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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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高配当株85社の中身を公開|景気敏感とディフェンシブの比率と、セクター分散の決め方

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1億円への道
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結論から書きます。私は85社に分けて持っていて、景気に左右されやすい会社とそうでもない会社の比率は、だいたい6対4から半々のあいだに収めるようにしています。厳密に50対50を目指しているわけではなく、「景気敏感に7割以上寄っていないか」だけを見ています。1社あたりの比率は約1.2%で、多くても2〜3%までです。

この記事は私の保有状況の紹介であり、個別の会社をおすすめするものではありません。社名を出しているのは、自分がどういう考えで分けているかを説明するためです。

当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。本文中の数字は2026年2月24日時点のもので、その後の株価や配当によって変わります。景気敏感とディフェンシブの分類は私が自分で決めた基準によるもので、公式な区分ではありません。

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保有の全体像(2026年2月24日時点)

まず、どれくらいの規模の話なのかを先に出しておきます。日本の会社78社と、米国のETF7本の合計85本です。

項目 数値 備考
総保有額 1億5,912万円 日本株+米国ETF
購入額 1億423万円
含み益 +5,489万円 +52.66%
総銘柄数 85銘柄 日本78+米国ETF 7
年間配当金(税引前) 514万円
配当利回り(時価) 4.93%

配当利回りの4.93%は、買ったときの金額に対しての数字です。今の評価額に対して計算すると約3.2%になります。元の表では「時価」と書いていましたが、計算し直すと取得額に対する利回りでした。ここは直しておきます。

この含み益は、今の相場がたまたま良い時期にあるから出ている数字です。私はこの金額を成果だと思わないようにしています。見ているのは配当金のほうで、会社が育って配当を続けてくれるかどうかを確かめています。

景気敏感とディフェンシブの比率をどう見ているか

日本の78社を、自分の基準で2つに分けた結果です。米国ETFの7本は分散された商品なので、この表には入れていません。

指標 景気敏感 ディフェンシブ 比率
銘柄数 46銘柄 32銘柄 59 : 41
評価額 約5,727万円 約3,850万円 60 : 40
配当金 約210万円 約126万円 63 : 37

私がこの比率を気にしている理由は一つで、景気が悪くなった年に配当金が減りすぎないようにしたいからです。

景気に左右されやすい会社は、利回りが高く出やすいです。だから配当金を増やそうとすると、放っておくと自然にそちら側に寄っていきます。寄りすぎると、不景気の年に減配が重なって、配当金がまとめて減ることになります。

そこで私は、厳密に半々にはこだわらず、「景気敏感が7割を超えていないか」だけを確かめることにしました。今は59対41なので、自分の感覚では許せる範囲です。評価額で60対40、配当金で63対37と、配当金のほうが景気敏感側に寄っているのも、利回りの差から説明がつきます。

「ディフェンシブを多めにしているつもり」でちょうど半々くらいになる、というのが私の実感です。意識してディフェンシブを足していないと、気がついたら景気敏感だけになっていました。

景気敏感とディフェンシブの分け方

分け方そのものは単純で、「不景気になったときに、その会社の売上がはっきり落ちるかどうか」で考えています。

分類 該当セクター 理由
景気敏感 建設、化学、卸売(商社)、機械、不動産、鉄鋼、ガラス・土石、ゴム、繊維、銀行、保険、その他金融、倉庫・運輸、空運 設備投資・資源価格・消費動向に業績が左右される
ディフェンシブ 食料品、医薬品、情報通信、サービス(BtoB中心)、電気機器(防災・産業用)、その他製品、電気ガス、ETF 不景気でも需要が安定。生活必需品・インフラ・法規制による需要

もう少し細かく、業種ごとに自分がどう振り分けているかを並べたのがこの表です。

分類 業種 理由 保有銘柄例
景気敏感 建設業 不景気→建設投資が減る 積水ハウス、日本電技、東鉄工業、長谷工
化学 素材需要が景気に連動 日本曹達、東ソー、住友精化、竹本容器
卸売業(商社) 資源価格・貿易量に左右 伊藤忠、三井物産、丸紅
機械 設備投資が減ると直撃 アマダ、アネスト岩田、アイチコーポ
不動産業 不景気→不動産取引が冷える ヒューリック、野村不動産HD
鉄鋼 素材は景気の波をモロに受ける モリ工業
ガラス・土石 建設・自動車向け素材 日本特殊陶業、クニミネ工業
ゴム製品 自動車産業に連動 ブリヂストン
繊維製品 消費・ファッション需要に連動 自重堂
保険業 運用収益が市況に左右 第一生命HD、MS&AD
その他金融 景気→貸倒増・需要減 ジャックス
ディフェンシブ 食料品 不景気でもご飯は食べる JT、キリンHD、日東富士製粉
医薬品 病気は景気に関係ない 武田薬品、ツムラ
情報・通信 ITインフラは止められない システナ、SRA HD、朝日ネット
サービス業(BtoB) 企業の基盤業務は継続 CDS、プラネット、日本ケアサプライ、アサンテ
電気機器(※一部) 防災・産業用は安定需要 IDEC、ホーチキ
その他製品 IR・オフィス家具は安定需要 TAKARA & COMPANY、オカムラ
ETF・REIT 分散型で個別リスク低い NEXT FUNDS東証REIT、日経高配当50

この分類は公式なものではなく、私が自分で決めた目安です。同じ業種でも会社によって中身が違うので、人によって振り分けが変わると思います。

迷ったときに私が自分へ投げる3つの質問

どちらに入れるか迷う会社がたくさん出てきます。そのときに私が順番に考えるのが次の3つです。

  1. リーマンショック級の不景気が来たら、この会社の売上は2〜3割落ちるだろうか。落ちそうだと思えば景気敏感に入れます
  2. この会社のお客さんには「買わない」という選択肢があるだろうか。薬や食品のように買わざるを得ないものはディフェンシブ寄りです
  3. 過去の不景気で、実際に配当を減らしたことがあるだろうか。ここはIR BANKで配当の推移を開けば自分で確かめられます

3つめが一番あてになると感じています。1つめと2つめは私の想像ですが、3つめは実際に起きたことの記録です。想像より記録を信じる、というのはウォーレン・バフェットのやり方から借りた考え方で、決算や配当の履歴を自分で開いて確かめるようにしています。

実際に迷った会社を、どう振り分けたか書いておきます。

  • あいホールディングス、サンゲツ → 景気敏感寄り。建設や設備の需要に左右されると考えました
  • 伊藤忠、三井物産 → 景気敏感。資源価格と世界経済に連動します
  • キヤノン → ディフェンシブ寄り。事務機器は企業にとって必需品だと考えました
  • ホーチキ → ディフェンシブ。防災設備は法令で求められるため需要が安定しています
  • 電気機器でも半導体に関わるもの → 景気敏感。同じ業種でも中身で変わります
  • 人材関連(JAC、アルプス技研) → 景気敏感の面もありますが、企業向けなので比較的安定していると見ています
  • 日本ケアサプライ(介護用品) → ディフェンシブ。生活に関わる需要が続きます

セクターごとの内訳

業種ごとの割合と、その業種で持っている会社です。偏っていないかを確かめるために、私はこの形で一覧にしています。

セクター 割合 銘柄数 分類 主な保有銘柄
サービス業 10.3% 10 ディフェンシブ JAC、CDS、プラネット、日本ケアサプライ、アルプス技研、アサンテ、アビスト、MS-Japan、学究社、ステップ
化学 7.3% 8 景気敏感 住友精化、日本曹達、東ソー、リケンテクノス、竹本容器、ノエビアHD、バルカー
卸売業 7.2% 8 景気敏感 あいHD、伊藤忠、丸紅、三井物産、住友商事、三菱商事、サンゲツ、蔵王産業
建設業 5.2% 6 景気敏感 ショーボンドHD、日本電技、長谷工、東鉄工業、積水ハウス、エクシオ
情報・通信業 5.2% 6 ディフェンシブ システナ、SRA HD、朝日ネット、NTT、KDDI、沖縄セルラー
その他金融業 3.9% 4 景気敏感 芙蓉総合リース、ジャックス、オリックス、三菱HCキャピタル
保険業 3.5% 3 景気敏感 MS&AD、第一生命HD、東京海上HD
機械 3.4% 4 景気敏感 アマダ、タクミナ、アイチコーポ、アネスト岩田
銀行業 3.4% 3 景気敏感 三菱UFJ FG、三井住友トラスト、三井住友FG
その他製品 3.4% 3 ディフェンシブ ニホンフラッシュ、TAKARA&COMPANY、オカムラ
食料品 3.0% 3 ディフェンシブ 日東富士製粉、キリンHD、JT
ETF・他 2.9% 3 ディフェンシブ 東証REIT ETF、日経高配当50 ETF、純金信託
電気機器 2.7% 3 ディフェンシブ IDEC、ホーチキ、キヤノン
医薬品 2.1% 2 ディフェンシブ 武田薬品、ツムラ
ガラス・土石製品 1.8% 2 景気敏感 日本特殊陶業、クニミネ工業
鉄鋼 1.4% 1 景気敏感 モリ工業
繊維製品 1.2% 1 景気敏感 自重堂
倉庫・運輸関連業 1.2% 2 景気敏感 住友倉庫、キムラユニティー
陸運業 1.1% 2 混在 センコーG HD、九州旅客鉄道
不動産業 0.9% 2 景気敏感 ヒューリック、野村不動産HD
ゴム製品 0.9% 1 景気敏感 ブリヂストン
電気・ガス業 0.6% 1 ディフェンシブ 電源開発
空運業 0.5% 1 景気敏感 アジア航測

私がこの一覧を作るときに置いている決まりは3つです。一つの業種が全体の1割を大きく超えないようにすること。1社あたりは約1.2%で、多くても2〜3%までにすること。そして、業種の数をある程度ばらけさせることです。

85本で割ると1本あたり約1.2%になります。1社が半分になっても、全体では0.6%の影響です。完璧な比率を追いかけるより、どこかに集中しすぎていないかを見るほうが私には役に立っています。

化学を「景気敏感だけれどディフェンシブ寄り」と見ている理由

分類の表では化学を景気敏感に入れていますが、中身を見ると生活に近い製品を作っている会社もあります。そこが私には面白いところでした。

銘柄 主な事業内容
住友精化 紙おむつの高吸水性樹脂(世界シェア上位)
日本曹達 農薬、医薬中間体
東ソー 苛性ソーダ、塩ビ樹脂(水道管・建材に必須)
リケンテクノス 食品包装用フィルム素材
竹本容器 化粧品・日用品の容器
ノエビアHD 化粧品(日用消費財)
バルカー 工場の配管シール材(メンテナンス需要)

こういう会社は、業種の名前だけで判断すると取りこぼします。だから私は業種で分けたあとに、その会社が何を売っているかを一社ずつ確かめることにしています。わからない事業が混ざっている会社は、買わないで見送っています。

配当金の多い20本を並べてみる

年間の配当金が多い順に並べたものです。上位は米国ETFが占めています。

順位 銘柄 業種 配当金 分類
1 AGG 米国ETF 447,848円 —
2 SPYD 米国ETF 410,771円 —
3 HDV 米国ETF 306,435円 —
4 VT 米国ETF 153,504円 —
5 日本曹達 化学 112,000円 景気敏感
6 あいHD 卸売業 101,200円 景気敏感
7 東証REIT ETF ETF 87,761円 ディフェンシブ
8 第一生命HD 保険業 87,618円 景気敏感
9 IDEC 電気機器 87,360円 ディフェンシブ
10 積水ハウス 建設業 86,832円 景気敏感
11 サンゲツ 卸売業 83,545円 景気敏感
12 三井住友FG 銀行業 75,046円 景気敏感
13 モリ工業 鉄鋼 72,864円 景気敏感
14 東ソー 化学 72,000円 景気敏感
15 日東富士製粉 食料品 71,680円 ディフェンシブ
16 日本特殊陶業 ガラス・土石 70,680円 景気敏感
17 ステップ サービス業 70,400円 ディフェンシブ
18 ジャックス その他金融 68,600円 景気敏感
19 オカムラ その他製品 66,352円 ディフェンシブ
20 MS&AD 保険業 66,340円 景気敏感

日本の会社だけを見ると、上位に景気敏感側が多く並びます。利回りの高いところを素直に選んでいくと景気敏感に寄る、というのがこの表に出ています。

逆に、利回りが3%台でもディフェンシブ側の会社は意識して持つようにしました。配当金の額だけで並べていたら、こちらは買っていなかったと思います。

業種の偏りを自分で見えるようにした手順

数が増えてくると、頭の中では偏りがわからなくなります。私がやったのは次の3つだけです。

  1. 持っている全部を業種別に並べ直す。表計算ソフトでもノートでも構わないと思います。私はこれだけで「金融が多いな」「食品が少ないな」と気づけました
  2. 業種ごとの評価額の割合を出して、1割を大きく超えている業種がないか見る
  3. 景気敏感とディフェンシブに振り分けて、景気敏感が7割を超えていないかを確かめる

そのあとの買い増しは、足りていない側から選ぶようにしています。安くなった会社から買いたくなりますが、安くなっているのは景気敏感側のことが多いので、そこだけで選ぶとまた偏ります。私はこの順番を決めてから、迷う時間が減りました。

繰り返しになりますが、この記事は私の保有状況の紹介であり、個別の会社をおすすめするものではありません。同じ会社を同じ比率で持つことをすすめる意図はまったくありません。分け方の考え方だけ、参考になる部分があれば嬉しいです。

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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。

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当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

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