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元JAL客室乗務員バフェットかおるが、50代からでも始められる高配当株投資をわかりやすく解説しています。

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日経平均1.92%下落の日に買い増した12社|円高5円と、累進配当を掲げる会社の見方

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1億円への道
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2026年1月26日、日経平均は1.92%、1,000円を超える幅で下げました。きっかけは、数日のうちに5円ほど進んだ円高です。私はこの日、値下がりが大きかった会社のなかから、配当を減らしてこなかった数社を少しずつ買い増しました。買った理由と、買わなかった会社について、その日のうちに書き留めておきます。

※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものです。筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄を推奨するものではありません。以下は私の買い付け記録の紹介であり、購入をおすすめするものではありません。記載の数字は2026年1月時点のものです。

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2026年1月26日に何が起きたか

この日の下げは、日本の会社の業績が悪くなったからではありませんでした。大きかったのは為替です。

先週末からこの日にかけて、為替介入への警戒が市場に広がりました。1ドル159円台だった円が、154円台まで戻りました。数日で5円です。

円高になると、海外で稼いでいる会社の利益は目減りします。輸出に関わる会社や、海外の資産を多く持つ金融・保険の会社に売りが出ました。加えて、米国のハイテク企業の決算を受けて、海外市場の空気も重かった日でした。

書き直す前のこの記事には、米国の政治家が金融機関を提訴したという話を下げの理由として書いていました。出どころを自分で確かめられなかったので、今回の書き直しで外しました。確かめられないニュースを理由として並べると、あとから自分の判断を振り返れなくなります。

もうひとつ、前の版では「レートチェックは日米当局が行った」と書いていました。レートチェックは日本の財務省と日本銀行が国内の金融機関に行う聞き取りなので、ここも直しました。

その日、値下がりが大きかった12社

私がその日の画面で拾った数字です。配当利回りはその時点の株価で計算した概数で、株価が動けば変わります。正確な数字は各社の決算資料と、ご自身の証券口座でご確認ください。

コード 会社名 その日の下落率 配当利回り(概数)
8766 東京海上ホールディングス -3.4% 3.71%
8591 オリックス -2.4% 3.3%
8750 第一生命ホールディングス -2.25% 3.85%
4042 東ソー -2.03% 3.97%
8725 MS&ADインシュアランスグループHD -1.96% 3.99%
8584 ジャックス -1.61% 4.67%
8309 三井住友トラストグループ -1.45% 3.41%
4502 武田薬品工業 -1.23% 3.95%
1928 積水ハウス -1.15% 4.07%
3231 野村不動産ホールディングス -1.07% 3.51%
9432 NTT -0.7% 3.39%
9433 KDDI -0.66% 3.02%

前の版のタイトルには「13銘柄」と書いてありましたが、記事の中の表は12社でした。数が合わないので、タイトルも12社に直しました。

表を眺めて気づいたこと|保険と金融に偏っている

並べてみると、下げが大きかったのは保険と金融でした。東京海上、第一生命、MS&AD、オリックス、ジャックス、三井住友トラスト。半分がこの二つの業種です。

これは偶然ではないと思います。円高が進むと、海外で持っている資産や海外の保険事業の利益が円に換えたときに小さくなります。それと、円高が進む局面では「日本の金利がこれ以上は上がらないのではないか」という見方も出て、金利の上昇で儲かるとされてきた金融株が売られやすくなります。

私の持ち株は、この業種に少し偏っています。だから下げた日は、ほかの日より評価額が大きく動きます。わかっていて偏らせている部分もありますが、買い増すときは、同じ業種ばかりにならないよう気をつけるようにしています。

「累進配当」という言葉の意味と、その限界

保険や金融の会社でよく出てくるのが「累進配当」という言葉です。これは「配当を減らさない。維持か増配のどちらかにする」という方針を会社が自分で掲げているものです。東京海上やMS&AD、三井住友トラストなどが掲げています。

私はこの方針を、持ち続けるうえでのよりどころにしています。ただ、ここは正直に書いておきたいところです。

累進配当は会社の方針であって、法律で決まった約束ではありません。業績が大きく崩れれば、方針そのものが見直されることはありえます。私はこれを「減配しない保証」ではなく、「経営が配当を重く見ているという意思表示」として受け取っています。

前の版では、ここを「鉄壁の守り」「配当を出す意志は揺らぎません」と書いていました。言い過ぎだったので直しました。

連続増配の記録を、私はこう受け取っている

表のなかで、配当を増やし続けてきた記録が長いのはこの二社です。

  • KDDI(9433):20期を超える連続増配を続けています。通信は毎月の料金で成り立つ商売なので、景気の波で売上が急に消えにくい。それが長い記録の土台だと私は見ています。
  • 積水ハウス(1928):十数期にわたって増配を続けています。家を建てたあとのリフォームや賃貸管理のような、積み上がっていく商売を持っているのが強みです。

前の版には、それぞれの連続期数を細かく書いていました。会社が発表している期数は決算期ごとに変わるので、今回は概数にとどめました。最新の期数は各社の決算説明資料でご確認ください。

そのほか、表に入れた会社についても一言だけ書いておきます。ジャックスは三菱UFJフィナンシャル・グループが出資する信販会社で、子会社ではありません。三井住友トラストは信託を中核とするグループで、「日本で唯一」と前の版に書いてあったのは正確ではなかったので直しました。東ソーについては、過去の不況期にも配当が底堅かったという記述を入れていましたが、確かめられなかったので外しました。

私がこの日に買ったもの、買わなかったもの

買い増したのは、表のなかで配当を減らしてこなかった会社です。通信、保険、住宅のように、暮らしから離れにくい商売を選びました。

金額は小さくしました。相場が一方向に動いている日は、動かす金額をいつもより小さくすると決めているからです。1株から買える口座を使っているので、数株ずつでも足せます。

買わなかったのは、下げが大きかったからといって説明がつかない会社です。たとえば東ソーのような化学は、原料や海外の景気で利益が大きく振れます。私は化学の決算を自分で読み切れないので、手を出しませんでした。わからないものは買わない、というのが私の決めごとです。

この日の記録は、私が買ったという事実だけです。これが良い買い物だったかは、数年たってから配当と業績でわかることだと思っています。

下げた日に、私がやらないと決めている三つ

私の投資は、ウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良い企業を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない。そのうえで、下げた日については次の三つを決めています。

  1. その日のうちに全部を使い切らない。下げが一日で終わるとは限りません。翌日もっと下がったときに何もできないのは、私にはつらいことでした。
  2. 持っていない業種に、慌てて手を出さない。下落率の順番は、その日だけのものです。知らない商売を値段だけで買うと、持ち続けられません。
  3. 生活のお金には触らない。数年分の生活費は相場の外に置いています。これがあるから、売らずに済んでいます。

「下げた日は買い場」という言い方を、私はもう使わないようにしています。下がったまま戻らない会社もあるからです。私がしているのは、自分で数字を確かめた会社を、決めた金額の範囲で少し足していくことだけです。

あらためて書きますが、この記事は私の買い付け記録であり、ここに出した会社を買うことをおすすめするものではありません。判断はご自身でお願いします。

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