※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。
先に結論を書きます。一般口座と特定口座の違いは、突き詰めると「1年間の売買をまとめた年間取引報告書を、証券会社が作ってくれるのか、自分が作るのか」の一点です。もうひとつは、買った値段(取得価額)を誰が管理するか。私はこの2つを自分で抱える自信がなかったので、特定口座だけを使うことに決めました。
※私は投資助言・代理業の登録を受けていません。この記事は私自身の考えと手続きの記録で、特定の商品や判断をおすすめするものではありません。制度と数字は2026年10月時点のものです。具体的な判断は税理士や税務署に相談してください。
違いは「年間取引報告書を誰が作るか」に集約されます
特定口座では、証券会社が1年間の譲渡損益と配当をまとめた「特定口座年間取引報告書」を作って、翌年の1月ごろに届けてくれます。確定申告が必要になったときも、この1枚に書かれた数字を写すだけで済みます。
一般口座では、この報告書が作られません。いつ、いくらで買って、いくらで売ったかを自分で記録し、譲渡所得を自分で計算して、計算明細書を自分で作ることになります。私はここで手が止まると思いました。
取得価額の管理|特定口座は証券会社、一般口座は自分の記録が元になります
税金がかかるのは売った値段そのものではなく、売った値段から取得価額を引いた利益の部分です。同じ会社を何回かに分けて買い足していると、取得価額は平均されていきます。私は1株ずつ買い足していくやり方なので、1社でも買付の回数はすぐに数十回になります。
特定口座なら、この平均の計算を証券会社が自動で続けてくれます。一般口座では、その計算を自分で続けます。昔に買った株で取得価額が分からなくなってしまった場合は、売った金額の5%を取得価額とみなす扱いになることがあり、そうすると利益が大きく出たことになって税金が増えます。
一般口座でしか持てないものがあります
特定口座に入れられるのは、上場株式や公募の投資信託など、決められた範囲の商品です。未公開株(上場していない会社の株)は特定口座に入らないので、持つなら一般口座になります。私はわからないものは買わないと決めているので、未公開株は持っていません。
相続や贈与で受け継いだ株は一般口座に入ることがあります
自分で一般口座を選んだつもりがなくても、相続や贈与で株を受け継いだときに一般口座に入ることがあります。一定の手続きで特定口座に受け入れてもらえる場合もあると聞いているので、私はもしそうなったら、まず証券会社に確認するつもりです。亡くなった方の取得価額を引き継ぐ話になるので、ここは自分で決めずに相談する場面だと思っています。
私が一般口座を使っていない理由
私は50代で体を壊して会社を辞めました。国際線の客室乗務員をしていたので、生活のリズムが変わったことも大きかったです。そこから、ウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い企業を割安なときに買って長く持つというやり方に落ち着きました。決算は自分で読み、わからないものは買いません。
このやり方だと売る回数自体が多くありません。それでも、売らないつもりでいても売る日は来ます。そのときに取得価額が分からなくて困るのが嫌だったので、私は記録を証券会社に預ける形、つまり特定口座に寄せました。これは私がそう決めたという話で、自分で記録をつけられる方なら一般口座にも理由があると思います。
口座の種類とNISAは別の話です
特定口座と一般口座はどちらも課税される口座で、NISA口座は非課税の口座です。そして2024年からの新しいNISAでは、NISA口座の中で出た損失は税制上なかったものとみなされます。一般口座や特定口座で出た利益と通算することはできず、翌年以降に繰り越すこともできません。私はここを取り違えていた時期がありました。
成立して動いている話と、まだ検討段階の話
すでに成立して動いているのは、特定口座と一般口座の仕組みそのもの、源泉徴収ありを選べば原則として確定申告が不要になること、NISA口座の損益は課税口座と通算できないことです。いずれも2026年10月時点で施行されています。
一方、金融所得と社会保険料の関係は見直しの議論が続いています。2026年5月29日に成立した健康保険法等の改正で、2029年8月から75歳以上の方は申告していない配当も保険料と窓口負担に反映される形になりました(NISA口座の中は対象外です)。それより先の話はまだ検討段階なので、私は決まってから動くことにしています。
あわせて読みたい関連記事
- 証券口座は3種類|特定口座(源泉徴収あり・なし)と一般口座を50代の私が選んだ理由
- 特定口座(源泉徴収あり)で損益通算が自動になる仕組み|還付される税金の計算
- 株の損失は3年繰り越せる|確定申告したほうが有利な場合と扶養・保険料への影響
無料でお配りしているもの
高配当株で資産づくりを始めるなら、この4つが近道です。
- 【完全無料公開】高配当株・銘柄選びチェックリスト ― 会社選びの基準を1枚に整理しました。
- 【無料配布】高配当株ポートフォリオ管理シート ― 保有株と配当金を「見える化」して、続けられるようにするシートです。
- 【無料】高配当株 配当管理シート(CSV対応) ― SBI証券のCSVを読み込んで、配当金をまとめられるシートです。
- 私の保有している会社の一覧 ― 私が実際に持っている会社と、取得単価・評価損益を公開しています。
50代から始めても、60代、70代で「あの時始めてよかった」と思える日が来ると、私は思っています。私は、買ったら売らないと決めました。配当金を信じて持ち続ける、というやり方です。
私はYouTubeもやっています。毎日夜9時からライブ配信をしていますので、よろしければ遊びに来てください。チャンネル登録はこちらから → https://www.youtube.com/@buffettkaoru
年間取引報告書が自分に届くかどうかを、口座の種類で確かめるために【PR】
※ここから先は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。当ブログ経由でお申し込みいただいても、あなたの費用が増えることはありません。
自分の口座がどの種類になっているかは、証券会社のサイトの口座情報の画面で確かめられます。年間取引報告書が届く口座かどうかを見ておきたかったので、私はこの画面をときどき開いています。
私が実際に使っているのは次の2つです。どちらも1株(単元未満株)から買えるので、いきなり大きな金額を動かす必要はありません。
・SBI証券|単元未満株「S株」に対応。日本株も投資信託も1つの口座でまとめられます。
▶ SBI証券の公式サイトを見る
・楽天証券のNISA|NISA口座のページです。取扱商品や手数料、ポイントの条件を、ほかの会社と見比べたいときに。
▶ 楽天証券のNISAページを見る
※手数料・キャンペーンの内容や条件は変更されることがあります。必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。当ブログは金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、特定の証券会社・金融商品の利用を推奨するものではありません。口座開設および投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
それでは、またお会いしましょう。バフェットかおるでした。


コメント