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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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高配当株ニホンフラッシュ(7820)の決算を自分で読む|中国依存と年間配当36円

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ニホンフラッシュ(証券コード7820)の決算資料を自分で開いてみました。読み終わって私が出した結論は、「年36円の配当はしばらく守られそうだけれど、増配を待つ会社ではない」というものです。中国の住宅市場が戻らないかぎり、業績も静かなままだと受け取りました。

はじめにお伝えしておくと、これは私が調べた会社の紹介であり、買うことをおすすめするものではありません。私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、わかる会社を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない、という三つだけを守っています。この記事もその延長で、一社の決算を自分で読んでみた記録です。

※私は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。この記事は特定の会社の売買をすすめるものではなく、私が決算資料を読んだ記録です。本文の数字は2026年2月時点で私が見たもので、その後の開示で変わっている可能性があります。最新の数字は会社の公式開示でご確認ください。

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どんな会社なのかを、まず自分の言葉にしてみる

ニホンフラッシュは、マンション向けの内装ドアを中心に、住宅内装のシステムを手がけている会社です。開発から生産、取り付け、メンテナンスまでを自社でつないでいるのが特徴で、建物の中に入るドアや収納を、まとめて一式で納めています。

私がこの会社を「わかる会社」に入れたのは、やっていることが一言で言えるからでした。マンションが建つと仕事が増え、建たないと仕事が減る。それだけです。難しい技術の良し悪しを私が判定する必要がありません。

売上の多くが中国に寄っている

ただ、この会社を見るうえで避けて通れないのが中国です。売上の大きな部分を中国のマンション向けが占めていて、会社の調子が中国の住宅市場とほぼ一緒に動きます。

私はこれを、悪いことだとは思っていません。良くも悪くも理由がはっきりしているので、業績が落ちたときに「なぜ落ちたのか」を自分で説明できます。説明できない下がり方をする会社のほうが、私には怖いです。

逆に言えば、中国の住宅着工が戻るかどうかという、私にはどうにも読めない一点に業績が乗っているということでもあります。ここは正直に、わからないと書いておきます。

業績:中国の不動産不況をそのまま受けている

売上と利益の推移を並べてみると、2020年ごろを境に伸びが止まり、そこから下を向いています。中国の不動産の冷え込みを、ほぼそのまま受けている形です。前の期は最終赤字でした。

一方で、直近の決算では利益率が持ち直していました。採算の合わない案件を絞り、費用を削って、小さい売上でも利益が残る形に作り替えている途中のように見えます。今期は黒字に戻る計画が出ていますが、計画の達成には下期の積み上げが要るという状態です。

私が自分で確かめるときに見ているのは、「売上の何割が中国か」という一点だけです。この割合が下がって、日本やほかの地域の売上が増えてきたら、会社の形が変わったと判断できます。まだそうは見えませんでした。

財務:すぐにどうにかなる会社ではない

株価が長く沈んでいても、この会社がすぐに行き詰まるとは私は思いませんでした。理由は財務です。

私が見た時点で自己資本比率は70%台で、借入に頼った姿ではありませんでした。資産のうち現金やそれに近いものが大きく、負債はそれに比べてかなり小さい。手元の余裕で嵐をやり過ごせる会社、という読み方をしています。

ただ、これは裏返すと「お金はあるが、増やす先が見つかっていない」ということでもあります。成熟した会社によくある悩みで、私はそこを割り引いて見ています。

配当:年36円の据え置きをどう読んだか

配当は中間18円、期末18円の年間36円で据え置きという見通しが出ていました。前の期は赤字でしたから、それでも配当を動かさなかったことになります。

会社の配当方針は、安定した配当を続けることを重視する書き方でした。私はここを、「利益が少しでも残っているあいだは、まず据え置きを選ぶ会社だ」と読みました。配当を下げた瞬間に会社の見られ方が変わってしまうことを、会社側もわかっているのだと思います。

では絶対に下がらないのか、というとそんなことは言えません。今期の黒字転換が大きく届かず、手元のお金を削る速さが上がるようなことがあれば、配当を見直す判断は当然あり得ます。私はそこまで含めて、この会社を「静かに待つ枠」に置いています。

増配を期待できるかどうか

増配については、今のところハードルが高いと感じました。今期の利益の見通しに対して、年間の配当に必要な金額がかなりの割合を占めるからです。稼いだ分のほとんどを配当に回しているなら、そこから積み増す余裕は出てきません。

もうひとつは投資の順番です。中国一本の形から抜け出すには、国内の開拓や設備にお金を使う必要があります。私が経営する立場なら、配当を増やす前にそちらへ回すと思います。

なので私は、この会社に増配の期待は置いていません。据え置きが続くかどうかだけを見ています。

この記事から外したもの

書き直すときに、いくつか落としました。理由も書いておきます。

ひとつは、中国の建築内装資材の消費が前年比で何パーセント減った、という数字です。手元のメモにはありましたが、どの統計のどの期間なのかを私のほうで確かめられませんでした。出どころが確かめられない数字を根拠にするのはやめました。

もうひとつは、現在の利回りが何パーセントになるという計算と、今後の配当の見通しの表です。株価は日々動きますし、私が数字を置いて並べると、特定の会社を買うようにすすめる形になってしまいます。配当の金額だけを残して、利回りの計算はご自身の買値でしてください、という形に変えました。

「10人が10人やめておけと言う会社をあえて買う」といった言い方も外しました。読み返して、自分でも気持ちよく書いているだけだなと思ったからです。

私がこの会社をどう位置づけたか

今のニホンフラッシュは、嵐の中で船体を守っている会社だと受け取りました。財務は厚く、配当を守る姿勢もある。けれど成長の種は中国の住宅市場の外にまだ見つかっていません。

私は、こういう会社を大きな金額で持たないことにしています。わかる会社ではあるけれど、わからない一点(中国の住宅市場)に全部が乗っているからです。だから持つとしても1株ずつ、様子を見ながらになります。

もう一度書いておきます。これは私が調べた会社の紹介であり、推奨ではありません。私は投資助言の登録を受けていませんし、同じ決算資料を読んでも違う結論になる方は当然いると思います。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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