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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代・60代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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【高配当株】商社株が好決算で下がった日|丸紅・三井物産・双日の急落を私はこう受け止めました

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1億円への道
この記事は約12分で読めます。
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※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。

2026年5月7日、ゴールデンウィーク明けの初日に、日経平均は+3,320円(+5.58%)という急騰になりました。終値は62,833円で、終値ベースの上げ幅は過去最大でした。

先に結論を書きます。指数はこれだけ上がったのに、私が持っている商社の株は下がりました。丸紅は−5.72%、三井物産は−3.21%、双日は−3.30%です。しかも3社とも、その直前に良い決算を出していました。

好決算なのに下がる。これは期待値が先に上がりすぎていたときに起きることで、業績が悪くなったという話ではないと私は受け止めています。なので私は、この日も何も売っていません。

いまから商社株を買うのが遅いのか遅くないのか、という問いには、私は答えを持っていません。この記事に書けるのは、その日に何が起きて、私がそれをどう受け止めて、どう決めたかということだけです。

株価・配当データはすべて2026年5月7日時点のものです。以下で出てくる会社名は、私の保有状況の紹介です。

※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年5月7日時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

この記事の内容は、YouTubeの動画でもお話ししています。

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  1. 日経平均が+3,320円(+5.58%)急騰した5つの理由
    1. 理由1:米国とイランの停戦合意が近いという報道
    2. 理由2:原油価格が前日比7%急落した
    3. 理由3:米国の半導体株が前夜に急騰し、日本株に波及した
    4. 理由4:GW中に溜まっていた好決算の買い注文が一斉に入った
    5. 理由5:AI・半導体の業績が別のエンジンになっている
  2. それでも私の持つ商社株は下がっていた
  3. 下がった理由として私が読み取った3つ
    1. 1:GW明けの売り溜まりが解消された
    2. 2:好決算で売られる典型的なパターン
    3. 3:資源価格の下落(三井物産・双日)
  4. 商社3社の下落と、私が持ち続けている理由
    1. 丸紅(8002)|5,426円・−5.72%
    2. 三井物産(8031)|5,580円・−3.21%
    3. 双日(2768)|6,013円・−3.30%
  5. 通信・住宅・リースの4社は違う動きをした
    1. KDDI(9433)|2,535円・−0.51%
    2. NTT(9432)|151.4円・−0.39%
    3. 積水ハウス(1928)|3,434円・+0.50%
    4. 三菱HCキャピタル(8593)|1,407円・+0.11%
  6. 2026年5月7日時点の保有7社まとめ
  7. 下がった日に私が思い出していること
    1. 配当の権利は減っていない
    2. 分けて持っていたことが効いた
    3. 下がった日は、買える値段が下がった日でもある
    4. 私はJALの破綻を経験している
  8. まとめ:2026年5月7日時点で私が受け止めたこと
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  10. 下がった日に1株だけ足しておくために【PR】

日経平均が+3,320円(+5.58%)急騰した5つの理由

まず指数のほうの話です。この急騰は1つの理由ではなく、5つの力が同じ日に重なった結果でした。

理由1:米国とイランの停戦合意が近いという報道

米ニュースサイトのアクシオスが5月6日、米国がイランとの戦闘終結に向けて合意に近づいていると報じました。これがすべての起点です。

この2〜3カ月、日本株のいちばんの重しは中東・イランの問題でした。2026年2月28日に米国がイスラエルとともにイランを攻撃し、ホルムズ海峡での物流が実質的に停滞。原油や天然ガスの供給不足と価格急騰から、世界経済への影響が懸念される事態になっていました。

その最大の不安要因が解消に向かうというニュースだったので、買いに転じた投資家が一斉に動いた形です。

理由2:原油価格が前日比7%急落した

停戦合意の報道を受けて、5月6日のニューヨーク原油先物(WTI)の期近6月物が、前日比7%安と急落しました。

日本は原油をほぼ100%輸入しています。原油が高いと、会社は材料費やエネルギーのコストが上がって利益が削られます。だから原油が下がると会社の利益が増え、株価が上がる、という連鎖が起きます。

原油高の長期化への懸念が後退したことで、三菱ケミカルグループなど、原材料の価格高騰や調達難に直面していた化学の会社に見直し買いが入りました。

理由3:米国の半導体株が前夜に急騰し、日本株に波及した

米東部時間5月6日、シカゴ先物市場で日経平均先物が大幅に上昇し、一時6万2,000円台と最高値をつけました。米国株式市場で半導体株が急騰し、ハイテク株の影響を受けやすい日経平均先物にも買いが波及したためです。

日本取引所グループの売買統計では、直近の委託売買に占める海外投資家の売買シェアが68%に達しています。日本市場の3分の2以上は海外の投資家が動かしている、ということです。米国で半導体が買われると、同じ流れで東京エレクトロンやアドバンテストが買われ、日経平均を押し上げます。

理由4:GW中に溜まっていた好決算の買い注文が一斉に入った

日本の市場は5連休でした。買いたいのに買えないという状況が5日間続き、そのぶんの注文が5月7日の寄り付きに一気に出た形です。

理由5:AI・半導体の業績が別のエンジンになっている

世界半導体統計では、半導体メモリー価格の急騰が起きていて、2026年1〜2月の売上が大きく伸びています。半導体売上高は1月が前年比58.3%増、2月が同86.1%増です。

DRAMやNANDの価格は昨年10〜12月から上昇していて、半年で4倍とも言われています。データセンター需要でメモリーの供給が逼迫し、生産能力が追いつかないことが背景です。

生成AIの普及、データセンター需要の急増、半導体の不足、価格が4倍、半導体の会社の利益が激増、株価上昇。この流れは、イランの停戦とはまったく別のエンジンとして日本株を押し上げている力だと私は見ています。

理由 ひと言
米・イラン停戦合意の接近 最大の不安要因が消えた
原油価格7%急落 会社のコストが減り利益が増える
米国半導体株の急騰が波及 売買の68%を占める海外投資家が一斉に買った
GW中に溜まった好決算の買い 5日分の買い注文が一気に出た
AI半導体の業績 半導体価格が半年で4倍

それでも私の持つ商社株は下がっていた

ここからが本題です。指数が+5.58%の日に、私のポートフォリオの多くは下がっていました。

  • 丸紅(8002)… 5,426円、−329円(−5.72%)
  • 三井物産(8031)… 5,580円、−185円(−3.21%)
  • 双日(2768)… 6,013円、−205円(−3.30%)

何か悪いことが起きたのか、と一瞬思いました。調べてみると、理由は大きく3つありました。

下がった理由として私が読み取った3つ

1:GW明けの売り溜まりが解消された

連休中に出せなかった売り注文が、5月7日の朝一番に一気に出ます。これは毎年GW明けに起きることで、特別な悪材料ではなく、需給の一時的な歪みだと私は理解しています。

2:好決算で売られる典型的なパターン

5月1日に5大商社が一斉に決算を発表しました。中身はこうです。

  • 丸紅… 純利益+8.1%増益、配当115円→122.5円に増配、自己株買い600億円に拡大
  • 三井物産… 来期+10.3%増益予想、大幅増配の計画
  • 伊藤忠… 2期連続の過去最高益、9,003億円を達成

数字だけ見れば全部プラスなのに、株価は下がりました。決算発表の前に期待値が上がりすぎると、どんなに良い数字でも織り込み済みとして売られます。噂で買って事実で売る(Buy the rumor, Sell the fact)と呼ばれる動きです。

3:資源価格の下落(三井物産・双日)

三井物産や双日は資源事業の比率が高く、鉄鉱石やLNGの価格の下落が業績に影響しています。ただ来期は全社増益の見通しが出ていました。

つまりこの日の下落は、業績の悪化ではなく、GW明けの需給の歪みと、期待値が高すぎたことの反動だと私は受け止めました。

商社3社の下落と、私が持ち続けている理由

ここから先は、私が自分の保有をどう考えているかという話です。おすすめではありません。

丸紅(8002)|5,426円・−5.72%

下がった事情として読み取れたのは次のとおりです。

  • 純利益+8.1%増益、来期+6.6%増益予想という決算だったのに急落した
  • 配当は115円から122.5円へ増配、自己株買いの枠も600億円に大幅拡大された
  • それでも市場の期待値を上回れなかったため売られた

私が持ち続けている理由はこうです。株価が下がれば、同じ配当でも受け取れる利回りは上がります。自己株買いが進めば1株あたりの価値も上がります。来期も増益の予想が出ていて、事業そのものに問題を見つけられませんでした。

三井物産(8031)|5,580円・−3.21%

下がった事情は、鉄鉱石やLNGなど資源価格の下落で今期が減益になること、円高傾向が海外収益を圧迫していること、そしてGW明けの売り溜まりの解消が重なったことです。

私が持ち続けている理由は、来期は増益と増配の計画が示されていること、資源依存から非資源事業への広げ方が進んでいることです。

加えて、バークシャー・ハサウェイが日本の5大商社の保有比率を引き上げ続けていることも、私にとっては安心材料になっています。私は良い企業を割安なときに買って長く持つというウォーレン・バフェットのやり方を真似しているつもりなので、同じ会社を持てていること自体がうれしいという気持ちもあります。ただ、それは根拠というより気持ちの話です。買う理由は、あくまで決算と株価で決めています。

双日(2768)|6,013円・−3.30%

下がった事情は、商社セクター全体の連れ安、決算発表直後の利益確定売りの集中です。個別の悪材料は見つかりませんでした。寄り付きのあとは6,000円付近で底打ちの動きが確認できました。

業績自体は堅調で、構造的な問題は見当たりませんでした。株価が下がったぶん、受け取れる利回りは上がっています。

通信・住宅・リースの4社は違う動きをした

商社が−3〜5%下がっているあいだ、通信・住宅・リースの会社はまったく違う動きをしていました。分けて持っておいてよかった、と思った日です。

KDDI(9433)|2,535円・−0.51%

予想配当利回り3.16%、予想PER13.83倍、予想1株配当80円。

市場全体の雰囲気に軽く連れ安した程度で、下落の理由らしきものは見つかりませんでした。商社が−3〜5%のなかでの−0.51%です。

通信インフラは景気に左右されにくく、累進的な配当の方針を示していて増配が続いています。下落のときにポートフォリオ全体を支えてくれる役割だと私は考えています。

NTT(9432)|151.4円・−0.39%

予想配当利回り3.50%、予想PER12.72倍、実績PBR1.36倍。

GW明けの売り溜まりの一部解消と、配当落ち後の調整が重なりましたが、下落幅は−0.39%にとどまりました。

政府が筆頭株主の会社で、日本最大の通信インフラという立場は当面変わらないと私は見ています。PBR1.36倍・PER12.72倍という水準も、私には納得できるものでした。

積水ハウス(1928)|3,434円・+0.50%

予想配当利回り4.22%、予想PER10.21倍、実績PBR1.04倍。

商社株が急落するなかで、積水ハウスは+0.50%の逆行高でした。商社セクターの影響を受けにくい住宅・不動産の事業の性質が出たのだと思います。

予想配当利回り4.22%は、私が自分で決めている3.75%以上という基準を上回っています。PBR1.04倍・PER10.21倍という水準も低く、住宅需要は日本の人口動態と結びついた収益の土台があると考えて持っています。

三菱HCキャピタル(8593)|1,407円・+0.11%

予想配当利回り3.20%、予想PER12.47倍、実績PBR1.1倍。

寄り付き直後は1,393円まで急落しましたが、すぐに反発しました。GW明けの売り注文が集中した一時的な需給の歪みだったのだと思います。

リース・ファイナンスの事業は景気の変動に比較的強い収益モデルで、三菱UFJグループの信用力も後ろにあります。

2026年5月7日時点の保有7社まとめ

会社 本日騰落 予想利回り 私の見方
丸紅(8002) −5.72% 株価下落で上昇 好材料の出尽くし売り。事業に問題は見つからず
三井物産(8031) −3.21% 株価下落で上昇 資源価格の下落。来期は増益・増配の計画
双日(2768) −3.30% 株価下落で上昇 商社の連れ安。業績は堅調
KDDI(9433) −0.51% 3.16% ほぼ無傷。累進的な配当方針
NTT(9432) −0.39% 3.50% 下落幅は限定的
積水ハウス(1928) +0.50% 4.22% 逆行高。利回りは保有のなかで最高水準
三菱HCキャピタル(8593) +0.11% 3.20% 1,393円で底を確認して反発

下がった日に私が思い出していること

下がった日は、やっぱり落ち着かない気持ちになります。そのときに自分に言い聞かせていることが4つあります。

配当の権利は減っていない

株価が下がっても、配当金は入り続けます。この日も、保有している会社から受け取る配当の権利は1円も変わっていません。年間約514万円という配当収入の見込みも、この日の下落では動きませんでした。

分けて持っていたことが効いた

商社が−3〜5%のなかで、NTTは−0.39%、KDDIは−0.51%、積水ハウスは+0.50%。74社に分けて、業種もばらして持っていたことが、この日はきちんと効きました。

下がった日は、買える値段が下がった日でもある

株価が下がれば、同じ配当でも受け取れる利回りは上がります。私は下がった日を、買い増しを考えてよい日として見ています。ただし、下がったから買うのではなく、決算を読んで納得できたときだけです。

私はJALの破綻を経験している

私は元JALの客室乗務員で、あの破綻を経験しました。あのときに身にしみたのは、1つに集中して持つことの怖さと、長い目で見ることの大切さでした。この日の−5%は、何十年という時間で受け取る配当の累積から見れば、小さな出来事だと私は思っています。

まとめ:2026年5月7日時点で私が受け止めたこと

  • 日経平均は+3,320円(+5.58%)。停戦合意の観測・原油7%安・米半導体株の波及・GW明けの買い・AI半導体の業績という5つが重なった
  • それでも丸紅−5.72%、三井物産−3.21%、双日−3.30%と、私の持つ商社は下がった
  • 理由は業績の悪化ではなく、GW明けの需給の歪みと、期待値が高すぎたことの反動だと私は読んだ
  • 通信・住宅・リースは−0.5%以内か逆行高。業種を分けて持っていたことが効いた
  • 私はこの日、売らず、買い増しもしませんでした

いまから買って遅いのかどうかは、私にはわかりません。私が自分で決めているのは、会社の決算を読んで納得できたときだけ、少しずつ買うということだけです。

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