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結論から書きます。2023年と2024年の株式市場は、平均をかなり上回る2年でした。ただ私は、この数字が続く前提で計画を立てるのはやめました。良い年の上昇は「未来の利益の前借り」で、いずれ平均のほうへ戻っていくものだと考えているからです。50代の私がやっているのは、良い会社を割安なときに買って長く持つ、ウォーレン・バフェットのやり方の真似です。相場が良い年にすることは、積み立てる金額を増やすことではなく、下がった年に売らずにいられる準備をしておくことでした。
※私は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。本記事は私自身の考えと、自分のために決めたことの記録であり、特定の会社や商品の売買をおすすめするものではありません。記事中の数字は2026年10月時点で確認したものです。
2023年と2024年は、平均をかなり上回る2年だった
投資の試算では、米国株の平均利回りを年7%前後で置くことが多いです。ところが直近は、その倍以上の年が2年続きました。
私が確認した範囲では、S&P500は2023年・2024年と2年続けて、配当を含めたトータルリターンで20%台半ばの上昇でした。日経平均も、2023年末の終値は前年末比で約28%高、2024年末は約19%高です。
「年利30%」という言い方も見かけます。ただ、私が確かめられた指数の数字は20%台半ばまででした。30%という数字の出どころは確かめられなかったので、ここでは使わないことにします。
同じ利回りでも、置いてある金額で増える額はまったく違う
利回りの話は、金額に直すと急に生々しくなります。100万円に20%がついても20万円ですが、3000万円に20%なら600万円です。同じ相場、同じ利回りでも、置いてある金額が違うだけで増える額は桁が変わります。
これは逆向きにも同じように働きます。3000万円置いてあれば、20%下がった年には600万円減ります。私が「増える額」と同じ重さで「減る額」を見るようにしているのは、このためです。
新NISAは「無税」ではなく「日本の税金がかからない」
新NISAの中で出た利益や配当には、日本の約20%の税金がかかりません。これは大きいと思っています。
ただ、米国の会社や米国の指数に投資する場合、配当にかかる現地の10%は新NISAでも引かれます。しかも課税口座と違って、外国税額控除で取り戻すこともできません。「完全に無税」と書かれているのを見ることがありますが、私は正確ではないと考えています。
良い年のあとに来るものを、私は先に見ておく
平均を大きく上回った年があれば、下回る年も来ます。過去にはこういう下げがありました。
- 2020年のコロナショック:S&P500は1か月ほどで3割強の下落
- 2007年秋から2009年春にかけて:高値から安値まで5割を超える下落
私は、相場が良いときに増えた分を「未来の利益の前借り」だと思うようにしています。そう思っておくと、下がった年に「取り返さなければ」という気持ちになりにくいからです。
下がった年に売らないために、私が先にやったこと
私が自分のために決めたのは、次の3つです。
- 生活費の2年分は、投資に回さず現金で置いておく
- 積立額は、相場が良い年にも増やさない。見直すのは年に1回だけ
- 持っている会社の決算は自分で開いて、売上と利益と配当の推移を見る
いちばん効いたのは1つめでした。手元に現金があると、下がった画面を見ても売らずにいられます。
株価を見る回数を減らしました
私は以前、毎日何度も株価を見ていました。見るほど売買したくなるので、今は月に1回、配当の記録をつけるときにまとめて見るだけにしています。
SNSで他の人の資産額を見て焦ったこともありました。ただ、人の数字は入れた金額も始めた時期も違うので、比べても自分の判断の役には立たないと気づきました。
50代から始めて、考えを変えたところ
始めたころは「どれくらいで増えるか」ばかり計算していました。今は「どれくらい減っても続けられるか」から考えます。良い年の数字をあてにして計画を立てると、悪い年に計画ごと崩れてしまうからです。
良い会社を割安なときに買って長く持つ、わからないものは買わない、決算は自分で開いて見る。ウォーレン・バフェットのやり方を真似しているだけで、派手さはありません。それでも、50代から始めるならこのくらい退屈なほうが続くと、私は思っています。
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相場が良い年のうちにやっておけることがあるとしたら、金額を増やすことより、置き場所を整えておくことだと思っています。私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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