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米国高配当ETFのSPYDについて、2026年10月時点で私が公表資料を読み直した記録です。結論を先に書くと、SPYDはS&P500に入っている会社のうち配当利回りの高い約80社をほぼ等しいウエートで持つファンドで、2026年10月21日時点の組み入れは78社、経費率は年0.07%でした。1口当たりの分配金は2022年が約1.98ドル、2023年が約1.83ドル、2024年が約1.86ドル、2025年が約1.96ドルで、よく言われるような右肩上がりではなく上下しています。それでも私がこのファンドを持ち続けているのは、中身が配当を出し続けている会社の集まりで、自分でも一社ずつ決算を追いかけられる規模だからです。以下は私の保有状況の紹介であり、特定の商品の購入を勧めるものではありません。
※この記事は私が公表資料を読んで整理した記録で、投資や税務の助言ではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の会社や商品の売買を勧めるものではありません。数字は2026年10月時点のものです。
SPYDはどういう仕組みのファンドか
SPYDの正式な名称はSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETFで、運用しているのはステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズです。連動を目指す指数はS&P500高配当指数で、設定日は2015年10月21日と、米国の高配当ETFとしては比較的新しいファンドです。
仕組みはとても単純で、S&P500の構成銘柄のうち配当利回りの高い会社を選び、時価総額の大小にかかわらずほぼ同じウエートで持ちます。大きい会社だから多く買うのではなく、配当を多く出している会社を横一列に並べる、という考え方です。私はこの単純さが気に入っています。中身を見ても何をしているファンドなのかすぐにわかり、わからないものは買わないという自分の線引きを守りやすいからです。
2026年10月時点の中身を自分で確認した
運用会社のファンドページで組み入れ状況を見ると、2026年10月21日時点の組み入れ社数は78社でした。約80社という説明はされますが、入れ替えの時期によって数は前後します。
同じ時点で上位に入っていたのは、アクセンチュア、ハズブロ、HP、ファイザー、シェブロン、メドトロニック、ターゲット、EOGリソーシズ、J・M・スマッカー、ベスト・バイといった会社です。上位でも1社あたり2%台から1%台で、特定の一社に寄りかかっていないことが数字で確かめられます。
ここは私が自分の過去記事を直さなければいけないところでもあります。以前の記事ではAT&Tやエクソンモービルを代表的な組み入れ会社として挙げていましたが、2026年10月時点の公表資料では確認できませんでした。高配当指数は配当利回りで入れ替わるので、昔の構成をそのまま書いてはいけないと反省しています。
分配金は右肩上がりではない
公表されている分配実績を1口当たりで年ごとに合計すると、2022年が約1.98ドル、2023年が約1.83ドル、2024年が約1.86ドル、2025年が約1.96ドルでした。2026年は9月の支払いまでで約1.51ドルです。
つまり増え続けているわけではなく、2023年には前年より減っています。SPYDは配当利回りの高い会社を毎年選び直すファンドなので、入れ替えの中身と各社の増配や減配によって分配金が上下します。ここを右肩上がりと書いてしまうのは、私の説明が雑でした。
配当利回りやPER、PBRは株価で毎日動くので、この記事では載せません。私が家計で当てにしているのは1口当たりいくら入ってきたかという実額の方で、こちらは四半期ごとに運用会社が公表しています。
等ウエートでも業種は偏る
1社ずつを同じウエートで持っていても、業種で見ると偏りが出ます。2026年10月21日時点の業種構成は、不動産が約24.2%、生活必需品が約14.0%、金融が約13.5%でした。
不動産が4分の1近くを占めるのは、不動産投資信託が配当利回りの高い業種だからです。金利が上がる局面ではこの部分が重くなるので、私はSPYDを1本だけで持つのではなく、業種の違うものと組み合わせています。均等分散という言葉だけで安心してはいけないと、ここで学びました。
HDVと組み合わせて見ている理由
もう1本持っているのがHDVです。こちらはブラックロックが運用するiシェアーズ・コア高配当ETFで、連動を目指す指数はモーニングスター配当フォーカス指数、経費率は年0.08%、2026年10月20日時点の組み入れは74社です。
業種構成は生活必需品が約27.0%、エネルギーが約25.0%、ヘルスケアが約13.5%で、SPYDが不動産と生活必需品と金融に寄っているのとは重なり方が違います。私はこの2本を並べて、どちらかが重くなった業種を他方で薄める形にしています。どちらも中身が公開されているので、重なりを自分で数えられるのが助かります。
経費率0.07%をどう受け止めているか
SPYDの経費率は年0.07%です。100万円分を持っていれば年700円という計算になります。費用が低いことは好ましいのですが、私は安さだけで選ばないようにしています。中身が自分で理解できない商品は、費用がいくら安くても買わないと決めました。費用の比較はあくまで、中身を納得したあとの最後の一押しです。
ウォーレン・バフェットのやり方を真似して考えたこと
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良い企業を割安に買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない、の三つです。ETFは中の会社を自分で選べませんが、組み入れの一覧は公開されているので、上位に入っている会社の決算は私も読んでいます。
その上で、配当利回りが高いという理由だけで会社が集まっている指数には弱点もあると考えています。業績が落ちて株価が下がった結果として利回りが高く見える会社も入ってくるからです。だから私はSPYDを資産の中心には置かず、日本の個別の会社と並べる脇役として持っています。
50代の私がこのファンドをどう位置づけているか
50代の私にとって、20年先に受け取る値上がり益よりも、今年入ってくる配当金の方が生活の支えになります。SPYDは年4回、3月、6月、9月、12月に分配金が支払われるので、家計の予定が立てやすいのも理由の一つです。
ただし分配金の額は年によって上下しますし、為替でも円に換えたときの手取りが変わります。増配を前提にした家計の設計はしていません。減った年があったという実績を忘れないために、この記事に数字を残しておきます。
なお以上は私の保有状況と考え方の紹介で、特定の商品の購入を勧めるものではありません。買うかどうかの判断は、ご自身で目論見書と直近の運用報告を読んでから決めていただくのが安全だと思います。
参考資料:
– ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)ファンドページ(2026年10月21日時点の経費率・組み入れ社数・業種構成・上位組み入れ)
– SPYDの分配金支払い実績(運用会社が公表する四半期ごとの1口当たり分配金)
– ブラックロック iシェアーズ・コア高配当ETF(HDV)ファンドページ(2026年10月20日時点の経費率・組み入れ社数・業種構成)
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分配金の額は年によって上下するので、私は人の記事ではなく運用会社の公表資料と自分の口座の受取履歴で確かめています。下は私がその確認に使っている口座と資料の紹介です。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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