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2025年4月、関税のニュースをきっかけに日経平均が大きく下げました。この記事は、そのときの私の高配当株ポートフォリオが2025年2月19日から4月3日までにどう変わったかを、数字のまま残した記録です。結論から書くと、この1か月半で保有資産は約330万円増え、年間配当(税引前)は約340万円から約360万円になりました。ただしこれは私ひとりの保有状況の紹介であり、同じやり方で同じ結果になることを保証するものではありません。推奨でもありません。
筆者は金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録を受けておらず、個別の銘柄や特定の金融商品、特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。本記事は2026年10月時点のものです。記事中の数字は2025年2月から4月時点のもので、その後の状況とは異なります。投資の判断はご自身の責任でお願いします。
2025年2月19日から4月3日までの変化
まず、私の口座の数字をそのまま並べます。いずれも2025年の、それぞれの日の時点のものです。
| 項目 | 2025年2月19日 | 2025年4月3日 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 保有資産額 | 100,484,733円 | 103,772,960円 | +3,288,227円(+3.27%) |
| 評価益 | +12,385,933円 | +14,234,125円 | +1,848,192円 |
| 年間配当(税引前) | 3,408,390円 | 3,601,295円 | +192,905円 |
| 配当利回り | 3.87% | 4.02% | +0.15pt |
| 保有している会社・ETFの数 | 74 | 76 | +2 |
この表は私の実績で、金額は実際のものです。ただし、同じ4月3日について私はもう1本、別の集計(保有資産額106,988,421円、年間配当3,907,470円、79銘柄)も記録として残しています。集計した時間や対象の取り方が少しずれているのだと思います。どちらかが正しいというより、締めるタイミングで数字は動く、ということだと受け止めています。数字をそのまま残す意味でも、両方を併記しておきます。
業種の構成がどう動いたか
この1か月半で、配当金に占める業種の割合が少し動きました。下がった会社を分けて買い増した結果で、狙って組み替えたわけではありません。
- サービス業:13.3%から12.7%へ(微減)
- 情報通信業:6.1%から7.1%へ(増加)
私は1つの業種に配当が寄りすぎないようにしたいと考えているので、下がった会社を買うと自然に薄い業種が厚くなる、という程度の話です。ここに「正解の比率」があるとは思っていません。
配当金の多い上位の変化
2025年4月3日時点で、私の口座で配当金が多かった上位3つは次のとおりでした。いずれも私が持っているものの紹介で、推奨ではありません。
| 順位 | 名称 | 年間配当(2月19日から4月3日) |
|---|---|---|
| 1 | AGG(米国の債券ETF) | 371,184円 → 382,151円 |
| 2 | SPYD(米国の高配当株ETF) | 303,800円 → 310,000円 |
| 3 | HDV(米国の高配当株ETF) | 205,500円 → 205,920円 |
AGGは債券のETFで、私は値上がりではなく利息の受け取りを目的に持っています。買うことをおすすめするものではありません。SPYDは配当利回りの高さを基準に銘柄を選ぶ仕組みのETFで、景気が悪くなると分配金が減ることもあります。これも推奨ではありません。HDVは財務の健全さを条件に入れているETFですが、だからといって下がらないわけではありません。これも私の保有の紹介にとどまります。
この時期に米国のETFの分配金が増えて見えたのは、為替が円安寄りだったことも効いています。円高に振れれば同じ分配金でも円で見た金額は減ります。増えた理由を自分の判断の正しさと取り違えないようにしたい、と当時も思っていました。
私が決めている買い増しの条件
私はウォーレン・バフェットのやり方を真似して、良い会社を割安なときに買って長く持つ、という形にしています。買い増すかどうかは、その場の気分ではなく事前に決めた条件で判断するようにしました。2025年当時、私が自分に課していた条件は次の3つです。
- 評価額が20%以上下がっている
- 自分のポートフォリオの中で、配当に占める割合が薄い業種にあたる
- 決算を自分で見て、増配が10年続いている/ROEが8%以上/自己資本比率が50%以上を確認できる(IR BANKで見ています)
3つめがいちばん時間がかかりますが、ここを飛ばすと「下がったから買う」だけになってしまいます。私は決算を自分で見てわからなかったものは買わない、と決めました。この条件が誰にでも合うとは思っていません。私が自分の性格に合わせて決めた線引きです。
「でも安心?」と当時の私が考えていたこと
この記事はもともと「日経暴落でも安心?」という見出しで公開しました。いま読み返すと、安心だと言い切るような書き方になっていたので、そこは直しておきます。暴落のあとに資産が増えていたのは、私がうまくやったからではなく、たまたまそういう数字になった時期だったという面が大きいと思っています。
当時の私はこう考えていました。下げている局面で持っている会社の中身が悪くなっていないなら、株価が下がったことは買う側には都合がいい。配当は株価ほど激しく動かないので、持ち続ければ受け取りは積み上がっていく。だから慌てて売る理由が自分には見つからない、と。
ただし、これは「下がっても必ず戻る」という話ではありません。会社が傾けば配当は減りますし、減配も実際に起きます。私は買ったら売らないと決めていますが、それは決算を自分で見続けることとセットにしているつもりです。安心だから持てる、という順番ではありませんでした。
その後、相場はどうなったか(2026年10月時点の追記)
この記事を書いたあとの動きを、公表されている数字で確かめて追記します。
日経平均株価は2025年4月7日に前日比2,644円安の31,136円58銭まで下げ、1日の下落幅としては当時の歴代3位、約1年5か月ぶりの安値になりました。ところが3営業日後の4月10日には2,894円97銭高と、上げ幅の歴代2位を記録しています。4月の月末終値は36,045円38銭で、前月末より1.20%高い水準で終わりました(日本経済新聞社の指数公式サイトの月間レビューによる)。
その後も上昇が続き、2025年10月27日に日経平均は終値で初めて5万円を超え、同月末の終値は52,411円34銭、10月単月で16.64%の上昇でした。さらに2026年4月23日の取引時間中には初めて6万円に達したと報じられています。途中では2026年3月末に5万500円程度まで押し戻された局面もありました。
結果として、2025年4月に売らずに持っていた人にとっては、そのあとの1年半は上向きの相場でした。ただ、これは後から見てそうだったという話です。2025年4月の時点でこうなると私にわかっていたわけではありません。次の下落で同じように戻る保証もありません。相場の見通しについて、私は当てられる側ではないと思っています。
まとめ
- 2025年2月19日から4月3日の1か月半で、私の保有資産は約330万円増えました(2025年4月3日時点の記録)
- 年間配当(税引前)は約340万円から約360万円、配当利回りは3.87%から4.02%になりました
- 買い増しは「20%以上の下落」「薄い業種」「決算の確認」の3条件で決めていました
- その後、日経平均は2025年10月に初めて5万円を超えましたが、当時それを見通せていたわけではありません
あらためて書いておきます。ここに出した金額や利回りは2025年2月から4月時点の私ひとりの保有状況の紹介であり、推奨ではありません。同じ会社やETFを同じように持っても、同じ結果になることは保証できません。個別の判断は、ご自身で決算や目論見書を確かめたうえでお願いします。
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