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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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「月曜日はブラックマンデー?」とSNSで騒がれているけれど、慌てなくて大丈夫な理由

この記事は約12分で読めます。

こんにちは、バフェットかおるです。

いつも動画やブログを見てくださって、本当にありがとうございます。

今日は、週末にSNSで一気に広がった「月曜日はブラックマンデーになるんじゃないか?」という不安について、できるだけやさしく、ひとつひとつ整理してお話ししていきますね。

投資を始めたばかりの方、特に50代・60代で「老後のために少しずつ高配当株を…」と頑張っていらっしゃる方の中には、週末のニュースを見て夜も眠れなかった、という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、まず最初に結論からお伝えします。

「相場を当てにいかないでください」

これが、今日いちばんお伝えしたいことです。

たしかに月曜日、日本株が大きく下げる可能性はあります。でも、それは「終わり」ではありません。むしろ、長く投資を続けていく私たちにとっては、落ち着いて向き合えば乗り越えられる場面なんです。

それでは、なぜ今こんなに騒がれているのか、本当に月曜日は危ないのか、そして日本株はこれからどうなるのか、5つのポイントに分けてゆっくり見ていきましょう。


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ポイント① 金曜日のアメリカで何が起きたのか(雇用統計ショック)

まず、今回の騒ぎのきっかけになった「金曜日の出来事」を、時間の流れにそって整理します。ここがいちばん大事なところなので、ゆっくり読んでくださいね。

まずは東京市場(日本の昼間)

6月5日金曜日、日本の東京市場では、日経平均が前日より882円安い6万6588円で取引を終えました。下げ幅としては約-1.3%です。

実はこの日、一時は1600円ほど下げる場面もあったのですが、午後にかけて少しずつ下げ幅を縮めて、最終的には882円安で踏みとどまりました。「まあ、こういう日もあるよね」という程度の下げです。

問題はそのあと、夜のアメリカでした

東京市場が午後3時に閉まったあと、私たちが眠っている夜の時間に、アメリカで大きな下落が起きました。

そのきっかけが、金曜の夜に発表されたアメリカの雇用統計です。

雇用統計というのは、ひとことで言うと「アメリカで働く人がどれだけ増えたか」を示す数字です。経済が元気かどうかを測る「体温計」のようなものだと思ってください。

この5月の雇用統計が、なんと予想の倍以上の強い数字でした。さらに、3月分と4月分も後から上方修正されて、「アメリカの雇用は思っていたよりずっと強かった」ことが分かったんです。

「雇用が強い=いいこと」じゃないの?

ここで多くの方が「あれ?経済が元気なら、いいことじゃないの?」と思いますよね。

実は、今はそれが逆に働いてしまうんです。ここが相場の難しくて、面白いところでもあります。

順番に追っていきましょう。

  • 雇用が強い → 経済が元気
  • 経済が元気 → インフレ(物価高)がなかなか収まらない
  • インフレが収まらない → アメリカの中央銀行(FRB)は、金利を下げるどころか上げるかもしれない
  • 金利が上がりそう → お金を借りるコストが上がる
  • すると → ハイテク株やAI関連の株に大きな逆風が吹く

こうして連鎖が起きていったんですね。「年内に2回利上げするかも」という話まで出てきて、長期金利が急上昇しました。

その結果、ハイテク株の多いナスダックは**-4.18%、半導体株(SOX指数)はなんと1日で-10%**も下げました。1週間で半導体関連から150兆円以上の時価総額が消えた、という大きな下落だったんです。

これが「雇用統計ショック」と呼ばれているものの正体です。


ポイント② なぜ「月曜日が危ない」と言われているのか

ここが、SNSで「ブラックマンデーかも」と騒がれている理由に直結します。

思い出してほしいのは、この急落が起きたのは、東京市場がもう閉まったあとだったということです。

アメリカの市場が開くのは、日本時間の夜です。つまり、金曜日の日経平均の終値「6万6588円」は、いわば嵐が来る前の、まだ静かな時間の値段なんですね。

そして週末、取引時間外の「日経平均先物」を見ると、価格は6万3820円まで下がっていました。金曜の終値からすると、マイナス約2850円です。

これは、金曜の夜のアメリカの下落を、先回りして織り込んでいる動きと考えられます。

つまり、月曜日の朝に東京市場が開いた瞬間、この「マイナス2850円分のショック」を一気に反映しにいく可能性がある、ということなんです。

これが、「月曜日はブラックマンデーか」と噂されている正体です。

※ここで大事な注意点です。あくまで「先物」の値段なので、月曜日にここまで下がらないかもしれませんし、逆にこれよりさらに下げる可能性もあります。誰にも正確には分かりません。

ちなみに、お隣の韓国はすでに金曜日の時点で大きく下げていました。韓国のコスピは-5.54%、サムスン電子-6.4%、SKハイニックスに至っては-9.92%。アジアの半導体銘柄が、先に大きく売られていたんですね。

時系列で整理すると、こうなります。

  • 金曜の昼:日本 -1.3%、韓国 -5.54%
  • そのあと夜:アメリカの雇用統計ショックでナスダック -4.18%

つまり、日本も韓国も、まだ「金曜の夜のアメリカのマイナス」を完全には織り込んでいない。それが月曜に反映される可能性がある——そういう状況なんです。


ポイント③ ここ最近の日本株は「強かった」けれど、ちょっと歪みもあった

少しだけ、ここ最近の振り返りをさせてください。

つい先週まで、日本株はずっと史上最高値ラッシュでした。日経平均は史上初めて6万6000円を突破したと思ったら、あっという間に6万8000円も超えていきました。

数字で見るとよく分かります。アメリカ株は年初来でプラス10%ほどでしたが、日経平均は年初来でプラス30%。アメリカを大きく引き離して、世界でいちばん輝いている市場だったんです。

でも、この上昇には「歪み」がありました

実はこの上昇、よく見ると一部の銘柄に極端に集中していたんです。

データによると、日経平均が3割も上がっているのに、約半分の会社は上がっていなかったんですね。東証プライムの約1500社のうち、年初来で761社がマイナスだったんです。

つまり、見かけの大きな上昇は、ごく一部の銘柄が引っ張っていたということ。

その主役が、AI・半導体関連でした。キオクシア、ソフトバンクグループ、村田製作所、アドバンテスト——こういった銘柄です。

どれくらいの集中だったかというと、

  • キオクシアは一時、時価総額が三菱UFJを抜いて日本3位に
  • ソフトバンクグループがトヨタを抜いて1位に
  • 村田製作所も1ヶ月で時価総額がほぼ2倍に

これを裏返すと、こういうことになります。

日本株の最高値は、「半導体」というたった1本の、極端に太い柱に寄りかかって成り立っていた——とも言えるんですね。

そして金曜日、そのアメリカの半導体株が大きく崩れました(マイクロン-13%、AMD-10%超など)。この影響が、月曜日の日本にも波及する可能性があるわけです。

理由はシンプルです。上げ相場のとき、半導体はいちばん人気で、いちばん買われていました。いちばん大きく上がったものは、下げ相場ではいちばん売られやすい。高く登ったものほど、落ちるときの落差も大きいんです。

皮肉なことに、日本株を最高値まで押し上げた「半導体への一極集中」が、今度は下げの震源地になりかねない、ということなんですね。

ただ——ここで「だから日本株はもうダメだ」と思うのは、まったくの早とちりです。

今回はあくまで「雇用統計ショック」です。企業の業績が大きく傾いたわけでも、AIのストーリーがガラッと変わったわけでもありません。次の章で、その理由をお話ししますね。


ポイント④ 歴史を振り返ると、暴落は何度も「乗り越えてきた」

「ブラックマンデー」という言葉に、なんだか得体の知れない恐ろしさを感じる方も多いと思います。

でも、未知のものは怖いけれど、過去に何度も経験して乗り越えてきたものなら、落ち着いて向き合えますよね。実は日本株は、過去にも何度もブラックマンデー級の場面を経験して、そのたびに乗り越えてきました。

令和のブラックマンデー(2024年8月)

記憶に新しい方も多いと思います。2024年8月5日、歴代最大の下げ幅を記録しました。下落率は-12.4%。高値からわずか16営業日で25%も下げたんです。

でも、ここからが大事です。

パニック売りで一気に下げた翌営業日に、なんと一気に大反発したんですね。

あのとき、月曜日の底で恐怖に耐えきれず投げ売りしてしまった人は、翌日からの急反発をただ見ているしかありませんでした。売ってしまって、高くなってから買い直す——これが、いちばんやってはいけない失敗です。

逆に、どっしりと持ち続けた人は報われました。

昭和のブラックマンデー(1987年10月)

「ブラックマンデー」という言葉の語源になった、本家本元の暴落です。このときはなんと**-14.9%**。令和のブラックマンデーを上回る下落率でした。

「うわ、最悪じゃないか」と思いますよね。でも、その後をよく見てみましょう。

翌日には日経平均は2000円以上も急反発し、そこからの回復もすさまじく、わずか2ヶ月で下げ分を全部取り戻したんです。

長い目で見れば、暴落は一時的に下げすぎていただけ、とも言えるんですね。

ただし、すごく大事な注意点があります

ここはしっかり理解しておきたいところです。

すべての暴落・急落が、すぐに回復するわけではありません。

急落には、大きく分けて2種類あるんです。

  1. 本物の危機……金融システムそのものが崩れるようなもの。回復に何年もかかります。
  2. 短期的な調整……一時的な売られすぎ。比較的早く戻ってきます。

この2つを見分けることが、ものすごく大切です。

では、今回はどちらでしょうか。冷静に考えてみましょう。

今回の引き金は「アメリカの強い雇用統計」と「金利の上昇」です。**銀行が潰れたわけでもないし、AIが完全に終わったわけでもありません。**どちらかといえば、2番目の「短期的な調整」の性格が強い、と考えられます。

つい最近にも、似たことがありました

2026年3月を思い出してみてください。あのとき、月曜日がことごとく荒れていましたよね。

当時はアメリカとイランの緊張が今以上に高まっていて、毎週末に何らかのニュースが出ては、月曜に市場が急落する——ということが続きました。なんと、月曜日5回中5回が下落。うち3回は3%前後から5%超の大きな下げでした。

普通に見れば「これはまずい」と思う数字です。でも、その後どうなったか。日本株は6月に史上最高値を更新したんです。

つまり——月曜の大きな下げと、中期的なトレンドの終わりは、必ずしも同じではないということなんですね。


ポイント⑤ 今の日本株が「崩れにくい」と言える、構造的な理由

ここからが、今日の核心です。

「月曜日、日本株は下げるかもしれない。でも、私はそれでも慌てない」——その明確な理由をお話しします。

今の日本株は、過去の急落のときとは、需給(じゅきゅう)の構造が決定的に違うんです。少し専門的な言葉が出てきますが、できるだけ噛み砕いて説明しますね。

「裁定買い残(さいていかいざん)」という言葉

ざっくり言うと、これは**「先物に引っ張られて、とりあえず買われている仮の需要」**のことです。

この「仮の需要」がたくさん積み上がっていると、相場が下がり始めたときに一斉に解消売り(売り直し)に回ってしまいます。だから、仮の需要が多いと、暴落のときに下げが加速しやすいんです。

雪山に例えると、ゆるい雪(仮の需要)がたくさん積もっていると、なだれが起きやすいようなイメージです。

過去と今の、決定的な違い

たとえば2013年は、この仮の需要がパンパンで、もろい買いが山積みでした。だから、なだれを打って崩れたんです。短期間で2割も急落しました。

では、今(2026年)はどうでしょうか。

実は、この仮の需要がピークから4割も減っているんです。今の裁定買い残は5月末で2兆2643億円。株価は最高値圏まで上がっているのに、仮の需要は逆に減っている——これがとても重要なんです。

これは何を意味するか。

今の上昇は、仮の需要でふわふわ膨らんだものではなく、「現物を長く持ちたい人」がしっかり買っている、本物の上昇だと言えるんです。

海外の大手投資銀行のストラテジストも、「これまでのような先物主導ではなく、業績に安心感のある個別銘柄が相場を押し上げている」と指摘しています。

仮の需要の山が低いということは、暴落が来ても「解消売りでなだれを打つ」部分が少ない、ということ。構造的に、崩れにくい体質になってきているんですね。

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もちろん、いいことばかりではありません

公平にお伝えすると、押し(マイナス材料)になる部分もあります。

それは「信用買い残」が6.3兆円もあること。これは過去最大級で、いずれ反対売買の売りにつながる要素です。

ただ、両面あるとはいえ、相場全体を支える「現物主導」という土台がしっかりしている、という点は変わりません。

もうひとつ、明るい材料があります

「半導体への一極集中」という歪みが、ここ最近すこしずつ是正され始めています。特に銀行株などが上がり始めているんですね。

そしてゴールドマン・サックスは、グローバルの確信リストの筆頭に日本を挙げています。日本株の判断は「オーバーウェイト(積極的に買うべき)」。2026年にもっとも自信を持って勧められる投資先が日本株である、と。その理由は一時的なブームではなく、企業統治の改善と大規模な自社株買いにある、としています。


それで、私たちはどうすればいいのか

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。最後に、いちばん大切なことをお話しします。

月曜日、日本株は下げるかもしれません。歴史は立ち直りを示していて、需給も崩れにくい。それでも、目の前の資産が減ったら、やっぱり怖いですよね。その気持ちは、私もよく分かります。

2024年8月の暴落が教えてくれたこと

あの暴落のとき、人々は2つに分かれました。たった一つの行動の違いで、結果が正反対になったんです。

  • そこで投げ売りした人……急反発に乗れず、損を確定させてしまった
  • 慌てずに積み立てを続けた人……その後の回復で報われ、安く買えた分、資産が増えた

なぜ、積み立てを続けた人が勝つのでしょうか。理由はとてもシンプルです。

株式市場は、歴史的にあらゆる暴落を乗り越えて、長期では右肩上がりに成長してきたからです。

1987年のブラックマンデーも、2000年のITバブル崩壊も、2008年のリーマンショックも、コロナショックも——市場は何度でも、新しい高値を更新してきました。

暴落のときこそ、積み立て投資は力を発揮する

毎月コツコツ積み立てる投資は、暴落のときにこそ威力を発揮します。

株価が下がっているとき、同じ1万円でも、より多くの量を買えるからです。高いときは少ししか買えないけれど、安いときはたくさん買える。これを「ドルコスト平均法」と言います。

だから、長期の積み立て投資家にとって、暴落は恐怖の対象ではありません。むしろ、安くたくさん仕込めるボーナスタイムとも言えるんですね。

ただし、これだけは強くお伝えしておきます

  • 「月曜日が底だ」と決めつけて、全力で投資すること
  • タイミングだけを意識して投資すること
  • 生活に必要なお金まで突っ込むこと

これらは、くれぐれもお控えください。

この記事は「月曜日に買い増ししましょう」と言っているわけでは、まったくありません。

相場を当てにいかず、いつものペースを守る。これが、いちばん後悔しない方法だと私は思っています。

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おわりに

今、市場は間違いなく恐怖に包まれています。フィア&グリード指数(投資家心理を測る指標)も「恐怖」に転落しました。

月曜日、日本株は大きく下げるかもしれません。皆さんの資産も一時的に減るかもしれない。画面が真っ赤になるかもしれません。

でも、どうか思い出してください。

下落はラッキー。上昇はハッピー。

長期投資家にとって、株が上がれば資産が増えてハッピー。株が下がっても、安く仕込めてラッキー。いろいろな資産を、いつもより安くたくさん仕込めるチャンスとも言えるんですよね。

「今がそこだ」と決めて買う必要は、まったくありません。落ち着いて、いつものペースで。月曜の朝を、どうか穏やかな気持ちで迎えていきましょう。

一緒に、この相場を乗り越えていきましょうね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日があなたにとって、バフェットかおるのメンバーシップに入る日です。

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バフェットかおる
5年で1億投資のド素人だった年収400万円のJALの底辺にいた客室乗務員が5年で億り人になった「誰にでもできる堅実な投資法」を紹介しながら、デパ地下でパートをしている54才の女が人生をやり直し中のチャンネルです。毎晩よる21時15分頃からラ...

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