■ 何が起きたの?
アメリカとイランが、話し合いをしましたが、うまくまとまりませんでした。
それどころか、アメリカのトランプ大統領が「ホルムズ海峡を塞ぐぞ」と言い出したんです。
■ そもそもアメリカが「海峡をふさぐ」ってどういうこと?
ホルムズ海峡
地図で見ると、こんな形をしています。
イラン(北側)
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<<ここが細い!>>
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オマーン・UAE(南側)
一番狭いところは、たった33kmしかありません。横浜から東京くらいの距離です。
この細い通り道を、毎日20隻以上の巨大タンカー(石油を運ぶ船)が通っています。世界中で使われている石油の、なんと5本に1本がここを通るんです。日本に来る石油のほとんども、ここを通ります。
「塞ぐ」って、壁を作るの?
やり方はこうです。
アメリカ軍の船を並べて、通る船を選別するのです。
アメリカの軍艦を海峡の入り口に並べて、「通る船はここで止まりなさい」と命令します。
たとえるなら、病院の廊下に強い人が立っていて、「通っていい人」と「ダメな人」を選ぶような感じです。
今回トランプ大統領が言っているのは――
「イランの船、イランに関係する船は通さない。アメリカが認めた船だけ通す」
ということです。
止まらない船がいたら、警告 → 威嚇射撃 → 最悪は攻撃、という流れになります。
なぜアメリカにそんなことができるの?
アメリカは世界で一番強い海軍を持っています。中東には第5艦隊という部隊がずっと駐留していて、空母(飛行機を乗せる巨大な軍艦)がすでに近くにいます。
つまり、トランプ大統領が「やれ」と言えば、今日からでもできる状態なんです。
でも、イランは黙っていない
ホルムズ海峡は北側がイランの領土。自分の家の前の道をふさがれるようなものですから、イランは当然怒ります。
機雷(海に浮かべる爆弾)をまいたり、ミサイルを撃ったり…戦争に近い状態になる可能性があります。
ここが今週のマーケット最大のテーマです。本当にやる気なのか、それとも脅しなのか。
■ なぜ今朝株が下がったの?
ここがふさがると、こういう流れが起きます。
石油が足りなくなる → ガソリンや電気代が高くなる → 会社の儲けが減る
この心配から、朝から株が売られました。
■ 今朝の日経平均は?(4月13日 9時42分)
- 日経平均株価:56,436円(前の日より487円安い、-0.86%)
- 原油(石油の値段):+8.25%の大ジャンプ!
- 金の値段:-1.81%
- ドル円:159.81円(ちょっと円安)
石油の値段だけドカンと上がっているのがポイントです。
■ どんな会社の株が下がったの?
石油が高くなると困る会社が、特に売られました。
① 飛行機の会社 ― 日本航空 -1.80% 飛行機は石油(ジェット燃料)で飛びます。石油が高くなると、燃料代が高くなって儲けが減ります。
② 車の会社 ― 日産 -1.97%、マツダ -1.23%、三菱自動車 -2.73% 車を作るには鉄やプラスチックが必要で、運ぶのにもトラックを使います。どれも石油と関係しています。
③ 家を建てる会社 ― タマホーム -11.82%(一番下がった!) 家の材料(木材・鉄・プラスチック)を運ぶのに石油を使います。材料自体も値上がりします。
④ 半導体(スマホやゲーム機の部品)の会社 ― 東京エレクトロン -2.95% 少し難しいですが、「物の値段が全体的に上がると、利子(お金を借りるときの手数料)も高くなる」というルールがあって、こういう会社は利子が高くなると不利になるんです。
⑤ ガス会社 ― 東京ガス -1.43% ガスも海外から船で運んできます。船が通れないと困ります。
■ まとめ
今日の株安は、「みんなが一斉に売った」というより、「石油が高くなって困る会社だけが選んで売られた」という感じです。
飛行機に例えると空にちょっと雲が出ただけで全部の飛行機が落ちるわけじゃない。乱気流の中を通る飛行機だけが揺れる。
今日は「石油ルート」を飛んでいる会社だけが揺れた日になるかもしれません。
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