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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代・60代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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老後資金を貯めすぎて80代で後悔しないために|機内で聞いた「もっと使えばよかった」

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老後資金を貯めすぎて後悔しないための増やしながら使う仕組み 1億円への道
この記事は約6分で読めます。
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50代、60代になると「老後のお金が足りない」「もっと貯めなきゃ」と不安になります。私もそうでした。48歳でくも膜下出血で倒れ、大腸がんの診断も受けて、30年勤めた日本航空を辞めました。働けない体で生きていく絶望と、お給料が入らなくなった不安は、今も覚えています。

ところが、客室乗務員として機内で出会ってきた80代、90代のお客様から聞こえてきたのは、逆の声でした。「もっとお金を使えばよかった」「体が動くうちに楽しんでおけばよかった」。この記事では、高齢になるとお金を使えなくなる理由と、使い切るのではなく「増やしながら使う仕組み」について、私の考えを整理します。

※この記事は私の経験と考えの紹介であり、特定の金融商品や会社への投資をすすめるものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。文中の計算は仮定にもとづく例で、将来の運用成績を約束するものではありません。内容は2026年10月時点のものです。

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高齢になるほど、お金を使えなくなる

「老後はお金を使って楽しもう」とよく言われます。80歳にとっての100万円と、20歳にとっての100万円の価値はまったく違います。経験にお金を使うことは大事だと私も思います。

それでも高齢の方の多くは、お金を使えません。100歳を超えて元気に過ごしていた双子の姉妹が、お祝い金の使い道を聞かれて「老後のために貯金します」と答えた話は、よく知られています。国の制度が破綻するかもしれない、税金が上がるかもしれない、物価がもっと上がるかもしれない。不安を自分で大きくしてしまうのです。戦後を頑張って生きてきた人ほど「もったいない」「贅沢は敵」という感覚が強いのだと思います。実は、私自身もそういう性格です。

使い切るより、「増やしながら使う仕組み」

私が思うのは、お金を使うこと自体が目的なのではなく、経済的な安定から生まれる心の余裕が幸せなのではないか、ということです。人はいくらあっても不安になるので、「ちょっと多すぎる」くらいになって、ようやく余裕が生まれる。だから、高齢になってお金を使えなくなることへの答えは「使い切る」ことではなく、「増やしながら使う仕組み」をつくることだと考えています。

私は48歳から、低コストのインデックス投資で資産を1億円まで増やしたところで、高配当株への投資に切り替えました。取り崩しのルールや資産配分の見直しを、年をとってからも自分で続けるのは難しいと思ったからです。元本を減らさずに、お給料のように配当が入ってくる仕組みを選びました。

老後のお金が不安になる4つの理由

  • 何歳まで生きるかわからない:2024年の日本人の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.13歳です。医療の進歩で、さらに延びる可能性があります
  • どれだけ残せばいいかわからない:寿命がわからないので、必要な額も決めにくくなります
  • 物価の上昇:貯金だけでは、物価が上がる分だけ資産が目減りしていきます
  • 家族に迷惑をかけたくない:子どもが自立していれば、自分が亡くなっても生活に困る人はいない、という家庭も多いはずです。公的な医療保険には、医療費の自己負担に月ごとの上限を設ける高額療養費制度もあります

2つのバケツで考える

私は『敗者のゲーム』の考え方を参考に、お金を2つのバケツに分けて考えています。

  1. 育てるバケツ:新NISAで、S&P500や全世界株式のインデックスファンドに長く投資する
  2. 使うバケツ:積極的に使う現金と、高配当株から受け取る配当金

たとえば50歳から毎月10万円を20年間積み立てたとします(元本2,400万円)。年9%で増えた場合は約6,679万円、年7%なら約5,209万円になる計算です。70歳から毎年4%ずつ取り崩すと、月あたり約22万円、または約17万円になります。年金と合わせれば、暮らしにかなりの余裕が出る計算です。ただし、これは一定の利回りが続いた場合の例で、実際には暴落の年もあります。インデックス投資は15年以上の長い時間と、どんな暴落でも手放さない握力が前提だと私は考えています。

不足額を数字にすると、使えるようになる

我慢してから少しずつ贅沢をするのではなく、年金で足りない金額を数字にして見える化すると、安心できると私は感じています。

たとえば生活費が月30万円、年金が月15万円なら、不足は月15万円です。この15万円を、インデックスの取り崩しで補うのか、高配当株の配当で補うのかを計算すれば、必要な投資額がはっきりします。必要な額がわかれば、それ以上は使っていいお金だと思えるようになります。

まとめ:後悔しないために必要なのは、仕組みと習慣

  • 高齢になるほど、不安からお金を使えなくなる
  • 答えは「使い切る」ことではなく、「増やしながら使う仕組み」をつくること
  • 育てるバケツと使うバケツに分け、年金で足りない額を数字にする

日本人は堅実で、こつこつ積み上げてきた人ほどお金を使えない性格だと言われます。だからこそ、運ではなく仕組みと習慣で、今の暮らしも我慢しすぎない老後にしたい。機内で聞いた「もっと使えばよかった」という声を、私は自分への宿題として受け止めています。

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