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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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高配当株ニホンフラッシュ(7820)の財務と課題|中国不動産の冷え込みと海外展開を調べた

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1億円への道
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ニホンフラッシュ(証券コード7820)の財務と、いま抱えている課題を自分で調べました。結論は、「会社が傾く心配はほとんどしていないけれど、売上が伸びに戻るかどうかは中国の住宅市場と海外展開の二つ次第で、私には読めない」というものです。だから私は、持つとしても小さな金額にとどめています。

はじめにお伝えしておくと、これは私が調べた会社の紹介であり、買うことをおすすめするものではありません。私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、わかる会社を割安なときに買い、長く持ち、決算は自分で見る、というところだけを守っています。

※私は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。この記事は特定の会社の売買をすすめるものではなく、私が公開資料を読んだ記録です。本文の数字は2026年2月時点のもので、その後の開示で変わっている可能性があります。最新の数字は会社の公式開示でご確認ください。

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財務は厚い。ここは数字がはっきりしている

私が最初に見たのは、会社が持ちこたえられるかどうかでした。私が見た資料では、自己資本比率は70%台。借入は資産の規模に比べてごく小さく、手元の現金のほうが借入より多い、いわゆる実質無借金の形でした。

前の期は最終赤字でしたが、営業の現金収支は黒字でした。会計上の損失(減損)で赤字になった年に、財布の中身は減っていなかったということです。ここは私にとって大きな安心材料でした。

短期の支払い能力を示す流動比率も、余裕のある水準でした。数年の逆風で会社が揺らぐ姿は、資料からは読み取れませんでした。

課題は三つ。利益率、売上、そして一株あたりの価値

一方で、課題もはっきり出ていました。私の言葉で三つに整理しました。

ひとつめは営業利益率です。かつては二桁あったものが、ここ数年は数パーセント台まで落ちています。原材料と物流の費用が上がったこと、売上が減っても工場の維持費は減らないこと、長い契約の物件では値上げがすぐ反映できないこと。この三つが重なった結果だと読みました。

ふたつめは売上です。2022年を山にして下を向いています。中国の住宅市場の落ち込みが大きく、国内にはその穴を埋めるほどの伸びがありませんでした。

みっつめは一株あたりの利益です。前の期の赤字は減損によるもので、現金が出ていったわけではありません。ただ、最大の成長の源だった中国が逆回転した以上、以前の伸びに戻るには別の売り先が要ります。

中国の住宅市場は、まだ底が見えない

会社の行き先を決めるのは中国です。そこで、会社の説明ではなく外の見通しを確かめました。

格付会社のS&Pグローバル・レーティングは2026年2月に、中国の新築住宅の販売が供給過剰のため、さらに10〜14%ほど減るという見方に引き下げています。値下がりが止まらないと買い控えが起き、それがまた値下がりを呼ぶ。この輪がまだ回っている、というのが外から見た今の中国です。

一方で、北京や上海の一部は持ち直しているという話もあり、地方都市は在庫を抱えたままという二極化も指摘されています。ニホンフラッシュが受注を選んでいる(代金を回収できない相手には売らない)のは、この状況に合わせた判断なのだと受け取りました。

会社は中国に大きな工場を持っています。需要の話だけでなく、作る場所が一か所に寄っているという意味でも、中国の事情がそのまま会社の事情になります。

米国の関税をどう考えたか

この会社は中国から米国へ直接たくさん輸出しているわけではないので、関税が売上に直接ぶつかる形ではありません。ただ、対中関税が中国の景気そのものを冷やせば、中国国内の内装の需要が減るという回り道の影響はあり得ます。

なお関税そのものの扱いは、2026年2月20日に米国の最高裁がIEEPA(国際緊急経済権限法)には関税を課す権限がないと6対3で判断し、違法とされています。先行きが読みにくい論点なので、私はここを投資の理由にはしていません。

中国の外へ:台湾とドバイ

会社が進めているのが、中国以外の売り先を作ることです。台湾と、UAEのドバイが名前として出てきます。ドバイでは2025年10月にモデルルームを開いたという話がありました(私は現地を見ていないので、会社の開示でご確認ください)。

高級マンションの内装ドアという商品は、静かに閉まる仕組みや、乾燥や湿気で狂わない寸法の精度といったところで差が出るのだと思います。日本の工場で積み上げてきたものが、そのまま値段に乗る市場なら相性は良いはずです。

ただ、どれくらいの売上になるのか、競合がどこなのかまでは、私の調べた範囲では確かな数字が出てきませんでした。元の原稿には市場規模や競合の社名を具体的に書いていましたが、出どころを確かめられなかったので外しました。期待で埋めるのはやめようと思いました。

この記事から外したもの

書き直すときに落としたものを、理由つきで残しておきます。

ひとつは、10項目のチェックリストに丸と三角とバツをつけた表です。記号で点数をつけると、個別の会社を推奨する形になってしまうので外しました。見ている中身(配当の裏づけ、自己資本比率、売上の方向、利益率)は本文に書き直しました。

ふたつめは、株価と配当利回り、PBRの具体的な数値です。株価は毎日動きますし、私が特定の水準を「割安」と書くと助言に近づきます。利回りはご自身の買値で計算してください、という形にしました。

みっつめは、「ポートフォリオの3%以内なら検討に値する」といった配分の指示と、来期・来来期の売上計画をV字回復と呼ぶ書き方です。どちらも私が決められることではありません。

最後に、「鉄壁」「お宝株」「非常に面白い銘柄」といった言い方も外しました。読み返して、売り込みの言葉だなと思ったからです。

ウォーレン・バフェットのやり方に当てはめてみると

私がいつも最後にやってみるのが、「これはウォーレン・バフェットのやり方に合うだろうか」という当てはめです。

合うところはあります。会社の持ち物に比べて株価が安く、現金を厚く持っている。安全余裕という意味では理屈が立ちます。若いころのウォーレン・バフェットがやっていた、安く放置された会社を買う形に近いかもしれません。

合わないところもあります。彼が何より大事にしているのは、十年後の姿が想像できるかどうかです。中国の住宅市場の底がどこかわからない会社は、その点で引っかかります。彼自身が「わからないものは買わない」と繰り返していますし、私もそこは真似しています。

なので私の結論は、「財務を理由に安心はできるけれど、成長を理由に大きく張る会社ではない」になりました。これは私の受け取り方で、同じ資料を読んで別の結論になる方はいると思います。

もう一度書いておきます。これは私が調べた会社の紹介であり、推奨ではありません。私は投資助言の登録を受けていないので、買うか買わないかの判断はご自身でお願いします。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

⚠️ 【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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