【緊急速報】イラン、ホルムズ海峡を再封鎖!週明けの日経平均・原油価格はどうなる?

「ホルムズ海峡がまた閉まった。でも4月19日の米イラン2回目協議で、歴史的な大枠合意がまとまるかもしれない」

2月末:米国とイスラエルがイランの核施設を空爆

3月1日:イランの最高指導者ハメネイ師が死亡と報道される(これが後のカギ)

3月3日〜:イランがホルムズ海峡封鎖 → 原油120ドルまで急騰

4月8日:一旦の停戦合意

4月11〜13日:パキスタンのイスラマバードで米イラン直接協議

  • 米国:「ウラン濃縮を20年止めろ」
  • イラン:「5年なら考える」
  • 決裂

4月13日:米海軍が「逆封鎖」開始(イランの港を封鎖)

4月17日(金)朝:イラン外相「海峡を完全解放する」宣言 → 原油10%急落、ダウ1,100ドル高

4月17日(金)夕方:イラン国会議長「米国が封鎖する限り開けない」と真逆発言

4月18日(土):イラン国営メディアが「再閉鎖」を正式発表

4月19日(日)米イラン2回目直接協議(今日!)

2週間で6回も風向きが変わっているという異常事態です。

ポイント1:なぜイランはまた閉めたのか

表向きの理由:米国が港湾封鎖を解かないから

本当の理由:イラン政府がバラバラになっている

同じ日に3つの違う声が出ています:

  • 外相(荒口氏):「解放する」
  • 国会議長(ガリバフ氏):「開けない」
  • 革命防衛隊:「条件付きでなら」

「2月末に最高指導者ハメネイ師が死亡した後、イランの権力構造がまだ固まっていない。社長が急死して、副社長・専務・事業部長が『次は自分だ』と動き始めている会社と同じ状態」

さらにイランには封鎖を続けたい経済的事情もあります:

  • 通行料1隻200万ドル(約3億円)を取れる
  • 戦争開始以降、数億ドルの臨時収入になっていた
  • これを失うと政権維持の資金が尽きる

ポイント2:トランプ大統領は怒っているのか?

結論:怒っていない。冷静な長期戦モード

根拠:

  • 17日にイランが「解放」と言ったときも、トランプは「取引が100%完了するまで封鎖継続」と明言
  • 市場を上げつつ、圧力は緩めない段階的な動き
  • 5月半ばに制裁緩和を終了と発表済み

👉 つまり 5月半ばまでに決着させるつもり?11月の中間選挙前に成果を出したいトランプの事情もあります。

ポイント3:4月19日の協議で何が議論されるか(ここが歴史的)

水面下で動いている大枠案

イランがウラン濃縮を全面放棄する代わりに、米国が凍結している200億ドル(約3兆1,600億円)を解除する

この3兆円は:

  • イランのGDPの約6%
  • 日本の防衛費の約1/3
  • トヨタ自動車の年間営業利益の半分強

👉 つまり戦後復興資金レベルのお金が交渉のテーブルに乗っている。歴史的な大取引です。


🇯🇵 日本への影響

この動画は数字が具体的で優秀です:

項目 現状
日本の石油備蓄 231日分(1月末から17日分減った)
電気代 夏前から本格的に上昇する見通し
ガソリン 現在167円台 → 悪化すれば200円超えも
為替 一時157円台後半まで円高進行
中東原油依存度 約95%

📈 3つのシナリオ予想

楽観:19日協議で大枠合意 → WTI 70ドル台、ガソリン150円台、5月半ばに終結

悲観:協議も決裂 → WTI 150ドル超、ガソリン300円台、日本はスタグフレーション

中間(一番ありそう):骨組合意はできるが細部で5月末までもめる → WTI 80-90ドル、ガソリン170-190円

「合意は5月中、完全終結は夏から秋」

慌てる必要はない

電気代・ガソリン値上げの話が出ましたが、ポートフォリオにはエネルギー関連の高配当株(ENEOS・出光・INPEX等)が入っているはず。家計で払う分は、受け取る配当で相殺される構造になっています。これが投資をしている人の強さです。

海運株(商船三井・日本郵船・川崎汽船)は短期的に追い風

運賃が戦前の2倍以上に上昇した局面があります

例:ジャックスにも関係ある

動画で触れられた通り、イランはベトナム・インドネシア等と個別交渉をしています。ジャックスの海外事業(ベトナム・インドネシア)の状況にも地政学リスクが間接的に関わってくる話です。

「4月19日、歴史が動くかもしれない日曜日」*

  • 2週間で6回風向きが変わった異常事態
  • ハメネイ師死後のイラン権力闘争という深い構造
  • 今日の協議で3兆円の大取引が議論される

やること

  • 売らない・買い増すなら割安なタイミングで
  • エネルギー・海運・銀行は既に持っている?
  • 配当は地政学リスクが起きても入金される
  • 月曜の寄り付きで慌てて動かない

「イランが4月19日の2回目協議を蹴った。理由は外交の失敗ではなく、国内の政治分裂。イランは経済・軍事・同盟国・世論・指導部の”5つの戦線”で同時に崩れている」

👉 「イランは4月19日の協議を蹴った」

昨日まで「今日の協議で大枠合意か?」と言われていたのに、イランが参加拒否を発表したのです。タスニム通信(イラン国営)が正式発表しました。

さらに同じ日に:

  • ホルムズ海峡で商船2隻が銃撃される
  • イラン全国の学校・大学が無期限閉鎖
  • 特殊部隊の展開
  • 海底ケーブル切断の脅しまで

これは情勢が一気に悪化したということです。

この動画がすごいのは、2025年から2026年までの2年間の流れを整理していること:

2025年:米イラン核合意交渉(オマーン・ローマで5回) → まとまらず

2025年6月:イスラエルがイランを攻撃(「12日間戦争」)

2026年2月28日オペレーション・エピックヒューリー

  • 米イスラエルの大規模攻撃
  • 最高指導者ハメネイ師が暗殺される ← ここが重要
  • 交渉役のラリジャニ氏も暗殺

2026年3月9日:ハメネイ師の息子モジュタバ・ハメネイ師が新最高指導者に(父→子の継承は本来シーア派では嫌われるやり方)

2026年4月7日:パキスタン仲介で2週間の停戦合意

2026年4月11-12日:イスラマバードで1回目協議 → 決裂

  • 米国:「濃縮20年止めろ」
  • イラン:「5年なら」

2026年4月13日:米海軍がホルムズ海峡逆封鎖 → 原油118ドルの史上最高値

2026年4月17日:イラン外相「解放する」→ 原油88ドルまで急落

2026年4月18日(今日)イランが2回目協議を拒否 ← 新事実

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 イランが空中分解しそう

ポイント1:イラン政府は「1枚岩」ではない

この動画で一番面白い視点がこれ。イラン国内には2つの路線が激しく対立しています:

穏健派(交渉したい) 強硬派(絶対許さない)
ペゼシキアン大統領 新最高指導者モジュタバ・ハメネイ師
アラグチ外相 革命防衛隊(IRGC)
国会議長ガリバフ氏

革命防衛隊(IRGC)が重要:イランのGDPの30〜40%を支配する巨大経済帝国。妥協したら自分たちの地位が崩壊するので絶対に譲らない

「社内で営業部と経理部がガチ対立しているのに、社長が死んでその息子が新しく就任したばかりみたいな状況」


ポイント2:数字で見るとイランはもう後がない

通貨崩壊

  • リアルは戦争開始から60%下落
  • 1ドル150万リアル(2016年は3万4,000リアル)
  • 10年で50倍のインフレ
  • 日本円で言うと「1ドル150円が7,500円になった」感覚

食品インフレ

  • 前年比+105%(パンや果物が2倍)
  • 全体インフレ率47.5%

銀行

  • 1人1日18〜30ドルしか引き出せない
  • 物理的な現金が枯渇

石油収入

  • 年間300億ドルの収入源
  • 封鎖で90%が止まった
  • 米中央軍が24時間で6隻の船を停止させた

国内情勢

  • 抗議デモが全31州に拡大
  • 死者646人、拘束1万7,000人超
  • 4月16日には南東部で警官3人が射殺

軍事的には「抵抗の枢軸」が壊滅

  • ヒズボラ:イスラエルの空爆で3月以降2,000人以上死亡
  • ハマス:弱体化
  • シリアのアサド政権:昨年崩壊済み

👉 つまり「経済・軍事・同盟国・世論・指導部」の5つ全部で崩れている


ポイント3:イランに残された3枚のカード

  1. ホルムズ海峡(実行中)
    • 開戦以降22隻が銃撃被害
    • 完全閉鎖なら原油130〜200ドル(JPモルガン試算)
  2. 非対称戦
    • 代理勢力のゲリラ攻撃
    • サイバー攻撃
    • 海底ケーブル切断(ドバイ・シンガポールの金融取引が止まる)
    • 湾岸の米軍基地への弾道ミサイル
  3. 核カード(最終手段)
    • NPT(核不拡散条約)脱退を議会に提出済み
    • ただしこれを切ったらイスラエル・米国の全面攻撃確定
    • 諸刃の剣で自殺行為に近い

「イランの狙いは勝つことじゃない。情報を引き出せる引き分けに持ち込むこと。世界経済を人質にとって、アメリカに『これ以上続けると世界が持たないぞ』と思わせて要求を軟化させるのがゴール」

そしてサウジアラビアの動きが興味深い:

  • 4月14日、WSJによるとサウジが米国に「封鎖解除とイランとの外交再開」を要請
  • 長年の対イラン強硬派だったサウジの方針転換
  • 理由:自国の石油施設がイランの射程内にある

🇯🇵 日本への影響

エネルギー依存度の数字

  • 日本の原油の95%が中東産
  • そのうち70%がホルムズ海峡経由
  • 内訳:サウジ40.4%、UAE 39%、カタール・クウェート

高市首相の対応(スピード感あり)

  • 3月:1回目の国家石油備蓄放出
  • 5月:2回目(約20日分)
  • 4月15日:東南アジア向けに100億ドルの燃料支援表明

注目すべきはアラグチ外相の発言

  • 3月21日、共同通信に「日本の船なら通す用意がある」と明言
  • 日本は日米同盟と独自のイラン関係の板挟み

業界への影響

セクター 影響
海運(商船三井・日本郵船・川崎汽船) ✅ 追い風(運賃急騰)
原油関連株(ENEOS・出光・INPEX) ✅ 追い風
防衛関連 ✅ 追い風
LNG株 ✅ 追い風
航空・旅行 ❌ 逆風(燃料高)
電力・素材産業 ❌ 逆風
❌ 貿易赤字拡大で円安圧力

チャンスもある

  • 再生可能エネルギー、原発再稼働、水素などの脱・中東依存の投資が一気に加速する可能性

📈 3つのシナリオ予想

シナリオ 内容 原油価格
楽観 4/21停戦期限前に停戦延長合意、核は棚上げ 80-90ドル
中間(一番可能性高い) 停戦期限は延長、本質合意はなし、膠着 90-105ドル
悲観 4/21に停戦執行、軍事再開、イランNPT脱退 130-200ドル(オイルショック級)

👀 各国の本音

  • 中国:表では「危険で無責任」と批判。しかし戦略石油備蓄300日分あるので余裕
  • ロシア:イラン支持発言。しかし戦争が続くほど自国の原油が売れる立場で「おいしい」
  • イスラエル:4月8日レバノンに「エターナル・ダークネス作戦」を実施中
  • サウジ:意外にも外交解決を米国に要請
  • インド:「中立的な仲介の用意あり」と言いつつ、実はイラン原油を割安で買い戻している

「イランは『一つの国』ではなく、『バラバラの派閥が争う会社』になっている。だから短期的には振り回されるが、最終的には停戦に向かう」

結論「振り回されても、配当は入金される」

  1. 相場の上下は誰にも読めない
    • 今週だけで原油が10%下がって10%上がった
    • プロでも読めない局面
  2. でも、長期ではエネルギー転換が加速する
    • 脱・中東依存の投資テーマが本格化
    • 再生可能エネルギー、原発再稼働関連はチャンス
  3. 日本の高配当株は地政学リスクに意外と強い
    • 海運:運賃上昇で追い風
    • 総合商社:資源高で追い風
    • エネルギー:当然追い風
    • 銀行:金利環境で安定
  4. 慌てて売らないことが最大の戦略
    • 月曜の寄り付きで動かない
    • 配当は入金され続ける

上岡正明さんの動画

まず、一番大事なメッセージ

「月曜日の相場はどっちに転ぶか誰にも読めない。だから慌てて動くな」


何が起きたか(時系列でシンプルに)

①金曜日(4月18日):日経平均が1,042円安で58,475円まで下落

②その後:イランが「ホルムズ海峡を開放する」と発表 → 先物が900円近く上昇

③しかしその数時間後:トランプ大統領が「やっぱり閉める」発言 → NYダウ先物が急落

④さらに:イランがインドの船を攻撃したとのニュース(※上岡さんも「未確認」と注釈)

つまり24時間で「開放→封鎖」が二転三転している、異常な状況です。

ポイント1:今は「レンジ相場」になる可能性が高い

上値は6万円近辺、下値は5万4,000円あたり。この間を行ったり来たりする展開を予想。上岡さんいわく「レンジになった方が稼ぎやすい」。上下が読みやすいから。

ポイント2:停戦はいずれするが、時間がかかる

アメリカの軍事力の前にイランが耐え切れないのは明白。でも、イラン国内に**「穏健派 vs 過激派」の対立**があり、一枚岩ではない。過激派が独自に攻撃すれば交渉は何度も振り出しに戻る。11月の米中間選挙までにトランプは決着させたいが、簡単には行かない。

ポイント3:日本株は最終的に7万円を超える

ここが上岡さんの強気見通し。理由は4つ:

  • インフレ下では株価が上がりやすい
  • 高市政権は株価にプラス材料が大きい
  • バフェットが日本を買い続けている
  • 東証改革・NISA拡充が続く
  • → 2030年ぐらいまでは上昇トレンドが続く

「不確実性を愛する技術を手に入れない限り、株式投資では勝てない」

多くの人は「安心できる材料」ばかり探す。でも安心材料が出た後は、必ず不安材料が出る。この繰り返しが相場。だから不安材料が出た瞬間こそチャンスと捉える技術が必要、と。

「暴落は配当利回りが上がるバーゲンセール」

ここが大事です。上岡さんはキャピタルゲイン志向のトレーダー寄りなので、そのまま受け取ると混乱します。視聴者向けに翻訳すると:

上岡さんの話 かおる流に翻訳すると
「レンジで回転売買」 関係ない。私たちは売らない
「月曜は読めない」 その通り。だから保有継続
「大型株からバスケット買いされる」 ✅ 高配当の大型株(バフェット・MUFG・ショーボンド等)を持っていれば自動的に恩恵
「7万円まで上がる」 ✅ ポートフォリオ全体の評価額も伸びる+配当も増配が続く
「不確実性を愛せ」 ✅ 暴落=利回りが上がる=買い増しチャンス

上岡さんは「月曜は読めない、焦るな」で終わっています。だからこそ時間軸で考えて「そもそも読む必要がない投資法がある」

まず結論から

4月17日(金)にイラン外相が「ホルムズ海峡を開放する」とSNSで宣言しました。しかし翌18日、イラン革命防衛隊(IRGC)が再び海峡を封鎖し、タンカーへの銃撃事件まで発生しています。停戦合意からわずか1日で情勢が急変したかたちです。

週明けの相場は、原油高・株安リスクに警戒が必要な局面となりました。ただし、「長期・分散・無借金」で投資する人にとっては、慌てず腰を据えて見守る姿勢が大切です。


1. 今、ホルムズ海峡で何が起きているのか

時系列で整理(4月17日~18日)

まず、この2日間の動きを順番に見ていきましょう。ニュースを追っていない方でも、流れがわかるよう順を追ってご説明します。

① 4月17日(金)朝
イランのアラグチ外相が「ホルムズ海峡はすべての商船に完全に開かれている」とSNSで宣言しました。

② 4月17日(金)午後
トランプ大統領がTruth Socialに「イランは海峡を二度と閉鎖しないことに合意した」と投稿。

③ 4月17日(金)夕方
Kpler社のアナリストが「海峡は実質的に閉鎖されたまま」と発言。船の動きは戻っていないと指摘しました。

④ 4月17日(金)夜
イラン革命防衛隊(IRGC)が自国の外相発言を否定。「IRGCの許可がなければ船は通過できない」と主張し、国営メディアまでもが外相を公然と非難するという異常事態に発展しました。

⑤ 4月18日(土)朝
イラン軍報道官が「海峡は以前の状態に戻った」と発表。通過待ちの20隻の船舶がオマーン方面へUターンしました。

⑥ 4月18日(土)午後
オマーン沖でタンカー2隻がIRGC系の砲艇から銃撃される事件が発生。インド船籍の船舶も被害を受けたと報告され、インド政府がイラン大使を呼び出して深い懸念を表明しました。

⑦ 4月18日(土)夜
IRGCが「米国が封鎖を解除するまで海峡を閉鎖する。通過を試みる船は破壊する」と警告。海峡から船が完全に姿を消しました。

ここが一番大事なポイント

たった1日のあいだに「開放される」→「やっぱり封鎖」と急変したのです。さらに驚くべきは、イラン政府内でも外相とIRGC(革命防衛隊)の意見が食い違っていること。

国としての意思がバラバラ=先が読みにくい=市場は警戒モードを解けない。これが今回の最大のリスクです。

なぜホルムズ海峡がこんなに大事なのか

ホルムズ海峡は、ペルシャ湾からアラビア海に抜ける世界一の「エネルギーの大動脈」です。

世界の海上原油輸送量の約20%がここを通過し、日本が輸入する原油の約90%以上がこの海峡を経由しています。LNG(液化天然ガス)もここを通るため、電気やガス料金にも直結します。

日本にとっては、ここが止まる=エネルギーの血管が詰まることを意味します。


2. 米国側の動き:封鎖の「逆封鎖」

ここは少しだけ複雑ですが、ゆっくり読めば大丈夫です。

今回の構図は「イラン vs 米国」が互いに封鎖し合っている状態です。

イラン側の動きは、海峡の主権維持と制裁解除を求めて、ホルムズ海峡の封鎖と通行料徴収を行っています。現状はIRGCが銃撃事件を起こし、封鎖継続を宣言しました。

米国(トランプ政権)側の動きは、イランの核開発と代理勢力支援の停止を目的として、4月13日からイラン港湾への米海軍封鎖を開始しました。制裁対象船の拿捕まで警告している状況です。

停戦合意はわずか1日で崩壊し、再交渉は模索されているものの、日程はまだ決まっていません。米国は4月13日から、イランの港に出入りする船を米海軍が止める「逆封鎖」を開始しました。これに反発したイランが海峡を再封鎖している、というのが今の状態です。


3. 原油価格はいくらまで上がっている?

ここからが、私たちの生活と投資に直結する話です。

WTI原油の動き

紛争前の2026年1月頃は、1バレル60ドル台でした。それが紛争激化した4月7日には、1バレル112.95ドルまで急騰。実に約2倍です。その後、停戦期待が広がった4月17日には85ドル台まで下落しましたが、4月18日の再封鎖リスクを受けて、再び90ドル台へ上昇する流れとなっています。

家計への影響(すでに始まっています)

経済産業省のまとめによると、レギュラーガソリンの店頭価格は、3月2日の158.5円から3月16日には190.8円へ、約32円もアップしました。軽油も146.6円から178.4円へ、やはり32円ほどの値上がりです。

これはガソリンや軽油だけの話ではありません。電気・ガス・食品・物流コストすべてに波及しています。

ニッセイ基礎研究所は「封鎖が長期化すればガソリン200円超」と試算しており、この夏のレジャーや日々の買い物にも影響が出そうな情勢です。


4. 日経平均はどう動いているのか

4月17日(金)の動き

4月17日の日経平均は、停戦期待で一時急騰しましたが、終値は前日比▲1,042円安の58,475円で反落しました。

週前半は停戦合意で急騰し、最高値更新ムードでした。しかし17日は利益確定売りと中東情勢への警戒で反落。それでも週間ではまだ前週比+1,551円高と、続伸した週ではあります。

週明け(4月21日以降)の見通し

ここで気をつけたい点が5つあります。

1つ目、18日(土)のホルムズ海峡「再封鎖」は、日本市場が終わった後のニュースだということ。2つ目、月曜日の寄り付きで、この材料が一気に織り込まれる可能性が高いこと。3つ目、原油関連株は上昇する一方、空運・海運・電力・化学など原油高に弱いセクターは売られやすいこと。4つ目、為替は円安圧力が強まる可能性があること。日本は原油を輸入に頼るため、原油高=貿易赤字=円安という流れになりやすいのです。

そして5つ目。VIX指数(恐怖指数)は17付近で比較的落ち着いており、市場は「中東は織り込み済み」との見方もあります。つまり、世紀末のようなパニックにはなっていないということです。

セクター別の想定される明暗

原油高で有利なのは、石油・商社・資源セクターです。売上や利益が原油価格に連動するため、INPEXや三菱商事、三井物産などが代表例として挙げられます。

逆に原油高で不利なのは、空運・海運・電力・化学セクターです。燃料費や原材料費が急増するためで、ANA・JAL・東京電力・三井化学などが影響を受けやすい銘柄イメージです。

※これは一般的な傾向であり、個別銘柄の推奨ではありません。

ここからが、一番お伝えしたいところです。

こういう「先が読めないニュース」が出ると、ついSNSや動画で「売るべき!」「今すぐ避難!」という声に流されそうになります。でも、30年以上の社会人経験と、JALの経営破綻で企業年金カットを経験したからこそ、基本を確認。

3つの原則

1つ目は、長期で保有すること。 短期のニュースで売買すると、手数料と税金で資産が減っていくだけです。高配当・生活必需・無借金は、10年・20年持ち続けて配当を受け取るためのもの。今日の1,000円の下落より、10年後の配当のほうがずっと大切なのです。

2つ目は、分散すること。 30社以上に分散していれば、1つのニュースで資産が吹き飛ぶことはありません。2〜3月の中東ショックで日経平均が▲14.6%下落したときも、バフェットかおるのポートフォリオは▲3.1%で済みました。分散は「退屈だけど、一番確実な守り」です。

3つ目は、無借金で保有すること。 信用取引やレバレッジは絶対にしません。相場が急落したときに「追証」で強制売却されるのが、一番こわい負け方です。現物・無借金なら、下がっても「買い増しのチャンス」に変えられます。

週明けに向けて、やってはいけないこと・やるべきこと

売買行動では、パニック売りや狼狽売りは絶対にダメ。落ち着いて見守るか、少額で分散買付を心がけましょう。

情報収集では、SNSの煽りに乗らず、一次ソース(ロイターや日経)で確認することが大切です。

資金管理では、生活費まで投資に回すのは厳禁。生活防衛資金(生活費6ヶ月分)は死守してください。

銘柄選びでは、AIや半導体など流行株で一発逆転を狙うのではなく、コビト株=高配当・生活必需・無借金の銘柄を中心に考えましょう。

これから1週間、注目したいポイントを整理しておきます。

1つ目は、米イラン再交渉の日程が決まるかどうか。決まれば相場は落ち着きやすくなります。2つ目は、ホルムズ海峡を通過するタンカー数。減り続ければ原油高が継続します。3つ目は、WTI原油が100ドルを超えるかどうか。超えるとインフレ再燃シナリオが現実味を帯びます。4つ目は、ドル円の動き。150円を超える円安だとガソリン高に直撃します。5つ目は、日本政府の石油備蓄放出。日本は約254日分の備蓄があるので、慌てる必要はありません。

相場の上下に一喜一憂せず、コツコツと良い企業に投資を続けましょう。老後の不安は、正しい知識と分散投資で必ず減らせます。一緒に、安心できる未来を作っていきましょう

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