」は、負けではなく”勇気”である

普通の人の誤解

「現金を持ってると、増えないからもったいない」 「フルポジションじゃないと、機会損失」 「現金は”何もしてない”状態」

バフェットの真実

爺さんは現在、資産の36%を現金で持っています。

世界一の投資家が、です。

なぜか?

現金は「何もしてない」のではなく、「次のチャンスを待ってる」状態だから。

「フルポジションは、最大の弱点」

よくある投資家 賢い投資家
給料が入ったら全部投資 一定割合は現金で待機
暴落で「買いたいけど資金がない」 暴落で「待ってました!」と買う
配当も全部再投資 配当の一部は現金プールへ

「準備」は、暴落の何年も前から始まっている

時系列で見ると衝撃

タイミング バフェットの行動
1998年(バブル絶頂) 既に現金を貯め始めていた
2007年(住宅バブル絶頂) 既に現金470億ドル準備済
2024年(バブル絶頂) 12四半期連続で売り越し開始

**爺さんは「暴落が来てから動く」のではなく、「暴落が来る前から準備してる」**んです。

「暴落で買うには、暴落前から動いていなければならない」

これは矛盾しているようで、真理です。

ニュースで「暴落だ!」と騒いでから現金を作ろうとしても、もう遅い。 今、株が高い時こそ、現金比率を上げる。

投資基準(配当利回り≥3%、PBR≤2倍、自己資本比率≥50%、流動比率≥200%)に当てはまる銘柄が少なくなってきた時こそ、現金を貯める時期――というサイン


「みんなと同じ」では、みんなと同じ結果にしかならない

1999年のバフェット

「ワレン、何が悪いの?」と笑われていた。 S&P500に40%負けていた。

でも――

その後3年で60%差をつけて勝利。

「孤独に耐えられる人だけが、本物の利益を得る」

SNSで「○○株が爆上げ!」「テンバガー狙え!」という情報が流れる時、 黙々と高配当株を買い続ける。

「地味」「つまらない」と言われるかもしれない。 でも――

3年後、5年後、10年後に笑うのは、地味を続けた人。


「自分の間違い」を素直に認められる人だけが、長く生き残る

コロナ時のバフェット

航空株を全部売って言いました。

「私は間違っていた。ごめんなさい」

89歳の世界一の投資家が、です。

『損切り』は負けじゃない。

普通の人 バフェット
「いつか戻る」と祈る 「企業価値が壊れた」と判断したら売る
プライドで持ち続ける プライドより合理性
損失を直視できない 直視して次に進む

 

「企業の業績が根本から崩れたら、配当が減配・無配になったら、勇気を持って手放しましょう。 それは負けじゃない、次のチャンスへの資金回収です。」


「配当」は、暴落時の最強の精神安定剤

バフェットの隠れた秘密

バフェットが買う銘柄の特徴:

  • コカ・コーラ → 60年連続増配
  • アメリカン・エキスプレス → 高配当
  • 日本の五大商社 → 高配当
  • アップル → 自社株買い+配当

「株価が下がっても配当は来る」会社を選んでる。

「配当は、暴落時の生命維持装置」

リーマンショック時、株価は▲50%下がりました。 でも、優良な高配当株の配当は▲5〜10%程度しか減りませんでした。

つまり――株価は半分になっても、配当は9割残る。

個人年金の代替として配当収入を構築」する意味

シナリオ 売却型投資家 配当型投資家
株価▲50%の時 資産半減で売れない 配当9割で生活できる
暴落で買い増し 資金がない 配当を使って買える
精神状態 パニック 平常心

 「待つ力」は、「動く力」より価値がある

バフェットの言葉

“The stock market is a device for transferring money from the impatient to the patient.” (株式市場は、せっかちな人から忍耐強い人へお金を移す装置)

衝撃の事実

過去4年間、大型M&Aを1件もしていません。

「やることない」と言って、ひたすら現金を貯めて、短期国債を買ってる。

世界一の投資家が、です。

「『やらない』勇気が、最大のリターンを生む」

毎日相場を見て、毎日売買して、疲弊する投資家は多い。 でも本当に儲かるのは――

**「いい球が来るまで、何年でも待つ」**人。


「自分の生活」を守れる人だけが、投資で勝てる

バフェットの絶対ルール

“Never count on the kindness of strangers.” (他人の親切を当てにするな)

2008年に書いた言葉。

これは「会社の生存確保」の話ですが、わたしたち個人投資家にも完全に当てはまります。

「投資の前に、生活防衛資金」

順番 やること 目安
生活防衛資金 生活費6ヶ月〜1年分
短期で使うお金 別口座で確保
そこから先を投資 生活に影響なし

 

「集中リスクを避ける。一つの収入源、一つの会社、一つの銘柄に頼らない。 JAL破綻の時、わたしは身をもって学びました。 **『絶対大丈夫』なんて、この世にない。**だから分散する、現金を持つ、配当で備える。」

【今夜やること】

自分のポートフォリオの「現金比率」を計算する → 10%未満なら、危険信号です。

【今月やること】

配当の一部を「暴落待機資金」として別口座に分ける → 全部再投資せず、20〜30%は現金プールへ。

【これから永遠にやること】

「配当が出続ける会社」だけに集中する → かおるさんの基準(配当利回り≥3%、PBR≤2倍、自己資本比率≥50%、流動比率≥200%)を守る。

バフェットは、世界一の投資家です。 でも、爺さんがやってることは、実はとってもシンプル。

✅ 現金を持つ ✅ じっと待つ ✅ 暴落で買う ✅ 配当をもらい続ける ✅ 間違えたら認める

これ、わたしたちにも全部できることです

違いは『金額』だけ。バフェットは60兆円、わたしたちは数百万円〜数千万円。 でもやり方は同じでいい。

今日からでも遅くない。

『現金を持つ勇気』『待つ勇気』『配当をもらい続ける勇気』――

 

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