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トヨタ自動車(7203)が豊田自動織機(6201)に対して株式公開買付け(TOB)を行い、グループの持ち合いを整理していく動きが出てきました。私が株主の立場で確かめたのは、「この再編でトヨタの本業の稼ぎ方が変わるのか」という一点でした。結論としては、本業の自動車の売り方が変わる話ではなく、グループ内の資本のつながりを整える話だと受け止めています。以下は私の保有・検討の記録の紹介であり、どなたかにこれらの会社を推奨するものではありません。
※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。記事中の内容は2025年7月時点で私が確認したものです。TOBの条件や各社の数字はその後変わりますので、最新の情報は各社の公表資料でご確認ください。
社名を先に直しておきます
小さなことですが、前のバージョンではこの会社を「トヨタ自動織機」と書いていました。正しくは豊田自動織機です。読み方も「とよた」で、会社名の表記は漢字の豊田です。トヨタ自動車の源流にあたる会社で、証券コードは6201です。自分の記事の中で名前を間違えていたので、まず直しました。
トヨタ株が高値をつけた時期に、何があったのか
前のバージョンでは「いつ、いくらの高値をつけた」と具体的な株価を書いていましたが、その数字の出どころを自分で確かめられなかったので外しました。株価は証券口座のチャートで誰でも見られますから、気になる方はご自分の口座で長期のチャートを出していただくのが確実です。
あのころ言われていた理由として、私が自分で資料をたどって納得できたのは2つです。1つは、円安が輸出の利益を押し上げる形になっていたこと。これは決算説明資料の中にある為替の影響額の説明で確かめられます。もう1つは、会社が配当を増やす方向と自己株式の取得を公表していたことです。こちらは決算短信と、会社の株主・投資家向けページのニュースリリースに残っています。
一方で、前のバージョンにあった「電池と水素とハイブリッドで競合に差をつけた」という書き方は外しました。どの会社が誰に差をつけたかを私が判定できる材料はありませんし、言い切ってしまうのは読んでくださる方に対して不誠実だと思ったからです。
決算の数字は、私はここを開いて確かめています
前のバージョンには、売上高、純利益、ROE、ROA、自己資本比率、配当利回りを表にして並べていました。これも出どころをたどりきれなかったので、数字そのものは削除しました。相手は実在する会社ですから、確かめていない数値を表の形で見せるのはやめることにしました。
代わりに、私がどこを開いているかを書きます。売上高と利益は、決算短信の1ページ目にある連結経営成績の表を見ます。ROEと自己資本比率は、有価証券報告書の冒頭にある「主要な経営指標等の推移」の欄に何年分かまとめて載っているので、そこで推移ごと確かめます。営業キャッシュフローは、同じ報告書の連結キャッシュフロー計算書です。配当は決算短信の配当の状況の表で、1株あたりいくらを予想しているかを見ます。配当利回りは、その予想額を自分が買った値段で割って自分で計算します。他人の計算した利回りをそのまま使わないようにしたのは、基準にしている株価がいつのものかわからないことが多かったからです。
この会社は売る台数が多いぶん、為替と原材料で利益が動きます。私は1年分ではなく、10年分の推移を並べて眺めるようにしています。
豊田自動織機へのTOBとグループ再編
豊田自動織機は、もともと織機の会社として始まり、そこからトヨタ自動車が生まれたという関係にあります。いまはフォークリフトなどの産業車両やエンジン、カーエアコン用のコンプレッサーといった部品をつくっていて、トヨタグループの中で株式を持ち合う関係にもありました。
今回の動きは、この持ち合いを整理して、グループの中の資本の関係をはっきりさせるものだと私は読みました。TOBの条件や目的は、公開買付届出書と、両社が出した適時開示の文書に書かれています。私はそこを読むようにしています。新聞の見出しだけだと、誰が何のためにやっているのかがぼやけてしまうからです。
再編の話で、私が外した「予測」
前のバージョンには「TOB後の未来予測」という節があり、グループ経営の効率化、電動化や水素の推進、そして「トヨタの長期的な産業支配力の強化」といった言葉を並べていました。さらに「中長期では上場廃止の可能性も視野に」とも書いていました。どれも私が確かめようのない先の話なので、まるごと削除しました。
最後にあった、業績や財務や株価評価に二重丸や三角をつけた評価表も消しました。あれは私が勝手につけた点数で、根拠が書けないものでした。「やや高値圏だが業績が伴う」というような言い方も、結局は買うか買わないかの示唆になってしまうので、やめました。
それと、記事の最後にぶら下がっていた家計簿サービスの料金一覧も削除しました。月額と年額が掛け算で合っていない行があり、どちらが正しいのか私には判定できなかったためです。トヨタの話とも関係がありませんでした。
私がトヨタをどう見ているか
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良い企業を割安なときに買って長く持つ、決算を自分で見る、わからないものは買わない。この3つです。
トヨタについて私がわかると思っているのは、車をつくって売り、世界中に修理や部品の仕組みを持っている、という本業の形です。逆にわからないのは、これから何十年かで車の動力がどう変わり、そのときにこの会社がどの位置にいるのか。だから私は、この会社を「本業は理解できるが、先の勝ち負けは読めない会社」として扱っています。企業に投資するというのは、その会社が育つのを待つことだと思っていますが、育ち方を自分で言い当てようとはしないことにしました。
50代の私が決めたのは、配当の記録を自分でつけて、慌てて売らないという一点だけです。これは私の保有・検討の記録の紹介であり、推奨ではありません。判断はご自身で資料を確かめたうえで、と思っています。
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グループ再編のような話が出ている会社は、私の場合、一度に買わずに1株ずつ持ってみて、開示をいくつか読んでから考えることにしています。単元未満株で買えて、適時開示の通知も受け取れる口座だと、こういう追い方がしやすいと感じました。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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