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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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日経平均6万2,713円に反落・自社株買い22兆円|2026年5月8日の日経新聞まとめ

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日経新聞総まとめ
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※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。

こんにちは、バフェットかおるです。2026年5月8日の日経新聞から、50代60代の老後のお金に関わりそうな話題を15本ひろって整理しました。

先に結論を書きます。前日に史上最大の上げ幅をつけた日経平均は、この日は反落しました。ただ下げ幅は120円で、押し目を買う動きが入って底堅さが残りました。私にとってこの日いちばん大きかったのは、株価の上下よりも、2025年度の自社株買いが22兆3250億円と過去最大になったという一本です。会社が株主に返す姿勢そのものが変わってきている、と私は受け止めました。

数字はすべて2026年5月8日時点のものです。相場の数字は毎日変わりますので、いまお読みの時点とは違っているはずです。

※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年5月8日時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

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日経平均は120円安の62,713円で反落した(2026年5月8日時点)

前日の5月7日、日経平均は史上最大の上げ幅となる+3,320円を記録しました。8日はその反動で「さすがに上げすぎ」という利益確定売りが先行し、前日比120円安の62,713円で引けています。

下げ幅が120円にとどまったのは、後場に押し目を拾う買いが入ったためだと報じられています。私は、前日の急騰を全部返すような動きにならなかったことのほうに目がいきました。

下げが限定的だった理由として挙げられていたこと

米国がイランに報復攻撃を行いましたが、「停戦は継続する」との見方が広がり、ろうばい売りが限定的になったと伝えられています。

日経新聞が紹介していたSMBC日興証券の分析では、イランは原油輸出を米国の海上封鎖で事実上止められており、時間が経つほどイラン側に不利になる構造のため、戦闘終結の交渉に応じる動機が高まっていくと見られていました。中東リスクは長引かないのではないか、という受け止めが売りを和らげた形です。

この日の明暗がはっきり分かれた会社

  • IHI(7013)… 防衛事業の拡大で営業利益45%増の予想を発表し、3日続伸
  • ファナック(6954)… 目標株価の引き上げを受けて上場来高値を更新
  • グロース250指数… +4.71%と大幅続伸、2023年6月以来の高い水準
  • トヨタ(7203)… 今期営業利益20%減という保守的な見通しが嫌気され、年初来安値・4日続落

同じ日でも、会社ごとにこれだけ別の評価がつきます。指数の上下だけ見ていると見落とすところだな、と私は思いました。

この日の市場の数字(2026年5月8日終値)

指標 終値 前日比
日経225 62,713円 ▲120円(0.19%安)
グロース250 ― +4.71%
日経先物(夜間) 63,055円 +341円
ドル円 156.67円 ほぼ横ばい
WTI原油 94.07ドル ▲0.78%
NY金先物 4,731ドル +0.43%
VIX恐怖指数 17.04 落ち着いた水準

夜間先物が63,055円まで回復していました。翌週は米CPI・PPIという物価指標と、日銀の意見公表が控えていて、方向感を決める1週間になりそうだと書かれていました。

米企業の1株利益は27%増、S&P500は4年ぶりの好決算に

S&P500に入っている会社の2026年1〜3月期の1株利益(EPS)は、前年比27%増となる見通しだと報じられました。コロナ禍の反動だった2021年以来、4年ぶりの好決算です。

けん引役はAI需要で、情報技術セクターが52%増、コミュニケーションサービスが49%増と突出していました。データセンター向けでは、アルファベットが8割増、メタが6割増、マイクロンは8倍という伸びです。

私は米国のETFも持っていますので、こういう数字を見ると、自分の口座の中身が何で動いているのかが少しわかった気になります。ただ、AIの需要がこの勢いのまま続くかどうかは私にはわかりません。わからないものは大きく増やさない、と決めています。

自社株買いは22兆3250億円で過去最大になった

2025年度に設定された自社株買いの取得枠が22兆3250億円となり、過去最大を更新しました。5年連続の増加です。

背景として挙げられていたのは、東証が2023年3月に要請した「PBR・ROEを意識した経営」です。リクルートは3500億円の枠を設定し、しまむらは初めての自社株買いに踏み切るなど、取り組む会社の裾野が広がっています。

配当と自社株買いという二重の株主還元が定着してきている、ということだと私は受け止めました。私が企業に投資するときに見ているのは、まさにこの「株主にどういう態度をとる会社か」という部分です。この日の15本のなかで、いちばん自分の投資に関係があると感じたのはこの一本でした。

バークシャーが丸紅・住友商事を10%超まで買い増していた

バークシャー・ハサウェイが丸紅の保有比率を10.1%、住友商事を10.05%(いずれも議決権ベース)に引き上げ、両社の筆頭株主になったと報じられました。2025年3月時点ではそれぞれ9.32%・9.3%でしたので、静かに買い増しを続けていたことになります。

三菱商事・三井物産・伊藤忠はすでに10%超を保有済みで、5大商社すべてで10%超という状況に近づきました。ウォーレン・バフェットは経営の一線を退いていますが、後継者のもとでも日本の商社への投資方針が続いていることが確認できた形です。

私は、良い企業を割安なときに買って長く持つというウォーレン・バフェットのやり方を真似しているつもりなので、こういう動きは自分の持ち方の答え合わせとして見ています。真似をしているだけで、同じ判断ができているとは思っていません。

伊藤忠の会長の発言として報じられていたこと

日経新聞の報道によれば、伊藤忠商事の岡藤会長がアナリスト向け説明会で、総合商社はやはり資源をやらなければいけない、という趣旨の発言をしたそうです。これまで「利は川下にあり」として消費者向けのビジネスを軸にしてきた伊藤忠が、金属・エネルギーなどの資源分野への投資に積極的になる戦略転換を示唆した、という内容でした。

発言の細かい言い回しまでは私は確認できていませんので、報道で紹介されていた趣旨として受け取っています。

不動産の含み益20兆円と、静かに進む「隠れ増税」2兆円

上場企業が持つ不動産の含み益は20兆円規模

みずほ信託銀行の推計で、上場企業が持つオフィス・物流施設・工場などの事業用不動産の含み益が20兆円規模に達することがわかったと報じられました。2026年1月の公示地価は全用途平均で前年比2.8%上昇し、5年連続のプラスです。

物言う株主が「不動産を売れば資本効率が上がる」と働きかけを始めており、ニッコンHDは243物件・1300億円規模の不動産整理を検討中とされていました。持っている会社の決算書に、株主還元の原資が隠れている可能性がある、という読み方ができる話だと思いました。

所得税のブラケットクリープで約2兆円

物価高と賃上げが重なるなかで、所得税の税率区分が物価に連動して引き上げられないため、実質的な増税が静かに進んでいるという記事です。2019〜25年の物価上昇を累積11.9%として試算すると、所得税区分の未調整で約0.98兆円という規模が示されていました。

手取りが思ったほど増えない理由のひとつがここにあるのだと、私は読みました。

中東情勢・円安・金利のまわりで起きていたこと

ホルムズ周辺の緊張と、原油の見方

米国とイランの攻撃の応酬が続きましたが、停戦は継続という見方から売りは限定的でした。SMBC日興証券の分析として、イラン革命防衛隊は原油を現物で受け取っているものの米国の海上封鎖で輸出できず、貯蔵施設が満杯になれば生産そのものが止まるリスクがあると紹介されていました。イランの油井の多くは1970年代以前の老朽設備で、一度止めると再稼働できない可能性が高いそうです。

その構造があるので長期化リスクは低いと見られている、という整理でした。私はここは専門外ですので、そういう見方があると知っておく程度にしています。

重油のスポット価格は5割高

中東情勢の緊迫化で重油のスポット価格が5割急騰し、ボイラー用の重油が品薄になっていると報じられました。中東で起きたことが国内の工場の燃料代まで届いている、というつながりが見える記事でした。

GW中の為替介入は4〜5兆円規模とみられる

ゴールデンウィーク期間中に、政府・日銀が推定4〜5兆円規模の円買い介入を実施したとみられ、ドル円は157円水準で攻防が続いていました。当面はこのあたりのレンジで揺さぶられる展開とされています。

この日のドル円は156.67円で、ほぼ横ばいでした。

ドル建ての日経平均は最高値を更新

円安が続くなかで、ドル建てで見た日経平均が最高値を更新し、海外からの資金流入が増えています。東証プライムの売買代金は10兆9631億円と、過去最大の水準の大商いでした。

国債が24時間取引できるようになる

日本国債が年内にデジタル証券化され、24時間取引できる仕組みが整備されるそうです。まずは金融機関向けの市場から始まり、将来の個人向け展開も視野に入るとされていました。

一方で世界の借金総額は352兆ドルと過去最大を更新し、前年比8%増です。米中の政府債務の膨張が、世界の長期金利を高止まりさせる原因になっていると説明されていました。日本の10年債利回りが2.47%まで上がっている理由がここにある、という整理です。

世界の株式と、日本の賃金・企業業績

世界の株式時価総額は159兆ドル、サムスンが1兆ドル突破

世界の株式時価総額は5月7日時点で159兆ドルとなり、年末比9%増えました。AI・半導体がけん引し、サムスン電子は韓国企業で初めて時価総額1兆ドルを超えています。同社の半導体部門の1〜3月期の営業利益は前年同期比49倍という伸びでした。

予想PERは6倍台とまだ低い水準にあり、世界的なメモリー不足は短期的には解消されないという専門家の見方も紹介されていました。全世界株のETFを積み立てている立場からすると、この伸びの一部を自分も受け取っていることになります。

3月の実質賃金は1.0%増で3カ月連続プラス

3月の実質賃金が前年比1.0%増となり、3カ月連続でプラスを維持しました。エネルギー補助金が家計の実質的な購買力を押し上げたとされています。

賃金の上昇が続けば日銀の追加利上げの判断材料になり、円高や債券利回りの上昇という形で運用に影響が出る可能性があります。賃金が上がっているのに手取りが増えないという感覚は、先に書いたブラケットクリープと合わせて読むと仕組みが見えてきます。

ゼネコン4社の合計純利益が最高益

大手ゼネコン4社(大林組・鹿島・清水・大成)の合計純利益が前期に最高益を更新し、東京五輪の特需をも超えました。資材費・人件費の価格転嫁が進んだことが主な理由です。三菱重工は最小限の投資で3割増産を実現するガスタービン工場の改革を行い、競合の半額で改善提案を出せる体制をつくったと紹介されていました。

インフレの局面では、値上げできる会社とできない会社の差がはっきり出ます。私が決算を自分で見るときに確かめたいのは、まさにこの価格転嫁の力です。

AI企業の評価額をめぐる動き

AI企業の市場評価が1兆ドルに迫っているという記事が出ていました。あわせて夕刊では、AIが金融システムを脅かすリスクとしてIMFが警鐘を鳴らし、金融庁も地銀に対策を要請していると報じられています。

伸びている産業の話と、その産業が持ち込むリスクの話が同じ日の紙面に並んでいるのが印象的でした。

まとめ:2026年5月8日時点で私が受け止めたこと

  • 日経平均は120円安の62,713円。前日の史上最大の上げを大きく返す動きにはならなかった
  • 2025年度の自社株買いの取得枠は22兆3250億円で過去最大。株主還元が構造として定着してきている
  • バークシャーは丸紅10.1%・住友商事10.05%まで買い増し、両社の筆頭株主になった
  • 上場企業が持つ不動産の含み益は20兆円規模。株主還元の原資が隠れている会社がある
  • ドル円は156.67円。GW中の介入は4〜5兆円規模とみられ、157円前後の攻防が続く

私は、相場が上がった日も下がった日も、やることは変えていません。気になった会社の決算を自分で読んで、割安だと思えたときに少しずつ買う。それだけです。この日のニュースのなかで自分の行動を変えたものは、ひとつもありませんでした。

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