※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
こんにちは、バフェットかおるです。50代の方からいちばん多くいただく質問が「配当金で月10万円ほしいのですが、いくら必要ですか」というものです。
先に結論を書きます。新NISAを使わない場合はおよそ3,000万円、新NISAを使って利回り5%で組めるなら約2,400万円です。そしてこの記事の計算には、株価の値上がりも増配も一切入れていません。かなり控えめな数字だと思って読んでいただければと思います。
私は元JALの国際線CAを約30年務め、倒産とリストラを経験しました。年収は400万円、退職金は企業年金と合わせて500万円。48歳で病気のため働けない体になり、老後のお金が不安で投資を始めました。最初はS&P500のインデックス投資で、コロナ後の急回復で資産が1億円に届きました。その後4%取り崩しルールの難しさを知り、1,600万円の税金を払って高配当株投資に切り替えています。
2022年から高配当株投資を始め、2026年時点では日米の高配当の会社を85社保有し、資産は1億6,000万円になりました。年間の配当金は約545万円、月にすると約40万円です。ただ、ここまで来るのに時間はかかりました。初めて受け取った配当金は、米国債券ETFのAGGからの250円です。だからこそ「月10万円」の重さもわかりますし、現実的に届く金額だとも思っています。その道筋を、数字で全部書きます。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年9月時点のもので、今後変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
配当金で月10万円に必要な元本はいくらか
月10万円ということは、年間120万円の配当金が必要です。
新NISAで買えば、配当金に税金がかかりません。通常なら約20%引かれるところがゼロになるので、年間120万円がそのまま手元に残ります。
NISA前提で、配当利回りごとに必要な元本を並べるとこうなります。
| 配当利回り | 年120万円に必要な元本 | 私の受け止め |
|---|---|---|
| 3% | 4,000万円 | まだハードルが高い |
| 4% | 3,000万円 | 見えてくる |
| 4.5% | 2,667万円 | かなり現実的 |
| 5% | 2,400万円 | ここを目標ラインにしました |
NISAを使わない場合は同じ月10万円でも3,000万円が必要でした。NISAを使うだけで600万円も少なくて済みます。
私のポートフォリオ全体の配当利回りは約4.93%です。この利回りなら、2,400万円で月10万円に届く計算になります。
「2,400万円なんて」と感じる金額ですが、一度に2,400万円を用意する必要はありません。コツコツ積み上げた結果として到達すればいい数字です。
ただし新NISAの成長投資枠は生涯で1,200万円が上限なので、2,400万円全額をNISAに入れることはできません。ここはステップ4で詳しく書きます。
ステップ1:生活防衛費を先に確保する
ステップ1は、投資を始める前の話です。生活防衛費を確保すること。
生活防衛費とは、収入がゼロになっても6ヶ月から1年は生活できるお金のことです。50代のご夫婦で月の生活費が25万円なら、6ヶ月分で150万円、1年分で300万円。私は最低でも150万円は投資に回さないお金として置いています。
これが大事だと考える理由は、生活防衛費がないと暴落が来たときに「生活費が足りない」と言って、持っている会社を手放すことになるからです。
以前、50代の9割が3年以内に売ってしまうという話を書きましたが、その原因の多くはこの生活防衛費がなかったことだと私は受け止めています。
私自身も反省があります。生活防衛費まで投資に回してしまった時期があり、あのときは本当にヒヤヒヤしました。同じ失敗はもうしないと決めています。
ステップ2:毎月いくら投資に回すかを決める
ステップ2は、いちばん現実的な話です。元本2,400万円を作るのに、どれくらいかかるのか。
毎月5万円を投資に回す場合、2,400万円 ÷ 5万円 = 480ヶ月、つまり40年。これでは届きません。
ただ、受け取った配当金も再投資すると変わります。毎月5万円+配当金の再投資で、利回り5%なら約20年で2,400万円に届きます。
20年と聞くと長く感じますが、退職金や貯蓄がある50代なら、もっと早く届きます。
- 退職金から1,000万円+毎月5万円 → 約9年で2,400万円(50歳スタートなら59歳)
- 退職金から1,000万円+毎月10万円 → 約6年で2,400万円(50歳スタートなら56歳)
NISAのおかげで目標額が3,000万円から2,400万円に下がったぶん、到達までの年数も短くなりました。
ステップ3:4つの基準で会社を選ぶ
ステップ3は、どの会社に投資するかです。
ここを適当に選ぶと失敗します。利回りが高いだけの会社を買ってしまうと、減配で配当金が減ったり、株価が大きく下げたりするリスクがあります。私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買い、決算は自分で読み、わからないものは買わないと決めました。
私が最初のふるいに使っている基準は4つです。
- 配当利回りが3.75%以上
- PBR(株価純資産倍率)が2倍以下
- 自己資本比率が50%以上
- 流動比率が200%以上
とくに自己資本比率と流動比率は、その会社が簡単には潰れないかどうかを見るための指標だと考えています。
私が実際に持っている会社でいうと、三菱UFJ、東京海上、伊藤忠、KDDI、ブリヂストンなど、誰でも知っている大きな会社ばかりです。これは私の保有状況の紹介であり、推奨ではありません。
派手さはありません。それでも配当を出し続けてくれます。高配当株投資は退屈な投資ですが、私はその退屈さが性に合っていました。
ステップ4:新NISAの枠と特定口座を使い分ける
先ほど「NISAなら2,400万円で月10万円」と書きましたが、注意点があります。新NISAの成長投資枠は生涯で1,200万円が上限なので、2,400万円全額は入りません。
そこで私はこう使い分けています。
| 口座 | 金額 | 年間配当(利回り5%) | 月あたりの手取り |
|---|---|---|---|
| 新NISA成長投資枠 | 1,200万円 | 60万円(非課税) | 5万円 |
| 特定口座 | 1,200万円 | 60万円(約20%課税で48万円) | 4万円 |
合計すると月9万円。10万円に少し届きません。
届かせる方法は2つあります。特定口座の分をあと300万円積み増して合計2,700万円にするか、ポートフォリオ全体の利回りをもう少し高くするかです。私のように全体で4.93%を実現できれば、2,400万円のままでも届く計算になります。
順番は「まずNISA枠を埋める、次に特定口座」。NISAを先に使うだけで、同じ投資額でも手取りが年間12万円変わりました。
ステップ5:配当金を再投資して複利を働かせる
ステップ5は、受け取った配当金を再投資することです。複利の力を使うという話になります。
1,000万円を配当利回り5%で運用し、配当金を毎年再投資した場合の計算がこちらです。
| 経過年数 | 元本+再投資分 | 年間配当金 |
|---|---|---|
| 5年後 | 1,276万円 | 64万円 |
| 10年後 | 1,629万円 | 81万円 |
| 15年後 | 2,079万円 | 104万円 |
15年で元本が2倍になり、配当金だけで月8.7万円。ここに毎月の積み立ても加われば、月10万円を超えていきます。
目標の月10万円に届いてからは、思う存分使えばいいと私は考えています。そこから先は、減らないお金として育っていくからです。
5つのステップのまとめ
- ステップ1:生活防衛費150〜300万円を確保する
- ステップ2:毎月の入金額を決める(月5万円〜10万円が目安)
- ステップ3:4つの基準で会社を選ぶ
- ステップ4:新NISA枠を先に、次に特定口座の順で使う
- ステップ5:配当金を再投資して複利を働かせる
この5つで、50代からでも月10万円の配当金は届くと私は考えています。48歳から始めた私がここまで来られたことが、自分にとっての根拠です。
そして繰り返しになりますが、今回の計算はかなり控えめです。株価の値上がりも増配もゼロで見ています。実際には私が持っている会社の多くが毎年増配していて、利回り4%で買った会社が5年後にはYOC(取得簿価利回り)6%になっていることもあります。同じ100万円でも年4万円だったものが年6万円になる。株価の成長と増配を加味すれば、到達はもっと早まる可能性があると受け止めています。
年齢別|50歳・55歳・60歳から始めた場合のロードマップ
| スタート年齢 | 元手と毎月の入金 | 月10万円に届く年齢 |
|---|---|---|
| 50歳 | 退職金1,000万円+月10万円 | 56歳 |
| 55歳 | 退職金1,000万円+月8万円 | 62歳 |
| 60歳 | 退職金1,500万円+月5万円 | 66歳 |
どの年齢から始めても届く計算になります。私にとって大事だったのは、金額よりも今日から一歩を始めることでした。
無料でお配りしているもの
高配当株で資産づくりを始めるなら、この4つが近道です。
- 【完全無料公開】高配当株・銘柄選びチェックリスト ― 会社選びの基準を1枚に整理しました。
- 【無料配布】高配当株ポートフォリオ管理シート ― 保有株と配当金を「見える化」して、続けられるようにするシートです。
- 【無料】高配当株 配当管理シート(CSV対応) ― SBI証券のCSVを読み込んで、配当金をまとめられるシートです。
- 私の保有している会社の一覧 ― 私が実際に持っている会社と、取得単価・評価損益を公開しています。
50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → バフェットかおるチャンネル
月10万円までの積み上げを始める口座について【PR】
※このセクションには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。
ここまで書いてきた5つのステップは、毎月5万円や10万円といった小さな入金を何年も続ける前提です。私がその積み上げに使っているのは次の2社で、どちらも口座開設と維持が無料、新NISAに対応していて、単元未満株で1株から買い増せます。
手数料やキャンペーンの条件は変わりますので、申し込み前に各社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。
・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品やポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る
※本記事にはアフィリエイトプログラム(PR)によるリンクが含まれます。
【投資免責事項】
当ブログで紹介している投資情報はあくまでも参考情報であり、特定の銘柄・投資商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴います。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。


コメント