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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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配当利回り3.75%を下回っても私が持っている4社|YOC(取得利回り)で考えた理由

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1億円への道
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私が会社を買うときの目安は「配当利回り3.75%以上」です。ただ、この目安を下回っていても持っている会社が4社あります。ショーボンドホールディングス、三菱商事、伊藤忠商事、ブリヂストンです。理由は、今の利回りではなく、買値に対する利回り(YOC)が年々育っていくことを見ているからです。以下は私の保有状況と考え方の紹介であり、どの会社も推奨するものではありません。

※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄を推奨するものではありません。記載の数字や各社の方針は2026年2月時点のもので、会社の方針は変更されることがあります。

この記事の内容は、YouTubeの動画でもお話ししています。

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私の目安は「配当利回り3.75%以上」。でも例外を4社だけ認めている

3.75%という数字は、私が自分で決めた線です。これを超えていれば、配当だけで生活費のいくらかを賄える見込みが立つ、という程度の目安でした。

ところが実際に口座を見ると、この線を下回る会社が混じっています。最初は自分でも整合が取れていないと思ったのですが、よく考えると、見ているものが違っていました。今の利回りではなく、これから育つ利回りを見て買っていたのです。

YOC(取得利回り)という考え方

YOCは Yield On Cost の略で、今の株価ではなく、自分が買った値段に対する配当の利回りです。

たとえば1株2,000円で買った会社が、年に60円の配当を出していれば、買値に対する利回りは3%です。この会社が配当を毎年増やしていって、何年か後に年80円になったとしたら、株価がどうなっていても、私の買値に対しては4%になります。

ここが私にはしっくりきました。配当を増やし続けている会社なら、買った時点の利回りが低くても、持っている年数が利回りを押し上げてくれます。逆に、今の利回りが高くても減配されたら、YOCは下がります。だから私は、利回りの高さよりも、配当が増えていく力のほうを見るようになりました。

もちろん、増配が続くかどうかは誰にも約束できません。会社が稼げなくなれば配当は減ります。そこは毎年の決算で確かめ直すしかない、と思っています。

ショーボンドホールディングス|橋とトンネルを直す仕事と、高い利益率

ショーボンドの主な仕事は、橋やトンネルの補修です。新しく造るのではなく、すでにあるものを直す会社です。

日本の橋やトンネルは、高度成長期に造られたものが多く、年を追うごとに手入れが必要になります。国の国土強靱化の計画にも、インフラの老朽化対策は入っています。私が惹かれたのは、この需要が景気の良し悪しとは別のところから出てくる点でした。直さないという選択がしにくい仕事だからです。

もうひとつは利益率です。建設の業界のなかでは営業利益率が高い水準にあります。値段で叩き合わずに済む技術を持っているということだと、私は受け取りました。具体的な数字は会社の決算短信でご確認ください。

利回りは私の目安を下回っています。それでも持っているのは、配当を増やしてきた実績があるので、年数をかければ私の買値に対する利回りが育つと考えたからです。

三菱商事|累進配当という方針と、1社の中にある分散

三菱商事を利回り3%台で買った理由は、累進配当という方針でした。減配はせず、維持か増配にする、という考え方を会社が示しています。

これがあるかぎり、買った時点の利回りが、その後の下限に近いものとして期待できます。ただし、これは会社の方針であって約束ではありません。業績が大きく崩れれば方針そのものが見直されることもあり得ます。そこは忘れないようにしています。

もうひとつ気に入っているのは、1社の中で事業が散らばっていることです。資源、金属、食品、インフラ、自動車、コンビニエンスストアまで入っています。資源の値段が下がってエネルギーの部門が苦しいときに、生活に近い事業が支える、という形になりやすい。私はこれを、1社の中にある分散として見ています。

ウォーレン・バフェットが日本の商社を買ったことも、私の背中を押しました。稼ぐ力に対しても、持っている資産に対しても、株価が安い状態が長く続いていた時期でした。私はそのやり方を真似しているので、同じものを見て安いと感じたなら、それでいいと思えました。

伊藤忠商事|資源に頼らない稼ぎ方と、利益の伸び

商社の弱点は、資源の値段が下がると業績も一緒に落ちることです。伊藤忠は、その依存の度合いが他の商社より低いと言われています。

コンビニエンスストアや繊維、情報通信といった、暮らしに近い事業で稼いでいる割合が大きい。だから資源が下がった年でも配当を保ちやすいのではないか、と私は見ました。三菱商事とは守り方の形が違う、という感じ方です。

株主への還元についても、累進配当を掲げ、配当性向の目安を示しています。具体的な数値は会社の最新の資料で確かめてください。私が見ているのは、配当を保つだけでなく、1株あたりの利益そのものが伸びてきたかどうかです。利益が伸びて、配当性向が一定なら、配当は自然に増えます。

この伸び方が続くなら、今の利回りが私の目安を少し下回っていても、数年のうちに買値に対する利回りは目安を超えてくる。そういう計算で持っています。続くかどうかは、毎年の決算を見て確かめます。

ブリヂストン|値上げが通る強さと、厚い自己資本

ブリヂストンは、タイヤで世界のトップクラスにいる会社です。ウォーレン・バフェットが好む条件のひとつに、値上げしてもお客が離れないこと、というのがあります。私はブリヂストンにその要素を感じました。

ゴムなどの材料費が上がったときに、タイヤの値段に乗せられるかどうか。弱い会社は値上げすると売れなくなりますが、選ばれ続ける会社は乗せられます。それに、車が走ればタイヤは減ります。景気がどうであれ、取り替える需要がくり返し出てくる商売です。

財務も厚いほうです。自己資本比率は私の目安の50%を上回る水準が続いています。借金が少ないということは、業績が一時的に落ちた年でも配当を続ける体力がある、ということだと受け取っています。配当性向にも目安が示されています。

自動車に関わる会社なので、景気の影響は受けます。私は株価が下がって利回りが上がった局面で買い足すようにしていますが、目安を少し下回っていても、この取り替え需要の安定は手放したくない部分です。

「その配当はどこから出ているのか」を見ると、利回りの数字から離れられる

4社に共通しているのは、配当の出どころがはっきりしていることでした。本業で稼いだお金から出ているか、それとも資産を売ったお金や借り入れから出ているか。ここを確かめると、利回りの高さだけでは選べなくなります。

私が決算で見ているのは、営業キャッシュフローと配当の総額、それに自己資本比率です。稼いだ現金の範囲で配当を出せているなら、多少景気が悪くなっても続けられる見込みが立ちます。この見方をしてから、目先の利回りの数字に引っぱられることが減りました。

とはいえ、減配しないと言い切れる会社はありません。累進配当を掲げている会社でも、方針は変わり得ます。私は毎年の決算で確かめ直す、という前提で持っています。

この記事から削った言い方と、その理由

以前の内容から、次の四つを直しました。

  • 「減配なし・倒産リスクほぼゼロ」「鉄壁」という言い方|将来のことを言い切る書き方でした。どの会社にも減配と業績悪化の可能性はあるので、やめました。
  • 各社の配当利回りや営業利益率の具体的な数字|書いた時点の出典をたどれなかったものを外しました。数字はご自身で、会社の決算短信や決算説明資料で確かめていただくのが確実です。
  • 「世界シェアNo.1」|年によって順位が入れ替わるので、「世界のトップクラス」に直しました。
  • 「買い」「GOサイン」という書き方|私は登録を持っていないので、売買を勧める言い方はしません。私がこう考えて、こう決めたという形に書き直しました。

あらためて、この記事は私の保有状況と考え方の紹介であり、どの会社の売買も勧めるものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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