先に結論を書きます。私が日本の高配当株を買うときに見ているのは、配当利回り3.75%以上・PBR2倍以下・自己資本比率50%以上・流動比率200%以上・配当性向50〜60%以下、この5つの数字です。そして買う前に、目的とリスク許容度、自分のルール、口座、この3つを順番に用意しました。
月3万円の配当金は、年間36万円です。金額としては大きくありませんが、50代の私にとっては「働けなくなっても入ってくるお金」の最初の一歩でした。私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない、という形で続けています。
この記事は、私がその第一歩をどう踏み出したかの記録です。数字は2026年5月時点のものです。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年5月時点のもので変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
この記事の内容は、YouTubeの動画でもお話ししています。
私が高配当株に感じている3つの魅力
受け取る金額が計算しやすい
「配当利回り4%の会社に300万円投じたら年間12万円、月1万円」というように、買う前におおよその受取額が見えます。半年後の株価は誰にもわかりませんが、半年後の配当金はある程度の幅で見当がつきます。
よほど無理な買い方をしなければ、想定から大きく外れることは少ない、と私は受け止めています。だから生活設計に組み込みやすいのだと思います。
手がかからない
いったん会社の株を持てば、事業の維持も新しい開発も、働くのは会社です。不動産も魅力的ですが、入居者対応や修繕の手間があります。配当は、そこが軽いと感じています。
元本も配当も育つ可能性がある
預金の金利は低いままで、債券はインフレに弱い面があります。株式は、会社が育てば元本も配当も増える可能性があります。東証の「PBR1倍割れ是正」の流れを受けて、増配や自社株買いに積極的な会社が増えてきました。日本の高配当投資にとっては追い風の時期だと、私は受け止めています。
私が守っている3つの鉄則
1社・1カ国に集中しない
どの国がこれから一番になるのかは、私にはわかりません。日本だけ、アメリカだけ、という形は避けて、複数の国に分けています。持つ期間が10年、20年と長くなるほど、分けておいてよかったと思う場面が増えました。
業種を分ける
同じ業種の会社は、浮くも沈むも一緒になりがちです。銀行だけで5社そろえても、分散したことにはならない、と私は考えています。
良い会社を探すより、危ない会社を外す
高配当の世界では、良い会社を探すことより、危ない会社を避けることのほうが効くと感じています。私が会社を見るときの目安はこちらです。
| チェック項目 | 私の目安 |
|---|---|
| 配当利回り | 3.75%以上 |
| PBR | 2倍以下 |
| 自己資本比率 | 50%以上 |
| 流動比率 | 200%以上 |
| 配当性向 | 目安50〜60%以下 |
※銀行・保険・リースなどの金融は業種の性質が違うので、私は別の見方をしています。
東京電力のように「安定している」と言われていた会社に集中して、大変な思いをされた方がいます。どれだけ安定していると言われていても、1社に全力で集中するのは私はしないと決めました。
始め方の3ステップ
STEP1:目的とリスク許容度を確かめる
高配当株投資は、こういうものではないと私は考えています。
- 短期間で資産を2倍・3倍にする方法ではない
- リスクが低い方法ではない
- 元本が保証されている方法ではない
株価の上下に動じにくく、入ってくるお金を重く見たい。私はそう思ってこの形を選びました。退職後で貯金だけで暮らしている方など、値下がりに耐えにくい状況では向かない場合もあると思います。私はまず、自分がどこまで下げに耐えられるかを書き出すところから始めました。
STEP2:自分のルールを決める
目的とリスク許容度を確かめたら、次は自分のルールです。私の場合は「アメリカ40%・日本40%・その他20%」「1つの業種は上限20%」といった形から始めました。
最初から完璧なルールは作れませんでした。投資をしながら少しずつ直していく、その過程そのものが経験になったと感じています。1〜2年かけて目標の比率に近づけていけば十分でした。
STEP3:口座を開いて始める
私のメイン口座(外国株・新NISA用)はSBI証券と楽天証券です。日本株を少額で分散するために、1株から買える単元未満株のサービスも使っています。
日本株を1株から買う|S株とかぶミニ(2026年5月時点)
日本株は原則100株単位です。株価1万円の会社なら100万円、優良な高配当の会社を30社そろえようとすると3,000万円という計算になります。私が1株から買えるサービスを使っているのは、この壁を越えるためでした。
SBI証券「S株」
| 手数料 | 無料 |
| 最低購入単位 | 1株〜 |
| 取扱銘柄数 | 約4,000社 |
| NISA対応 | ○(成長投資枠) |
| 注文方法 | 成行のみ |
| ポイント | VポイントまたはPontaポイント利用可 |
楽天証券「かぶミニ」
| 手数料(寄付取引) | 無料 |
| 最低購入単位 | 1株〜 |
| リアルタイム取引 | ○(スプレッド0.22%) |
| 指値注文 | ○(主要ネット証券で唯一・2026年4月時点) |
| NISA対応 | ○(成長投資枠) |
| ポイント | 楽天ポイント利用可 |
かぶミニは、一部の主要な会社に限られますが、日中のリアルタイム取引と指値注文ができます。ただしリアルタイムで売買するときは、手数料は無料でも0.22%のスプレッドが実質的なコストとして株価に乗ります。
私は、コストを最優先して朝の寄付でコツコツ買うときはS株、日中の値動きを見ながら価格を指定したいときはかぶミニ、という使い分けをしています。どちらも国内株式だけが対象なので、外国株はメイン口座で新NISAを使って買っています。
まとめ
- 魅力は「計算しやすい」「手がかからない」「元本も配当も育つ可能性がある」の3つ
- 鉄則は「1社・1カ国に集中しない」「業種を分ける」「危ない会社を外す」の3つ
- 始め方は「目的とリスク許容度の確認 → 自分のルール → 口座開設」の3ステップ
- 1株から買う手段は、2026年5月時点ではSBI証券「S株」と楽天証券「かぶミニ」を私は使っている
日本の個別の会社でポートフォリオを組むのが重いと感じる時期は、私にもありました。そのときはインデックスを使う形もあると思います。
最初に受け取った1,000円の配当金を積み上げた先に、少しだけ余裕のある生活がありました。急がなくていいと、自分に言い聞かせながら続けています。
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50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → バフェットかおるチャンネル
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ここまで書いたS株もかぶミニも、口座がなければ使えません。私が1株ずつ買い集めてきたのも、この2社の口座からでした。どちらも口座開設と維持は無料で、新NISAにも対応しています。
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※本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。各証券会社のサービス・手数料は変更される場合があります。投資は自己責任でお願いします。


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