※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
結論から書きます。私が高配当の会社を探すときは、SBI証券のスクリーニングで条件を入れて候補を数社まで絞り、そのあとIR BANKで過去10年を開いて、最後に会社の決算説明資料を読む、という4つの順番に固定しています。順番を決めてしまったことで、利回りの数字だけを見て飛びつくことがなくなりました。
当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておりません。本記事は私が使っている手順の紹介で、特定の会社の購入をおすすめするものではありません。本文中の数字と画面の名称は2026年3月時点のもので、証券会社の画面構成は変わることがあります。
全体の流れ ― 4つのステップ
先に全体を出しておきます。やることは4つだけです。
- SBI証券のスクリーニングで、条件を入れて候補を数社まで絞る
- IR BANKで、過去10年以上の業績の形をグラフで見る
- IR BANKで、利回りが高く見えているだけの会社を外す
- 会社のIRサイトで、決算説明資料と配当方針を読んで今の状況を確かめる
この順番にしている理由は、後ろのステップのほうが時間がかかるからです。先に数字で絞ってしまえば、じっくり読む相手が数社に減ります。私は最初、気になった会社を片っ端から読んでいて、それで続かなくなりました。
STEP1 SBI証券のスクリーニングで候補を絞る
ランキングを眺めるのと、スクリーニングを使うのとで何が違うのか。私が感じている違いは、条件を自分で決められるかどうかです。ランキングは利回りの高い順に並ぶだけなので、借入が重い会社も同じ画面に並んできます。条件を先に入れておけば、その段階で画面に出てこなくなります。
パソコンのサイトでの操作は次の順です。
- SBI証券にログインして、上部メニューの「株価検索・マーケット」を開く
- 左のメニューから「銘柄サポーター」の中の「スクリーニング(銘柄条件検索)」を開く
- 「条件指定」に、自分の決めた数字を入れる
スマートフォンのアプリの場合は、下のメニューの「銘柄検索」から「スクリーニング」、そのあと「詳細検索」で同じように条件を入れられます。
私が入れている4つの条件
自分で使っている数字です。きつめに設定して、残った会社だけを読むようにしています。
- 配当利回り 3.5%以上|ここを下げると候補が増えすぎて読み切れません
- 自己資本比率 40%以上|借入に頼っていないかの目安にしています
- 営業利益率 10%以上|本業で利益を出せているかを見ています
- 時価総額 100億円以上|小さすぎる会社は私には中身が追いきれないので外しています
自己資本比率について、以前の記事では50%以上と書いていたことがありました。今は40%以上で絞って、残った会社を一社ずつ見るときに業種ごとの事情を加味する、という形に変えています。業種によって必要な自己資本比率が違うので、入口の条件を厳しくしすぎると、見ておきたい会社まで落ちてしまったからです。数字が食い違っていた点をここで直しておきます。
この4つの数字は私が自分で決めたもので、何かの根拠がある基準ではありません。きつくすれば読む数が減り、緩めれば増えるという調整つまみのようなものだと思っています。
STEP2 IR BANKで過去10年の形を見る
条件で残った会社を、ここから一社ずつ開いていきます。私が見ているのは次の8つです。グラフになっているので、数字を読むより形を見る感覚です。
- 売上高|右肩上がりの形になっているか。事業そのものが広がっているかを見ます
- EPS(1株あたり利益)|ここを一番見ています。これが伸びていない会社の増配は続きにくいと考えています
- 営業利益率|10%以上あるか。年によって大きく上下していないか
- 営業キャッシュフロー|毎年きちんと黒字になっているか
- 1株あたり配当金|過去に減らしたことがあるか。減らさず続けている会社は安心して見ていられます
- 配当性向|30〜50%あたりが私には落ち着いて見えます。80%を超えていると無理をしていると感じます
- 自己資本比率|スクリーニングで絞っていますが、10年の推移として下がり続けていないかを見ます
- 現金など|手元のお金が積み上がっているか。ここが厚い会社は、景気が悪い年でも配当を続けやすいと考えています
この8つのうち、私が一番あてにしているのは5番の配当の推移です。他の7つは今の状態ですが、配当の推移は不景気のときにその会社が何をしたかという記録だからです。
STEP3 利回りが高く見えているだけの会社を外す
条件を通ったのに、私が見送ることにした会社のパターンが2つあります。
業績の上下が大きすぎる会社
鉄鋼や海運のように、好況と不況で利益が大きく動く業種です。今の利回りが高く出ていても、それは利益が良い年の配当で計算されているだけ、ということがあります。私はこういう会社を全部外すわけではなく、持つとしても少なめにしています。
その年だけ配当が多い会社
記念配当や特別配当が乗っている年は、利回りが一時的に高く出ます。IR BANKの配当の欄で前後の年と並べて見れば、その年だけ飛び出しているかどうかがわかります。私はここで何度か勘違いしかけました。
STEP4 決算説明資料と配当方針で「今」を確かめる
ここまで残った会社を、最後に会社自身の言葉で確かめます。私がやっているのは3つです。
- 決算説明資料を読む|文字の多い決算短信より、図のある説明資料のほうが私には読みやすいです。見ているのは「なぜ今このくらい儲かっているのか」と「これからどうやって伸ばすつもりなのか」の2点です
- 配当方針を探す|「配当性向40%を目安にします」「減配せずに維持に努めます」といった書き方をしている会社があります。約束ではありませんが、会社がどう考えているかはわかります
- 10年の月足チャートを見る|SBI証券のチャートで月足にして10年分を表示します。今が10年のうちのどのあたりなのかを知るためで、高いところにいると思えば少しずつに分けて買い、安いところで業績が崩れていなければ多めに買う、という使い方です
この最後の確認で、私は半分くらいを見送っています。数字は条件を通っていても、何で儲けているのかを自分の言葉で説明できない会社は買わない、と決めているからです。ここはウォーレン・バフェットのやり方から借りた考え方で、わからないものは買わないという一点だけは守るようにしています。
使っているツール
| ツール | 用途 | 備考 |
| SBI証券(スクリーニング) | 候補の絞り込み | 無料。条件保存ができるので便利。 |
| IR BANK | 過去10年の業績分析 | 無料。視認性バツグン。 |
| バフェット・コード | 競合比較・詳細データ | 無料版で十分。SBI・IR BANKの補完用。 |
| 企業IRサイト | 未来の戦略・現状把握 | 決算説明資料は必ず読む。 |
どれも無料で使える範囲で足りています。有料版が必要になったことは、今のところありません。
この順番にしてから変わったこと
一番変わったのは、買わない判断がしやすくなったことです。以前は利回りの高い会社を見つけると、買う理由を探すような読み方になっていました。先に条件で絞って、残った会社を同じ順番で見ていくようにしたら、途中で外す会社が出てきても気にならなくなりました。
もう一つは、時間が読めるようになったことです。1社あたり20分くらいで、4つのステップが終わります。週末に数社ずつ進めれば、焦らずに続けられています。
この手順は私が自分のために作ったもので、これが正しいやり方だというつもりはありません。私の場合はこうしている、という記録として書きました。
あわせて読みたい関連記事
- 日経平均が最高値でも高値掴みしないために|私が見ている10の財務基準と、口座で持っている3社の例【2025年11月時点】
- はじめての高配当株投資|始め方3ステップと5つの注意点を専門用語なしで解説
- 日本の高配当株の始め方|月3万円の配当金へ、会社選びの5つの目安と口座開設
バフェットかおる厳選ツール・無料配布中
- 🔍 【無料】高配当株・銘柄選びチェックリスト|銘柄選定の判断基準を完全公開
- 📈 【無料配布】高配当株ポートフォリオ管理シート|配当収入を「見える化」して資産管理
- 💰 【無料】高配当株 配当管理シート(CSV対応)|SBI証券CSVで配当金を自動管理
- 📋 バフェットかおる保有銘柄一覧|実際に保有している銘柄を全公開
50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru
候補を絞ったあとに、1株だけ買って確かめるために【PR】
※ここから先は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。
4つのステップを終えても、私はいきなりまとまった株数は買いません。まず1株だけ買って、決算が出るまで持ってみることにしています。自分のお金が入ると、資料の読み方が変わるからです。私が使っているのはこの2つです。どちらも1株から買えます。
・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
▶ SBI証券の公式サイトを見る
・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る
※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。
この記事の話は、動画でもお話ししています。


コメント