※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
先に結論を書きます。私は長いあいだ「株はギャンブルのようなもの」だと思っていました。企業に投資するという見方に変わったのは、株式会社という仕組みが何のために生まれたのかを自分で調べてからでした。
この記事では、私がよく見かける三つの誤解と、そのときに調べた日本の株式会社の始まりについて書きます。歴史の部分は、出典を確認できた範囲だけを書きました。人物の発言として一次情報を確認できないものは引用していません。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の会社・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
誤解その一。株は金儲けの道具である
私が一番長く持っていた誤解がこれでした。でも会社というものは、世の中の困りごとを解決するために作られます。大きな困りごとを解決するには、一人では足りないお金が必要になります。
そこで出てくるのが、事業を立ち上げる人と、そこにお金を出す人です。私はこの関係を「賭けの相手」ではなく「同じ方を向いている人」と見るようになりました。だから私は、値動きではなく、その会社の事業と稼ぐ力を主語にして考えるようにしています。
誤解その二。会社は株主のためだけに動いている
会社を取り巻く相手は株主だけではありません。私は決算を読むときに、次の六つのどこに無理が出ていないかを見るようにしています。
| 相手 | どんな関係か |
|---|---|
| 顧客 | 商品やサービスを買ってくれる人。すべての売上の源です |
| 取引先 | 材料や道具を売ってくれる協力会社 |
| 従業員 | 会社で働いている人たち |
| 銀行 | 事業を広げるためにお金を貸す側 |
| 地域社会 | 会社がある場所。税金を通じて関わります |
| 株主 | 資本を出して事業を応援する側 |
どこか一つにしわ寄せを続けている会社は、長く持つのが難しいと私は受け止めています。
誤解その三。会社が成長を目指すのは経営者のためである
私も以前はそう思っていました。でも調べてみると、取り組んでいる課題が大きければ、そのぶん人もお金も必要になる、という順番でした。
- 解決したい課題が大きいほど、去年より多くの人と資本が必要になります
- 会社が育てば、新しい技術が生まれ、給与が払われ、税金も納められます
私が「会社が育った」という言い方をするようになったのは、ここを知ってからです。
日本の株式会社はどう始まったのか
いまは当たり前にある株式会社ですが、日本に根づいたのは幕末から明治のことでした。ここは私が調べた範囲で書きます。
坂本龍馬と亀山社中
坂本龍馬がつくった亀山社中(のちの海援隊)は、日本で最初の株式会社に近い組織だったと説明されることがあります。ただ、これは評価の分かれる見方で、私もそう言い切れるとは思っていません。事実として確かなのは、武士の身分のまま貿易や海運の事業を組織として行った点です。
渋沢栄一と『論語と算盤』
新一万円札の顔になった渋沢栄一は、第一国立銀行の設立に関わり、その後も鉄道、ガス、製紙など500を超える会社の設立や支援に関わったとされています。
著書『論語と算盤』(1916年)では、利益を上げること(算盤)と道徳(論語)は両立するという考え方が述べられています。また、多くの人が資本を出し合って事業を行う考え方を、彼は合本主義と呼んでいました。
どういう動機でそう考えたのか、本人の心の内は私にはわかりません。本人の発言として一次情報を確認できない言葉は、この記事では引用していません。
ほかにも事業を通じて世の中を変えようとした人たち
- 岩崎弥太郎(三菱グループの創業者):海運業で日本の貿易を支えました。
- 松下幸之助(パナソニックの創業者):良い製品を安く広く届けることで生活を豊かにするという、水道哲学と呼ばれる考え方で知られています。
私が企業に投資するときに見ていること
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似しています。良い企業を割安なときに買って長く持つ、決算は自分で見る、わからないものは買わない。この三つです。
株式会社がもともと困りごとを解決するために生まれた仕組みなら、私が見るべきなのはその会社が何を解決しているのか、そしてそれで稼げているのか、だと考えています。値動きを当てにいくのは、私には向いていませんでした。
まとめ
- 私は株をギャンブルだと思っていましたが、会社が何のために生まれるのかを知って見方が変わりました。
- 会社には株主以外にも五つの相手がいて、どこかにしわ寄せが続いている会社は長く持ちにくいと私は受け止めています。
- 日本の株式会社の始まりについては、出典を確認できた範囲だけを書きました。人物の発言として一次情報を確認できないものは引用していません。
この記事は私の考えの紹介であり、特定の会社・商品の購入をおすすめするものではありません。
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それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


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