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こんにちは、バフェットかおるです。
先に結論を書きます。私が高配当の会社を選ぶときに見ているのは、配当利回り(税引前)3.75%以上、PBR0.5〜1.5倍、売上高営業利益率10%以上、自己資本比率50%以上、流動比率200%以上といった10個の数字です。感情ではなくデータで確認する、という一点に絞っています。
元JAL国際線客室乗務員として約30年勤め、48歳から株式投資を始めました。始めてからずっと大切にしているのは、「なんとなく良さそう」で会社を選ばないということです。「種銭は労働、成長は企業、老後は配当」を合言葉に、長期・分散・無レバレッジ・売らないという方針で続けています。
分散するにしても、どの会社を選ぶかの軸がなければブレてしまいます。この記事では、私が実際に見ている10の基準を、1つずつ理由とあわせて書きました。数字は目安なので、業種によって当てはまり方が変わります。
※本記事は私個人の考えと調べたことの紹介であり、特定の銘柄・商品の購入を推奨するものではありません。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けていません。数字は2026年時点の目安で、業種や市況によって変わります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
10の選定基準の一覧
| 見る数字 | 目安 | |
|---|---|---|
| ① | 配当利回り(税引前) | 3.75%以上 |
| ② | PBR | 0.5〜1.5倍 |
| ③ | 配当方針 | 明確で実績と矛盾がない(累進配当なら心強い) |
| ④ | 配当を続ける体力 | 利益剰余金・ネットキャッシュ |
| ⑤ | 売上高 | 長期で右肩上がり |
| ⑥ | 売上高営業利益率 | 10%以上 |
| ⑦ | EPS・BPS | 長期上昇トレンド |
| ⑧ | 自己資本比率 | 50%以上 |
| ⑨ | 流動比率 | 200%以上 |
| ⑩ | 総資産に占める現金等 | 割合が高く、上昇傾向 |
① 配当利回り(税引前)3.75%以上
税引後で約3%相当の利回りです。これは、およそ33年で配当だけで投下資金を回収できる水準を意味します。今の株価に対してどれだけ配当がもらえるか、という一番わかりやすい入口の数字です。
② PBRが高すぎない(目安0.5〜1.5倍)
PBR(株価純資産倍率)が高すぎる会社は、将来の成長期待がすでに株価に織り込まれている状態です。その期待が裏切られると株価が大きく下がるので、過度な期待が乗っていない水準かどうかを確認します。
③ 配当方針が明確で、実績と矛盾がない
IR資料に書かれている配当方針に納得できるか、そして実際の配当実績がその方針とズレていないかを見ます。言っていることとやっていることが一致している会社は、私にとって安心材料になります。減配しないと明記している累進配当の方針があれば、さらに心強いです。
④ 配当を続けられる体力がある(利益剰余金・ネットキャッシュ)
どれだけ配当利回りが高くても、続けられなければ意味がありません。利益剰余金やネットキャッシュを基準に、今の配当水準を何年継続できるかという配当の体力を確認します。
⑤ 売上高が長期で右肩上がり
売上高は、その会社が社会にどれだけ必要とされているかを映す数字です。上昇率の大小は問いませんが、長期的に右肩上がりであることは、長く配当を受け取るための土台になります。
⑥ 売上高営業利益率10%以上
営業利益は、本業でどれだけ稼げているかを示す、ごまかしのきかない数字です。売上に対して10%を超える営業利益率があれば、その会社が市場で優位に立っている可能性が高いといえます。
⑦ EPS・BPSが長期上昇トレンド
1株あたり純利益(EPS)と1株あたり純資産(BPS)は、いわば配当の源泉です。この2つが長期的に伸びているということは、将来にわたって安定した配当が期待できるサインになります。
⑧ 自己資本比率50%以上
自己資本比率は、会社の財務が長期的にどれだけ健全かを示す数字です。この比率が高いほど財務が安定していて、配当を出す余力があると判断できます。
⑨ 流動比率200%以上
流動比率は、短期的な資金繰りの余裕度を示します。200%というのは、1年以内に支払う必要があるお金に対して、その2倍以上の現金化しやすい資産を持っているという意味です。資金繰りに余裕がある証拠になります。
⑩ 現金等の割合が高く、上昇傾向
総資産に占める現金等の割合が高く、それが増えている会社は、不況にも耐えられて、いざというときにチャンスにも投資できます。キャッシュを稼ぐ力と蓄える力がある会社だと私は見ています。
数値はあくまで目安|私が普段話している基準との関係
ここで挙げた基準は絶対的なルールではなく、目安です。業界平均や他業種の水準、そのときどきの市況を踏まえながら、その会社が相対的に優れているかどうかを総合的に判断しています。
私が普段お話ししている目安は、配当利回り3%以上(税引後で手元に残る水準)、PBR2倍以下、自己資本比率40%以上、流動比率200%以上、そして累進配当の方針があること、という並びです。
この記事の数字は、そこから一段厳しめに絞り込んだときの水準です。利回り3.75%(税引前)は税引後で約3%、PBR0.5〜1.5倍は2倍以下の中でもさらに割安な範囲、自己資本比率50%は40%以上の中でも余裕のある水準にあたります。ゆるい入口の基準と、厳しめに絞る基準の二段階で見ている、という整理です。
| 項目 | 入口の目安 | この記事の絞り込み |
|---|---|---|
| 配当利回り | 3%以上(税引後ベース) | 3.75%以上(税引前) |
| PBR | 2倍以下 | 0.5〜1.5倍 |
| 自己資本比率 | 40%以上 | 50%以上 |
| 流動比率 | 200%以上 | 200%以上 |
| 配当方針 | 累進配当なら心強い | 方針と実績が一致しているか |
数字を並べたあとに私が見る3つの視点
数字だけを機械的に当てはめるのではなく、最後は次の3つで見ています。
- 配当政策に納得できるか
- 財務は健全か
- 稼ぐ力は続きそうか
この3つを組み合わせて、これなら安心して長く持てる、という自分の判断軸を少しずつ育ててきました。私の場合は、わからない事業の会社は基準を満たしていても買わないことにしています。
まとめ
- 私が見ている10の基準は、配当(①〜④)、稼ぐ力(⑤〜⑦)、財務の余裕(⑧〜⑩)の3つに分かれる
- 入口の目安は利回り3%以上・PBR2倍以下・自己資本比率40%以上・流動比率200%以上・累進配当
- 厳しめに絞るときは利回り3.75%以上(税引前)・PBR0.5〜1.5倍・自己資本比率50%以上
- 数字は目安。業種や市況で当てはまり方は変わる
- 高配当の会社への投資は一発当てるゲームではなく、コツコツ積み上げる長期戦だと考えています
感情ではなくデータに基づいた基準を持っておくことが、老後資金への不安を減らす一番の近道だと私は考えています。種銭を育て、企業に成長してもらい、老後は配当で暮らす。そのための土台が、この10個の数字です。
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この10個の数字は、証券口座の銘柄画面と決算資料を並べれば、どれも自分で確かめられます。私は口座を開いてから、四季報や決算短信を人に解説してもらうのをやめました。私が使っているのは次の2つで、どちらも1株から買えるので、基準を満たした会社を小さく試しながら確認できています。
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※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。
この記事の話は、動画でもお話ししています。


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