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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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金価格は人工の金で下がるのか|小惑星からの採掘も調べて、私が出した答え

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先に結論を書きます。「人工の金が作られて値段が崩れるのでは」という心配については、私が調べたかぎり、しばらくは起きにくいようです。金を人工的に作る実験は実際にありますが、量も費用も商売になる水準にはほど遠く、できたものは放射性を持つことがあります。小惑星から持ち帰る話も、運ぶ費用が中身の値段を上回ります。金の値段が動く理由は、科学よりも金利と国の動きのほうにありました。

※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や商品を推奨するものではありません。記載の数字は2026年1月時点のもので、金の価格は日々変わります。

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金の値段は、記録的に高い水準にある

2026年1月の時点で、金の値段は1オンス4,000ドル台という、過去に例のない水準にあります。ここまで上がると、持っている人も、これから買おうとしている人も、「何かのきっかけで一気に崩れないか」と考えます。

私のところにも「人工の金ができたら終わりですよね」という声が届きました。気になったので、2つの心配について調べてみました。ひとつは科学の力で金を作れるようになるのか。もうひとつは宇宙から大量に持ち帰られるのか。

なお、この記事では以前載せていた具体的な価格の数字と、金を作る費用の金額を、桁まで断定しない書き方に直しました。書いた時点の一次資料で確かめ直せなかったからです。

人工の金は作れるのか|実験はあるが、量にならない

金を人工的に作ることは、理屈のうえでは不可能ではありません。加速器や原子炉の中で、別の元素の原子核に手を加えて金の原子を作った実験は、実際に報告されています。

ただ、できる量はごくわずかです。目に見えるかたまりになりません。そのうえ、設備と電気にかかる費用が、できあがる金の値段とくらべて話にならないほど大きくなります。さらに、この方法で作られた金は放射性を持つ同位体になることがあり、装飾品や工業用にそのまま使えるとは限りません。

つまり「作れるか」と「売り物になるか」は別の話でした。私は、ここは当面心配しなくてよさそうだと受け取りました。

ダイヤモンドと同じようには考えられない

「人工のダイヤモンドが作れるようになったのだから、金も作れるようになる」という言い方を聞きます。ここは分けて考える必要がありました。

ダイヤモンドは炭素です。鉛筆の芯と同じ材料で、並び方が違うだけです。だから熱と圧力をかけて、並び方を変えてやれば作れます。原子そのものは変えていません。

金は元素そのものです。別の材料を並べ替えて金にすることはできません。原子核の中身を変えるしかない。この一段の違いが、費用の差になって出てきます。

宇宙から金を持ち帰る話はどうか

小惑星には金属が多く含まれているものがあると言われています。ただ、問題は掘ることより運ぶことでした。

ロケットは、重いものを運ぶために、その何倍もの燃料を積む必要があります。地球に金属を大量に持ち帰るとなると、運賃が中身の値段を上回ってしまいます。いまのところ、宇宙で採った資源は宇宙で使うほうが現実的だ、という見方のようです。

いつか技術が変わるかもしれません。でもそれは私が投資の判断をする10年、20年の時間軸では考えなくてよさそうだと思いました。

金の値段を押し上げている理由

では、実際に値段を動かしているのは何かを並べてみます。上がる側はこのあたりです。

  • 各国の中央銀行が、外貨準備の一部として金を買い続けていること
  • 米国の財政赤字が膨らみ、ドルだけで資産を持つことへの不安が出ていること
  • 世界のどこかで争いが起きたときに、安全な置き場所として金が買われること
  • 金利が下がると、利息のつかない金を持つことの不利が小さくなること
  • まだ金を持っていない投資家が、あとから買いに入ること

このうち、私がいちばん大きいと見ているのは中央銀行の買いと金利です。どちらも金そのものの事情ではなく、お金の側の事情です。

逆に、値段を下げる理由

下がる側も同じだけ並べておきます。

  • インドや中国など、実際に金を使う国で「高すぎて買えない」となり、買いが止まること
  • 物価が再び上がって金利が上げられ、利息のつく資産に資金が戻ること
  • 米国の景気が強く、ドルが買われること
  • 株が大きく下がったときに、現金が必要になった人が金まで売ること
  • 高値で売ろうとする人が増え、持っている人の売りが重なること

金は「安全な資産」と呼ばれますが、短い期間では大きく動きます。値段が上がったあとに売りが重なって下げる、というのは過去にも何度も起きてきました。

私は金をどう見ているか

ここから先は、私自身の考えです。私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して投資をしています。良い会社を割安なときに買って、長く持つ。決算は自分で読む。わからないものは買わない。この3つです。

その物差しで見ると、金は少し扱いにくい資産でした。金は何も生み出しません。持っていても配当は入ってこないし、金庫の中で自分から増えることもない。値段が上がるかどうかだけが頼りになります。

いっぽうで会社は、働いて利益を出し、その一部を配当として渡してくれます。私が配当にこだわるのは、持っているあいだに何かを受け取れるからです。待っているだけの資産より、働いてくれる資産のほうが、私は安心して持ち続けられました。

だから私は、資産の中心を配当を出す会社に置いています。金を持つことを否定するつもりはありません。「お金そのものの価値が心配だから、少しだけ金に替えておく」という考え方は理解できます。ただその場合も、全体の中でどれくらいの割合にするかを先に決めておいたほうが、値段が動いたときに慌てないと思います。

高い水準にあるものを買うときに、私が決めていること

金でも株でも同じですが、記録的に高い水準にあるものを買うときは、一度に大きく入れないようにしています。

私がやっているのは、まず金額を小さくすること。次に、何回に分けて買うかを先に決めること。最後に、どこまで下がったら買い増すのかではなく、どこまで下がっても売らないのかを書いておくこと。この3つです。

高値で一度に買ってしまうと、少し下がるだけで気持ちが持たなくなります。50代で投資を始めた私には、持ち続けられる形にしておくことがいちばん大事でした。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru

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当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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