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2026年1月に伝えられた三菱商事の大型ガス投資について、私がどう受け止めたかを書きます。結論を先に書くと、事業の中身には納得しましたが、株価の水準では私は買い増しをしませんでした。配当利回りが3%を超えるまで待つと決めているからです。以下は私の保有状況の紹介であり、推奨ではありません。
※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄を推奨するものではありません。株価や利回りの数字は本記事を書いた時点のもので、2026年10月の見直し時点でも変わっている可能性があります。最新の数字はご自身でご確認ください。
はじめに、私の保有状況を書いておきます
私は三菱商事を、2023年から2025年にかけて特定口座で買いました。株価が下がった日に買い足すやり方で、取得単価は1,706円、株数は395株です。新しいNISAの成長投資枠でも持っていて、こちらは取得単価2,561円で154株です。
含み益の金額は毎日変わるので、この記事には書かないことにしました。私の保有している会社の一覧は別のページで公開していますので、気になる方はそちらをご覧ください。
これは私が持っている会社の紹介で、買うことをおすすめするものではありません。
投資額と回収年数は、私が一次資料で確かめられませんでした
伝えられたのは、米国のシェールガス事業を1兆円規模で取得した、という内容です。報道では総額1.2兆円という数字が出ていました。
ただ、私はこの金額と、一緒に語られていた「4年から5年で投資額を回収できる」という年数を、会社の資料で確かめられませんでした。ですので、この記事では「1兆円規模」として読み、回収年数は数字として扱わないことにしました。
もともと手元にあった原稿には、2027年以降の利益額やキャッシュフローの見通しも細かく並んでいました。出どころを確かめられなかったので、それらは削りました。数字を並べるほど説得力は出ますが、裏が取れていない数字で自分の判断を支えるのは、私はやめることにしています。
それでも、回収が早いと言われる理屈はわかりました
数字は確かめられませんでしたが、なぜ早いと言われるのかという理屈は、三つに分けると私にも理解できました。
一つめは、すでに生産している設備を買ったという点です。ゼロからガスを探して掘り当てるのとは、お金が入ってくるまでの時間がまったく違います。
二つめは、シェールガスの性質です。大きな海洋プロジェクトのように何年もかけて作り込むのではなく、井戸を足しながら生産量を調整できるため、最初の投資のあとに追加でかかるお金が比べて軽いと言われます。
三つめは、売り先です。ロシア産のガスが使いにくくなって、ヨーロッパは代わりの供給先を探しています。日本やアジアも輸入に頼っています。買い手が複数いる商品だということです。
この三つは、金額の裏が取れなくても、仕組みとして納得できました。私が投資先を見るときに知りたいのは、だいたいこういう部分です。
配当を減らさない方針は掲げられていますが、約束ではありません
三菱商事は、配当を減らさずに維持または増やしていく方針(累進配当)を掲げています。私がこの会社を長く持っていられるのは、この方針があるからです。
ただ、方針は約束ではありません。資源の値段が大きく崩れた年には、会社の考え方が変わることもあり得ます。私は方針を頼りにはしていますが、絶対のものとしては見ていません。
そのうえで、この会社は資源以外にも事業を持っています。一つの案件がうまくいかなかったからといって、会社全体が傾くという形ではない、というのが私の見方です。
私が買い増しを待っている、二つの数字
事業に納得しても、値段が高ければ私は買いません。私が見ているのは次の二つです。
一つめは配当利回りです。私の目安は3%以上です。この記事を書いた時点の株価は4,082円、1株あたりの予想配当は110円で、予想配当利回りは2.69%でした。配当が110円のままなら、株価が3,660円くらいまで下がって、ようやく3%に届きます。
二つめはPBR(株価純資産倍率)です。同じ時点で1.73倍でした。商社の株は長いあいだ1倍を割ったままでしたが、ウォーレン・バフェットが日本の商社を買ったことが知られてから、見方が変わりました。1.7倍を超えてくると、私には先の期待が入りすぎているように見えます。
どちらの数字も日々変わります。ここに書いた数字は、あくまで私が確認した時点のものです。ご自身で見るときは、必ず最新の数字で計算してください。
調整はいつか来ると思って、現金を残しています
上がり続けた相場には、どこかで利益確定の売りが入ります。地政学の事件や、急な景気の悪化も、いつ来るかは私にはわかりません。
わからないので、私は時期を当てようとせず、買える現金を残しておくことにしています。ウォーレン・バフェットは、周りが強気なときほど慎重に、周りが怖がっているときに動く、という考え方を繰り返し書いています。私もその真似をしています。
良い会社だと思えたからこそ、買う値段で損をしたくない。私はそう考えて、この局面では買い増しを見送りました。
もう一度、この記事は推奨ではありません
ここまで書いた保有株数と取得単価は、私自身の記録です。同じ会社を同じ値段で買えるわけではありませんし、私がこの先どうするかもお約束できません。
個別の会社に投資するかどうかは、決算短信と有価証券報告書をご自身で開いて、納得できたときだけにしていただくのがいちばんだと思っています。
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私のように「利回り3%まで待つ」という決め方をすると、待っている期間が長くなります。1株から買える口座だと、待ちながら少しずつ足していくことができます。
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